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スタジアム好きの自閉症者ですが、何か問題ありますか?

発達障害の一種、高機能自閉症を抱えるエビフライ飯が、スタジアム訪問記を中心につづっていきます。

ボートレース大村訪問記・3

 ボートレース大村の施設に目を向けてみますと、ここはあらゆる点で新旧入り混じった様子がうかがえる、そんな印象を受けました。

 まずスタンドですが、正直言って「狭いな」と感じました。前回BR浜名湖に行ったとき、広い開放空間を目にしたこともあり、余計にそう感じられました。
 しかしそこがまたよいのです。この狭い空間は、昔ながらの雰囲気をかもし出しているようで(実際昔はどうだったかは、わかりませんが)、伝統あるボートレースを後世にまで伝えていこうという思いを感じました。
 ただ、よいことばかりではありません。BR大村のスタンドは、座席に座っていないとレースが見えにくいのです。今まで私が行ったボートレース場は、立ち見でもじゅうぶんレースの様子をうかがうことができましたが、大村では前面のガラス窓の構造に問題があるのか、立ち見で見るのは難しいです。
 このような場合、競走水面のそばまで行って見るのが一番よいのですが、あいにくこの日の天気は雨。スタンド建物のひさしまでしか行けません。なので雨が降っていた午前中は、もっぱらひさしの下でレースを観戦していました。
 ちなみにここ大村は、水面そばにもベンチが置いてあり、水面近くで座って見られます。

 そんな古いものもあれば、新しいものもあります。
 スタンド建物2マーク側にはフードコートがあり、また店内からレースを見ることができるカフェもありました。この空間はいかにも今風で、まさに新しいものといえるものでした。
 一方、そこからイベント広場をはさんだところには、木目張りの外壁に昔ながらの広告看板が貼られている食堂がありました。こちらは昭和中期をイメージしている空間のようで、レトロな雰囲気を売りにしているようです。さっきのフードコート・カフェとはまた違うよさがある空間でした。
 古きものと新しきものとが入り混じっている場所。どうやらそれが、ここBR大村の特徴のようです。


 さて、ここBR大村に来て目についたことがいくつかあります。まずひとつは
「JLC(ボートレース専門のケーブルテレビ局)の映像が、音声つきで場内に流される」
 ことです。私が今まで行ったレース場では、どこも決まってJLCの映像は流されているのですが、音声までは出ていませんでした。それがこの大村では、音声つきで放映されているのです。
 これはいいことだと思います。やはり映像だけ流れていて、そこに映し出されている人が何をしゃべっているのかわからないのは、もどかしい思いがしますからね。
 それともうひとつ目についたこと。大村の対岸の大型映像装置には、確定着順が表示される際、4着まで表示されるのです。表示が3着までのレース場が多い中、これは珍しいなと思いました。

 また、大村では場内実況を女性アナウンサーが務めます。
 私が行った日に担当したのは、大場ナツキさんという方。女性アナの場内実況は初めて生で聞いたのですが、この大場さんは落ち着いた話しぶりで、通る声で実況をなさっていてなかなか好印象でした。一度聞いて即座にとりこになってしまいました。
 大場さんの実況の特徴で目立った点。それはレース終盤、最終周の2マークを先頭艇が走るときに、暫定着順で「この組み合わせの配当がいくらか」を言うことです。まあその時点で着順がほぼ決まっていることは確かに多いですけど……私としてはせめてゴールまでレースそのものの展開を実況していただきたいな、と思います。早いうちに配当のことを言われると、当たっているならいいですが、そうでないときには早いうちからガッカリさせられるのですよねえ。
 ちなみに聞くところによると、九州のボートレース場は場内実況を女性アナが務めることが多いそうです。

(続く。次で終わり)

ボートレース大村訪問記・2

 ボートレース大村は、ボートレース発祥の地。それを思わせるものが、そこにはありました。

 まず、↓これです。
omura_br1

「競艇発祥の地」と刻まれた石碑です。入場ゲートをくぐると、すぐ見える場所にあります。

 続いて、↓これ。
omura_br2

 記念すべき第1回のモーターボートレースの宣伝ポスターが、パネルに入って展示されています。日付は1952年4月6・7・8日で、その横には「小雨決行」と書かれています。
 ちなみにこのときの宣伝ポスターは、この日本語版だけでなく英語版のものもありました。どうやらまだ進駐軍がいる時代ということで、アメリカ軍関係者向けに作られたもののようです。

 次は↓こちら。
omura_br3

 これは「競艇発祥の地記念館」の入り口です。同記念館は入場ゲート横にあり、無料で入れます。私もここに入りました。
 ここには1952年当時の『長崎日日新聞』に掲載された、日本初のボートレース開催の記事が展示されていました。
 それと、1982年4月8日付の新聞もありました。これはボートレース30周年を記念した『第1回競艇祭』の記事でした。ゲストで故・横山やすしさんと、歌手の松村和子さんが大村にやってくると書かれていました。この点、時代を思わせますねえ。

 話は少しそれますが、ここで展示されていた新聞は切り抜きではなく紙面いっぱいで、ボートレース以外の記事もいっしょに公開されていました。その中で1952年の新聞記事の中に

長崎職業安定所の便壷に砲弾が

 なる記事がありました。なぜかこの記事を目にして、妙に印象に残ってしまいました。ちなみにこの砲弾、火薬が抜かれていて暴発することはなかったとのことでした。
 またスポーツ欄もあって、当時のプロ野球の球団は、セ・リーグが巨人・名古屋・阪神・広島・松竹・国鉄。パ・リーグは南海・西鉄・近鉄・毎日・東急・大映となっていました。このように、当時の状況をひと目で知ることができるのが、新聞のいいところですね。

 話を戻して。記念館ではこのほかにも、ボートレースの黎明期から現在に至るまでを写真で紹介するコーナーや、レース時に実際に使われた道具類の展示、そして記念すべき登録1号機ボートの実物の展示などがありました。登録1号機はランナバウトで、これは今でも水面を走れるそうです。
 記念館の真ん中は小さな図書コーナーがあり、ここにはボートレース関連の本や笹川良一関連の本のほか、漫画『モンキーターン』全巻も置かれています。
 この「競艇発祥の地記念館」は、結構貴重な資料が展示されていますので、ボートファンにはたまらないものではないかと思います。とにかく入って見る価値はあります。

 ちなみに、記念館の横にあるのは↓これでした。
omura_br4

 大村市競艇企業局の事務所です。つまりここが、BR大村の本営というわけです。
 レース場によっては、施行者がひとつだけでなく複数存在する場がありますが(住之江や尼崎はそうです)、ここ大村は、この大村市競艇企業局のみがレースの運営をおこないます。
 つまり大村市は、ボートレースそのものの始まりからずっと、ボートレースの収益によって潤ってきたのですね。まあ、最近は売り上げが減少傾向にあるでしょうから、本当に潤っているかどうかはわかりませんが。

(続く)

ボートレース大村訪問記・1

 それでは、旅打ちの後の恒例、訪問記をこれから数回にわたってつづっていきます。

 2010年6月26日、私は長崎県大村市にあるボートレース大村へと行ってきました。今回ここで開催されるグランドチャンピオン決定戦。大村でSGがおこなわれるのは55年ぶりとのことで、これは一度行ってみようかと思い、伊丹から飛行機で大村へと向かいました。

 朝いちばんの伊丹から長崎空港へ行く便に乗ることになっていたのですが、案内表示を見ると、備考欄に何やらお知らせめいた言葉が。
「長崎空港で雷発生のため、もし着陸できない場合、福岡空港に着陸するかもしれません」
 何と! うーむ、もし福岡どまりだったらどうしようか……そんなことを私は思いました。しかし福岡ならば、ボートレース福岡で場外発売があります。しかも福岡空港からそう遠くない場所にあるレース場です。ですから仮に福岡どまりでも、生のレースを見ることはできないものの、BR福岡で舟券勝負を楽しむことはできます。
 そういうわけで、私は飛行機の運航状況などさほど気にならず、気楽でいました。

 幸い、飛行機は無事長崎空港に降り立ちまして、当初の予定どおりに進んでいきました。
 到着口を出て空港ターミナルビル内を見ると、ふたつの舟が展示されていました。ひとつはボートレースで使われる競走用ボート。周囲にはグラチャンの宣伝ポスターも貼られていました。
 もうひとつは、大河ドラマ『龍馬伝』のロケで使われたという「伝馬船」。長崎は龍馬ゆかりの地であり、何より主演の福山雅治さんの出身地です。地元が話題にしないはずがありません。長崎は「新旧の舟」で盛り上がっている、というところでしょうか。

 空港を出て、私はタクシーでBR大村まで行きました。当ブログで何度か書いていますが、BR大村は長崎空港からわりあい近い場所にあります。車で約10分ほどで行ける場所です。
 運転手さんに行き先を伝える際、私は「大村ボートレース場まで」と言ったのですが、その運転手さんは「競艇場だね」と聞いてきたのです。そこで私は「あ、はい、競艇場です」と言い直しました。やはりまだまだ「ボートレース」の呼称は浸透していない。このときのやりとりで、私はそれを強く実感しました。
 タクシーに乗っている間、外はどしゃ降りの雨でした。雨の大村市内を走っていたタクシーは、やがて大村市役所の前まで行きました。市役所そばの歩道には『あしたのジョー』が描かれたグラチャンの幟が多数見え、交差点角には大きなボートレースのマークの看板が。この市役所前の交差点を西方向へ行くと、BR大村へたどり着くのです。
 BR大村への道の途中には「消毒マットあり」の告知看板が。口蹄疫の影響は、ここ大村までも波及していました。運転手さんいわく「さっきもここを行ったが、マットでスリップした」とのこと。本当に、消毒マットでスリップして、もし事故でも起こったら、責任者はどう責任をとるのでしょうかね。
 多少話がずれましたが、そうこうしているうちにタクシーはBR大村に到着。

 雨にもかかわらず、土曜日で準優勝戦の日ということもあってか、客は多く見られました。私が到着したのは9時40分ごろでしたが、その時点ですでに結構な数の客が入っていました。やはり55年ぶりのSG開催ということが、大きな効果を呼んでいるようですね(実は来年もこの大村でSGが開催されるのですが)。
 客層を見たところ、鉄火場によくいる怪しい雰囲気のオッサンもいることはいますが、それよりも若い人たちや家族連れのほうが目立っていたようでした。

 ボートレースの街・大村 2010-06-25
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-193.html

 以前私が↑にて書いたように、BR大村が観光名所のひとつとして位置づけられていることのあらわれであるようにも思えました。公営の娯楽施設ともいえるかもしれません。
 また、今回は私のような旅打ち客も多数入っていたことでしょう。「55年ぶりのSG」という謳い文句に誘われて。

 さて、このBR大村という場所、何度か当ブログでも書きましたが、日本でモーターボート競走が最初におこなわれた、いわば「ボートレース発祥の地」です。いかにもそれを前面に押し出すものが、場内にいくつか見られました。

(続く)

BR大村 SG第20回グランドチャンピオン決定戦

●2010年6月26日 ボートレース大村
 SG第20回グランドチャンピオン決定戦 5日目準優勝戦


 ・的中レース
  1R 2連単     1,170円
  6R 3連単  1,120円
     2連単      290円
  8R 2連単      380円
  10R 3連単  1,550円


 約1ヶ月ぶりの舟券勝負で、しかも現地・大村まで出向いての旅打ちでしたが……結果は上記のとおりの有様でやんすよ。

 大村は「インが強い」と聞いてはいましたが、実際に見てそれを実感できました。
 この日だけでも、が1着に入ったレースは12レース中7レース、の着順だったレースは3レースありました。

 ところが……準優勝戦2戦目・3戦目には、これが当てはまらなかったのです。この両レースは、あまりにも予想外の展開となりました。

 準優2戦目の11R。このレースでは岡崎恭裕選手に人気が集中していました。5月の笹川賞で劇的な優勝、そのうえ号艇ときていますから、これは当然といえば当然です。
 しかし、1周目のバックストレッチで岡崎選手は吉田弘文選手と衝突し、両者ともに転覆で失格! さらに岡崎選手、この失格が選手責任とみなされ、翌日の特別選抜戦には出場できなくなりました。(吉田選手は選手責任外)
 人気の選手が失格となったことで、このレースの3連単は万舟となりました。

 次の12R。ここでは王者・松井繁選手が号艇でした。予選1位通過だったこともあり、このレースもまたに人気が集中していました。
 しかし松井選手、1周1マークでまさかまさかの大減速。結局これが響き、松井選手は5着に終わりました。
 このレースで1着となったのは、白井英治選手。今年の笹川賞では準優で1着となりながら、待機行動違反を取られて無念の賞典除外となってしまいましたが、今度は見事に優出を果たしました。この調子で、悲願のSG初優勝まで行ってほしいですね。
 なお、このレースも3連単は万舟となりました。

 さていよいよ優勝戦となるわけですが……湯川浩司選手の優位はゆるぎそうにありませんねえ。


(追記 2010.06.27 16:58)
 上で書いたとおり、今年のグラチャン優勝は湯川選手でした。これでグラチャンV3。まさに「グラチャン王子」ですね。

ボートレースの街・大村

 さて、明日6月26日に私は、ただいまグラチャンが開催されているボートレース大村へと行くのですが……事前にこの大村というところがどのような街なのか、少しばかり調べてみました。

 まず大村市の公式サイトを見てみると「これが有名」という項目の中に、BR大村(掲載ページ上では大村競艇場)の紹介がありました。発祥の地であり最新鋭のレジャー施設であるとの解説がついていました。
 自治体のサイトが公営レース場を名所のひとつとして紹介するのは、珍しいのではないかと思います。
 また「大村観光ナビ」というサイトでは、「エリアマップ」の中でBR大村がやはり観光名所のひとつとして扱われています。

 大村観光ナビ
 http://www.omuranavi.jp/

 どうやら大村という街は、ボートレース場が「わが街の名所」として位置づけられているようです。やはりこれは発祥の地ということが大きな理由でしょう。この大村で初めてモーターボート競走がおこなわれた。そういった意味からも、大村の人たちにとってはボートレースが街の誇りであるという思いがあるのではないかと思います。

 そういえば、今回のグラチャンでは初日の選手紹介のときに、大村市長みずからが開会宣言をおこなっていました。自治体の首長が公営レース場に出向くということも、あまりないことです。もっとも、大村市役所はBR大村のわりあいすぐ近くなので、たまたま都合がついただけだったのかもしれませんが。

 そういったことから、大村はボートレースの街。そんなイメージを感じ取りました。

 その大村に、私は明日行くのです。しかし、天気予報を見ると、明日の長崎は雨とのことなのですよねえ。ま、それはそれで思い出とはなりますので、それなりに楽しんでいこうかと思います。
 で、例によって訪問記を後ほどつづっていきます。

まだじゅうぶん浸透していないようです

 毎日新聞社会面には『質問なるほドリ』という、新聞で取り上げられているさまざまな事項について、Q&A方式で解説していくコーナーがあります。
 で、今日6月22日の朝刊では「大相撲野球賭博問題」を取り上げていました。

 なぜ賭博が犯罪か、何が違法な賭博に当たるか、宝くじや競馬は賭博ではないのか、などがわかりやすく解説されていましたが、その中の「宝くじや競馬は賭博ではないのか」のところで、目につく部分がありました。
 解説の中で、宝くじや公営ギャンブルは特別法で例外的に認められている、といったことが書かれていたのですが、その公営ギャンブルの種類が次のように記述されていたのです。


 競馬、競輪、ボートレース(競艇)、オートレース


 この「ボートレース」のところ、ここが目についた部分です。「ボートレース(競艇)」と、カッコ書きで「競艇」をつけて表記されているのです。
 なぜこのような書き方になったのか。それはおそらく、以下のようなことを担当氏が考えたからではないかと推察します。

「今年4月から『競艇』は『ボートレース』と改称された。ゆえに公式では『ボートレース』を使用しなければならない。しかし改称されたばかりで、まだ世間では改称となったことを知らない人も多いのではないか。ならばカッコ書きで(競艇)と添えておこう」

 仮にこういった考えのうえでカッコ書きつきにしたとすれば、これはまだまだ「ボートレース」の呼称が浸透しきっていないのだな、と思ってしまいます。
 各レース場の表記が順次「ボートレース○○」と改称されてきてはいます。しかし世間への完全な浸透までには、まだ時間を要しそうですね。

ゆがんだ思考のアカ教師

 以前ツイッターにて少しばかりつぶやいたことですが、今回ここであらためて書かせていただきます。

 今、FIFAワールドカップ真っ盛りです。その試合前には、対戦する両国の国旗が掲げられ、国歌が演奏されます。
 ワールドカップやオリンピックといった世界の舞台では、国旗および国歌がつきもの。これが世界の常識です。

 ところが、ちまたにはびこるアカ教師たちは、この試合前の国旗・国歌すら安易に「戦争を連想させる」と考え、否定します。そこから「日本の国旗・国歌は悪しき存在」だとの意識をこどもたちに植えつけ、結果日本国民であることを「恥」だと考える人間を生み出すこととなってしまい、それがひいては自己評価の低さへとつながっています。

 こんなゆがんだ考えを持ち、それを絶対の正義であるかのように教えるアカ教師たちには、正直教師をやめてもらいたいです。
 これらアカ教師をのさばらせることは、こどもたちの心をゆがめることに他なりません。

 世界の常識すら安易に戦争に結びつけるアカ教師、やはりこどもたちには有害な存在としか思えません。

2011年度SG・主要GI開催地決定!

 来年度(2011年度)のSGおよび新鋭王座・女子王座・名人戦の開催地が決定しました。
 ↓ソース。
 http://www.kyotei.or.jp/infomation/topics/201006/15_001.html

 次のとおりです。

(2011年)
 ・名人戦   常滑
 ・笹川賞   尼崎
 ・グラチャン 児島
 ・オーシャン 蒲郡(ナイター)
 ・MB記念   福岡
 ・ダービー  平和島
 ・競艇王CC  大村
 ・賞金王   住之江

(2012年)
 ・新鋭王座  芦屋
 ・女子王座  多摩川
 ・総理杯   戸田



 うおおおおおお! なんと笹川賞が尼崎で開催されるのですか! これはもう今から楽しみです。
 今年まもなくグラチャンが開催される大村ではCC開催。55年ぶりSG開催のあとに連続開催です。
 児島でひさびさのSG開催。ここはスタンドからの眺めが抜群にいいと評判のレース場と聞きますので、ぜひ行ってみようかと思います。
 住之江で賞金王……ま、これはもう定位置みたいなものですね。
 総理杯は戸田……って、2年続けて同じ場所で総理杯なのですね。

 そして来年度はナイターが蒲郡のオーシャンのみとなりました。まあ私にはそのほうが都合がよいので、これは個人的にいいかな、と思います。ナイターにすればいいというわけでもないですしね。

大村グラチャンは旅打ち率が高くなる予感

 6月22日からボートレース大村で開催される、グランドチャンピオン決定戦。宣伝絵に『あしたのジョー』を起用するなど、BR大村と大村市にかなり気合が入っているのを感じます。
 で、このグラチャンですが、今回はBR大村本場にやってくる客の「旅打ち率」がかなり高くなるのではないかと予想しています。私もその旅打ち率に算定される客のひとりとなります。6月26日、準優勝戦の日に大村へ行く予定です。

 なぜ旅打ち率が高くなるかも、と思ったのか。それは以下の理由からです。


 ・大村でのSG開催は55年ぶり
  →今後いつ大村でSGが開催されるかわからない。
   なら遠くても行ってみようと考える。

 ・大村がボートレース発祥の地
  →ボートレースファンにとっては、いわば「聖地」。
   巡礼と称して、遠くても行ってみようと考える。

 ・長崎空港からわりあい近い場所にある
  →飛行機を使えば日帰りも可能。

 ・場内の食べ物の評判が総じてよい
  →旅となると、食べることと切っては離せない。
   佐世保バーガーや長崎チャンポンが食べたいと考える。


 まあ、これらはあくまで、私の勝手な予想でしかありませんが……少なくとも、この私が大村に行くのは上記4つの理由からです。
 旅打ち客が多いのを見越してか、BR大村はグラチャン期間中に、長崎空港~BR大村間の往復タクシー料金を上限4,000円まで出すというサービスもあります。ただし、このサービスを受けるには確定前舟券3,000円分を提示しなければなりませんが(あと、もちろんタクシー代領収書と航空券も)。
 こうなったら、初めの1Rと2Rを、2連単のみで合わせて3,000円分買うことにしましょうか。2連単のほうが、配当は低いですが当たる確率は3連単より高くなりますから。

「生きていることが罪」と思わせることが罪

 低い自己評価に追い討ちをかけるもの 2009-10-23
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-81.html

 「日本は悪」教育は問題視すべき 2010-05-28
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-179.html


 上記記事にて、私は「アカ教師の反日・自虐教育が、こどもたちの自己評価を低くする」と主張しました。
 さらに「こういった教育により『生きていることすら罪』と思いかねない」といったことを書きました。

 実は、10代後半~20代のころの私が、まさに「生きていることすら罪」の意識にさいなまれていたのです。

 それというのも、私はそのころ頻繁に「日本人は極悪・反省し周辺諸国に詫び続けるべし」のアジテーションを耳にして、それが標準的な考え方だと思い込んでしまい、自分が日本人であることに嫌悪感を抱きつつありました。そこから、日本人であること自体が悪である、とも思うようになってしまったのです。
 それに加え、私の場合は10代のときに周囲から疎まれ、軽蔑の目で見られ続けたことにより「周囲の人たちの迷惑になっている存在」と感じるようになってしまっていました。
 この両者が重なり合って、どのような結果をもたらしたかといいますと……私は「日本人として生きていることが罪である」との意識を植えつけられてしまいました。

 以前の繰り返しとなりますが、自閉症スペクトラムのこどもは、自己評価を高めることが大事です。この時期に「自分はだめな人間だ」というような意識を持たせては、取り返しのつかないことになるのです。
 現にこの私がそうです。肝心な時期に「反日・自虐」の大洪水を浴びてしまい、それが自己評価をとことん低下させることとなってしまいました。これが現在に至るまで、モチベーションが低い、自分を過度に卑下させる態度に出てしまうなど、さまざまな影響が出ています。

 そういうことからも、私は現在の日本にはびこる「反日・自虐教育」を見過ごすわけにはいきません。これは発達障害のこどもたちにとって、有害なものでしかありませんから。

 なぜか発達障害にかかわる専門家も、また多くの当事者もこれをちっとも問題にする気配がないようですので、私ひとりでも、これを取り上げて問題提起し、世間に広めていきたいと思います。

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エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
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