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スタジアム好きの自閉症者ですが、何か問題ありますか?

発達障害の一種、高機能自閉症を抱えるエビフライ飯が、スタジアム訪問記を中心につづっていきます。

児島はこういう街

 6月21日から6日間にわたり、グランドチャンピオン決定戦がおこなわれる、ボートレース児島。
 この児島は岡山県にあります。もっと細かく書くと、児島というのは倉敷市の地域名です。

 ではなぜ、BR児島が「倉敷」ではなく「児島」を使用しているのか。
 実は1967年1月までは、BR児島がある地域は「児島市」だったのです。同年2月から合併で倉敷市の一部となりました。
 BR児島、当時の児島競艇場が開設されたのは1952年。つまりまだこのときは児島市で、そのまま市の名前が使用されていたということです。それから合併後も引き続き児島の名前は残され、現在に至っています。
 まあ最近で言うならば、BR徳山が市名を「周南市」に変更しても引き続き「徳山」のままである、これと同じようなものでしょうか。


 さてその児島ですが、実はここ、全国的に誇れるものがあるのです。
 それは繊維産業。中でもジーンズと学生服の生産が盛んな街です。特に学生服は全国シェアの多くを占めており、日本中の学生服の半分以上は、この児島で作られているともいわれています。そういう事情もあってか、岡山県では公立小学校でも制服があります。

 また、観光名所もいくつかあります。瀬戸大橋がかかるあたりにある鷲羽山がもっとも有名です。ここからは瀬戸内海や瀬戸大橋を臨むことができます。
 また、これは鉄道マニアに限られそうな興味の対象ですが……かつてこのあたりを走っていた鉄道、下津井電鉄の児島駅が、廃止されて20年以上がたつ現在も、駅舎だけが残されています。
 その下津井電鉄が走っていた当時、児島から3駅目が「琴海(きんかい)駅」という駅でした。この駅は、BR児島の近くにありました。現在は下津井電鉄の廃線跡がサイクリングロードとして整備されていますが、そうなった今も琴海駅跡からはBR児島を目にすることができます。


 BR児島は、こういう街にあるボートレース場です。

尼崎 SG第38回笹川賞

●2011年5月29日 尼崎 
 SG第38回日本モーターボート競走会会長杯争奪 笹川賞 最終日


 ・的中レース
  2R 3連単  1,460円
  10R 3連単  1,280円


 今年に入ってから、初めてのSGでの舟券勝負となった今回。ですが、結果は上記のような有様でして……特に最後の優勝戦を外したのは痛かったですね。
 この日はイン優勢で、堅い結果となるレースが多かったにもかかわらず、上記ふたつしか的中できませんでした。どうも狙いすぎ、考えすぎがかえって仇となったようです。素直に選んで買っていく方法でいくべきでした。


 今年の笹川賞、優勝したのは池田浩二選手でした。昨年の笹川賞では優勝最有力候補といわれていたにもかかわらず、岡崎恭裕選手にしてやられてしまいました。
 そのリベンジに燃えるかのごとく、予選を1位で通過した池田選手。準優でも1着に入り、優勝戦号艇を勝ち取りました。
 そしてその優勝戦。この日は開門時からずっと雨が降り、風が強く吹いていまして、優勝戦のときもそれは続いていました。
 しかし池田選手、そんな厳しい気象条件などまったく関係ありませんでした。池田選手は1周1Mで先手必勝といわんばかりの力強い、絵に描いたような逃げ攻勢。圧倒的に他艇を引き離し、何者も寄せつけないかのごとくゴール。大方の予想通りの優勝を成し遂げ、見事に昨年のリベンジを果たしました。

 そういえば、SGの優勝戦を生で見たのも、ひさびさでしたねえ。舟券勝負は残念な結果に終わりましたが、優勝決定の瞬間を生で見られただけでもよし、としておきます。

ボートレース津訪問記・4

 ボートレース津スタンドの両端、それぞれのターンマークに近い場所に、食事を提供する空間があります。
 1階の1M側には『めん処まるいち』が、2M側には『味ひろば』があり、3階2M側に『御飯艇』があります。3階にはかつて1M側にも食事ができる場所があったらしいのですが、現在は閉鎖されていました。

 まず『味ひろば』にて「どて丼」をいただきました。
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 このどて丼、以前行った常滑でも売られていたものです。そのときのどては牛モツでした。
 それに対して、ここ津のどて丼は牛スジ肉。大阪と同じだったのです。味も大阪のものと同じような甘辛さ。「やはりこれが、どてやわなー」と、食べてみてとみに感じました。味噌汁つきでボリューム満点、600円。
 その味噌汁ですが、上の写真では黒っぽく写っています。これは赤味噌を使用しているため、黒っぽいのです。
 どては大阪風で、味噌汁は名古屋風。やはり三重県が近畿地方でありながら東海地方に属していることで、両者の文化が融合しているのでしょう。

 そして『めん処まるいち』ここではうどん・そばが主なメニューですが、ラーメンもあります。また土地柄、伊勢うどんやきしめんも売られています。
 その中で「カレー中華」なるメニューがありました。どんなものか興味がわいてきましたので、私はこれを注文しました。
 ↓これがそのカレー中華。600円。
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 カレーベースのスープに、中華麺が入ったものです。白く見える具はハンペンです。ほかに長ネギ・玉ネギ・かまぼこ・豚肉が具として入っています。スープは少しとろみがついており、言うなれば中華丼の具とカレーを混ぜたようなものです。
 カレーに中華麺というのも、なかなかいけるものです。まあよく考えてみれば、カレー味のカップラーメンがあるくらいですから、別におかしくはないわけです。
 ただこれ、出されたばかりのときはものすごくアツアツの状態なので、ヤケドに注意です。

 なお、BR津ではアルコールは提供されません。代わりにあるのは、ノンアルコール・ホッピーでした。


 この次に行く予定にしている遠方のレース場は、児島です。6月にグランドチャンピオン決定戦がおこなわれる場所です。
 ジーンズの街として有名な場所でのSG。ここはスタンドからの眺めが抜群によいと評判らしいので、ぜひそれを堪能したいですね。

ボートレース津訪問記・3

 舟券を購入する際に記入する、マークカード。津ではまだ24場共通タイプではなく、津専用のマークカードでした。
 しかし、このマークカードが、ちとクセモンでした。
 2R購入時、私は次の組み合わせを購入することにしました。

    

 つまり、をアタマに、2着ヒモは、3着ヒモはをつなげる組み合わせを購入することになります。
 この場合、いつもなら「ながし・ボックス」のカードを使用して、「ながし」の欄に、1着、2着、3着と記入します。
 それでここ津でも同じように記入して投票機にカードを入れたのですが……「枠番が正しく記入されていません」と音声が流れて、戻されてしまいました。
 そんなバカな、と思いましたが、津の「ながし・ボックス」カードをよくよく見ると……
「1着と2着、1着と3着、2着と3着を1点ずつ、あとは何通りでも購入できます」
 といった内容が記されていたのです。つまり津では、いまだ「ながし」は1点指定を2つしなければ購入できないということなのです。
 これは調子狂いましたねー。いまだに「ながし」が1点指定2つのみとは思いませんでしたから。
 津も早いうちに、24場共通マークカード対応にするべきだと思います。

 マークカードといえば、もうひとつ。
 購入時カードが2枚にわたったレースでのこと。私は投票機にカードを2枚まとめて入れました。しかし受けつけたのはカード1枚分のみ。もう1枚はなぜかキャンセル扱いとなり、その分の金は戻ってきました。
 あれ?と思ってカード挿入口をよく見ると……次の注意書きが。
「カードは1枚ずつ入れてください」
 何と不便な造りか!と思わずにいられませんでした。結局そのときは、もう一度あらためてカードに記入をして、残りの分を購入しました。
 これもまた、普段複数枚まとめて入れることに慣れていたため、ここでも調子を狂わされてしまいました。この点でも改善の必要があると思います。

 そして投票機。津の投票機は、金を入れてカードを入れると、モニター画面に購入する組み合わせが表示されます。
 まあここまではどこも同じなのですが、津の場合はここで「内容がよろしければ、発行ボタンを押してください」と、確認を求められるのです。記入に不備がない場合でも、常にです。
 これはよいことかな、と思いました。記入した組み合わせが実は間違っていた、ということはよくあることですし、購入時にこうして確認を求められるのは、思いやりがあるかな、と思います。


 このボートレース津では、2Rと9Rが特色あるレースとなっています。
 まず2Rは「2(ツ)ッキーレース」号艇がA級選手、あとはB級選手のレースです。つまりが1着となる確率が高いレース。
 それゆえ私は、このレースをアタマで買った次第ですが……この日は意外にもが1・2着に入りまして、万舟と相成ったのでした。
 9Rは「進入固定競走」スタート時の進入コースが艇番どおりと最初から決まっているレース。これで予想はしやすくなるのですが……堅い配当ばかりになる傾向が強まってもくるのです。
 この日の9Rもまた、という、非常に堅い組み合わせ。私は的中させましたが、3連単の配当がわずか550円でした。

 とはいっても、こういった特色あるレースを企画すること自体は、いいことではないかと思います。
(続く。次で終わり)

ボートレース津訪問記・2

 全体的に広くてキレイなボートレース津のスタンド内を見渡していたところ、↓このような張り紙が張り出されていました。
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 対岸大型映像装置が故障する恐れがある、とのお知らせ。「故障している」ではなく「故障する恐れがある」なのです。
 おそらくここ数日、映り方等に問題が生じてきていたのでしょう。これはもしかすると故障の前触れではないかと見て、完全に映らなくなる前に予防線を張っておこうと、このようなお知らせを出したのかもしれません。
 まあ、この日は特に何事もなく、大型映像装置は正常に映っていました。


 そして競走水面へ。津の水面の広さは、前に行った常滑とほぼ同じくらいかな、と感じました。あくまで私の感覚でですが。
 このBR津は海に近い場所にあるのですが、海が競走水面ではありません。水面は四方がすべて陸に囲まれています。海のそばの人工池、というイメージです。
 津の水質は、公式では淡水となっています。しかし海のそばにあるということで、少なからず海水が流れ込んでいて、汽水になっているともいわれています。
 そんな立地ゆえ、スタンド建物からは海岸が見えて、砂浜を行き来する人たちの姿も見えます。さすがに今時分は海水浴には早すぎますので、人はわずかでしたがね。また、いかにも海に近い場所らしく、水面の向こう側には造船所のクレーンも見えます。
 海に近い場所なのに、海ではない。津の競走水面はそんな不思議な空間です。


 私が遠方のレース場に来たときに必ずチェックするもの。それは大時計。
 津の大時計を裏側から見てみると……
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 ん? このお姿、前に見たような……そうです! 前に私が行った、常滑のそれと同じ仕様となっていたのです。
 津の大時計も、裏側は上の写真のようなお姿となっていて、また針が1分針のみ、左回りです。これまで行ったレース場では、浜名湖・常滑・津が、裏側左回りでした。東海地区に集中しているというのは、何か理由があるのでしょうかね?


 そういった調子で、施設の探索をした私は、いざ舟券勝負といきました。
 しかし、ここ津はどうも調子を狂わせることがいくつかあったのです。
(続く)

ボートレース津訪問記・1

 2011年5月21日、私は三重県津市にあるボートレース津へと行ってきました。

 なぜ唐突に津?と思われるかもしれません。まあ理由は単純です。この5月におこなわれるSG笹川賞が、準地元の尼崎での開催ですので、旅打ちとなりません。そこで、どこか遠方のレース場に行ってみようかな、とふと思ったのです。
 そこで決まったのが津です。大阪からさほど離れていないこと、またここでは当分SG級のレースは開催されないと思われるので、行けるうちに行っておきたいと思ったこと、これらがきっかけとなりました。
 それと以前に↓このような記事を書いて、津のことが妙に気になっていたこともありまして。

 津!つ!ツ! 2011-05-05
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-351.html

 そういうわけで、今回開催されるのは一般戦ですが、私は津へと行ったのです。

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 JRおよび近鉄の津駅を降りて、東口へ。ここから少し大通りを歩いたところに、ホテルサンルート津があります。ここの前にある、三重交通バスの「栄町三丁目」バス停。ここからBR津への無料連絡バスが出ています。ここには当日のレースの出走表も置かれています。連絡バス1便目の出発時刻は9:40で、以降12:10まで30分ごとに出ます。
 連絡バスは、便によっては「津なぎさまち」を経由します。ここは中部国際空港行きの高速船が発着する場所です。つまり常滑と津、それぞれのボートレース場を結んでいるともいえます。
 BR津、はっきりいって、津市の中心街からかなり遠いです! 今回乗った連絡バスで30分もかかりました。何せ車を使わないとたどり着けない場所。交通の便は悪いといわざるを得ません。

 しかし、施設はそれを忘れさせるほどの立派さです。
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 正面入り口から向かって左手を見ると……
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 な、何なのでしょう、この巨大な真珠貝のようなものは! これは「ツッキードーム」、各種イベントがおこなわれるホールです。私が行った日にはイベントはありませんでしたので、入れませんでした。
 ↓建物の全景。左手にツッキードームがあることが、おわかりかと思います。
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 ここBR津は、車でないと行けない場所ゆえに、駐車場はものすごく広い面積がとられています。
 そしてここBR津は、海岸に程近い場所にあります。潮干狩りや海水浴に来る客も、このあたりにやってきます。そのため、BR津の駐車場には↓このような注意書きが。
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 正面入り口(実はここしか出入口がありません)からスタンド内に入ると、ゲート前は↓このような空間が広がっています。
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 自然光を取り入れる、吹き抜けのアトリウムになっています。これは以前行ったBR浜名湖に似ています。
 スタンドは全体的に広く、キレイです。
(続く)

津 津グランプリシリーズ第3戦

●2011年5月21日 津 
 津グランプリシリーズ第3戦 2日目


 ・的中レース
  5R 3連単  1,070円
  7R 3連単  810円
  9R 3連単  550円
  12R 3連単  1,150円


 実は、今回の舟券勝負はボートレース津まで出向いての挑戦でした。
 今月おこなわれる大レースが準地元の尼崎ということで、どこか旅打ちに行きたいと思っていたところ、この津が思い浮かんだのです。そういうわけで、一般戦ではありますが津にて舟券勝負をおこないました。

 まあ結果は上記のとおり、4つ当てはしたものの、どれもこれもショボい配当ばかり……結果としては、わずかに収支マイナスに終わりました。
 的中レースの中でも、9Rがひときわ低い配当となっていますが、これには理由があります。この9Rは進入固定競走だったためです。つまりこの手のレースでは最も堅い組み合わせが来てしまった、というわけです。このレース、取りガミになった人がけっこういたでしょうねえ。(私は違います)
 ま、大損しなかっただけでもマシと思うことにしましょう。

 で、今回は遠方のレース場に行ったということで、もちろん恒例の訪問記を後日書きます。

奈良のお母様からお返事をいただきました

 以前↓こちらにて、奈良で体罰被害に遭った男子児童とそのお母様の話を取り上げました。

 奈良市教育界の隠蔽工作員たち 2011-03-02
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-316.html

 よくもまあヌケヌケと 2011-05-09
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-353.html

 5月9日の記事を書いた後、状況がまた悪化したとの記述が、お母様のブログに書かれていました。
 これから頼りにするつもりだった支援学級の担任教師が、5月に入って休職してしまったとのことでした。
 その結果、息子さんは不登校気味となり、さらには自分で自分の髪の毛を抜く行動をするようになってしまった、とお書きになっていました。

 これを目にして、私は即座に思いました。
「この子は、ひょっとしたらフラッシュバックも併発しているのでは?」
 体罰事件が起こったのが、昨年の5月でした。となると、その時期を思い出して、被害にあったときのことが頭によみがえって、それも自傷行為の要因となっているのではないか、と。

 もういてもたってもいられず、私は↓のコメントを、お母様のブログに書き込みました。

はじめまして。私は息子さんと同じ障害を持つ成人男性です。
同じ自閉症当事者として思ったのですが、息子さんはフラッシュバックも併発してはいないでしょうか。
体罰事件が起こったのが、昨年の今頃ですよね? そうなると、昨年のこの時期に起こった忌まわしい出来事が脳裏によみがえって、それが精神的な苦痛を引き起こしているとも考えられます。
この私も、かつてある者からネット上で執拗な誹謗中傷をされたことがあります。その時期が脳から離れず、毎年その当該月になると精神的に不安定になります。
私自身がこういった経験をしていることから、また同じ自閉症当事者として、この事件は許せません。
↓私のブログの、この事件に関する記事です。
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-316.html
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-353.html(2011年05月13日 20時44分18秒)


 その4日後、お母様はコメント欄にて、私に対するお返事をくださいました。
 お母様いわく、

「息子の受診日に、過去のイヤな思いが蘇ってきているのも、自傷行為の一つの要因と言われた」

 やはりフラッシュバックがあったのです。
 自閉症スペクトラム当事者の場合、こういった「精神的にも肉体的にも傷つけられた」体験は、確実に思い出したくもない記憶として残ってしまいます。現にこの私もそうですので、絶対にフラッシュバックが起こっているはず、そう心配になってコメントを書き込んだ次第ですが、これで事情は把握できました。


 このフラッシュバックという現象、ASDを抱える人間ならば、こどもであろうが大人であろうが、永遠につきまとうものです。本人は忘れたくても忘れられないこととなって、脳に残ってしまうのです。
 ですから、こういった事情を知らずに、安易に
「そんなことをいつまでも気にしていてアホらしい。もう忘れろ。忘れてしまえ」
 などと言わないでもらいたいのです。そうしたくてもできなくて悩んでしまうのですから。

 そして、ASD児が受け持ちの児童・生徒の中にいる、教育関係者の皆さん。
 ASD児がこういうフラッシュバックという重荷を抱えているということぐらいは、最低限頭にとどめておいてくださいよ。


(追記 2011-11-29)
 そのお母様のブログ(http://plaza.rakuten.co.jp/yuririn23)、しばらく記事が上がっていなかったのですが、最近になってさらに深刻な事態に陥っているようです。
 あまりにひどい出来事なので、ここには書けません。
 ただひとつ言えること。「奈良の教育は死んでいる」

「交流戦」の新しい呼称を考案

 今日からプロ野球は交流戦が始まりました。
 実を言うと、私はこの「交流戦」という呼称に、多少の違和感を覚えています。

「交流」という言葉には「お互いに仲良く、気楽に、ワイワイと楽しみ合おう」という意味合いが強い印象を受けます。これが親善試合や練習試合ならば、この言葉はしっくりくるでしょう。
 しかし、この交流戦は公式戦です。ペナントレースの勝敗に関わる試合です。そういった試合で「“交流”戦」という呼称は、少し緊張感に欠けはしないか、と思うのです。

 そこで考えてみました。「交流戦」に代わる、新しい呼称を。
 交流戦はセントラル・パシフィック両リーグが交わる試合。ならば「交わる」を「クロス」と表現します。ここから「クロス戦」というのはどうでしょう?
 あ、いえ、ちょっと待ってください。この「クロス戦」は、すでにボートレース芦屋で使われていました。芦屋の「サンライズレース」3Rの呼称です。1・3・5号艇がA級、2・4・6号艇がB級の選手という形態をとるレースです。
 ここですでに使われているので「クロス戦」はボツです。

 では「クロスゲームズ」はどうでしょうか?
 あ、これも確か、こういうタイトルのマンガがありましたね。野球マンガではありますが。なのでこれもボツ。

 考えに考えて、しっくりくる呼称がひらめきました。
クロスリーグ」ないしは「クロスリーグ戦」です!!
 セ・パ両リーグが交わり、12球団が入り混じってのリーグ戦ということで、思いついた呼称です。


 まあ、今回の記事は私がよく陥る「妄想」だと思ってくださって結構です。あくまで「こうだったらいいだろう」との思いの元に書いたものですので。
 私はかなり、妄想好きな人間なのです。

「つながり」よりも「良識」を取る

 以前私は、花風社の社長・浅見淳子氏について、このブログで取り上げました。

 『自閉っ子と未来への希望』 2011-01-25
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-297.html

 浅見氏は以前から発言や態度が攻撃的で、それがご自身のブログおよびツイッターにも現れていましたが、最近はそれがさらに激しくなっている感があります。
 花風社では今度新刊が発売されるのですが、その新刊の出版前から、浅見氏が個人的に「批判してきそうだな」と思われる人たちに対して、攻撃的な言葉を放ち続けているのです。
 特に標的にしているのが、あるひとりの医師。浅見氏はこの人がよほど気に入らないらしく、連日ブログ・ツイッターにて激しい言葉を放ち続けています。

 浅見氏は昨年も、花風社の本を酷評した一保護者に対して、激しく非難をしていました。ですが、このときは保護者側が内容をよく読まずに本を酷評し、また花風社書籍の著者をキズつけるような発言をしていたこともありましたので、まだ浅見氏の心情は理解できました。
 しかし今回の「出版前から、批判をしてきそうな人たちを攻撃」は、いただけません。まだ相手は内容すらも確認できないのに、いきなり批判者扱いされて、さぞかし面食らったことでしょう。内容を読まなければ批評のしようもないのですし、出版前に敵扱いして攻撃するのは、理にかなっていません。
 出版前にそういったことをするのは、結果的にその作品を汚すことにつながりはしないでしょうか。批判ならいくらでも甘んじて受ける、くらいの心構えにはなれないのでしょうか。
 浅見氏、この医師にはかなりの敵意を抱いているようで、ツイッターでも「絶対につぶす」と書かれていました。良識を疑わざるを得ない思いです。私は別にこの医師に関しては特に何も思いませんが、こんなことを書かれたらかなりショックなのではないでしょうか。

 そんな浅見氏とは少なからずつながりのある私ですが、このたびの発言や行動を前にして、その「つながり」を緩めることに決めました。私は「つながり」よりも「良識」を取ることを選択します。

 私はかつて、花風社のインタビュー本に掲載してくださったこともあり、また上記『自閉っ子と未来への希望』でも私のことを取り上げてくださったことで、浅見氏には恩義を感じています。
 しかし、それはそれ、これはこれ。恩義があるからといって、これら浅見氏の攻撃行動を容認し看過していいということにはなりません。

 今後、私は浅見氏とは距離を置くことにします。
 深く関わらない、表立った批判はしない。そして私が関わりを緩めたからといって、他の浅見氏と関わりのある人たちに対して「縁を切れ」などとは呼びかけない。これが私なりの「距離を置く」ことです。


 最後に、一部で
「エビフライ飯の発達障害に関する発言は、浅見氏の意向が含まれている」
 などと言われているようですが、決してそんなことはありません。このブログでの私の発言は、100%私個人の意見です。浅見氏は一切関与していませんし、関係ありません。
 このように思われるのにも嫌気が差していました。それもまた、今回の「距離を置く」要因です。


(追記 2011-05-21)
 もう「距離を置く」から「訣別」に変更いたします。
 その理由は、浅見氏がツイッター上で信じられないような攻撃行動に出たためです。

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プロフィール

エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
公営競技・野球・サッカーなどのスタジアムという空間が好きな自分です。
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