2010-09-06

「自分は100%問題なし」と考える当事者に異議あり

 これまで何度か「自分絶対主義」に関することを書いてきましたが、一部の発達障害当事者に、それから派生したある考え方が見られるのを感じます。
 その考え方とは……

「自分はまったく問題のない人間。何も非はない。悪いのは世間や社会だ」

 というものです。
 これはいかがなものかと思います。私はハッキリ言いまして、このような自分を100%正当化するような考え方は、賛同できません。

 何かしら壁にぶち当たったとき、こんな考えを抱くことが多いようですが、そりゃ世間や社会のせいにするのは簡単です。それで自分自身の問題から避けることができるのですから、これだけ便利な考え方はないでしょう。
 しかし、それで何か解決するのでしょうか? 前に進むのでしょうか? そうやって自分自身の問題をうやむやにしているだけではないのでしょうか?

 私は思うのです。このように壁にぶち当たったときには、まず自分自身と向きあうことが重要ではないかと。自分を今一度見つめ直すのです。そのうえで解決策を見つけ出していく。自分ひとりで解決しようと考えなくてもよいのです。ときには頼れる誰かに相談を持ちかけるなどしてもよいですから、とにかく短絡的に世間や社会のせいにするのではなく、自分という存在を認めた上で、現在の状況下でどうにかしてよい方向へ行くような考え方をしていく。結局これが、人生を送っていく上でもっとも無難かつ確実な考え方だと思うのです。

 私はそういった考え方ゆえ、いい歳した大人が「オレはちっとも悪くない! 悪いのは世間や社会だ!」とわめいている姿を見ていると「何ガキみたいなこと言うとんねん!」と一喝したくなります。


 かく言う私も、実はかつてこういった「自分は100%正しい、世間や社会が悪い」との考え方に支配されていた人間でした。しかしのちにその経験を経て、だんだんとそのような考え方に異議を唱える方向に変化していきました。
 これは何より私自身「自分を今一度見つめ直す」ことができたからでした。人生を送る上で降りかかる種々の問題、最終的には自分自身で解決していかなければなりません。そこで自分自身と向きあえなければ、解決などできるわけがないのです。それゆえの考え方の変化でした。

 なので、今自分を100%正当化している当事者の皆さんには、遅くてもよいから考え方の変化が生じてきてほしいものだ、と思うのです。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
公営競技・野球・サッカーなどのスタジアムという空間が好きな自分です。
ファジアーノ岡山の本拠地・シティライトスタジアムに時々出没しています。



ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 旅行ブログ スポーツ観戦・遠征旅行へ

にほんブログ村 サッカーブログ ファジアーノ岡山へ

メールはこちらから

お名前:
メールアドレス:
件名:
本文:

Twitter
エビフライ飯のツイッター。↓ここでいろいろつぶやいています。


過去のつぶやきはツイログで。
自作小説
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
津 (7)
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード