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スタジアム好きの自閉症者ですが、何か問題ありますか?

発達障害の一種、高機能自閉症を抱えるエビフライ飯が、スタジアム訪問記を中心につづっていきます。

ボートレース住之江訪問記・5

 訪問記と題しているならば、場内の食べ物に触れないわけにはいかないでしょう。というわけで、最後にボートレース住之江場内の食べ物の紹介です。
 BR住之江は、とにかく場内の食べ物が豊富です。スタンド内に入れば、何かしらの食べ物にありつけます。またビールも販売されていますので、ツマミとなる食べ物も多くあります。
 ↓まずはこれを紹介しないわけにはまいりません。1F1M側売店のホルモン焼き。
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 私は住之江に来たとき、決まってこのホルモン焼きを食べます。これは今回の賞金王のような大レースのときには、決まって求める客の行列ができます。またホルモン単独のみならず、ご飯の上にホルモンを乗せた「ホルモン丼」もあります。
 ↓そのホルモン焼きと同じ売店で販売されている、鉄砲汁。
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 温かいダシ汁で食べるタコ焼きです。明石焼きのようなものといえるでしょうか。汁もタコ焼きもアツアツなので、寒い日には温まれますよ。ただしヤケドにはご注意を。
(追記 2013-12-23:鉄砲汁は「たこ焼き(明石風)」と呼び名が変わりました)
 ちなみに、これに使われているダシ汁は、ホルモン焼きを作るときにも使われています。そして従来のタコ焼きも販売されています。あ、念のために書いておきますが、ここのタコ焼きは尼崎とは違い、ちゃんとタコが入っています。

 このほか、スタンド1Fには『エース』とよばれるフードコートがあります。
 ここの食べ物はバラエティに富んでいまして、麺類・カレー・おでんといった定番の品をはじめ、大阪名物の串カツにどて焼き、自分好みの定食にすることができる様々なおかず類、さらには寿司までもあるのです。ここの寿司は、ハケでネタに醤油を塗る方式をとっています。醤油を無駄に使わないようにするためでしょうか。

 では、今度はスタンド2Fの食べ物のご紹介をば。
 2F休憩所内にある『ライフク』では、↓この焼きそばが販売されています。
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 これ、具材はキャベツに豚肉といたってシンプルですが、味はけっこういけます。人気があるようでして、一般戦開催のときでも午後には売り切れてしまうほどです。
 この『ライフク』以前は1F2M側に店舗を構えていたのですが、今年の夏ごろから現在の場所に移転しました。やはり2M側では客の集まりがよくないからなのでしょう。ちなみに現在の『ライフク』の場所には、その昔モスバーガーがあったのです(今はない)。
 ↓2F中央の売店では、お好み焼きが販売されています。粉もんの本場ということで。
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 生地はやや固めです。今回は特に売れ行きがよかったようで、売り子さんは一度に10枚以上を焼いていました。熱気があふれるためか、売り子さんが着ていたのは半そでの服でした。
 それと、2F休憩所となりにある『ウェーブ』では、↓「ハヤシカレー」なるものがあるのです。
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 その名のとおり、ご飯にハヤシとカレーの2種類のルウがかかっているのです。思い切り市販品の味なのですが、ついつい食べてしまうのですよねえ。一度に2種類の味を楽しめるということで。

(注・現在は『ライフク』も『ウェーブ』も閉店しています。なので現在はこれらのメニューにはありつけません)

 これまでご紹介した食べ物は、常設の店で販売されているもので、住之江で開催ないし場外発売があるときなら、いつでもありつけるものです。

(注・前述のとおり、現在はありつけません)

 ときには北側の広場にフードカーがやってきて、限定でいつもとは違う食べ物が販売されることもあります。今回のような大レースのときには、決まってやってくるものです。
 今回もまた、実にいろいろなフードカーが広場に構えていました。ロコモコにタコライス・焼き芋・ピザ・カフェに、佐世保バーガー。私はその中の佐世保バーガーにて、↓この「きのこと海苔の和風仕立て」600円を買って食べました。
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 バンズにはさんであるのは、パティにチーズ、シメジやシイタケなどのきのこ、きざみ海苔。きのこは醤油ベースで味つけがされていて、食べるとほんのりときのこの風味が口に広がり、大変美味でした。またチーズがこの風味とよく合うのです。和風味とチーズは意外と相性がよいのですね。


 というわけで、2012年の終わりにして、レース場訪問記を24場すべて埋めることができました。これでようやくレース場訪問記の体裁が整って、少しは格好ついたでしょうか。
 また来年も、どこか行けるレース場があるならば、行くつもりでいます。そしてそのときには、また訪問記を書きます。

ボートレース住之江訪問記・4

 第27回賞金王シリーズ戦で優勝した篠崎元志選手。艇界きってのイケメンである篠崎選手は、これがSG初制覇です。
 シリーズ戦優勝者の表彰式とインタビューは、住之江の場合、大時計前でおこなわれます。優勝選手はピットから救助艇に乗って大時計前まで行くのです。
 大時計前には案の定、多くの客が集まっていました。客もイケメンの生の顔を見たい心理が働いたのでしょうか。
 ただ、賞金王シリーズ戦の優勝は、いまいち重みが足りないように感じてしまうのですよねえ。明らかにすぐ後の賞金王決定戦の前座と化していますし、賞金額も他のSGよりぐんと下がりますし。シリーズ戦はGIに格下げでもよいのでは、と思ってしまいます。


 賞金王シリーズ戦の優勝が決まったところで、いよいよ最後のレースとなりました。
 12R賞金王決定戦。この1年最後を締めくくる大舞台に上がった精鋭6名は、次のとおりです。(これもやっぱり敬称略)

 松井繁
 井口佳典
 太田和美
 山崎智也
 瓜生正義
 平尾崇典

 このレース、本命はなんといっても「王者」松井選手でした。トライアルではピンフタ(1着2着)の好成績をあげ、見事決定戦号艇を獲得。そのうえ走り慣れている住之江とくれば、これは必然。人気は圧倒的に松井選手に集中していました。
 ではその松井選手に続くとすれば誰なのか。これは井口選手と山崎選手ではないかと、私はみました。井口選手はこの時点までで賞金獲得額1位。今年はSGを笹川賞とオーシャンカップの2度制しているだけに、この人を外すことは考えられませんでした。
 そして山崎選手。この人で思い出すのは、2年前。同じく住之江で開催された賞金王。山崎選手はシリーズ戦で優勝戦に進出しました。そのときも号艇でした。スタートでは4コースのカドに入り、1周1Mで攻めていって先頭に立ち、その年のシリーズ戦優勝に輝きました。これが記憶に残っていましたので、今回の決定戦も同じような展開になる可能性がありそうだ、そう思ったのです。
 そうなると、松井選手を軸に井口選手・山崎選手を絡め、さらに松井選手同様に住之江を走り慣れているであろう太田選手を絡める予想となりました。

 まず購入したのは、3連単。非常に堅い買い目でして、オッズ倍率もかなり低めでした。
 そこでふと、ひとつの考えが頭をよぎりました。松井選手本命ではあるが、もしかしたら井口選手・山崎選手が勝つ可能性もあるのではないか、と。それが気になった私は、2連単オッズ表のを見てみました。このふたつとも倍率が15~17倍くらいとなっていまして、それならば6点購入してもトリガミにはなるまいと、追加で「おさえ」として2連単も購入しました。
 3連単、2連単。この6点で、賞金王決定戦は勝負です。

 12R発売締め切り20分前には、水面際はもうたくさんの客がレースの開始を今か今かと待ち構えていました。これを見越していた私は、発売開始から早々と舟券の購入をすませ、水面際のよく見える場所を確保しました。これぐらいの時分からでないと、大勢の客で視界がさえぎられて、到底満足にレースを見ることなどできないのです。現に締め切り5分前には、相当多くの客であふれ返っていました。
 さあいよいよ始まりました、最後の大舞台、賞金王決定戦。ピットアウトで客からは歓声が沸きあがり、ボルテージは否が応にも上がってきていました。
 大歓声の中、枠なりでスタート。運命の1周1Mでトップに立ったのは……王者松井選手でも、賞金獲得額1位の井口選手でもなく、4コースカド位置からのスタートとなった山崎選手でした。まさに2年前のシリーズ優勝戦の再来を感じさせた展開。やはりこの人、カドからの攻めを得意としていたのだと、このときとみに思ったのでした。
 結果は山崎選手が1着でゴールし、見事第27代賞金王に輝きました。2着は松井選手、3着は井口選手でした。

 山崎智也選手。この人は11年前の賞金王決定戦のときにも、決定戦まで駒を進めました。しかしそこでまさかのフライング。ゆえに山崎選手にとっては、この住之江、そして賞金王決定戦は並々ならぬものがあったに違いありません。山崎選手は11年前の悪夢をすべて吹き飛ばすかのごとく、今回の賞金王決定戦を制しました。
 また、今回の山崎選手の優勝は、何よりも奥さんの横西奏恵選手、もとい山崎奏恵さんの存在が大きかったと思います。
 奏恵さんは賞金女王決定戦が終わったあと、賞金王シリーズの初日に、突然引退を表明しました。今後は夫の心の支えとなりたいと語った奏恵さん。山崎選手の優勝で、まさに強い心の支えとなったことの証明となったでしょう。何せ2年前に山崎選手が賞金王シリーズ戦で優勝したのは、奏恵さんとの結婚を発表した後。そして今回の賞金王決定戦優勝は、奏恵さんが引退を発表した後。これだけでいかに心の支えとなっていたかが、おのずとわかるというものです。
 レース終了後、私は遠目ながら、表彰式で山崎選手が黄金のヘルメットをかぶっている姿を目にしました。11年前の悪夢から今こうして賞金王となったという、劇的な展開。今年は10Rと12Rとで劇的なものを見せてもらい、私としては大変満足でした。

 あと、私が購入した舟券、2連単の「おさえ」ながら的中しました。まあ的中はしたのですけれど、あとあとになって「あーこんなことなら思い切って3連単買えばよかったかな……」などと考えてしまうのでした。こうなるとやはり欲が出てしまうものですね。

(続く。次で終わり)

ボートレース住之江訪問記・3

 2Rを当てたものの、それ以降はことごとく外し続けた私。そんな状況で、10Rの賞金王順位決定戦に臨むこととなりました。
 順位決定戦の出場選手は次のとおり。(敬称略)

 白井英治
 今垣光太郎
 馬袋義則
 峰竜太
 丸岡正典
 坪井康晴

 このレース、上位2名は白井選手と今垣選手で堅いだろうとみて、また白井選手のほうが枠優位だとみて、3連単からの流し、すなわちの4点を購入しました。

 スタート展示では今垣選手が1コースに入り、白井選手は2コースとなりました。本番でもこうなるのかと気になりはしましたが、本番では白井選手がガッチリインに入り、枠なりでのスタートとなりました。
 レースは1周1Mで、こちらの予想どおり白井選手が前に出て、逃げ攻勢……かと思いきや、直線で今垣選手が猛追、1周2Mで今垣選手が白井選手を抜いて先頭に。その後も白井・今垣両者のつば競り合いが続きましたが、わずかに今垣選手リードの状態で最終周に。バックストレッチでも今垣選手のリードが続いていましたので、これはまた外したか……と半ばあきらめかけていた、そのときです!
 最終2M。白井選手が今垣選手の内側に入り込み、まさかの土壇場での抜きに成功!! 結果、1着白井選手、2着今垣選手。もう奇跡的、見事としか言いようがない白井選手の大逆転劇。これには観客のみなさんもおおいにシビれたようで、大歓声が沸きあがっていました。私もこのような劇的なすばらしいレースを生で目にすることができて、レース終了後しばらく感動に浸っていました。
 そして、このレースの舟券はズバリ的中。感動に浸ったあと、あらためて結果を見てホッとしましたよ、本当に。


 そんな劇的なレースのあとの11Rは、賞金王シリーズ優勝戦。出場選手は次のとおり。(これも敬称略)

 篠崎元志
 石渡鉄兵
 池田浩二
 湯川浩司
 石野貴之
 西島義則

 正直、このレースの予想は悩みました。篠崎選手が優位そうですが、あとの選手もなかなかのクセ者ぞろいです。
 石渡選手はそれなりに勝ちを重ねて優勝戦にまで乗ってきています。池田選手は前年の賞金王決定戦優勝者。今年はシリーズ戦に回りましたが、それでも優勝戦進出ですから、実力はあるといえます。湯川選手・石野選手は地元大阪の選手で、住之江は走り慣れています。そして西島選手は、コース取りで前付けに行く可能性大。この人次第でレースの状況が変わるかもしれません。
 そんな面子でのレースであるがゆえ、買い目を悩みに悩みましたが、私の出した答えは、3連単。篠崎選手と池田選手の連で、石渡選手か湯川選手がそれに続くとみました。西島選手が前付けに来るならば、池田選手はカド位置に来るだろうとみて、カドからの攻めに期待しての予想です。

 さて、その11R賞金王シリーズ優勝戦。このレースのスタート展示のとき、深く進入しすぎによる回り直しをした艇がなんと3艇も出ました。こういうこと、あるのですねえ。それだけコース取りに熱心になっていたということでしょうか。まあでもこれはスタ展だったからよかったものの、もし本番だったら客がどのような反応をしていたことやら。

 スタ展がそんなだった11Rの本番。予想どおり西島選手が前付けに。しかし篠原選手はインを死守。西島選手を2コースにとどまらせました。池田選手はこっちの思惑どおり、4コースのカド。
 そうしてスタート。大方の期待にこたえるように、篠崎選手が1周1Mで先頭に出ました。それに続いたのは池田選手と思いきや、地元の湯川選手。池田選手は3番手。結局このレースは篠崎選手が逃げ勝ちで優勝。という結果でして、私の予想は惜しくも外れてしまったのでした。


 さあこの次はいよいよ、最後の大舞台、賞金王決定戦と相成るのでした……でもそれはまた次に。

(続く)

ボートレース住之江訪問記・2

 ボートレース住之江の水面際には「フードテラス」と呼ばれる場所があります。ここはウッドデッキで、テーブルとイスが置かれています。ここでまったりと飲食をしながら、レース観戦を楽しめる空間となっています。特にナイターのときには、夜空を仰ぎながらビールを片手に観戦といくことができますので、ここは快楽の場所といえるでしょう。
 しかし今回のような大レースのときには、とてもそんな余裕はありません。このテラスが客で埋まってしまい、座ったままだとレースが見えにくくなるためです。

 競走水面に目を向けてみますと、バックストレッチ側に大型映像装置「ボートくん」があります。これは24ボートレース場の中でも、最大の規模を誇る映像装置です。なにせ一度に3つの画面を映し出すことができる代物。待機行動のときには、3つの異なるアングルからの映像がこの「ボートくん」に同時に映し出されます。また、本場開催と場外発売の併売のときには2画面モードとなり、一方で本場、もう一方で場外のレースの様子が映されます。
 これだけの規模の映像装置を製作したのは、パナソニックです。何せ大阪ですから。


 この日のBR住之江は賞金王の最終日ということもあって、朝から客が大勢入っていました。
 特にそれが顕著に現れていたのが、スタンド1M付近。いつもだとここへは発売締め切り後に行っても水面際に行けるほどなのですが、今回はさすがにSG、しかも1年最後の大レースとあってか、締め切り5分前の時点でもう水面際は人で埋まっていました。やはり賞金王がおこなわれるときの住之江は、観客の密度が普段と段違いです。

 レースも後半に差し掛かると、客も増え始めて水面際も多くの人で埋まりだしました。特にそれは、10R・11R・12Rで顕著に現れていました。今回住之江でおこなわれているのは賞金王決定戦+シリーズ戦。最終日のこの日は、

 10R:賞金王決定戦の順位決定戦
 11R:賞金王シリーズ戦の優勝戦
 12R:艇界No.1を決める賞金王決定戦

 これだけのレースが続くのです。そりゃ多くの客が詰め掛けるはずです。

 余談ですが、賞金王の10R・11R・12Rが現在のような体裁になったのは2010年からのことです。それ以前は、10Rが賞金王シリーズ戦の優勝戦で、11Rが賞金王決定戦の順位決定戦でした。10Rと11Rとが逆だったのです。おそらくこれは、優勝戦を連続でおこなうことで、シリーズ戦のほうにも注目を集めようという目論見があったのではないかと推察します。


 さて、それだけ多くの客が集まったこの日の住之江で、私は1Rから舟券勝負といきました。
 しかしその戦績は……2Rを的中させたものの、その後はことごとく外しまくり。3R~9Rまで連続して外し続けました。そんな状況で、10R順位決定戦を迎えたのですが……これが今まで見たことのない、大いに記憶に焼きつくレースとなったのでした。
 どのようなレースだったか? それは次回書くことにします。

(続く)

ボートレース住之江訪問記・1

 2012年12月24日、この日ボートレース住之江では、第27回賞金王決定戦の最終日がおこなわれました。
 今回の賞金王、今まで見た中でも最高の興奮と熱狂を与えてくれた感がしました。それほどまでに、実にすばらしいドラマが繰り広げられたのです。
 そういうわけで、今回は住之江訪問記と題して、BR住之江の場内レポートも兼ねた2012年賞金王観戦レポートを数回にわたってお送りするとします。


 この日は9時30分開門でしたが、私はそれに間に合いませんでした。よって、賞金王シリーズ戦優勝戦および賞金王決定戦出場者インタビューを見ることはできませんでした。1Rのスタート展示には間に合いましたが。
 BR住之江に行くには、大阪市営地下鉄四つ橋線またはニュートラムに乗り、住之江公園駅(ここが終点です)で下車するのが、もっともオーソドックスな交通手段です。
  ↓こちらBR住之江の南入場門(正面ゲート)上部。
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 住之江公園駅からだと、必然的にこの南入場門から入ることとなります。この両者の間にアーケードがあり、雨の日でも楽に移動ができるよう工夫されています。
 なお、住之江公園駅の周辺にはBR住之江のほか、駅名になっている住之江公園や、護国神社があります。またBR住之江の南側、道路をはさんだところにはドンキホーテと商業施設オスカードリームがあります。
 南入場門近くには外向発売所『ボートバウ』と、何軒かの予想紙売り場があります。ここでひとつ、関東方面から住之江へと旅打ちに来られる方にご注意をひとつ。関西では、予想紙をボートレース場内では販売していません。ですので、もし予想紙を買う場合は、必ず場内に入る前にご購入ください。場内に入ってしまうと、もう手に入らなくなってしまいます。

 南入場門の入場ゲートをくぐって左手に、南入場門ステージがあります。ここは主にトークショーおよび歌のライブがおこなわれます。ステージそのものが小さめなので、特撮ヒーロー等のキャラクターショーは、ここではおこなわれません。ではその類のものがある場合、どこでおこなわれるのか。それは追って説明いたします。
 スタンド内に足を踏み入れれば、そこはボートのメッカというにふさわしい、広々とした空間。ここからもっと進んでいくと、中央部には中央ホールがあります。選手紹介や優勝戦出場者インタビュー、表彰式等をおこなうのがここです。
 この中央ホールの隣にあるのが「アクアライブステーション」ここでは解説者による公開予想や、選手とのふれあいイベントがおこなわれます。ここでの公開予想には客たちがわらわらとステーションに寄ってきて、多くの人が予想に真剣に耳を傾ける情景を目にできます。
 では、中央ホール・アクアライブステーションからさらに奥に歩いていきます。すると今度は芝生のある広場がそこにあるのです。この広場には以前使用していた大時計が飾りのように置かれています。
 この広場は、賞金王のような大レースが開催されるときには、イベント空間として使用されます。フードカーの食べ物販売や「ていちゃんのエコパーク」はここでおこなわれます。そしてここは、ときにキャラクターショーのステージにも変わります。そうです。特撮ヒーローもののショーは、この広場でおこなわれるのです。こちらのほうが広いスペースを取れますから。

 BR住之江は正面ゲートである南入場門が1M側にあるため、どうしても客が1M側に集中してしまいがちです。その反動で、2M側は客が少なく寂れた印象です。2M側にあった売店も、今ではすべて閉まってしまいましたし。
 しかしこれは、裏を返せば「住之江では2M側に行けば、人混みを回避できる」ということでもあります。もちろんここでも舟券の購入ができますから、人混みが苦手な方は2M側に行ってみてはいかがでしょう。

(続く)

住之江 SG第27回賞金王決定戦

●2012年12月24日 住之江 
 SG第27回賞金王決定戦 最終日


 ・的中レース
  2R 3連単  1,750円
  10R(順位決定戦)
     3連単  1,420円
  12R(賞金王決定戦)
     2連単    1,730円

 ・回収率:98%


 今年最後の舟券勝負となった、今回の賞金王決定戦。まあ結果は振るいませんでしたが……それでもこの日は実に興奮と熱狂を肌で感じ取った一日となりました。

 今回のリポートは「ボートレース住之江訪問記」の形式にて、詳細を書くことにします。なので今日のところはこのように簡素に。

横西奏恵選手、引退

 先日の賞金女王決定戦にも出場し、女子ボートレーサーの一番の実力者として活躍してきた横西奏恵選手が、今日引退を発表しました。
。賞金女王決定戦が終わってからまだ3日しか経っていないこの日、そして賞金王シリーズが始まったこの日に。
 賞金女王決定戦の成績こそ振るいませんでしたが、この人は今後いつかきっと賞金女王の座に輝くだろうと、私は期待をしていました。その矢先に、電撃的な引退発表。ニュースを目にしたとき、大きな衝撃を受けました。

 そういえば、一昨年も今回のような、女子レーサーの電撃引退がありましたね。(↓の記事参照)

 濱村美鹿子選手、引退 2010-03-17
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-148.html

 濱村選手にしても、今回の横西選手にしても、それはもう「まだやれそうなのに、引退してしまうのか」との思いでいっぱいです。しかしこういったことは、他人がどうこう言えるものではありません。引退するかどうかを決めるのは、あくまで本人なのですから、ここは本人の意思を尊重すべきでしょう。
 とにかく、今日の日をもって横西選手は現役を引退しました。よって、横西選手が賞金女王に輝くことは永遠になくなりました。

 で、↓こちらに横西選手の残した主な成績が記されています。
 http://boatrace.jp/news/2012/12/046254.php
 これらを見ると、あらためてこの人は男に引けをとらない実力の持ち主だったのだなと思わされます。特に2011年、尼崎でおこなわれた笹川賞。このとき横西選手はドリーム戦に出場、見事1着となりました。さらに優勝戦にまでも進出と、実にすばらしい活躍を見せてくれました。

 横西選手、17年の選手生活、お疲れ様でした。今後は夫の山崎智也選手の心の支えとなってあげてください。


 さて、横西選手去りしあとに、女子一番の実力者となりそうな選手はといいますと……やはり現在ですと、田口節子選手が妥当なところでしょうか。あと、横西選手と同じ徳島支部の喜多須杏奈選手にも「横西2世」となることを期待です。この人、何といっても横西選手と同様に、養成所の卒業記念競走で優勝していますからね。

大村 GI第1回賞金女王決定戦

●2012年12月16日 大村 
 GI第1回賞金女王決定戦 最終日


 ・的中レース(1R・2Rは購入せず)
  3R 3連単  1,340円

 ・回収率:32%

 実にひさびさに舟券勝負といきましたが、結果は上記のとおりの有り様……イン最強のはずの大村ですが、この日は後半になって荒れだしました。それを読めなかったのもまた敗因です。
 今回優勝、すなわち初代賞金女王となったのは、三浦永理選手でした。開始前はおおかた田口節子選手の勝利を予想。しかしそれを見事に打ち破るかのように、三浦選手が勝利をおさめました。早いスタートを切り、1周1Mで先頭に立とうとした田口選手を捕らえ、まくり差しで一気に先頭へ。この技が効いて、栄えある初代賞金女王となりました。
 ちなみに、今回このふたりと同様に賞金女王決定戦に進出した日高逸子選手と山川美由紀選手は、3日後の賞金王シリーズにも出場します。田口選手と三浦選手は残念ながら出場しません。

 また、この日賞金女王の場外発売があったボートレース住之江では、松井繁選手の賞金王決定戦壮行会がおこなわれました。まあ早い話がトークショーです。
 まず聞き手のアナウンサーが話を切り出しました。
「馬袋(義則)選手から伝言を預かっています。『松井さん、あなたのせいで2kg太りました。どうしてくれるんですか』と」
 つまり一緒に食事をしていて、松井選手が馬袋選手に多くの量を食べさせた、ということですね。そりゃ体重の調整は選手にとっては重要ですからね。
 さらに支部の後輩である太田和美選手・丸岡正典選手からも「松井選手は宿舎の部屋が汚い」との声が出ている、といった話も出てきました。これに対して松井選手はいろいろ弁解じみたことを言って、ついには「今垣光太郎はもっと汚い」とまで言っていました。これには観客も大笑いでした。
 まあそんなこんなで、最後には松井選手「V4を目指します」と言って締めました。
 このトークの中でも話題として取り上げられたのですが、今年の松井選手、4月~6月はインフルエンザにかかったりペラで足をケガしたりと、大変な日々を送っていたとのこと。それでも今年の賞金王決定戦に乗ることができたのですから、まさに王者というにふさわしいです。

 今度はこの住之江で賞金王決定戦。もうすでに住之江場内はいつでも賞金王を始められる雰囲気となっていました。

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エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
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ファジアーノ岡山の本拠地・シティライトスタジアムに時々出没しています。



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