fc2ブログ

スタジアム好きの自閉症者ですが、何か問題ありますか?

発達障害の一種、高機能自閉症を抱えるエビフライ飯が、スタジアム訪問記を中心につづっていきます。

第1回ヤングダービー、終わっての感想

 今年から新たに始まった、プレミアムGIヤングダービー(戸田)。その記念すべき第1回は、非常に悪い意味で思い出に残るものとなりました。

 まず初日にいきなり3艇一斉フライング発生。出端をくじかれた格好となりました。
 しかしその後は白熱した展開が繰り広げられました。昨年までの新鋭王座決定戦と異なり「出場制限を登録年数から年齢にした」「男女関係なく出場できるようにした」ことで選手層にも広がりがでてきて、その分レースにも多様性が出てきました。昨年まではなかったオール女子戦も組まれましたし。
 このヤングダービーという試みは、まあとりあえず成功か、と思いました。準優勝戦の日までは。

 しかし肝心の優勝戦にて、とんでもない事態が発生してしまいました。優勝戦6艇のうち、なんと3艇がフライングを切ってしまったのです。しかもうち2艇は、コンマ05秒以上早い「非常識なフライング」でした。
 優勝したのは地元埼玉の桐生順平選手。恵まれでの勝利ではありましたが、とにかく初代ヤング王者となりました。とはいっても、このような形では「栄えある初代王者」とは呼びがたいですよねえ。
 せっかくの第1回ヤングダービー、いきなり大量返還発生の暗い出だしとなりました。

 来年、第2回ヤングダービーの開催場は、尼崎です。準地元なので今から楽しみではありますが、くれぐれも今回のような事態は引き起こさないでくださいよ! 頼みますよ!

戸田 プレミアムGI第1回ヤングダービー

●2014年9月23日 戸田 
 プレミアムGI 共同通信社杯第1回ヤングダービー 初日


 ・的中レース(1R・2Rは購入せず)
  12R(ドリーム戦)
     3連単  1,310円

 ・返還
  5R がらみ×4点
 (フライングによる)

 ・回収率:32.8%


 実にひさびさの舟券勝負といきましたが……まあいつものごとく撃沈という結果でした。
 この日イン逃げで決まったレースはわずかに4レース。コース幅が狭くまくりが決まりやすいことから「イン受難水面」と呼ばれる戸田。それがまさに証明された格好となりました。

 さて、昨年までの新鋭王座決定戦に代わって、今年から新しく始まったこのヤングダービー。記念すべき第1回の初日であるこの日、さっそくその出ばなをくじくような出来事が起こりました。5Rでなんと、3艇ものフライングが発生してしまったのです。私もこのレース、購入した舟券すべて返還となりました。初日から大量の返還が起こってしまったことで、主催者はオカンムリでしょうねえ。

 何にせよこのヤングダービー、初代優勝者は誰になるか、今後が楽しみです。
 で、このヤングダービーの優勝者は「ヤング王者」と呼ばれるのでしょうか。それとも「ヤングチャンプ」なのでしょうか。後者だと何だかマンガ雑誌の名前みたいですねえ。

プロ野球選手会ストライキから10年

 今から10年前、2004年9月17日に、日本プロ野球界史上例を見ない事態が発生しました。プロ野球選手会が、日本野球機構側との交渉決裂によりストライキを決行。翌日・翌々日の2004年9月18日・19日の全試合が中止となったのです。

 事の発端は、2004年シーズン後半になって出てきた、大阪近鉄バファローズとオリックスブルーウェーブの球団合併。球団数減となることに選手会は反発、12球団維持を求め機構側と交渉を重ねてきました。
 しかし機構側は合併を強行。選手会はこれを不服として、ストに踏み切りました。このとき、ジャイアンツを裏で操る「読売のドン」ナベツネこと渡邊恒雄氏が選手会に対し
「無礼なことを言うな。たかが選手が」
 と発言したことも、スト突入の間接的なきっかけになりました。
 その後機構側は、選手会にストによる試合中止への損害賠償請求に動くなど、一時期泥沼化の様相をなしましたが、最終的に機構側が選手会に折れる形で「新規球団参入による12球団維持」「交流戦の実施」を容認しました。

 この当時、これら選手会スト問題を、全国一般紙はいっせいに社説にて取り上げていました。朝日・毎日・産経・日経はいずれも「この問題は機構側に非がある。機構側は選手会に歩み寄るべき」といった、機構側を批判する論調でした。
 しかし全国紙の中でただひとつ、読売だけは「ファンを無視した“億万長者のスト”だ」と、選手会側を攻撃する内容の社説を書いていました。さすがはジャイアンツの黒幕ナベツネ率いる新聞だと、ただただ呆れたのを覚えています。


 あれから10年――プロ野球は昔と比べると、明らかに変わりました。
 あのストがきっかけで始まった交流戦はすっかり定着し(ただし、来年から試合数が減らされるのですが)、各球団の本拠地は多くの地方都市へと分散していったことで、地域に根ざしたチームの姿が確立されてきました。最近では「カープ女子」など、新しい女性ファンも増えてきて、そういった人たちが人気を支える格好となっています。
 しかし、まだまだ球界は改革の余地大いにありだと思います。球団の本拠地も昔に比べれば分散したとはいえ、まだ東京には2球団あるときています。東京近辺に固まっている球団を、まだ他地方に分散できると思うのです。そして可能ならば球団数を増やすことに踏み切れないか、とも。
 あと、現在の2リーグ制も見直しを考えてもよいと思います。↓これは以前、私が考えた「2リーグの枠組みそのままで実質1リーグにする」案ですが……

 プロ野球にカンファレンス制を導入してみては 2014-05-13
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-716.html

 とにかく、現状に満足して足を止めるのはよくありません。球界には時代に取り残されることなく、改革を重ねながら常に前へと進んでいってもらいたいものです。

白井英治選手、悲願のSG優勝!

 2014年8月31日、ボートレース若松にてSG第60回モーターボート記念(別名ボートレースメモリアル)の優勝戦がおこなわれました。その出場選手は次のとおり(敬称略)。

 谷村一哉
 白井英治
 寺田祥
 辻栄蔵
 池田浩二
 三角哲男

 と、山口支部の選手が内枠を占めました。この3人のいずれが勝ってもSG初優勝。特に白井選手はこれまで何度もSG優勝戦に進出していながら、毎回優勝を逃してきています。
 そういったこともあって、私は「今度こそ白井選手が優勝しますように!」との思いでいっぱいでした。ま、今回は舟券を買っていたわけではないのですがね。

 レースが始まれば、谷村選手はコンマ07秒の素早いスタート! しかしその隣の白井選手はそれ以上に早い、なんとコンマ00秒のタッチスタート! SG優勝戦でよくもこんなギリギリのスタートができるものです。白井選手は相当な強心臓の持ち主なのでしょう。
 レースはそんな驚異的なスタートを切った白井選手が1周1Mで見事にまくっていって先頭に立ち、その後は後続を引き離しての勝利。ファンが待ちに待ったSG優勝を、この日見事にやり遂げました。

 過去に13回、SG優勝戦に進出した白井選手。しかしいずれも優勝は叶いませんでした。今年尼崎でおこなわれた総理杯では、白井選手は予選1位通過したにもかかわらず、優勝戦進出さえもできませんでした。なのでもしかすると、白井選手がSGで優勝することはもうないのではないか、そんなことを思っていました。
 しかし、今回白井選手はそんなファンの思いに答えてくれました。果敢なタッチスタートからの堂々たる攻めをもって、悲願のSG優勝を成し遂げたのです。これにはもう観ているほうも感動しきりでしたし、それよりも白井選手本人が、感極まる心境だったのではないかと思います。
 2014年8月31日は、白井選手はもちろんのこと、ボートファンにとっても忘れられない日となったことでしょう。あらためて、SG初優勝おめでとうございます、白井選手。

 これで白井選手は今現在で賞金獲得額ランキング3位(ちなみに1位は菊地孝平選手、2位は松井繁選手)。これはほぼ、12月の平和島での賞金王決定戦出場が濃厚になってきましたかねえ。もし白井選手が賞金王でも優勝したら、ファンは狂喜乱舞間違いなしでしょうね。

 | HOME | 

文字サイズの変更

プロフィール

エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
公営競技・野球・サッカーなどのスタジアムという空間が好きな自分です。
ファジアーノ岡山の本拠地・シティライトスタジアムに時々出没しています。



ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 旅行ブログ スポーツ観戦・遠征旅行へ

にほんブログ村 サッカーブログ ファジアーノ岡山へ

X(旧Twitter)

エビフライ飯のX。↓ここでいろいろつぶやいています。



過去のつぶやきはツイログで。

自作小説

風の世界へ進め!
~あるアスペルガー少年の挑戦


μ's岡山ステージ
 【『ラブライブ!』二次創作小説】


いざなわれてファジアーノ

Aqoursキャラチェンジ!
【『ラブライブ!サンシャイン!!』二次創作ショートショート】


ステキに!ブースター

輝く笑顔のふたり 前編・大人への一歩

輝く笑顔のふたり 後編・歯医者さんの魔法

いざなわれてファジアーノ番外編・ユッカとファジ

続・いざなわれてファジアーノ

クリニカ・メモリーズ 前編

クリニカ・メモリーズ 後編

↑私が書いた作品です。おヒマならどうぞ。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

最初のごあいさつ (1)
ボートレース/全般 (167)
徳山の話題ピックアップ (30)
ボートレース/舟券勝負 (152)
舟券勝負2009 (14)
舟券勝負2010 (22)
舟券勝負2011 (23)
舟券勝負2012 (20)
舟券勝負2013 (17)
舟券勝負2014 (13)
舟券勝負2015 (12)
舟券勝負2016 (10)
舟券勝負2017 (7)
舟券勝負2018 (5)
舟券勝負2019 (4)
舟券勝負2020 (3)
舟券勝負2021 (2)
ボートレース/動画 (13)
ボートレース/レース場訪問記 (163)
桐生 (8)
戸田 (6)
江戸川 (7)
平和島 (10)
多摩川 (10)
浜名湖 (8)
蒲郡 (7)
常滑 (12)
津 (7)
三国 (4)
びわこ (5)
住之江 (13)
尼崎 (6)
鳴門 (8)
丸亀 (11)
児島 (6)
宮島 (4)
徳山 (4)
下関 (5)
若松 (4)
芦屋 (5)
福岡 (5)
唐津 (4)
大村 (4)
オートレース/全般 (16)
オートレース/車券勝負 (18)
オート車券勝負2015以前 (4)
オート車券勝負2016 (6)
オート車券勝負2017 (5)
オート車券勝負2018 (3)
オートレース/レース場訪問記 (64)
船橋 (10)
川口 (9)
伊勢崎 (5)
浜松 (20)
山陽 (5)
飯塚 (9)
オートレース大阪 (6)
競輪場訪問記 (64)
西武園 (3)
立川 (5)
松戸 (4)
平塚 (3)
名古屋 (3)
豊橋 (3)
富山 (4)
四日市 (4)
福井 (4)
奈良 (6)
京都向日町 (3)
和歌山 (4)
岸和田 (10)
玉野 (3)
小倉 (5)
スタジアム訪問記/シティライトスタジアム (54)
シティライトスタジアム2016 (15)
シティライトスタジアム2017 (15)
シティライトスタジアム2018 (10)
シティライトスタジアム2019 (6)
シティライトスタジアム2020 (2)
シティライトスタジアム2022 (6)
スタジアム訪問記/阪神甲子園球場 (30)
スタジアム訪問記/花園ラグビー場 (14)
スタジアム訪問記/NPB・JWPL (22)
西武プリンスドーム(メットライフドーム) (5)
QVCマリンフィールド(ZOZOマリンスタジアム) (6)
わかさスタジアム京都 (2)
京セラドーム大阪 (6)
ほっともっとフィールド神戸 (3)
スタジアム訪問記/Jリーグ (39)
フクダ電子アリーナ (6)
レモンガススタジアム平塚 (3)
長良川競技場 (3)
西京極スタジアム (5)
パナソニックスタジアム吹田 (10)
ヤンマースタジアム長居 (4)
鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム (4)
大分銀行ドーム (4)
Bリーグアリーナ訪問記 (69)
ドルフィンズアリーナ (5)
京都市体育館(ハンナリーズアリーナ) (7)
おおきにアリーナ舞洲(府民共済SUPERアリーナ) (19)
エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館) (7)
サンエイワーク住吉スポーツセンター (2)
西宮市立中央体育館 (12)
グリーンアリーナ神戸 (3)
ロートアリーナ奈良(ならでんアリーナ) (9)
ジェイテクトアリーナ奈良 (3)
ジップアリーナ岡山 (2)
伊勢路旅行記 (3)
自閉症・発達障害/全般 (103)
自閉症・発達障害/ピックアップ (24)
当事者間の「内ゲバ」問題 (14)
発達障害児に有害なアカ教師 (10)
酒と私 (12)
マンガネタ (20)
野球ネタ (15)
スポーツネタ (37)
食べまくり! (20)
ハミガキ画像ギャラリー (33)
その他いろいろ (101)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QRコード

Template by たけやん