2009-06-19

近い将来「野球くじ」?

 競艇雑誌『競艇マクール』には『ギャンブル・ショートショート』という、一話完結の小説が掲載されています。競艇のみならず、あらゆるギャンブルをテーマとしたショートショートが、毎号4ページ掲載されます。

 今月号である2009年7月号は「『野球くじ』が導入された世界」をテーマにした話でした。
 概要は、衰退の一途をたどる公営ギャンブルが中央競馬以外すべて廃止となり、それにかわって政府はプロ野球の勝敗を賭けの対象とした「野球くじ」を導入、それに熱中する人々の模様を描いたお話です。
 読み始めたとき「え? 何でギャンブルがテーマなのに、野球?」と思ったのですが、読み進めていくうちに「野球くじか。本当に導入されたらおもしろそうだな」と感じました。
 サッカーくじ(toto)がすでにあるのですから、野球くじがあってもおかしくはありません。

 なのですが……この類のものが導入されるという話になると、決まって次のような主張をして反対する人がいるものです。

「神聖なるスポーツにギャンブルを持ち込むとは、何事か」
「青少年の育成に悪影響を及ぼす」

 こういう意見を耳にすると、私は「何を綺麗ごとばかり言っているのか」と思わずにはいられません。
 多額の金が動き、大金をもってして大物選手を狙うような行為が当然のようになされているスポーツ界に、いまさら神聖もへったくれもないでしょうに。どれだけ昔の精神論者かと思います。
 青少年の云々という意見も「ギャンブルは絶対悪」と一方的に考えている印象を受けます。公営ギャンブルの場合、収益金は公共のためにも使われるので「善」の面もあると思うのですが。
 また「悪影響」というのは、おもに「ギャンブルに麻薬のごとくはまる」ことを指すのでしょう。しかしこれについても、ギャンブルにはまるか否かは結局本人の意志次第なのですし、また青少年のみなさんの大部分はギャンブルに興味を持っても、自制を効かせて「のめり込まない程度にとどめよう」の意志が発動するものではないかと思います。もう少し、青少年のみなさんを信用してもよろしいのではないでしょうか。


 今回の『ギャンブル・ショートショート』は、あくまでフィクションの話ですが、近い将来、ありえない話ではなさそうな気もします。

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エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
公営競技・野球・サッカーなどのスタジアムという空間が好きな自分です。
ファジアーノ岡山の本拠地・シティライトスタジアムに時々出没しています。



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