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2014-09-17

プロ野球選手会ストライキから10年

 今から10年前、2004年9月17日に、日本プロ野球界史上例を見ない事態が発生しました。プロ野球選手会が、日本野球機構側との交渉決裂によりストライキを決行。翌日・翌々日の2004年9月18日・19日の全試合が中止となったのです。

 事の発端は、2004年シーズン後半になって出てきた、大阪近鉄バファローズとオリックスブルーウェーブの球団合併。球団数減となることに選手会は反発、12球団維持を求め機構側と交渉を重ねてきました。
 しかし機構側は合併を強行。選手会はこれを不服として、ストに踏み切りました。このとき、ジャイアンツを裏で操る「読売のドン」ナベツネこと渡邊恒雄氏が選手会に対し
「無礼なことを言うな。たかが選手が」
 と発言したことも、スト突入の間接的なきっかけになりました。
 その後機構側は、選手会にストによる試合中止への損害賠償請求に動くなど、一時期泥沼化の様相をなしましたが、最終的に機構側が選手会に折れる形で「新規球団参入による12球団維持」「交流戦の実施」を容認しました。

 この当時、これら選手会スト問題を、全国一般紙はいっせいに社説にて取り上げていました。朝日・毎日・産経・日経はいずれも「この問題は機構側に非がある。機構側は選手会に歩み寄るべき」といった、機構側を批判する論調でした。
 しかし全国紙の中でただひとつ、読売だけは「ファンを無視した“億万長者のスト”だ」と、選手会側を攻撃する内容の社説を書いていました。さすがはジャイアンツの黒幕ナベツネ率いる新聞だと、ただただ呆れたのを覚えています。


 あれから10年――プロ野球は昔と比べると、明らかに変わりました。
 あのストがきっかけで始まった交流戦はすっかり定着し(ただし、来年から試合数が減らされるのですが)、各球団の本拠地は多くの地方都市へと分散していったことで、地域に根ざしたチームの姿が確立されてきました。最近では「カープ女子」など、新しい女性ファンも増えてきて、そういった人たちが人気を支える格好となっています。
 しかし、まだまだ球界は改革の余地大いにありだと思います。球団の本拠地も昔に比べれば分散したとはいえ、まだ東京には2球団あるときています。東京近辺に固まっている球団を、まだ他地方に分散できると思うのです。そして可能ならば球団数を増やすことに踏み切れないか、とも。
 あと、現在の2リーグ制も見直しを考えてもよいと思います。↓これは以前、私が考えた「2リーグの枠組みそのままで実質1リーグにする」案ですが……

 プロ野球にカンファレンス制を導入してみては 2014-05-13
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-716.html

 とにかく、現状に満足して足を止めるのはよくありません。球界には時代に取り残されることなく、改革を重ねながら常に前へと進んでいってもらいたいものです。
プロフィール

エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
公営競技・野球・サッカーなどのスタジアムという空間が好きな自分です。
ファジアーノ岡山の本拠地・シティライトスタジアムに時々出没しています。



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