2014-10-30

嗚呼、悲しき日本バスケットボール界

 日本バスケットボール代表チームが、国際試合に出場できなくなる事態になろうとしています。なぜそのようなこととなったのか? ここに国際試合出場停止となるまでに至った経緯を簡潔にまとめていきます。
  • 日本バスケットボール協会、将来のプロ化を見据えると謳ってJBL設立。
  • いつまでたってもJBLをプロ化しない協会にシビレを切らした一部チームがJBL離脱。他の新規参加チームも集めて、2005年に独自でプロリーグ・bjリーグを設立。
  • これに協会は猛反発。関係者に「bjとかかわるな」と通達、日本代表をbjからは出さないと声明出す。
  • その後協会はbjを容認するものの、いぜんリーグはJBLとbjに分裂したまま。
  • この事態に対し、FIBA(国際バスケットボール連盟)は2008年、「国内のトップリーグがふたつに分裂しているのは問題」と、協会の運営能力の欠如を指摘。早急にリーグ統一するよう勧告。
  • 2013年、JBLはプロアマ混合のNBLに模様替え。それでもbjとの分裂状態は変わらず。
  • 今年2014年、FIBAはついに「今年10月末までにトップリーグの統一ができないのであれば、国際試合出場停止の制裁を課す」と警告。
  • それを受けて、NBLとbjの統一に向けた話し合いを続けるも、合意に至らず。協会は10月末を待たずに「統一は無理」と声明出す。
  • そしてこれからFIBAによる日本への制裁発動。日本は国際試合に出場できなくなる
 日本バスケットボール協会はいったい何を考えているのか、まったく理解に苦しみます。こんな事態にまで至らせる前に、できることはいくらでもあったはず、また対処する時間もじゅうぶんあったはずです。FIBAからの警告を受けてから、あわててリーグ統一討議に入るのですから、これだけでもいかに協会がじゅうぶん機能していないかがうかがえます。
 バスケットボールを題材にしたマンガ『SLAM DUNK(スラムダンク)』には「あきらめたら そこで試合終了だよ」というセリフがあります。この件で協会は期限前に「統一無理でした」と「あきらめて」しまいました。つまり協会は自ら早々と試合終了にしてしまった、ということになりますね。

『SLAM DUNK』といえば、聞くところによると、協会はこのマンガが大人気を呼びバスケブームを起こしたことに関して、
「このマンガでバスケットボールが誤解され、変な目で見られる。迷惑だ」
 といった見解を示したというのです。
 いったい何を考えているのでしょうか? 『SLAM DUNK』が現在の日本バスケに与えた影響は相当大きいですよ。このマンガが日本においてバスケをメジャーな地位にのし上げたといっても過言ではないでしょう。このマンガがきっかけで、アメリカのNBAもスポーツマスコミに取り上げられるようになりましたし。
 それほどまでのマンガに対し、否定的な見解を示した日本バスケットボール協会。まったく理解に苦しみます。


 協会は今回の制裁を受けて「早期の制裁解除を目指す」などと語っているようですが、もうここまで事態を悪化させてしまった組織など、いったん解体したほうが絶対によいと思いますよ。

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エビフライ飯

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大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
公営競技・野球・サッカーなどのスタジアムという空間が好きな自分です。
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