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スタジアム好きの自閉症者ですが、何か問題ありますか?

発達障害の一種、高機能自閉症を抱えるエビフライ飯が、スタジアム訪問記を中心につづっていきます。

いやー、甲子園って、いつ来てもいいものですねえ(後編)

 今年から甲子園では、変わったものがあります。それは何かというと、スコアボードです。
 スコアボードの中央上部に時計があり、その下にはボールカウントの表示があります。まず変わった点は、このボールカウント表示です。
 昨年までは上から「ストライク・ボール・アウト」の順となっていましたが、今年からこれが「ボール・ストライク・アウト」の順に変わりました。これは国際ルールにのっとった改変とのこと。ということは、今までずっとすべての野球場で「ストライク・ボール・アウト」だった日本は、長年その国際ルールから外れた仕様だったわけですね。
 しかし、これを機会に日本も「ボール・ストライク・アウト」に変わっていくのです。
 ボールカウント表示の下は、審判の名前が表示される欄です。まあこれ自体は昨年と変わらないのですが、その上の「審判」を表す英語表記が「UMPIRES」となっていました。ここ、昨年までは「UMPIRE」と単数形でした。
 また、球審を表す略号が、昨年までCHief umpireの初め2文字「CH」だったのが、PLate umpireの「PL」に変わっていました。こちらのほうが一般的だからでしょうか。

 スコアボード向かって左側は、打順が表示される場所ですが、ここも変わりました。
 昨年までは選手の名前表示欄がひとり分ずつ仕切られた仕様となっていましたが、この仕切りが取れて、右側同様に全画面表示となったのです。つまりこれで、画面表示の自由度が上がったわけです。これなら野球以外のイベントのときに、自由な表示ができます。
 そして、ボート右側の得点経過表示。ここもチーム名の欄が3文字から4文字に増えました。
 このように、甲子園のスコアボードは進化を遂げたというわけです。


 次に、今回甲子園でいただいた食べ物の紹介をば。

 名物の甲子園カレーについては昨年書いたので省略するといたしまして、それとは別のカレーが甲子園にはありました。内野にあるフードコートで、一風変わったカレーが売られているのを見つけたのです。
 それは↓こちら。
 koshien2
 これは「白虎カレー」と呼ばれるものです。見た目はクリームシチューをご飯にかけたもののようですが、食べてみると、スパイスが効いた味がして、やはりこれはカレーなのです。ただ例えるなら、これは昔学校の給食でよく出た「カレーシチュー」の味に近いかな、というのが私の感想です。
 これが売られているのは『ライブレストラン ファイア』。キリンビールが出している店です。
 また、同じく内野の『フードスタジアム』では、「ぼっかけ」というものが売られています。牛スジ肉を独特の甘辛いタレで煮込んだものです。これ、酒のつまみにちょうどよい食べ物です。
 あと、甲子園にはケンタッキーフライドチキンがあるのです。これはもうウケ狙いとしか思えませんねえ。


 甲子園、やはりここは日本の野球の聖地です。また機会があったら、行くとしましょう。

いやー、甲子園って、いつ来てもいいものですねえ(前編)

 3月27日、私はセンバツ高校野球がおこなわれている阪神甲子園球場へと行きました。
 koshien1

 甲子園といえば昨年の夏、私は↓こんなことを敢行してしまいまして。

 甲子園4試合ぶっ通し観戦デイ 2010-08-15
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-220.html

 それ以来の甲子園訪問となりました。今回はあのときとは違い、春だから少しはおだやかな気候の中で観戦できるだろうと考えて、甲子園までやってきたのですが……
 正直、見通しが甘かったです。おだやかというより、むしろ寒かったのです。甲子園特有の浜風が、さらに寒さに拍車をかけていまして、スタンドでは足が震えることしきりでした。売り子が燗酒や焼酎の湯割りを売っていたのも、納得がいきました。もちろん、私はこれらを買って飲み、体を温めたのでした。わはは。


 さて、昨年の夏とは違い、今回私はバックネット裏で観戦しました。やはりこの場所は他の席とは違います。グラウンドをホーム側から見渡せますので、グラウンド全体を把握しやすいのです。こんな場所に座れるときなど、私にとっては高校野球のときぐらいですので、迷うことなく今回はこの場所にしました(プロ野球のネット裏など、高額すぎてとても買えません!)。

 甲子園、来るときいつも思うのですが……ここはいつ来ても、日本を代表するボールパークだなあ、と感じます。

 縞模様がくっきりと綺麗に映えた外野の芝生。
 大地の香りをどことなく感じさせる内野の土。
 いつ来ても吹いている浜風。
 何年たっても変わらないウグイス嬢の声としゃべり方。

 甲子園はそんな要素がつまった球場です。周りの観客を見ても、

 ユニフォーム姿で来る少年野球・ボーイズリーグや、中学高校野球部の野球小僧たち。
 酒かっくらいながら、ヤジばかり飛ばすオヤジ。
 真剣に観戦しながら、スコアブックをつける記録マニア。
 あれやこれやとプレイに物申す、即席野球評論家。

 ……いろいろな観客がいるものです。スタンドを見渡せば、老若男女を問わない、本当に様々な人たちが目に入ります。
 こういう観客たちに支えられてこそ、野球場、ボールパークはグラウンドの選手たちと一体となれるのです。特に甲子園は、その傾向が顕著であると感じられます。
 この球場、『Take Me Out To The Ball Game』の歌がよく似合う球場ではないかと思います。
(『Take Me Out To The Ball Game』がどんな歌かって? ググれば歌詞とMIDIのメロディがきっと検索されるでしょうから、そちらをご参照ください)
 でもまあ、いちばんよく似合うのはやはり『栄冠は君に輝く』でしょうかね。


 で、この日おこなわれた試合とその結果。

 第1試合 城南   8‐5 報徳学園
 第2試合 浦和学院 3‐5 鹿児島実
 第3試合 関西   1‐9 東海大相模

 21世紀枠の城南が、地元も地元の甲子園常連校、報徳に勝ったのは仰天しました。大金星です。

 他にも、甲子園で今年から変わったあるものや、初めてお目にかかった場内の食べ物の話があるのですが……それは後編で書くとします。

日章旗を復興のシンボルに

 大震災発生以来、ツイッターのアイコンに日章旗をつける人が多く出てきています。被災地の復興、ひいては日本国全体の復興への願いの意味を込めて、そうする人が多いのでしょう。
 今、日章旗は「復興のシンボル」の位置づけがなされている、といえます。日本の復活を信じ、この日本をよみがえらせようではないか、そんな思いを多くの人が日章旗に託しているような気がします。


 さて、今なお日本国内のあちこちに存在している、アカ教師のみなさん。
 日章旗を短絡的に「戦争のシンボル」と決めつけ、とことん日章旗を「悪」と教えたがり、日章旗の白地を赤く染め上げたくて仕方がない、アカ教師のみなさん。

 これだけ復興への思いを日章旗に託す人が増え続けている現状を目の前にしても、まだ日章旗に対するネガティヴ・キャンペーンを展開し続けますか?

 今は国民全体が、これからの復興のことを考えていかなければならない時期です。そんな中にもかかわらず、アカ教師たちはこんな考え方をしているのではないでしょうか?

「日の丸を何の意味かもわからずアイコンにつける、この風潮は危険だ。また侵略戦争が起きるぞ」

 そんなことを言っている場合か、と思いますね。今は日章旗が復興のシンボルとして使われつつあるのです。ただそれだけです。戦争だの悪だのといった要素抜きで、実際そうなっているのです。
 しかしアカ教師たちは、こういった現状を認めようとせず、なおも日章旗に対するネガティヴ・キャンペーンを続けるのでしょうねえ。もしそうだとしたら、日本のアカ教師たちは本当に狂っていると言わざるを得ません。

「Pray for Japan」をツルピカ頭に刻んで

 にほんブログ村やツイッターに用いるプロフィール画像を、ちょいと変えました。
 それまでは↓この画像だったのですが、
myhead2

 これを当分の間、↓に変更することにしました。
myhead3

 この「Pray for Japan」の言葉を、復興への願いを込めて、私のツルピカ頭に刻みました。当ブログのプロフィール欄にも表示させます。
 念のために書いておきますが……このプロフィール画像は合成によるものです。実際に「Pray for Japan」と頭に書いているわけではありませんので、そこのところは誤解のなきよう。

 ま、冗談はこのぐらいにして。
「Pray for Japan」この言葉に秘められた思いは、きっと被災地の、ひいては国全体の復興へとつながっていくことでしょう。そう確信できるのです。

 日本の先人たちは、さまざまな国難に何度も襲われてきました。そして、そのたびに這い上がり、立て直したのです。そうでなければ、現在に至るまでこの日本が存在しているはずがありません。
 先人たちが今までやってきたことです。現代に生きる私たちができないはずはない、そう思います。
 これまででいちばんの国難といえば、太平洋戦争後でしょうか。実際にその時代を生きたわけではありませんので想像の域にとどまりますが、その時代は日本に手を差し伸べる国などごく少数で、「周りの多くが敵」の状況の中、人々が復興に尽力したことでしょう。そんな苦しい状況の中でも、日本は見事に復興を果たしたのです。
 それに比べれば、今回の震災は世界中から支援の輪が集まってきています。つまり世界中の人たちが、日本のために手を差し伸べてくれているということです。これは大きな強みであり、復興への大きな力となります。ならばこれは、きっと復興できると思って間違いないでしょう。

 復興への道のりはまだまだ遠いですが、
「今、復興のために、自分ができることを、ほんの小さなことでもいいから、やれるだけのことを、やる」
 今後、この意識を持ち続けていれば、きっと国はよみがえると思います。

宇治山田駅はこんな駅

 3月19日に伊勢神宮へと行った私ですが、そのとき私は近鉄を利用して行きました。
 伊勢神宮外宮の最寄り駅は伊勢市駅。ここはJR東海と近鉄の共用駅です。私も行きはここで下車しました。そしてJRの場合は、この伊勢市駅が伊勢市の中心駅となります。そのため駅そのものは実質JRの駅の体裁をなしており、近鉄はそれに付属しているような印象です。近鉄のホームから外宮方面へ出るとき、JRと近鉄のホームが離れているため、けっこう歩かされます。
 近鉄はその先に、伊勢市駅からさほど離れていない距離で、宇治山田駅があります。宇治山田駅は近鉄の単独駅で、近鉄の場合はここが伊勢市の中心駅となります。

 さて、その宇治山田駅について。
 この駅の歴史はかなり古く、今から80年前に開業し、現在に至っている駅です。今年が駅開業80周年ということで、記念行事がおこなわれるとのこと。
 宇治山田駅の駅舎は、その古い歴史に見合った風格を兼ね備えています。↓こちらがその駅舎です。
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ujiyamada2
 ↓こちらにある写真と見比べてみると、駅舎の形は開業時からほとんど変わっていないことがわかります。

 近鉄公式サイト「近鉄資料館」より、山田線の概要
 http://www.kintetsu.jp/kouhou/Rireki/A40021.html

 ↓駅舎右手にある塔のアップ。
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 ↓駅の中の様子。写真の下のほうに見える階段を上ると、改札口があります。
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 また、1番ホームの南には↓このようなものが。
ujiyamada5
 これは何かといいますと、バスを方向転換させるためのターンテーブルなのです。
 1970年までは宇治山田が終点で、鳥羽・志摩方面に行くにはバスを使う必要がありました。駅のホームからすぐ鳥羽・志摩方面行きのバスに乗れるようにするため、バス乗り場をホームに隣接させたのです。
 このターンテーブルは、そのバスのために使われていたものです。現在では鳥羽・志摩方面は鉄道でつながっていますので、使われることなくこの場にその歴史を示すものとして残っているだけです。

 参考資料:同じく「近鉄資料館」より
 http://www.kintetsu.jp/kouhou/Rireki/A40025.html

 私はお伊勢参りに行くとき、行きは伊勢市駅で下車しますが、帰りはいつも宇治山田駅から乗ります。この風格ある駅舎を見たいからです。それに宇治山田のほうが、改札からすぐにホームまでたどり着けますしね。

お伊勢さんに復興祈願

 2011年3月19日。この日は本来ならボートレース戸田へ行く予定でした。
 しかし周知のとおり、大地震の影響により開催予定の総理杯は中止。加えて関東は電力不足で電車も本数が減らされている状況。このため戸田に限らず、東日本への旅行は取りやめにせざるを得なくなりました。
 そのかわりといっては語弊がありますが、私はこの日、伊勢神宮へ行くことにしました。震災からの一日も早い復興を祈願したいと思ったのです。
 というわけで、今回はレース場訪問記ではなく、伊勢神宮訪問記となりました。

 伊勢神宮には外宮と内宮があり、JR・近鉄の伊勢市駅から歩いて5分ほどの場所に外宮があります。伊勢神宮に参拝するときは、外宮→内宮の順に参拝するのが古くからの慣習とされています。
 外宮近くのバス停のそばには国旗の掲揚台があるのですが、掲げられていた国旗は半旗でした。やはり震災で亡くなった方々を悼んでのことでしょう。まず私は外宮にて、一日も早い復興を手を合わせ深く祈願しました。

 そのあとバスで内宮へ。ここへは国道23号線を通っていくのですが、その終点は内宮の前なのです。こういうことからも、伊勢神宮は数多くある神社の中でも特別な存在であることを示しています。
 実は私自身、こうしてお伊勢参りに来るのは今回が4度目となります。とはいっても、やはり伊勢神宮内宮はいつ来ても、その目に映る数々の「日本の美」に心魅かれます。鳥居、宇治橋、五十鈴川の流れ、あらゆるものが「神のおわす場所」にふさわしい神秘さをかもし出しています。
 内宮は正殿への道の途中に国旗掲揚台があります。ここでもやはり半旗でした。風がなくてしおれた旗は、どことなく悲しげに映りました。
 歩いて歩いて、正殿へとたどり着くと、私はここでも復興祈願。私のほかにも参拝者は多数訪れていましたが、その中の何人かも私と同じことをお願いしたのではないかと、ふと思いました。
 現在の内宮正殿の隣には、空きの土地があります。これは20年に一度、正殿の建物を新しいものに変えるため、その新正殿を建てる土地として確保されている場所なのです。式年遷宮と呼ばれます。これがおこなわれるのは2年後。そのときには、正殿とともに被災地も復興を果たして、生まれ変わっていると信じます。


 さて、無事にお参りを終えたことで、このまま帰路に……とはなりません。お伊勢さんには、お参りのあとのお楽しみがちゃーんとあるのです。
 それは内宮そばにある「おはらい町」と「おかげ横丁」。数多くのみやげ物店・飲食店が立ち並ぶ空間です。伊勢の名物がひととおりそろっているのです。
 で、食欲旺盛な私は、伊勢の名物の食べ物を食べたい衝動に駆られるのが必然なわけでして……おはらい町&おかげ横丁で、アワビの串焼き・伊勢うどん・手こね寿司・伊勢エビの汁・松阪牛の串焼き・赤福、これらを立て続けに食べまくったのでした(よい子はマネをしないでください)。赤福なんぞは、大阪でも普通に売られていて、わざわざ伊勢で食べるほどのものでもないのですが、それでも本場で食べると、なぜかひと味違うと感じらるのですね、これが。

 手こね寿司の店で食べているときに、店員さんが「この日はいつもの土曜日より客が少なめだ」と言っているのを、小耳にはさみました。やはり地震の影響もあるのでしょう。しかし、今は消費できる人たちが消費していかなければならない状況です。そうしないと経済が停滞してしまいます。私も今回、少しは経済を動かすことに協力できたでしょうか。単なる自己満足かもしれませんが。
 もしかすると、今回私がお伊勢参りに行って復興祈願をしたこと自体も、ただの自己満足だったかもしれません。それを思うと、多少後ろめたさを感じてしまいました。
 いえ、今は自己満足だの何だの思うのはやめとしましょう。そんなことを思っていたら、あれも自己満足、これも自己満足と次から次へと考えるようになって、キリがないです。

 以上、エビフライ飯の伊勢神宮訪問記でした。

この場を借りてお詫び

 東北・関東大震災が起こった翌日、3月12日に、私はツイッターにて↓の発言をしてしまいました。

@ebifuraihan エビフライ飯
シー・シェパードは、今回の地震を「クジラやイルカを殺戮してきたことに対する天罰」などと言いそうだな。もしそんなことを言うようなら、私は奴らを本当に「人の心を持たぬ人間」と認定する。
3月12日 webから


 しかし、実際のシー・シェパードは、決してそのようなことを言う冷酷集団ではありませんでした。

 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0316&f=national_0316_109.shtml

 ↑こちらによると、シー・シェパードは三陸海岸の高台にてイルカ処理施設の監視をしていたところ、あの大地震、続いて起こった津波を目撃することとなり、街が破壊されるところを目の当たりにしたというのです。
 そして、波に流されていく日本人女性を助けようと試みたとのことです。(これは結局失敗に終わりましたが)
 さらに、地元住民は彼らに宿泊場所を手配してくれて、そこまで行く自動車も手配してくれたそうです。住民にとっては「敵・脅威」と思える集団であるにもかかわらず。
 これを受けて、シー・シェパードは「日本の人々は暖かくて親切だ」と感想を述べたとのことです。

 そのようなことがあったとは露知らず、偏見でモノを書いてしまい、大変申し訳なく思っております。この場を借りて、お詫びいたします。

 そして……実際に「天罰」と発言したのは日本人で、東京都知事でした。この人のほうが「人の心を持たぬ人間」だったのです。
 都知事はのちに発言を撤回したそうですが、これでイメージは完全にガタ落ちでしょう。これからおこなわれる都知事選に出馬するらしいですが、さて都民はどのような判断を下すでしょうかねえ。

 あと、それに近い話をひとつ。
 大地震のあとツイッター上にて、私のフォロアーさんのおひとりが、次のような内容のツイートをしていました。
「大相撲春場所を中止にしたから、神様が怒って地震が起こったんだ」
 これは被災者の心情への配慮に欠ける発言だと思います。この方は大相撲ファンであり、それゆえ感情がポロッと出たものと思われます。もう少し考えて書き込んでもらいたかったですね。

 私だって、ボートレースが3月いっぱい中止になって、寂しい気分なのですから!

今、自分にできることを

 当ブログのアクセス解析をみていたら、妙な閲覧者がいることに気がつきました。
 その閲覧者は、当ブログを閲覧する時間が一定でなく、あるときは朝に、またあるときは昼に、ときには深夜、日をまたいで延々と当ブログを閲覧していることもあるのです。
 まあ、当ブログを見てくださること自体はありがたいのですが……閲覧時間が一定でないということは、この方はもしかすると、一日ずっとパソコンの前に座っていて、ただインターネットに没頭しているだけの人なのではないかと推察します。

 そんな方こそ、今回東日本で起こった地震に対する行動を、何か起こしてほしいものです。

 今、自分にできることでよいのです。
 現在のところは被災地も余震が頻繁に起こり、まだまだ危険が伴います。したがって、まだ現地まで行くのはムチャといえます。
 そうなると、できることといえば、電気の節約、義援金の送付、こういったことでしょうか。こんな小さなことでも、多くの人がおこなえば、それは大きな力となるはずです。

 私も義援金を送りました。送り先ならとりあえず、日本赤十字社がもっとも確実ではないかと思います。私も赤十字にしました。送り先によっては残念ながら「義援金受付を装った詐欺」という場合もありますので、ひっかからないよう気をつけましょう。


 あと、赤十字に関して、おまけ話をひとつ。

 今日ツイッターを見ていたら、
「送り先を『日本赤十字で』と言おうとしたら『日本赤軍で』と言ってしまった」
「会社の上司が『義援金を十字軍に送ろう』と言っていた」
 といったツイートが流れてきて、軽く笑ってしまいました。こういった状況だからこそ、このようなちょっとした笑いが必要なのではないかと、ふと思いました。 

ボートレース、3月いっぱい開催中止

 東北地方・関東地方を中心に起こった大地震の影響で、ボートレースは3月末まで、全国で開催を中止することとなりました。

 http://www.kyotei.or.jp/infomation/topics/201103/13_001.html

 したがって、今月16日から戸田で開催予定だった総理杯も中止です。

 しかし、私はこの事態を冷静に受け止めています。あの大地震が起こってから、これはレースを開催するどころではないだろうと思っていまして、むしろ
「中止にするのか?しないのか? 中止なら中止でいいから、その点早くハッキリさせてくれ」
 というのが率直な思いでした。
 で、今日の開催中止発表。ひとまず引っかかりが取れました。

 ファンの中には「義援金集めのために開催すればよいのに」と思う人もいることでしょう。しかしそれなら、募金のほうが手っ取り早い話です。何もわざわざレースを通して金集めをする必然性もないでしょう。
 それに収益金の一部が義援金として使われるとしたら、その残りが舟券を的中させた人の懐に入るわけでして、これは性格上好ましくないと思います。
 まあとにかく、ボートレースは3月いっぱいまで開催されないのです。その間選手のみなさんは、おそらく震災復興ボランティアの活動に出るのではないかと思います。かつて同じような事態に見舞われた、兵庫支部の選手たちは特に。


 私は総理杯の中止を受け入れてはいますが……でも本音を言うと、やはり戸田に行ってレースを観たかったです。まあ来年の総理杯も戸田で開催なので、1年待つことにします。

エネルギーを有益に使え

 3月11日に東北地方を中心に起こった大地震で、地震そのものや、それに伴い発生した津波により、多数の死傷者が出ています。
 被災地では今も多くの人が避難生活を強いられており、なおも余震が頻繁に起こって、引き続き警戒が強まっています。


 さて、ここで私は言いたいのです。自閉症スペクトラム当事者でありながら、他の当事者を攻撃することを生業とする、いわゆる「攻撃的当事者」に対して。

今こそ他の当事者を攻撃するそのエネルギーを、被災地・被災者支援に向けるべきではないか?

 このほうが、はるかに有益というものです。というのも、大地震の被害に遭われた方が数多くいるのに、そんなことお構いなしに当事者攻撃をする者をネット上で見かけたからです。
 今はそんなことをしている場合ではないはずです。国会だって、今は与野党間の対立をひとまずやめて、ともに災害対策に尽力しようという姿勢なのです。

 いわゆる「攻撃的当事者」の皆さん、どうかあなたが他者攻撃のために秘めているエネルギーを、被災者支援に向けてはいただけないでしょうか。
 義援金として、金を出すだけでもよいです。実際に現地まで出向き、目に見える形での「復興支援」をするのなら、なおよいです。このほうがはるかに有意義で、かつ好印象を持たれると思います。


 こう書いているこの日に、誰かが私に対するイチャモンをつけてきたため、余計にそう訴えたくなるのです。

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プロフィール

エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
公営競技・野球・サッカーなどのスタジアムという空間が好きな自分です。
ファジアーノ岡山の本拠地・シティライトスタジアムに時々出没しています。



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