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スタジアム好きの自閉症者ですが、何か問題ありますか?

発達障害の一種、高機能自閉症を抱えるエビフライ飯が、スタジアム訪問記を中心につづっていきます。

岸和田競輪場、3度目の訪問・後編

 20022年6月18日、岸和田競輪場。第73回高松宮記念杯が開催されるということで、来客は多め。心配されていた天気も、雨は降らずにこの日の競走すべてを終えられました。
 私は例によって、2車単のみで車券を買っていったのですが……無念にもひとつも的中せず。
 さらに、この日の競走はもうとにかく荒れまくり。最初の1Rでいきなり落車を生で見ることとなりました。それだけならまだしも、終盤の準決勝がまた落車の連続。特に11Rは本命視されていた2人の選手がそろって落車。立て続けの事故発生に観客からは悲鳴が上がりました。そんなこともあって、私の車券は当たりませんでした。

 終わりに、岸和田競輪場の場内外で目についたものをいくつかご紹介します。
 岸和田競輪場は、締め切り時間を秒刻みで知らせてくれます。
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 西入場門付近に↓こういったものが……
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 えーと、ここ競輪場ですよね? 基本的にギャンブル依存症の要因を引き起こす存在ですよね? そういう場所が依存症相談窓口を設けるというのは、いったいどれほどの説得力があるのでしょうか。例えるならば、大衆酒場がアルコール依存症の相談窓口を設けているようなものです。結局、ギャンブル依存症の人をギャンブル場に近づけないのが一番手っ取り早い手段ではないでしょうか。
 すべての競走が終わり、帰るときは東入場門から出たのですが、そこから春木駅までの道の途中に、競輪マークのオブジェが。
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 輪がふたつあるだけなのではありません。これは競輪マークです。

岸和田競輪場、3度目の訪問・前編

 2022年6月18日、私は大阪府岸和田市にある岸和田競輪場へと行ってまいりました。私がここを訪れるのは2013年6月以来、実に9年ぶりのこと。そんなに長い間行っていなかったとは、自分でも思いませんでした。
 岸和田へ行くなら、南海電車。なんば駅から南海線に乗車します。
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 春木駅で下車。ここから8分ほど歩いた場所に、岸和田競輪場はあります。
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 岸和田競輪場は施設の改修がおこなわれまして、外観が今までとは違うものとなっていたのでした。9年見なかった間に、私の記憶にある岸和田競輪場は思い出と化しました。なお、↓こちらは9年前の同じ場所の写真。
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 色調は昔と同じにしたようです。
 さて、今回ここ岸和田で開催されるのは「第73回高松宮記念杯競輪GI」競輪の中でもビッグタイトルのひとつに数えられるほどの競走です。
 その宣伝ポスターは2種類あり、ひとつは「龍」が描かれ、もうひとつは「虎」が描かれたものとなっています。この両者を並べてみると……
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 このように、龍と虎が相対する「龍虎対決」の構図となるのであります。高松宮記念は東西対抗の競走なので、それになぞらえたものといえます。
 私が行った日のイベント一覧。予想会やお笑いライブは、西入場門横にあるイベントステージでおこなわれます。
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 ここにいるライオンのキャラクターは岸和田競輪のマスコット、チャリオンです。

 さて、今回のような大きな競走開催のときには決まってあるもの、それはグルメイベント。今回もご多聞に漏れず、キッチンカーがやってきて、いくつかの食べ物販売がありました。
 まず、これは岸和田のご当地グルメという、かしみん焼き。
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 水溶き小麦粉を鉄板の上に薄くひいて上に具材をのせて焼いた、一銭洋食のようなものです。具に鶏肉が入っているのが特徴。
 味噌ホルモン焼きもありました。これはビールによく合います。
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 西入場門近くに、常設の食堂売店があります。そこで販売されている、天ぷらうどん。エビ天・大葉天・ショウガ天がのっています。
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 改装しても、岸和田の供食設備のショボさは変わっていない様子でした。スタンド1階に食堂が1ヶ所だけというのは、いくらなんでも少なすぎます。
 あと、かしみん焼きを買ったときに店員さんから「車券引換サービス券」をいただきました。これを総合案内所へ持っていくと、200円分の車券引換券と交換できるというものです。当然のごとく、おおいに利用させていただきました。
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(後編に続く)

50年以上前にもあった、ジュニア用ハミガキの話

 6月4日から6月10日は「歯と口の健康週間」ということで、それにまつわる話をひとつ。
 今年4月に、ライオン(株)から「小・中学生のジュニア向け」と称したハミガキ「クリニカ Jr.」が発売となりました。
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 小・中学生のジュニア期は、ちょうどこどもと大人の中間のような年頃であり、普段使用するハミガキに関しては、こども用を使うか大人用を使うか微妙な時期であります。こども用のフルーツ味のものは甘くてスッキリしないし幼く見られる、かといって大人用はミントの刺激が強くて使いづらい、という悩みが発生しているようです。
 クリニカ Jr. は、そんなジュニア期のために「大人用とこども用の中間」のような仕様となっているハミガキです。「中間」に着目したこのハミガキ、いかほどのものかと思い私は実際に購入して試しに使ってみました(もはやジュニアですらない、いい大人ですが)。ミントですが刺激が少なく、甘さもひかえめでスッキリした香味。これで歯をみがいたあとはサッパリとします。これなら小・中学生にも使えそうだな、そう感じました。ミントが苦手という大人にもいいかもしれません。

 このクリニカ Jr. を使ってみたという人たちの感想が、最近続々とネットに上がってきています。その中で散見されるのが
「こういう大人用とこども用の中間のものは、今までありそうでなかった」
 というものです。クリニカ Jr. が初めてのジュニア用ハミガキなのでしょうか? そう思いいろいろと調べてみましたところ、判明しました。
“クリニカ Jr. が初めてではない”
 実は56年前に、同じくライオンが「ジュニアダイヤフッソライオン」を発売していたのです。
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 当時のライオンの商品だった「ダイヤフッソライオン」のジュニア用です。つまりジュニア用ハミガキは今に始まった話ではなく、ライオンにとっては今年のクリニカ Jr. の発売は「ジュニア用ハミガキの再発売、復活」ということになります。この50年以上もの長い眠りは謎ですが。
 また、1980年代初頭にも花王(厳密には花王コルゲートオーラルプロダクツ。当時の花王はアメリカのコルゲート社と業務提携していた)から「ジュニアコルゲート」が販売されていました。
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 当時花王から販売されていたハミガキ「コルゲート」は、大人用が「コルゲート」、小・中学生用が「ジュニアコルゲート」、幼児用が「こどもコルゲート」と分かれていました。花王とコルゲート社との業務提携は1985年で解消となり、それに合わせてこのジュニアコルゲートは消滅したようです。
 ちなみに、クリニカ Jr. の祖となる初代の「クリニカライオン」が発売となったのは1981年のこと。そのときすでにジュニアコルゲートはありました。
 しかしクリニカにはジュニア用は設定されず、まだこども用さえもなく大人用のみの発売でした。当時の広告の宣伝文によると、クリニカは「家族みんなでみがける、フルーティなペパーミントの香り」で、比較的マイルドな香味にしていました。クリニカが新発売当時ジュニア用やこども用を設定していなかったのは、最初から「家族で使える商品」を目指していたというのが理由かもしれません。

 ジュニア用ハミガキひとつからも、いろいろなことが見えてくるものです。

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エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
公営競技・野球・サッカーなどのスタジアムという空間が好きな自分です。
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