2016-03-23

さらば船橋オートレース場・1

 2016年3月21日、私は千葉県船橋市にあった船橋オートレース場へと行ってまいりました。もう現在では「船橋市に“ある”」ではなく「船橋市に“あった”」と書かなければなりません。船橋オートは2016年3月21日をもって本場開催を終え、この日で実質廃止となったからです。
 その船橋では3月17日~3月21日に特別GIプレミアムカップを開催。これが船橋最後の本場開催です。最後の日となる3月21日に船橋の最後を見届けたい思いが日に日に募っていき、私は思い切って現地船橋まで行ってしまいました。
 はたから見れば「葬式鉄」のような行動かもしれません。でも私はどうしても船橋の終わりをこの目で生で見たい、そんな感情の高ぶりを抑えずにいられなかったのです。ゆえに朝早く新幹線に乗り船橋まで向かった次第です。

 前回の訪問時と同様に、東京駅から長い距離を歩かされ京葉線ホームまで行き、京葉線の電車に乗って南船橋駅まで。そこから歩いて船橋オートレース場へと行きます。
 南船橋駅南口を出れば、↓この標識が。
 funabashi_ar19.jpg

 これはいずれ、撤去される運命なのでしょう。なので写真に収めておきました。
 標識に従い歩いていけば↓このアーチが。
 funabashi_ar20.jpg

 これもいつか消えてしまうのでしょう。
 
 この日の船橋オート、やはりというべきか午前中から客が多めに来ているようでした。おそらくは船橋廃止のニュースを聞いて、それで廃止前に一度だけ行ってみようと考える人が多くいるからではないかと推察しました。つまり最初で最後の訪問の客が多くいる、と。
 それはさておき、私の場合は2年半ぶり2度目の訪問となる船橋オート。しかし今回は前回とは性格をまったく異にする訪問です。なにせ前回の訪問時は、この船橋オートが廃止となるなど微塵も思っておらず、今後も安泰だなとの思いでいたのですから。その船橋オートが廃止となるという現実。今回はそれを踏まえての訪問です。

 ひさびさに入場した船橋オートレース場、走路そばへと出れば、周辺にいくつかマンションが建っているのが見えます。
 funabashi_ar21.jpg

 もちろん先にあったのはオートレース場のほうで、マンションはあとから建てられました。
 エンジンの騒音が響くこの場所の近くにマンションを建てた理由が見えないのですが、想像するに「ここはオートレースの騒音がうるさい場所ですが、その分安い」と不動産業者が売り出したのでしょう。こう言われれば買う側は「騒音なら少しぐらい我慢すればいいか。安いし」と思うこと必至です。しかしいざ入居してみれば、やはり騒音が気になってしまう。そう考えるマンション住民の圧力も船橋オート廃止の一因となったのではないか、そう感じました。
 でも、マンション住民の皆さんはもうこれから騒音に悩まされることはなくなります。それを受けて4月になると住民はこんなことを思うのでしょう。
「今まで騒音がうるさかったけど、いざ船橋オートが廃止になりエンジン音が聞こえなくなると寂しい」
 その場その場で都合のよい考え方をする、人間とはそういうものなのですよ。

(続く)

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エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
公営競技・野球・サッカーなどのスタジアムという空間が好きな自分です。
ファジアーノ岡山の本拠地・シティライトスタジアムに時々出没しています。



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