2011-04-14

今更昨年の講演の話

 先日、↓こちらの記事にて「昨年講演をした」と、さらっと書きました。

 函館には親近感あり。でも…… 2011-04-10
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-337.html

 ならばなぜ昨年、講演をしたときにそのことをブログに書かなかったのか、これには深い理由があります。
 当時の私はまだ、身を隠していた状態にありました。執拗な攻撃を受けたあとでしたので、いやでもそうせざるを得なかったのです。単なる一当事者であると装ってブログを書いていまして、それゆえ大々的に自分が講演をおこなうということなど、書くのをはばかられる心境にあったのです。
 しかし、今ではもう自分の正体も明かしたことで、この講演のことを隠す理由はなくなりました。そういうわけで、今更ながら昨年私がおこなった講演の話を、ここに書きます。


 講演は昨年2月におこないました。
 そこで私が主たるテーマとして話したのは、このブログでも何度か取り上げている「自閉症スペクトラム当事者に見られる自分絶対主義」や「当事者間に見られる『内ゲバ』」についてでした。これは私自身、特に憂いている問題ですので、講演でどうしてもお話ししたいと思ったのです。
 また「戦後の反日・自虐教育が、自己評価を低くする。これは有害」これについても話しました。これは専門家も当事者も、指摘し批判する人が少数ですので、ならば私がこの講演を機会に話したろかい、と考えたゆえです。
 それらに加え、講演のテーマからは離れましたが、北海道では縁遠いボートレースの話もしました。「興味の範囲が狭い」ことの一例として取り上げたので、一応自閉症スペクトラムに関連しています。そこから派生して「自閉症スペクトラム当事者がギャンブルをおこなうにあたっては、あらかじめ一定のルールを定めたほうがよい」という話もしました。おそらく当事者の講演で、こんな話をしたのは私だけでしょうねえ、おそらく。

 まあ、昨年私はそんな講演をやったわけですが……
 実は、当初この講演を一時は辞退しようかと考えたことがあります。講演依頼を受けたとき、私は相当な被害妄想に陥っていて、講演会場で何者かに襲撃されるのではないか、という恐怖を抱いたのです。
 しかし、その後で思い直しました。逃げてはいけない、せっかく自分に講演を依頼してきたのに、それを裏切るようなことをしてはいけないと自分に発破をかけ、辞退は撤回し、予定通り講演をおこなった次第です。
 今思えば、あのとき逃げずに講演をやって、本当によかったと思っています。ほんの少しの勇気を振り絞ったことで、私自身精神的に強くなれたような、そんな気になりました。

 最近はこういった講演の機会もめっきり減ってきていますが、依頼を受けたときは、基本的に引き受けることにしています。少しでも自閉症スペクトラムへの理解を呼びかけていきたい、また当事者としての思いを訴えていきたい。私は常に、そういった思いでいますから。

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エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
公営競技・野球・サッカーなどのスタジアムという空間が好きな自分です。
ファジアーノ岡山の本拠地・シティライトスタジアムに時々出没しています。



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