2012-08-20

2012年もまた、甲子園へ行ってしまいました・2

 第3試合・新潟明訓-明徳義塾の試合途中で、雷発生のため試合中断となった、2012年8月18日の甲子園球場。
 中断してからしばらくすると、雷とともに雨も降り始めました。露天の席の客たちは、ほとんどが屋内に避難してガラ空きとなりました。中には席に残って、わざわざ雨に打たれて濡れている客もいましたが。
 幸い私は銀傘の下の席でしたので、雨に打たれる心配はなかったのですが、それでも激しい風を伴っていていくらか雨が降り込んできました。
 目に見えてわかるぐらいにピッカリと光る稲光。ドーン、ゴロゴロバリバリと轟音を響かせる雷鳴。光ってから音が聞こえるまでの間隔がだんだん短くなっていることで、雷はかなり近づいているなと感じました。

 中断から30分ほどすると、雨は激しさを増して、バケツの水をひっくり返したような状態と化しました。雷も依然勢いが衰える気配がなく、またこの天候のためにうす暗くなっており、甲子園はまるで何かの呪いでもとりついたかのような、激しい雨と光と音に包まれていました。こんな状態はさらに30分ほどあとをピークに、約1時間続きました。
 これだけ強い雨が降っている甲子園でしたが、このとき内野グラウンドは、ピッチャーマウンドとバッターボックスにシートが敷かれているだけで、その他の内野はむき出し。もちろん時間がたつにつれて、水たまりが多数生じてきました。甲子園には内野全体を覆うシートがあるはずなのですが、それを使おうとは考えなかったのでしょうかねえ……
 私はこのとき、なんやかんやと考え続けていました。こんな状態のグラウンドでは、もう試合などできないのではないか。そうなると、今やっている明訓と明徳の試合はこのまま中止、そしてお目当ての倉敷商と秋田商の試合も中止になるのではないか。もしそうなったなら、甲子園から阪神電車で直通で行ける京セラドームまで行って、そこでプロ野球の試合を観戦することで埋め合わせとしようか、と。

 しかし、中断から1時間30分が過ぎたところで、その必要はなくなったと確信しました。
 雷こそまだ激しさを残していましたが、雨はピークを過ぎ、小降りになってきました。内野グラウンドを見ると、さっきまで水たまりだらけになって湿地のようだったグラウンドは、いつの間にか水の半分くらいが地中にしみ込んでいました。甲子園は水はけがいいとは聞いていましたが、こんなにも速く水がしみ込むとは思いませんでした。それだけ特別な土を使用している甲子園。そりゃ球児たちが記念に持ち帰るはずです(←いや、理由はそこではないやろ)。
 そこでグラウンドに姿を現した、グラウンド整備を担当する「阪神園芸」の人たち。水をしみ込ませる袋のようなものを、水たまりに置いていました。それからまたしばらくして、阪神園芸の人たちは土をネコ車に積んで現れました。この土を水たまり部分にまいて埋めるためです。
 土をまいて埋め、トンボでならしていく阪神園芸の人たち。湿地状態だったグラウンドがよみがえっていく様子を、この目で確認できました。
 ↓これが水たまりを埋めたあとの内野グラウンドの様子。
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 埋める土はグラウンドと色が異なるため、このようなまだら模様となってしまいました。それでも阪神園芸の人たちの見事なまでの整備により、グラウンドはよみがえりました。あっぱれ、阪神園芸!!

 屋内に避難していた露天の席の客たちも次々と観客席に戻ってきました。そして中断から時が経つこと約2時間。まだまだ雷の音は小さいながらも聞こえ、また小雨もぱらついている状況でしたが、新潟明訓-明徳義塾は7回表2アウトの時点から、無事に試合再開となりました。
 試合は0-4で明徳義塾の勝利。この試合で2時間もの中断があったために、このあとの第4試合・倉敷商-秋田商のプレイボールは大幅にずれ込み、17時45分。完全にナイターとなったのでした。

 なお、この中断時の様子については、私はツイッターにて実況いたしましたので、何時何分ごろにどんなことがあったのかの詳細をお知りになりたいという方は、↓こちらをご覧ください。

 http://twilog.org/ebifuraihan/date-120818

(続く。次で終わり)

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エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
公営競技・野球・サッカーなどのスタジアムという空間が好きな自分です。
ファジアーノ岡山の本拠地・シティライトスタジアムに時々出没しています。



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