ボートレース尼崎訪問記・2
2012-07-24
幽霊スタンドが撤去され、広大な広場が誕生したボートレース尼崎。その広場を有効活用したイベントが、今回のオーシャンカップで盛大におこなわれたのでした。
その代表ともいえるイベントが「アマガサキサマースノー」。夏だというのに人工雪を積もらせて、こどもたちに夏の雪遊びで楽しんでもらおうというものです。ここでは雪の滑り台もあって、こどもには非常に楽しめる空間だったのではないかと思います。
このような「人工雪を積もらせる」ということ、かつての尼崎ではまず不可能でした。雪を積もらせるほどの広い場所がありませんでしたから。
その雪のそばでは「サマーグルメ&B級グルメ」。さまざまな食べ物の屋台が出店していました。これまた広い場所を活用できるイベント。その隣では「バドガールのビアホール」なるものまで登場していました。
これらについては、また後ほど「場内の食べ物紹介」のときに、詳しく書くとします。
新たにイベント広場が登場した格好となったBR尼崎、その広場の近くにある大屋根下ステージでは、実に数多くのイベントが催されました。
まずは「あまゆーず」のミニライブ。現在実質BR尼崎の「宣伝部」として活動している歌手、あまゆーず。地元尼崎出身の女性ふたり組デュオです。
BR尼崎では昨年笹川賞が開催されましたが、そこでは彼女たちのライブはおこなわれませんでした。それはこのときの主催者が伊丹市だったためです。伊丹市主催ゆえに、尼崎出身のあまゆーずは排除される格好となったのでした。
そういうわけで、あまゆーずにとっては今回が初めてのSGでのライブ。当然ながら、聞きに集まるお客さんもいつもより多めでした。
あまゆーず、やはりいい歌声です。ステージ全体に通る澄んだ歌声は、聞く側を魅了させてくれます。
こんなにいい歌声の持ち主であるあまゆーずを、尼崎に限定して登場させるのは、何だかもったいないようにも思えます。いっそのこと、彼女たちの魅力と歌声を全国に広めるために、24場全国行脚でライブをおこなう、なんてのはいかがでしょうかねえ。いやほんと、あまゆーずの歌は全国の人たちに聞いてもらいたい思いですから。
あまゆーずのライブが終わったあとは、今度はこども向けのイベント。『特命戦隊ゴーバスターズ』のショー。お子さん連れの客を誘い込むにはもってこいのイベントです。
戦隊ものは表向き男の子向けですが、実は女の子も結構見ているものなのですね。戦隊は構成員に決まって女性が入っていますので、女の子はその女性構成員に魅かれるのです。それゆえ男女問わないお子さん向けイベントとなると、戦隊ものが無難な選択となるわけです。
この『ゴーバスターズ』のショー、私は遠目で見ていましたが、見ているうちにふと思いました。そういえば、ガキの頃の私もこういった特撮ヒーローに夢中になっていたわなあ、と。あれだけ夢中になっていたものなのに、あるときから突然、興味が失われたときました。
こどもというのは、ある意味残酷です。夢中になっていたはずのものに対しても、簡単に興味を失って捨ててしまうものです。
しかし、それは一種の「成長へのワンステップ」ともいえるのです。フィクションの世界にいつまでもとらわれて、それに夢中になり続けていても、精神的に成長しません。これから現実の世界でどう生きていくか、ということに気づかせるための第一歩、といえるのではないか、そんなことを思ったのです。
まったく、楽しむためにBR尼崎に来ても、こんなことを考える私です。私はかなりひねくれた心の持ち主なのかもしれません。
(続く)
その代表ともいえるイベントが「アマガサキサマースノー」。夏だというのに人工雪を積もらせて、こどもたちに夏の雪遊びで楽しんでもらおうというものです。ここでは雪の滑り台もあって、こどもには非常に楽しめる空間だったのではないかと思います。
このような「人工雪を積もらせる」ということ、かつての尼崎ではまず不可能でした。雪を積もらせるほどの広い場所がありませんでしたから。
その雪のそばでは「サマーグルメ&B級グルメ」。さまざまな食べ物の屋台が出店していました。これまた広い場所を活用できるイベント。その隣では「バドガールのビアホール」なるものまで登場していました。
これらについては、また後ほど「場内の食べ物紹介」のときに、詳しく書くとします。
新たにイベント広場が登場した格好となったBR尼崎、その広場の近くにある大屋根下ステージでは、実に数多くのイベントが催されました。
まずは「あまゆーず」のミニライブ。現在実質BR尼崎の「宣伝部」として活動している歌手、あまゆーず。地元尼崎出身の女性ふたり組デュオです。
BR尼崎では昨年笹川賞が開催されましたが、そこでは彼女たちのライブはおこなわれませんでした。それはこのときの主催者が伊丹市だったためです。伊丹市主催ゆえに、尼崎出身のあまゆーずは排除される格好となったのでした。
そういうわけで、あまゆーずにとっては今回が初めてのSGでのライブ。当然ながら、聞きに集まるお客さんもいつもより多めでした。
あまゆーず、やはりいい歌声です。ステージ全体に通る澄んだ歌声は、聞く側を魅了させてくれます。
こんなにいい歌声の持ち主であるあまゆーずを、尼崎に限定して登場させるのは、何だかもったいないようにも思えます。いっそのこと、彼女たちの魅力と歌声を全国に広めるために、24場全国行脚でライブをおこなう、なんてのはいかがでしょうかねえ。いやほんと、あまゆーずの歌は全国の人たちに聞いてもらいたい思いですから。
あまゆーずのライブが終わったあとは、今度はこども向けのイベント。『特命戦隊ゴーバスターズ』のショー。お子さん連れの客を誘い込むにはもってこいのイベントです。
戦隊ものは表向き男の子向けですが、実は女の子も結構見ているものなのですね。戦隊は構成員に決まって女性が入っていますので、女の子はその女性構成員に魅かれるのです。それゆえ男女問わないお子さん向けイベントとなると、戦隊ものが無難な選択となるわけです。
この『ゴーバスターズ』のショー、私は遠目で見ていましたが、見ているうちにふと思いました。そういえば、ガキの頃の私もこういった特撮ヒーローに夢中になっていたわなあ、と。あれだけ夢中になっていたものなのに、あるときから突然、興味が失われたときました。
こどもというのは、ある意味残酷です。夢中になっていたはずのものに対しても、簡単に興味を失って捨ててしまうものです。
しかし、それは一種の「成長へのワンステップ」ともいえるのです。フィクションの世界にいつまでもとらわれて、それに夢中になり続けていても、精神的に成長しません。これから現実の世界でどう生きていくか、ということに気づかせるための第一歩、といえるのではないか、そんなことを思ったのです。
まったく、楽しむためにBR尼崎に来ても、こんなことを考える私です。私はかなりひねくれた心の持ち主なのかもしれません。
(続く)
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