2010-04-26

兄弟校でもこうも違うものか

 岡山県倉敷市に、川崎医科大学および川崎医療福祉大学という大学があります。この両校は母体が同じ、つまり兄弟校というわけです。所在地も両校隣同士です。
 両校には、自閉症に関していろいろな提唱をしている代表ともいえる教授がそれぞれいます。しかし……その自閉症に対する考え方が、まったく相反しているのです。そのような性格上、あえて両者とも名前は伏せます。

 まず川崎医大の教授ですが、この人はいまや否定されつつある「自閉症後天説」を持論としているようで「幼少期にテレビを見せすぎることで自閉症が発症する」などといった主張をし、自閉症を環境要因であると主張しています。
 しかし現在は「自閉症は先天性」との考え方が一般的で、医学的にもそちらが正しいとされています。私はこの方の主張を拝見したことがありますが、医学や専門知識の薄い私でも、どう読んでも「トンデモ」としか思えませんでした。
 現在数多くの「知育ビデオ・DVD」が出回っていて、それを我が子に見せる親は多数いることでしょう。ではそういった類のものを見た子供は、皆自閉症になるのでしょうか? この時点で引っかかります。

 一方、川崎医福大の教授は、自閉症という障害に正面から向き合い、障害をその人たちの特性と見て、どうすれば彼らが生きやすい環境にできるかを日々考えていらっしゃる方です。それゆえ、自閉症関連のシンポジウムに招かれることも多く、親御さんたちからの支持も絶大です。
 私も、この方は自閉症を語るときには外せない人だと思っています。

 学内に数多く存在する教員の中から、たかがひとりを代表として抽出し、比較するのは無理があるかもしれません。しかし、この両者の主張を見比べていると、否が応でも「兄弟校なのに、こんなにも違うとはなあ」と感じてしまいます。

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エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
公営競技・野球・サッカーなどのスタジアムという空間が好きな自分です。
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