2015-08-10

夏の高校野球、ひとつ提案

 今年も夏の恒例行事、全国高校野球選手権大会が阪神甲子園球場にて開催されています。それはよいのですが、最近ではこの全国高校野球に対して
「炎天下で長時間試合をさせるのは、いかがなものか」
 という声が多くなってきています。
 確かにそれはその通りです。炎天下での試合は選手が熱中症を引き起こしやすくなりますし、また観ている客も熱中症になる事例が多くなってきていると聞きます。ヘタをすれば死に至る恐れもある熱中症。なのでこれは決してよい状況とはいえないでしょう。何らかの策を講じる必要があります。

 熱中症を避けるための策として、一部の人たちからはこういった声を聞きます。
「高校野球は甲子園でなく、京セラドーム大阪でやるといい。ここなら熱中症になることはないから」
 確かに、京セラドームなら空調がきいていますから、ここで熱中症となることはまずないでしょう。しかしここで高校野球を開催すると、ひとつの問題が生じるのです。それは「球児たちがグラウンドの土を持って帰れない」ことです。
 甲子園では、敗れたチームの球児たちが甲子園の土を取って持ち帰るのが通例。その場面がテレビでも放映されます。このグラウンドに来たこと、そしてこのグラウンドでプレイしたことを思い出として、土を持って帰るのです。
 しかし京セラドームは全面人工芝。持ち帰る土がないのです。まさかマウンドやベース周辺の土を持ち帰るわけにはいきませんし。やはり思い出の品であるグラウンドの土を持って帰れるという点で、高校野球の開催地から甲子園は外せないと思うのです。

 では、開催地を甲子園にしたままで、どのように熱中症対策をするのか? これについて、私がひとつ提案です。それは……

 開催地を甲子園だけではなく、同じ兵庫県にある、ほっともっとフィールド神戸を第2会場とすることです。

 ほっともっとフィールドは甲子園と同じく、グラウンドに土と天然芝が使用されています。外野のみならず内野にも天然芝が敷かれている点が甲子園とは異なりますが、条件は甲子園とほぼ同じといえるでしょう。それにここならば、試合後グラウンドの土を持って帰ることができます。
 そして、試合を甲子園とほっともっとの2場で同時におこなうのです。1日4試合をやるならば、これらをそれぞれで2試合ずつおこなうこととなります。そのそれぞれの2試合を、日差しのきつくない時間帯におこなうのです。考えられるとすれば、朝8時からと夕方16時ごろからとする、または夕方16時から始めて2試合目をナイターとする、といったところでしょう。
 開会式は通例どおり午前中に甲子園でおこない、その日の試合は、夕方に甲子園とほっともっとで開催。時間があるので、甲子園からほっともっとへの移動はじゅうぶん可能でしょう。準々決勝までは2場開催として、準決勝からは甲子園での単独開催ということにします。
 そうなると、テレビ中継はどうするのか。これはNHKとABC朝日放送、2局が甲子園とほっともっと、それぞれの試合を全国中継していけばよいでしょう。現在でも関西では、NHKとABCが高校野球を同時に中継しています。これがそれぞれ異なる会場での中継となれば、2局での中継が有意義なものとなります。


 ……とまあ、今回は高校野球にひとつ提案をしてみました。それにしても主催者である朝日新聞は、こういった炎天下での試合の問題が上がっているというのに、開催方法の改革を提言するということはしないのでしょうかねえ。

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エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
公営競技・野球・サッカーなどのスタジアムという空間が好きな自分です。
ファジアーノ岡山の本拠地・シティライトスタジアムに時々出没しています。



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