今年初めから続く、ETCをめぐる話
2015-04-14
私は普段からバイク(250cc)に乗って走る仕事をしていまして、高速も頻繁に走るのでETCを装着しています。
今回は、そのETCに関するお話です。
今年初め、当時使用していたETC車載器が調子悪くなってきました。これはもう新しいものに買い換えたほうがいいかもしれないと考え、思い切って新しいものを購入。懇意にしているバイク屋に取り付けてもらいました。これが今回の話の発端です。
新しいETCで心機一転、気合入れて仕事するぞと意気込んでいましたが……そのETCがわずか1ヵ月ほどで調子がおかしくなり、しまいには壊れてしまいました。
こんな短い期間で故障したことに信じられない思いが沸き起こりましたが、今ならまだ保証期間中。メーカーへ送って無償で修理・交換してくれるかもしれない、そう思った私は、取り付けてくれたバイク屋へETCを持っていき、メーカーへの修理依頼をしたのでした。
数日後、メーカーから返答がきたとバイク屋からの電話。しかし……その内容は私にとってあまりにも残酷なものでしかありませんでした。
「ETC内部に大量の水が浸入している。これは水没による故障であるため、こちらで修理はできない」
確かに、故障した日は雨が降っていました。ETC本体が濡れていた状態でカードを抜き差ししていたこともあり、それで水が浸入したことも十分考えられます。だからといって、そんな冷徹に修理・交換を突っぱねることはないだろう、と怒りと落胆が入り混じる心境に陥ったのでした。
結局、1ヵ月でまた新しいETCをあらためて購入するハメとなり、また費用が余計にかさんで、私としては痛し痒しでした。
と こ ろ が……
あの故障から2ヶ月ほどたった日のこと。バイク屋から突然の電話が。何かと思って聞いたら、驚くべき話が耳に入ってきました。
「あのとき水の浸入で故障したETC、やはり元々ETC自体に不具合があったと、メーカーから連絡が入った」
何ということでしょう。一度「修理・交換できない」と突っぱねられた私のETCが、実は「元々不具合ありでした」というのです。水が浸入してきたのは、本来防水であるべき部分が十分防水されていなかったことが原因らしいとのこと。それで故障したというわけです。
「何でそれが今頃になってわかるねん!?」と信じられない思いが、私の中に充満してきました。電話をしてきたバイク屋も、メーカーの対応にかなり怒り心頭のご様子でした。
バイク屋は私に懸命にお詫びをしてきました。まあこの件で悪いのは明らかにメーカーであり、バイク屋は何も悪くありません。なんだかメーカーの代わりにバイク屋が謝らされているように思えて、気の毒に思えてきました。
そして、私はバイク屋に電話でこう伝えました。
「メーカーに対して、ETC2台分の金をこちらに払うように言ってください」
なぜ2台分なのか。まず最初にハズレの品をつかまされたこと。これは対価にあっていません。ゆえに払った分だけの金を要求しました。そして故障後に新しく購入せざるを得なかったETCの代金、これも当然要求です。それで2台分というわけです。
その際に私の銀行口座番号を伝えました。メーカーに私が要求した金を振り込んでもらうためです。
その後、メーカーの代表がバイク屋を訪れて、謝罪に来たようです。そして私へのお詫びの印として、菓子折りを置いて行きました。
後日、私は菓子折りを取りにバイク屋を訪れ、バイク屋の店員さんから話の詳細を聞きました。幸い、メーカーは私が要求したとおりの金額を払うとのこと。バイク屋が請求書を作成し、そこに私の口座番号を書き添えてメーカーにFAXで送ってくれていました。
これでひとまず一件落着か、といわれると、そうでもないのです。
実をいいますと、今私のバイクについているETC、これもまた「怪しい」らしいのです。今のところは正常に機能してはいるのですが、もしかするとまた不具合の知らせが来る可能性もあるのです。なのでまだ当分の間は、このETCの件に振り回される時間が続きそうです。
その後、このETCをめぐる話に何か動きがあったならば、ここにて報告いたします。
今回は、そのETCに関するお話です。
今年初め、当時使用していたETC車載器が調子悪くなってきました。これはもう新しいものに買い換えたほうがいいかもしれないと考え、思い切って新しいものを購入。懇意にしているバイク屋に取り付けてもらいました。これが今回の話の発端です。
新しいETCで心機一転、気合入れて仕事するぞと意気込んでいましたが……そのETCがわずか1ヵ月ほどで調子がおかしくなり、しまいには壊れてしまいました。
こんな短い期間で故障したことに信じられない思いが沸き起こりましたが、今ならまだ保証期間中。メーカーへ送って無償で修理・交換してくれるかもしれない、そう思った私は、取り付けてくれたバイク屋へETCを持っていき、メーカーへの修理依頼をしたのでした。
数日後、メーカーから返答がきたとバイク屋からの電話。しかし……その内容は私にとってあまりにも残酷なものでしかありませんでした。
「ETC内部に大量の水が浸入している。これは水没による故障であるため、こちらで修理はできない」
確かに、故障した日は雨が降っていました。ETC本体が濡れていた状態でカードを抜き差ししていたこともあり、それで水が浸入したことも十分考えられます。だからといって、そんな冷徹に修理・交換を突っぱねることはないだろう、と怒りと落胆が入り混じる心境に陥ったのでした。
結局、1ヵ月でまた新しいETCをあらためて購入するハメとなり、また費用が余計にかさんで、私としては痛し痒しでした。
と こ ろ が……
あの故障から2ヶ月ほどたった日のこと。バイク屋から突然の電話が。何かと思って聞いたら、驚くべき話が耳に入ってきました。
「あのとき水の浸入で故障したETC、やはり元々ETC自体に不具合があったと、メーカーから連絡が入った」
何ということでしょう。一度「修理・交換できない」と突っぱねられた私のETCが、実は「元々不具合ありでした」というのです。水が浸入してきたのは、本来防水であるべき部分が十分防水されていなかったことが原因らしいとのこと。それで故障したというわけです。
「何でそれが今頃になってわかるねん!?」と信じられない思いが、私の中に充満してきました。電話をしてきたバイク屋も、メーカーの対応にかなり怒り心頭のご様子でした。
バイク屋は私に懸命にお詫びをしてきました。まあこの件で悪いのは明らかにメーカーであり、バイク屋は何も悪くありません。なんだかメーカーの代わりにバイク屋が謝らされているように思えて、気の毒に思えてきました。
そして、私はバイク屋に電話でこう伝えました。
「メーカーに対して、ETC2台分の金をこちらに払うように言ってください」
なぜ2台分なのか。まず最初にハズレの品をつかまされたこと。これは対価にあっていません。ゆえに払った分だけの金を要求しました。そして故障後に新しく購入せざるを得なかったETCの代金、これも当然要求です。それで2台分というわけです。
その際に私の銀行口座番号を伝えました。メーカーに私が要求した金を振り込んでもらうためです。
その後、メーカーの代表がバイク屋を訪れて、謝罪に来たようです。そして私へのお詫びの印として、菓子折りを置いて行きました。
後日、私は菓子折りを取りにバイク屋を訪れ、バイク屋の店員さんから話の詳細を聞きました。幸い、メーカーは私が要求したとおりの金額を払うとのこと。バイク屋が請求書を作成し、そこに私の口座番号を書き添えてメーカーにFAXで送ってくれていました。
これでひとまず一件落着か、といわれると、そうでもないのです。
実をいいますと、今私のバイクについているETC、これもまた「怪しい」らしいのです。今のところは正常に機能してはいるのですが、もしかするとまた不具合の知らせが来る可能性もあるのです。なのでまだ当分の間は、このETCの件に振り回される時間が続きそうです。
その後、このETCをめぐる話に何か動きがあったならば、ここにて報告いたします。