2009-10-18
bjリーグ、初観戦!
今日10月17日、いつもなら舟券勝負といくところですが、今回はお休みしました。そのかわり私は初めて、プロバスケットボールbjリーグの試合を見に行きました。
場所は大阪府立体育会館。大阪ナンバのど真ん中にある競技場です。毎年3月に大相撲春場所が開催されるところといえば、わかる方も多いかと思います。
この日の試合は、大阪エヴェッサvsライジング福岡。エヴェッサは今シーズン初のホームゲームです。
私は16時30分ごろに競技場内に入ったのですが、そのころ早くも試合前の余興がおこなわれていました。
『ミッチーズ・メッサ・エヴェッサ・ブラスバンド』によるライブ演奏、チアリーダー集団『bt』のみなさんによるチアダンス。実は今回、私はこのチアリーダーのパフォーマンスを見たいとも思って、観戦に来たのであります。
場内は実況DJが存在し、その方が場内アナウンスをおこなっていました。試合開始前に出場選手の紹介がありましたが、DJ氏はエヴェッサの選手を紹介するとき、全員ファーストネームで呼んでいました。「ジュン」「ショータ」「ワキ」「リン」といった具合にです。
そしていよいよティップ・オフ。まずエヴェッサがいきなりスリーポイントシュートを決め、これは早くもエヴェッサ優勢かと思いました。しかしライジングもなかなかやってくれます。相手のディフェンスの隙をついて、果敢に攻めていきます。あっという間に逆転され、リードを許した場面もありました。
しかし、そんな状況でも観客のボルテージは高まります。「GO、GO、エヴェッサ!」「大阪エヴェッサ!」声援が場内に響き渡ります。それが熱気となったのでしょうか、秋なのに場内は夏のような暑さを感じました。
私は今回、初めてバスケの試合を生で見たのですが、試合展開が怒涛のごとき目まぐるしさだな、と感じました。まあ点がバカスカ入るわ入る、こちらが点を入れたかと思えば、すぐにあちらが取り返す、3点や4点の点差など、差がないに等しいのです。この点、bjリーグがNPB・Jリーグと競合する際には「強み」になるのではないかと思います。野球やサッカーだと、3点差4点差はもう「点差が大きく開いた」とみなされますからね(野球はそうでもないかな……)。
第1クォーターは一時ライジングがリードするも、終盤でエヴェッサは怒涛の攻めを見せ、一気に逆転し、22-18とエヴェッサのリードで終わりました。
第2クォーター、明らかにライジングが優勢となっていました。38-39と、1点ながらライジングのリードで前半終了。
第3クォーター、今度はエヴェッサが攻めていきます。このクォーターだけで8点リード。合計得点も66-59と差を広げていきました。
そして第4クォーター、リードされたライジングが奮起します。特に終盤で怒涛のシュート連発。追い上げを見せて点差を詰めていきました。しかしそれもあと少し及ばず、試合は89-83でエヴェッサの勝利。両者の得点にあらわれているとおり、大接戦となった試合でした。
では、今回の試合の結果、まとめです。
大阪 福岡
1Q 22 18
2Q 16 21
3Q 28 20
4Q 23 24
計 89 83
これを見ると、いかにこの試合が大接戦だったかがわかります。初めて見たbjの試合で、これだけの熱い展開を見せてくれたことで、私は試合終了後もしばらく興奮が冷めませんでした。
そして今回、見事なスリーポイントシュートやダンクシュートを生で見ることができただけでも、私にとっては大収穫でした。人間はどんなことでも「初めての体験」をすると心がリフレッシュされるものですが、今回もその例に漏れず、自分の心が洗われたような気分で、府立体育会館をあとにしました。
ただ、今回観戦して、ひとつ気になったことがあります。
それは、ライジングがフリースローをするときに、観客が「ワー」と声をあげていたことです。ホームのエヴェッサがフリースローをおこなうときには、逆に場内は静かになっていました。
これはいかがなものかと思います。いくら大阪での試合で、観客のほとんどがエヴェッサを応援しているからといって、敵のフリースローを妨害するような行為が許されるものなのかと、疑問に感じました。私はこのあたりの事情についてはてんで疎いのですが、他の試合会場でもこのような調子なのでしょうか?
少なくとも、いくら敵とはいえ、礼節は守っていただきたいと思います。
なお、今回の記事は「バスケットボールのことをあまりよく知らない」人間が書いたものなので、モロに素人感覚丸出しです。熱烈ブースターの方々には、その点をご考慮していただけると幸いです。
(補足 2017-09-05)
この記事を書いた7年後、NBLとbjリーグに分かれていたリーグは統一し「Bリーグ」となって新たに始動しました。そしてこのときから8年の時を経て、私は再びバスケの試合観戦で大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)を訪れることとなるのでした。
Bリーグ関西アーリーカップ観戦記atエディオンアリーナ大阪・1~3
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-968.html
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-969.html
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-970.html
場所は大阪府立体育会館。大阪ナンバのど真ん中にある競技場です。毎年3月に大相撲春場所が開催されるところといえば、わかる方も多いかと思います。
この日の試合は、大阪エヴェッサvsライジング福岡。エヴェッサは今シーズン初のホームゲームです。
私は16時30分ごろに競技場内に入ったのですが、そのころ早くも試合前の余興がおこなわれていました。
『ミッチーズ・メッサ・エヴェッサ・ブラスバンド』によるライブ演奏、チアリーダー集団『bt』のみなさんによるチアダンス。実は今回、私はこのチアリーダーのパフォーマンスを見たいとも思って、観戦に来たのであります。
場内は実況DJが存在し、その方が場内アナウンスをおこなっていました。試合開始前に出場選手の紹介がありましたが、DJ氏はエヴェッサの選手を紹介するとき、全員ファーストネームで呼んでいました。「ジュン」「ショータ」「ワキ」「リン」といった具合にです。
そしていよいよティップ・オフ。まずエヴェッサがいきなりスリーポイントシュートを決め、これは早くもエヴェッサ優勢かと思いました。しかしライジングもなかなかやってくれます。相手のディフェンスの隙をついて、果敢に攻めていきます。あっという間に逆転され、リードを許した場面もありました。
しかし、そんな状況でも観客のボルテージは高まります。「GO、GO、エヴェッサ!」「大阪エヴェッサ!」声援が場内に響き渡ります。それが熱気となったのでしょうか、秋なのに場内は夏のような暑さを感じました。
私は今回、初めてバスケの試合を生で見たのですが、試合展開が怒涛のごとき目まぐるしさだな、と感じました。まあ点がバカスカ入るわ入る、こちらが点を入れたかと思えば、すぐにあちらが取り返す、3点や4点の点差など、差がないに等しいのです。この点、bjリーグがNPB・Jリーグと競合する際には「強み」になるのではないかと思います。野球やサッカーだと、3点差4点差はもう「点差が大きく開いた」とみなされますからね(野球はそうでもないかな……)。
第1クォーターは一時ライジングがリードするも、終盤でエヴェッサは怒涛の攻めを見せ、一気に逆転し、22-18とエヴェッサのリードで終わりました。
第2クォーター、明らかにライジングが優勢となっていました。38-39と、1点ながらライジングのリードで前半終了。
第3クォーター、今度はエヴェッサが攻めていきます。このクォーターだけで8点リード。合計得点も66-59と差を広げていきました。
そして第4クォーター、リードされたライジングが奮起します。特に終盤で怒涛のシュート連発。追い上げを見せて点差を詰めていきました。しかしそれもあと少し及ばず、試合は89-83でエヴェッサの勝利。両者の得点にあらわれているとおり、大接戦となった試合でした。
では、今回の試合の結果、まとめです。
大阪 福岡
1Q 22 18
2Q 16 21
3Q 28 20
4Q 23 24
計 89 83
これを見ると、いかにこの試合が大接戦だったかがわかります。初めて見たbjの試合で、これだけの熱い展開を見せてくれたことで、私は試合終了後もしばらく興奮が冷めませんでした。
そして今回、見事なスリーポイントシュートやダンクシュートを生で見ることができただけでも、私にとっては大収穫でした。人間はどんなことでも「初めての体験」をすると心がリフレッシュされるものですが、今回もその例に漏れず、自分の心が洗われたような気分で、府立体育会館をあとにしました。
ただ、今回観戦して、ひとつ気になったことがあります。
それは、ライジングがフリースローをするときに、観客が「ワー」と声をあげていたことです。ホームのエヴェッサがフリースローをおこなうときには、逆に場内は静かになっていました。
これはいかがなものかと思います。いくら大阪での試合で、観客のほとんどがエヴェッサを応援しているからといって、敵のフリースローを妨害するような行為が許されるものなのかと、疑問に感じました。私はこのあたりの事情についてはてんで疎いのですが、他の試合会場でもこのような調子なのでしょうか?
少なくとも、いくら敵とはいえ、礼節は守っていただきたいと思います。
なお、今回の記事は「バスケットボールのことをあまりよく知らない」人間が書いたものなので、モロに素人感覚丸出しです。熱烈ブースターの方々には、その点をご考慮していただけると幸いです。
(補足 2017-09-05)
この記事を書いた7年後、NBLとbjリーグに分かれていたリーグは統一し「Bリーグ」となって新たに始動しました。そしてこのときから8年の時を経て、私は再びバスケの試合観戦で大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)を訪れることとなるのでした。
Bリーグ関西アーリーカップ観戦記atエディオンアリーナ大阪・1~3
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-968.html
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-969.html
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-970.html