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2010-02-10

大人の態度

 今から2年ほど前の話ですが、とある自閉症関連の掲示板に、自閉症スペクトラム当事者と名乗る成人の方が次の内容の投稿をしてきました。

自分は酒が嫌いなのに、自分の名字に『酒』という文字が入っているのが、とてもイヤだ。名字を変えることはできないのだろうか

 自閉症関連の掲示板にこのような投稿をしてくること自体が疑問に思えますが、まあそれはそれとして、私はこの投稿を目にしたとき、何と自分本位の考え方しかできない人だ、と憤りを覚えました。私が逆に酒好きだからというのもありますが……

 上記投稿には何人かがレスを返し「酒のすべてが悪ではない」「そこまで神経質になることはない」といった助言をしたのですが、上記投稿者は頑なに自分が正しいといわんばかりに「酒は合法麻薬なのです! 本来ならばあってはならないものなのです!」と、酒の害をことさらに書き連ね、当初「名字を変えることはできないか」と質問したのに、いつの間にか酒害撲滅を訴えるような流れになっていきました。

 はっきりいって、こんな態度は「わがまま」以外の何ものでもありません。上記投稿者は酒が嫌いなあまりに「酒を飲むな」と周囲に強要しているのです。
 酒が嫌いな人に酒を飲むよう強要することは、決して許されるものではありません。だからといって、飲酒禁止を強要することが許されるということにはならないのです。飲む人もいれば飲ま(め)ない人もいる、人それぞれなのですから、結局、飲む飲まないは本人の自由意思によるものなのです。この点はタバコの場合も同じようなことが言えますが。

 この上記投稿者の一連の発言こそまさに「自分絶対主義」です。残念ながら、上記投稿者もご多聞に漏れず、自閉症当事者特有の自分絶対主義にはまり、それを掲示板上で展開してしまいました。


(↓自分絶対主義についての参照記事)
 「自分絶対主義」のやっかいさ 2009-10-31
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-85.html

(↓その参照記事の参照記事)
 「人それぞれ」を許容できるようになるまで 2009-07-08
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-40.html


 酒が嫌いならば嫌いでよいのです。ですが、だからといって自分の名字に入っている「酒」という字まで忌み嫌って「名字を変えたい」などと発言したり、酒をいかにも絶対悪であるかのように呼びかけるような態度は感心できません。
 仮にも大人ならば、多少の「嫌なこと」に目をつぶり我慢するということはできるべきではないでしょうか。それが大人としての態度であり考え方だと、私は思います。


 ちなみにこの投稿者、のちに次のような内容も投稿していました。

子供を大人に合わせるのではなく、大人が子供の感覚に合わせる世の中になるべきだ

 痛すぎます。これが仮にも大人の人間が発する言葉でしょうか。

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エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
公営競技・野球・サッカーなどのスタジアムという空間が好きな自分です。
ファジアーノ岡山の本拠地・シティライトスタジアムに時々出没しています。



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