2017-12-17
第72回甲子園ボウル観戦記・1
2017年12月17日、私は阪神甲子園球場へと行ってまいりました。
「えっ、こんな季節に野球?」いえいえ、野球ではなくアメリカンフットボール。大学アメフト日本一を決める「第72回甲子園ボウル」を観戦しに行ったのです。
今年は野球シーズンに甲子園へ行く機会に恵まれず、春の選抜高校野球も夏の全国高校野球も見に行けず。気がついたら野球シーズンが終わっていました。でもせめて1年に1度でも甲子園へ行きたいと考えている私は、ならば甲子園ボウルを見に行こうと決めました。これでも甲子園へ行ったことにはなりますから、1年に1度のノルマ達成です。
第72回甲子園ボウル、正式には「三菱電機杯 第72回毎日甲子園ボウル」の名称です。三菱電機と毎日新聞社の2社の協賛です。ここで対戦するのは、
西日本代表 関西学院大学ファイターズ
vs
東日本代表 日本大学フェニックス
両校ともにアメフトの名門校で、過去に数多く甲子園ボウルで対戦しており、今回が29回目。まさに伝統の一戦。そのうえ、ファイターズ=戦士とフェニックス=不死鳥の対戦ときています。RPGみたいでなかなかロマンティックではありませんか。
甲子園ボウルの試合開始時刻は13:05。阪神電車甲子園駅へ着いたのは9:30ごろと早めでした。冷たい風が吹く中、甲子園近辺はいつもとは違う雰囲気でした。球場までの看板が↓甲子園ボウル仕様となっていたのです。

本来、野球をやるためのグラウンドでアメフトをおこなうことで、座席の構成が野球のときとは異なっています。グレードの最も高い席であるグリーンシートは「内野自由席」となり、それよりも一段グレードが下がるアイビーシート・ブリーズシートが「内野指定席」となっています。これはグラウンドの見え方による分け方で、内野指定席はコートサイドからの眺めで全体を見渡せることから、値段が高めに設定されていました。
やってきました阪神甲子園球場。

私は今回、内野自由席で観戦することにしました。しかしなにぶんまだ時間があり余っていることで、まず入場前に球場の周囲を歩いて1周することに。歩いていると↓こういうものが。

このほか、関学・日大両校の関係者たちが集まってグッズ販売をしたり、学内スポーツ新聞を配布したりしているのを目にしました。ぐるりと1周して球場そばの高架道路下を見てみれば、日大のチアリーディング部と吹奏楽バンドが練習をしていました。この高架道路下はこのような練習場所にもってこいの場所ですね。
まだ時間があるので、次に私は甲子園歴史館へ。この日は甲子園ボウルの入場券かパンフレットを提示すれば、入館料が100円引きとなっていました。
甲子園歴史館では、野球関連だけでなく甲子園ボウルの展示もあります。この日は特別に↓これらが展示されていたのです。

これらは甲子園ボウルで優勝した大学に贈られる優勝カップ。2つあります。右が毎日新聞社杯、左が三菱電機杯です。はたして、この2つの優勝カップを手にするのは関学なのか、日大なのか。
(続く)
「えっ、こんな季節に野球?」いえいえ、野球ではなくアメリカンフットボール。大学アメフト日本一を決める「第72回甲子園ボウル」を観戦しに行ったのです。
今年は野球シーズンに甲子園へ行く機会に恵まれず、春の選抜高校野球も夏の全国高校野球も見に行けず。気がついたら野球シーズンが終わっていました。でもせめて1年に1度でも甲子園へ行きたいと考えている私は、ならば甲子園ボウルを見に行こうと決めました。これでも甲子園へ行ったことにはなりますから、1年に1度のノルマ達成です。
第72回甲子園ボウル、正式には「三菱電機杯 第72回毎日甲子園ボウル」の名称です。三菱電機と毎日新聞社の2社の協賛です。ここで対戦するのは、
西日本代表 関西学院大学ファイターズ
vs
東日本代表 日本大学フェニックス
両校ともにアメフトの名門校で、過去に数多く甲子園ボウルで対戦しており、今回が29回目。まさに伝統の一戦。そのうえ、ファイターズ=戦士とフェニックス=不死鳥の対戦ときています。RPGみたいでなかなかロマンティックではありませんか。
甲子園ボウルの試合開始時刻は13:05。阪神電車甲子園駅へ着いたのは9:30ごろと早めでした。冷たい風が吹く中、甲子園近辺はいつもとは違う雰囲気でした。球場までの看板が↓甲子園ボウル仕様となっていたのです。

本来、野球をやるためのグラウンドでアメフトをおこなうことで、座席の構成が野球のときとは異なっています。グレードの最も高い席であるグリーンシートは「内野自由席」となり、それよりも一段グレードが下がるアイビーシート・ブリーズシートが「内野指定席」となっています。これはグラウンドの見え方による分け方で、内野指定席はコートサイドからの眺めで全体を見渡せることから、値段が高めに設定されていました。
やってきました阪神甲子園球場。

私は今回、内野自由席で観戦することにしました。しかしなにぶんまだ時間があり余っていることで、まず入場前に球場の周囲を歩いて1周することに。歩いていると↓こういうものが。

このほか、関学・日大両校の関係者たちが集まってグッズ販売をしたり、学内スポーツ新聞を配布したりしているのを目にしました。ぐるりと1周して球場そばの高架道路下を見てみれば、日大のチアリーディング部と吹奏楽バンドが練習をしていました。この高架道路下はこのような練習場所にもってこいの場所ですね。
まだ時間があるので、次に私は甲子園歴史館へ。この日は甲子園ボウルの入場券かパンフレットを提示すれば、入館料が100円引きとなっていました。
甲子園歴史館では、野球関連だけでなく甲子園ボウルの展示もあります。この日は特別に↓これらが展示されていたのです。

これらは甲子園ボウルで優勝した大学に贈られる優勝カップ。2つあります。右が毎日新聞社杯、左が三菱電機杯です。はたして、この2つの優勝カップを手にするのは関学なのか、日大なのか。
(続く)