2009-10-23

低い自己評価に追い討ちをかけるもの

 自閉症当事者は「自己評価が低い」ということをよく耳にします。つまり自分を「ダメな人間」「価値がない」とマイナスの評価で考えてしまいがち、ということです。
 これは私にも当てはまります。私もどちらかといえば自分を卑下しがちで、自ら「私のような大バカヤロウは……」「愚か者の私ですが……」といったことを口走ってしまうのです。

 この要因は、多くの自閉症当事者が「多かれ少なかれ、自分の存在が周囲から迷惑になっている」と思ってしまうことではないかと、私は考えます。
 普段の生活でも「あいつ、何か変」「あいつ、おかしいんじゃねえの」と思われていると意識してしまい、その結果「自分は周囲の迷惑となっている」「自分の存在が邪魔になっている」との意識を植え付けられ、自分を卑下するようになり、自己評価が低くなるという流れです。
 私の場合、一時期「自分が生きていることすら罪」とまで考えたくらいです。

 さらに日本の場合、そのような傾向に追い討ちをかけるものがあります。
 戦後、徹底して推し進められてきた「戦時中、日本はこんな悪いことをしてきた」「日本は戦争であんなことやこんなことをして、迷惑をかけてきた」といった、日本を一方的に「悪」とみなす、反日的かつ自虐的な歴史教育です。
 これはいわば「加害妄想」を植えつけられている、ということです。
 ただでさえ周囲から邪魔者扱いされていると思い、自分を低く見ているところに、このような「日本人であること自体が悪」であるかのような教育をされては、自己評価はさらに低くなってしまうことでしょう。「ああ、日本人である自分は世界中から迷惑な存在だと思われているんだ」と思ってしまい、ますます自分を卑下してしまうことになるでしょう。
 このような歴史教育を続けていては、自己評価を高めることなど望めません。もっとも、「日本人は世界で一番優秀な民族なんだぞ!」といったような教育も、私は望んではいませんが。

 日本軍の悪事を隠蔽しろなどとは言いません。ただそれはそれとして、一方的に日本人を貶し害悪視するようなことを教えて、日本人=悪といった意識を植えつけるべきではない、と思うのです。

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エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
公営競技・野球・サッカーなどのスタジアムという空間が好きな自分です。
ファジアーノ岡山の本拠地・シティライトスタジアムに時々出没しています。



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