雨の中、大阪~半田間を二輪車で走り抜ける!
2013-06-23
私は二輪車での荷物配送の仕事をしているのですが、先日大阪から愛知県の半田市までの配送の仕事がありました。
かなりの長距離であるうえ、この日はずっと雨の天気。二輪車にとって雨は大変にやっかいなものです。特にこういった長距離となると、高速道路を走りますのでなおさらです。しかしそんなことは言っていられません。お客様の大事な荷物を後ろのボックスに積み、いざ半田へと向かいます。
大阪から半田までの高速ルートは、次のとおり。
このルートの途中にある新名神高速。これができてから大阪から名古屋方面へ行くのに便利になりました。これができる前は、今回のように半田まで行くには、松原から西名阪道→名阪国道→東名阪道 のルートで行かざるを得なかったのです。
私は正直、この「名阪道ルート」は走りたくないと思っています。この途中にある名阪国道、これが走っていてとても怖く感じるからです。
話の筋から外れますが、ここでその名阪国道についての話を。
名阪国道は無料で通行できる道路です。それゆえ料金が安く済むということで、大型トラックが多数走ります。まずこれが怖いのです。大型車からは二輪車は目につきにくく、またときに邪魔者扱いされて煽られることもあります。二輪車はじゅうぶんに警戒しながら走らなければなりません。
また、この道の途中には通称「Ωカーブ」と呼ばれる大変急なカーブがあります。ここをスピードを上げて走るのは大変危険です。この地点では事故率が飛びぬけて高くなっています。そういった意味からも怖い道です。
かつて私は、そんな「恐怖の名阪国道」を走ったことがあります。しかも土砂降りの雨の中で。それでもこのときは、無事に走り抜けました。こんな危険度の高い道を雨が降る中で走りぬいたことで、いくらか自信がついてきた気がしました。でも名阪国道を走るのがイヤなのに変わりはありませんがね。
話を戻して。
今回は恐怖の名阪国道を走ることなく、新名神を走ればよいのです。この道なら走りやすく、スピードを上げて走れます。ただこのときは雨でしたので、多少スピードを抑えざるを得ませんでした。
頭にインプットしたとおり順調に二輪車を走らせ、伊勢湾岸道へとさしかかりました。この伊勢湾岸道、非常に眺めのいいところを走る道でした。
走っていて湾岸長島ICが近づいてくると、視界にジェットコースターと思しき物体が入りました。もう少し行けば、遊園地のアトラクションの数々が。ここはナガシマスパーランド。伊勢湾岸道から間近に見えるところにあったのでした。ひと目見ただけでしたが(運転中にじっと見るのは危険です!)、ナガシマスパーランドというところは、結構デカい規模の遊園地なのだなと感じました。ちなみにこの日は雨ということで、どのアトラクションも動いていませんでした。
さらに走らせていくと、三重県から名古屋市へ。伊勢湾岸道は名古屋港付近を通るのですが、ここに3つの斜張橋がかかっています。これらは「名港トリトン」と呼ばれていて、3つの橋はどれも美しい形をしています。こういったものを見られる伊勢湾岸道、すばらしいです。
ただ、こういった海岸の橋を二輪車で走るのは、かなりスリルがあるのです。全般的に風が強めで、二輪車は横風に煽られることが多いのです。これもまた二輪車乗りにとっては恐怖を感じるものであります。
また話の筋から外れてしまいますが、私はかつて大鳴門橋を二輪車で走って渡った経験があります。淡路島と四国を結ぶ、あの橋ですね。
この大鳴門橋、普段から強めの風が吹くために「二輪車転倒注意」の標識が掲げられているのです。ゆえにかなり強い風が吹いたなら、二輪車通行止めとなってしまう。そんな橋なのです。そんな橋を私は二輪車で走り切りました。これによって、海上の高速の橋を渡ることに対しては、いくらか自信がついた気がしたのでした。
大鳴門橋を二輪車で走った私です。それを思えば、名港トリトンもひるむことなく走れるというものです。ま、さすがにこの雨の天気の中では、スピードを落とさないと怖く感じたのですがね。
そんなこんなで、私は無事に半田までたどり着き、無事に荷物を届け先に届けたのでした。
時にはツラいと感じることもあるこの仕事ですが、また時には今回書いたようなすばらしいものを目にできることもあります。なので私、今でもこの仕事を続けています。
ちまたでは「自閉症スペクトラム当事者は、車の運転には向かない」といった意見が多く聞かれます。また一部では「自閉症スペクトラム当事者に車やバイクの運転をさせるな。『走る凶器』なのだから」などといった、かなり過激かつ極端な意見もあるときています。
しかし中にはこの私のように、自閉症スペクトラム当事者でありながら二輪車の運転を仕事として、かつそれを継続させている人間だっているのです。今回はそういった例もあるということをアピールする意味も込めて、この記事を書きました。
(余談)
愛知県半田市には、大昔に競艇場がありました。しかし台風により施設が全壊したことで、そのまま廃止となったのでした。
現在、半田市はボートレース常滑の第2施行者です。
かなりの長距離であるうえ、この日はずっと雨の天気。二輪車にとって雨は大変にやっかいなものです。特にこういった長距離となると、高速道路を走りますのでなおさらです。しかしそんなことは言っていられません。お客様の大事な荷物を後ろのボックスに積み、いざ半田へと向かいます。
大阪から半田までの高速ルートは、次のとおり。
- 吹田IC→(名神高速)→草津JCT→(新名神高速)→亀山JCT→(東名阪道)→四日市JCT→(伊勢湾岸道)→大府IC→大府西IC→(知多半島道路)→半田IC
このルートの途中にある新名神高速。これができてから大阪から名古屋方面へ行くのに便利になりました。これができる前は、今回のように半田まで行くには、松原から西名阪道→名阪国道→東名阪道 のルートで行かざるを得なかったのです。
私は正直、この「名阪道ルート」は走りたくないと思っています。この途中にある名阪国道、これが走っていてとても怖く感じるからです。
話の筋から外れますが、ここでその名阪国道についての話を。
名阪国道は無料で通行できる道路です。それゆえ料金が安く済むということで、大型トラックが多数走ります。まずこれが怖いのです。大型車からは二輪車は目につきにくく、またときに邪魔者扱いされて煽られることもあります。二輪車はじゅうぶんに警戒しながら走らなければなりません。
また、この道の途中には通称「Ωカーブ」と呼ばれる大変急なカーブがあります。ここをスピードを上げて走るのは大変危険です。この地点では事故率が飛びぬけて高くなっています。そういった意味からも怖い道です。
かつて私は、そんな「恐怖の名阪国道」を走ったことがあります。しかも土砂降りの雨の中で。それでもこのときは、無事に走り抜けました。こんな危険度の高い道を雨が降る中で走りぬいたことで、いくらか自信がついてきた気がしました。でも名阪国道を走るのがイヤなのに変わりはありませんがね。
話を戻して。
今回は恐怖の名阪国道を走ることなく、新名神を走ればよいのです。この道なら走りやすく、スピードを上げて走れます。ただこのときは雨でしたので、多少スピードを抑えざるを得ませんでした。
頭にインプットしたとおり順調に二輪車を走らせ、伊勢湾岸道へとさしかかりました。この伊勢湾岸道、非常に眺めのいいところを走る道でした。
走っていて湾岸長島ICが近づいてくると、視界にジェットコースターと思しき物体が入りました。もう少し行けば、遊園地のアトラクションの数々が。ここはナガシマスパーランド。伊勢湾岸道から間近に見えるところにあったのでした。ひと目見ただけでしたが(運転中にじっと見るのは危険です!)、ナガシマスパーランドというところは、結構デカい規模の遊園地なのだなと感じました。ちなみにこの日は雨ということで、どのアトラクションも動いていませんでした。
さらに走らせていくと、三重県から名古屋市へ。伊勢湾岸道は名古屋港付近を通るのですが、ここに3つの斜張橋がかかっています。これらは「名港トリトン」と呼ばれていて、3つの橋はどれも美しい形をしています。こういったものを見られる伊勢湾岸道、すばらしいです。
ただ、こういった海岸の橋を二輪車で走るのは、かなりスリルがあるのです。全般的に風が強めで、二輪車は横風に煽られることが多いのです。これもまた二輪車乗りにとっては恐怖を感じるものであります。
また話の筋から外れてしまいますが、私はかつて大鳴門橋を二輪車で走って渡った経験があります。淡路島と四国を結ぶ、あの橋ですね。
この大鳴門橋、普段から強めの風が吹くために「二輪車転倒注意」の標識が掲げられているのです。ゆえにかなり強い風が吹いたなら、二輪車通行止めとなってしまう。そんな橋なのです。そんな橋を私は二輪車で走り切りました。これによって、海上の高速の橋を渡ることに対しては、いくらか自信がついた気がしたのでした。
大鳴門橋を二輪車で走った私です。それを思えば、名港トリトンもひるむことなく走れるというものです。ま、さすがにこの雨の天気の中では、スピードを落とさないと怖く感じたのですがね。
そんなこんなで、私は無事に半田までたどり着き、無事に荷物を届け先に届けたのでした。
時にはツラいと感じることもあるこの仕事ですが、また時には今回書いたようなすばらしいものを目にできることもあります。なので私、今でもこの仕事を続けています。
ちまたでは「自閉症スペクトラム当事者は、車の運転には向かない」といった意見が多く聞かれます。また一部では「自閉症スペクトラム当事者に車やバイクの運転をさせるな。『走る凶器』なのだから」などといった、かなり過激かつ極端な意見もあるときています。
しかし中にはこの私のように、自閉症スペクトラム当事者でありながら二輪車の運転を仕事として、かつそれを継続させている人間だっているのです。今回はそういった例もあるということをアピールする意味も込めて、この記事を書きました。
(余談)
愛知県半田市には、大昔に競艇場がありました。しかし台風により施設が全壊したことで、そのまま廃止となったのでした。
現在、半田市はボートレース常滑の第2施行者です。
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