2011-01-13

自閉症スペクトラム当事者は「自己改革意識」を持っているか?

 ↓以前書いた記事。

 「他の当事者に嫉妬する当事者」の心境がわからない 2011-01-10
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-287.html

 これの最後に「最低限当事者が自己改革意識を持つことが重要ではないか」と書きました。
 そこでふと思いました。この「自己改革意識」を持っている自閉症スペクトラム当事者は、はたしてどのくらいいるのか、と。

 あくまで私見ですが、どうも次のような考え方をする当事者が多い気がするのです。

「私は障害者だ。弱者なのだから、社会はもっと自分に優しくしろ。私も変われって? 私は障害ゆえに変わることはできないのだから、仕方ないではないか。だからその点をもっと配慮しろ」

 これ、世間一般では相当なエゴイストと思われかねない考え方です。「何様のつもりだ。貴様はそんなに偉い人間だとでも思っているのか」と白い目を向けられることは必至でしょう。
 そう思われないようにするためには、やはり次のような態度で臨むほうが、周囲からは好印象ではないかと思います。

「自分は障害を抱えてはいる。だがそれに甘えはしない。なので社会がどうあろうと、自分なりにうまく生きていけるよう、自分なりに考えていく」

 この「自分なりにうまく生きていけるよう、自分なりに考えていく」こと、これこそが「自己改革意識」です。
 周囲や社会が変わるのを待つのでなく、まず自分でできる限り変えられることは何かを考え、それをできるだけ実行していくよう努力していく、ということです。
 たとえば、ある場所で空気の読めない行動や言動をしてしまったとします。そこで「空気が読めないのは障害に起因することなのだから、仕方ないだろう」と思うのではなく、まずは「なぜ、そうなってしまったのか」を考えるのです。そのときの失敗を糧として、次に同じようなことを繰り返さないために、どこをどう気をつければよいか。そういったことを考えるようにし、今後に生かすのです。そういったことの繰り返しが、自己改革につながるのです。
 私は実際に、こういった意識のもとで日々を生きています。

 ただ、こういった考えでいると、決まって「社会に屈服している」「定型の犬だ」と難癖つけてくる人がいるのですよねえ……そういう人は、自己改革を否定しているように思えてしまいます。
 自己改革を考えずに、世間からエゴイストと思われるような振る舞いをすることが、果たしていいものか?と私は思いますが。


 ↓今回の記事に関連した参照記事。

 社会に歩み寄ることも大事です 2010-04-11
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-157.html

 「障害を言い訳にせず、努力していく」ことは「多数派への屈服」なのか?
 2010-10-30
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-248.html

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エビフライ飯

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大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
公営競技・野球・サッカーなどのスタジアムという空間が好きな自分です。
ファジアーノ岡山の本拠地・シティライトスタジアムに時々出没しています。



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