Bリーグアーリーカップ2018関西atエディオンアリーナ大阪・3
2018-09-12
2018年9月8日、Bリーグアーリーカップ2018関西。この日エディオンアリーナでおこなわれた試合は3試合。それらの結果と感想。
・第1試合 ソウル三星サンダース vs バンビシャス奈良
ソウル 奈良
1Q 30 14
2Q 26 12
3Q 26 30
4Q 16 23
98 79
まずは前日の1回戦の敗者同士の対戦。いわば「最下位決定戦」は、ソウルが前半に圧倒的な力を見せつけて、前半終了時に30点差をつけました。奈良は後半に追い上げました。後半だけなら奈良のほうが点を多く取っていたのですが、いかんせん前半に点を取られ過ぎたのが大きく響き、追い上げは及びませんでした。
この試合、さすがに日本のプレシーズンの試合を観にわざわざ韓国から来るソウルのブースターはいないだろうと思っていましたが、ゴール裏に少ないながらもソウルブースターが見えました。ハングルで書かれた応援ボードもありましたし。もしかすると、大阪の鶴橋から来た人たちだったかもしれません。
・第2試合 西宮ストークス vs 琉球ゴールデンキングス
西宮 琉球
1Q 11 15
2Q 19 36
3Q 9 25
4Q 14 25
53 101
準決勝の1試合目、もうとにかく琉球がすべてにおいて圧倒していました。シュートミスが目立つ西宮に比べ、琉球は確実にゴールを決めていき、3点シュートも頻繁に決めていっていました。それが3ケタ得点につながり、琉球と西宮、B1とB2の差をまざまざと見せつけられた格好となったのでした。
この試合のゴール裏の客の入りを比較してみると、明らかに琉球ブースターのほうが多く入っていました。彼らの一部は大阪市大正の方々でしょうか。西宮はここ大阪に近い場所なのに、琉球よりもブースターの入りが少ないのは、少々寂しい気がしました。
・第3試合 大阪エヴェッサ vs 滋賀レイクスターズ
大阪 滋賀
1Q 12 15
2Q 21 3
3Q 20 20
4Q 22 9
75 47
準決勝2試合目、この試合がこの日のメインイベントといえるでしょう。地元大阪と、リーグでは同地区の滋賀。今シーズンもこの両者での争いが繰り広げられることとなります。それだけにゴール裏の客の入りも、前の2試合に比べ多くなっていました。大阪も滋賀も同じくらいの入りでした。
第1クォーターの展開を見て、これは接戦になりそうだと思いましたが、フタを開けてみれば大阪が勢いを見せつけての勝利。特に第2クォーターで滋賀に3点しか取らせなかった驚異のディフェンスが目をひきました。
ちなみに、この組み合わせは昨年のアーリーカップ準決勝と同じだったのですが、昨年は滋賀が勝っていたのです。今年は大阪の勝利。見事なリベンジでしたね。
翌日、琉球と大阪との間で決勝戦がおこなわれ、琉球が勝利。琉球は昨年に引き続き2連覇をなしとげました。
それにしても、関西より西のBリーグチームは、琉球の他に抜きんでて実力のあるチームが見当たらないのですよね。完全に東高西低の構図となっています。ここはぜひとも琉球のみならず西の他チームに奮起してもらいたいところです。
Bリーグ2018-2019シーズンは、もうすぐ始まります!
・第1試合 ソウル三星サンダース vs バンビシャス奈良
ソウル 奈良
1Q 30 14
2Q 26 12
3Q 26 30
4Q 16 23
98 79
まずは前日の1回戦の敗者同士の対戦。いわば「最下位決定戦」は、ソウルが前半に圧倒的な力を見せつけて、前半終了時に30点差をつけました。奈良は後半に追い上げました。後半だけなら奈良のほうが点を多く取っていたのですが、いかんせん前半に点を取られ過ぎたのが大きく響き、追い上げは及びませんでした。
この試合、さすがに日本のプレシーズンの試合を観にわざわざ韓国から来るソウルのブースターはいないだろうと思っていましたが、ゴール裏に少ないながらもソウルブースターが見えました。ハングルで書かれた応援ボードもありましたし。もしかすると、大阪の鶴橋から来た人たちだったかもしれません。
・第2試合 西宮ストークス vs 琉球ゴールデンキングス
西宮 琉球
1Q 11 15
2Q 19 36
3Q 9 25
4Q 14 25
53 101
準決勝の1試合目、もうとにかく琉球がすべてにおいて圧倒していました。シュートミスが目立つ西宮に比べ、琉球は確実にゴールを決めていき、3点シュートも頻繁に決めていっていました。それが3ケタ得点につながり、琉球と西宮、B1とB2の差をまざまざと見せつけられた格好となったのでした。
この試合のゴール裏の客の入りを比較してみると、明らかに琉球ブースターのほうが多く入っていました。彼らの一部は大阪市大正の方々でしょうか。西宮はここ大阪に近い場所なのに、琉球よりもブースターの入りが少ないのは、少々寂しい気がしました。
・第3試合 大阪エヴェッサ vs 滋賀レイクスターズ
大阪 滋賀
1Q 12 15
2Q 21 3
3Q 20 20
4Q 22 9
75 47
準決勝2試合目、この試合がこの日のメインイベントといえるでしょう。地元大阪と、リーグでは同地区の滋賀。今シーズンもこの両者での争いが繰り広げられることとなります。それだけにゴール裏の客の入りも、前の2試合に比べ多くなっていました。大阪も滋賀も同じくらいの入りでした。
第1クォーターの展開を見て、これは接戦になりそうだと思いましたが、フタを開けてみれば大阪が勢いを見せつけての勝利。特に第2クォーターで滋賀に3点しか取らせなかった驚異のディフェンスが目をひきました。
ちなみに、この組み合わせは昨年のアーリーカップ準決勝と同じだったのですが、昨年は滋賀が勝っていたのです。今年は大阪の勝利。見事なリベンジでしたね。
翌日、琉球と大阪との間で決勝戦がおこなわれ、琉球が勝利。琉球は昨年に引き続き2連覇をなしとげました。
それにしても、関西より西のBリーグチームは、琉球の他に抜きんでて実力のあるチームが見当たらないのですよね。完全に東高西低の構図となっています。ここはぜひとも琉球のみならず西の他チームに奮起してもらいたいところです。
Bリーグ2018-2019シーズンは、もうすぐ始まります!
Bリーグアーリーカップ2018関西atエディオンアリーナ大阪・2
2018-09-10
Bリーグアーリーカップ2018関西開催中は、参加各チーム関連商品の販売が1階席フロアにておこなわれていました。その中で特に目を引いたのは↓これ。

バンビシャス奈良のマスコット、シカッチェの特大ぬいぐるみ。奈良の本拠地・ならでんアリーナでも同じものが販売されていました。それが今回のアーリーカップでも登場です。
さて、今回もエディオンアリーナの玄関ホールには様々な食べ物の屋台が並びまして、私はそれら食べ物を手当たり次第に食べてやりました。
↓「阿波座チキン」の屋台で販売されていた、まぜそば。ピリ辛の味がたまらない!

今回は沖縄フーズの屋台が出店していました。そこで販売されていた↓サーターアンダギー。

沖縄のドーナツです。これ、甘さひかえめで食べやすいのですが、食べると手に油がつくのが難点ですね。
そして同じく沖縄フーズ屋台では↓泡盛も販売されていたのでした。ロックで飲んでやりましたよ。

今回のアーリーカップ関西は大阪エヴェッサが主管チームとなっていますので、当然のごとく普段大阪の試合のときに出店する屋台も来ています。で、ここでも販売されていました↓バスケ串。

焼き鳥の両端に、ボールをイメージした「つくね」が刺さっています。同じ肉系で、↓カルビ串とハラミ串も食べてしまいました。

そして、大阪の試合のときに販売される品では定番となっている↓「会津屋」のたこ焼。


焼きたてだと表面がカリカリしていてうまいです。この会津屋のたこ焼は、ソースも何もつけずに食べるのです。生地にダシの味がついていますから。
そういうわけで、今回もまた食べまくってしまった私でした。
(続く。次で終わり)

バンビシャス奈良のマスコット、シカッチェの特大ぬいぐるみ。奈良の本拠地・ならでんアリーナでも同じものが販売されていました。それが今回のアーリーカップでも登場です。
さて、今回もエディオンアリーナの玄関ホールには様々な食べ物の屋台が並びまして、私はそれら食べ物を手当たり次第に食べてやりました。
↓「阿波座チキン」の屋台で販売されていた、まぜそば。ピリ辛の味がたまらない!

今回は沖縄フーズの屋台が出店していました。そこで販売されていた↓サーターアンダギー。

沖縄のドーナツです。これ、甘さひかえめで食べやすいのですが、食べると手に油がつくのが難点ですね。
そして同じく沖縄フーズ屋台では↓泡盛も販売されていたのでした。ロックで飲んでやりましたよ。

今回のアーリーカップ関西は大阪エヴェッサが主管チームとなっていますので、当然のごとく普段大阪の試合のときに出店する屋台も来ています。で、ここでも販売されていました↓バスケ串。

焼き鳥の両端に、ボールをイメージした「つくね」が刺さっています。同じ肉系で、↓カルビ串とハラミ串も食べてしまいました。

そして、大阪の試合のときに販売される品では定番となっている↓「会津屋」のたこ焼。


焼きたてだと表面がカリカリしていてうまいです。この会津屋のたこ焼は、ソースも何もつけずに食べるのです。生地にダシの味がついていますから。
そういうわけで、今回もまた食べまくってしまった私でした。
(続く。次で終わり)
Bリーグアーリーカップ2018関西atエディオンアリーナ大阪・1
2018-09-09
2018年9月8日、私は大阪市中央区難波にあるエディオンアリーナ大阪へと行ってまいりました。
この日ここでおこなわれるのは「Bリーグアーリーカップ2018関西」Bリーグレギュラーシーズン開幕前の地区別トーナメント戦です。関西は昨年と同じく、会場がエディオンアリーナ。その昨年のアーリーカップ関西の観戦記は↓こちら。
Bリーグ関西アーリーカップ観戦記atエディオンアリーナ大阪・1
2017-09-03
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-968.html
Bリーグ関西アーリーカップ観戦記atエディオンアリーナ大阪・2
2017-09-04
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-969.html
Bリーグ関西アーリーカップ観戦記atエディオンアリーナ大阪・3
2017-09-05
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-970.html
9月4日に台風21号が大阪を襲いましたが、エディオンアリーナは無事にそれを乗り越えて予定どおりにアーリーカップを開催できました。
今回のアーリーカップ関西に出場するのは次の6チーム。
その京都の空白を埋めるように出場したのは、韓国のソウル三星サンダース。韓国のプロバスケットボールリーグ・KBLからの参戦です。このアーリーカップがBリーグとKBLの交流戦となるわけです。なお、前回アーリーカップ関西に出場していた熊本ヴォルターズは、今回は西日本にエントリーとなっています。

雨が降ったりやんだりの天候の中を行き、エディオンアリーナには11:20ごろに到着。玄関前では今年も昨年同様、出場チームののぼりが掲げられていました。


おや? ソウル三星サンダースののぼりが見当たらないようですが……
この日の開場は11:40の予定。今回私はすでに前売りで入場券を購入していたので、そのまま入場待機列に並びました。
玄関ホールでは、沖縄出身の男性二人組歌手・5th Elementsがライブ。入場待ちの客たちに自分たちの歌を披露していました。彼らが歌う『涙そうそう』は、聞きほれる歌声でしたねえ。この5th Elements、この日は試合の合間にもコート上でライブをおこないました。
予定より5分ほどずれ込んで開場。玄関正面には今年も↓この幕が。今回はエネクスフリートが冠スポンサーです。


1年ぶりに見るエディオンアリーナの内部でしたが、ひとつ気づいたことが。昨年は天井中央にあった吊り下げ電光表示板が、今年はないのです。代わりにコートの脇に、小規模な表示板が立てられていました。経費節減でしょうか?
ちなみに↓これが昨年のエディオンアリーナ内部。

昨年と今年とで、様子が異なることがおわかりかと思います。
この日は14:00から第1試合開始。その後16:30から第2試合、19:00から第3試合をそれぞれ開始。昨年に引き続き、またバスケ漬けの一日がやってきたのでした!
(続く)
この日ここでおこなわれるのは「Bリーグアーリーカップ2018関西」Bリーグレギュラーシーズン開幕前の地区別トーナメント戦です。関西は昨年と同じく、会場がエディオンアリーナ。その昨年のアーリーカップ関西の観戦記は↓こちら。
Bリーグ関西アーリーカップ観戦記atエディオンアリーナ大阪・1
2017-09-03
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-968.html
Bリーグ関西アーリーカップ観戦記atエディオンアリーナ大阪・2
2017-09-04
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-969.html
Bリーグ関西アーリーカップ観戦記atエディオンアリーナ大阪・3
2017-09-05
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-970.html
9月4日に台風21号が大阪を襲いましたが、エディオンアリーナは無事にそれを乗り越えて予定どおりにアーリーカップを開催できました。
今回のアーリーカップ関西に出場するのは次の6チーム。
- 滋賀レイクスターズ
- 大阪エヴェッサ
- 西宮ストークス
- バンビシャス奈良
- 琉球ゴールデンキングス
- ソウル三星サンダース
その京都の空白を埋めるように出場したのは、韓国のソウル三星サンダース。韓国のプロバスケットボールリーグ・KBLからの参戦です。このアーリーカップがBリーグとKBLの交流戦となるわけです。なお、前回アーリーカップ関西に出場していた熊本ヴォルターズは、今回は西日本にエントリーとなっています。

雨が降ったりやんだりの天候の中を行き、エディオンアリーナには11:20ごろに到着。玄関前では今年も昨年同様、出場チームののぼりが掲げられていました。


おや? ソウル三星サンダースののぼりが見当たらないようですが……
この日の開場は11:40の予定。今回私はすでに前売りで入場券を購入していたので、そのまま入場待機列に並びました。
玄関ホールでは、沖縄出身の男性二人組歌手・5th Elementsがライブ。入場待ちの客たちに自分たちの歌を披露していました。彼らが歌う『涙そうそう』は、聞きほれる歌声でしたねえ。この5th Elements、この日は試合の合間にもコート上でライブをおこないました。
予定より5分ほどずれ込んで開場。玄関正面には今年も↓この幕が。今回はエネクスフリートが冠スポンサーです。


1年ぶりに見るエディオンアリーナの内部でしたが、ひとつ気づいたことが。昨年は天井中央にあった吊り下げ電光表示板が、今年はないのです。代わりにコートの脇に、小規模な表示板が立てられていました。経費節減でしょうか?
ちなみに↓これが昨年のエディオンアリーナ内部。

昨年と今年とで、様子が異なることがおわかりかと思います。
この日は14:00から第1試合開始。その後16:30から第2試合、19:00から第3試合をそれぞれ開始。昨年に引き続き、またバスケ漬けの一日がやってきたのでした!
(続く)
Bリーグ関西アーリーカップ観戦記atエディオンアリーナ大阪・3
2017-09-05
2017年9月2日、エディオンアリーナ大阪でのBリーグ関西アーリーカップ2日目。この日おこなわれた3試合の結果と同時に感想を書き添えます。
・第1試合 バンビシャス奈良 vs 熊本ヴォルターズ
奈良 熊本
1Q 12 15
2Q 6 15
3Q 21 21
4Q 25 16 .
計 64 67
前半は完全に熊本ペース。後半になって奈良が得点を重ねて追い上げを見せるも、あと一歩及ばず。
ちなみにこの試合は、前日の試合の敗者同士の対戦で、いわば「最下位決定戦」。結果は奈良が最下位ということになりました。
・第2試合 琉球ゴールデンキングス vs 西宮ストークス
琉球 西宮
1Q 22 22
2Q 14 11
3Q 10 11
4Q 28 21 .
計 74 65
この試合が、この日のベストゲームでした。前半は琉球も西宮も両者譲らずの様相をなす接戦で、第1クォーターは同点、前半を3点差で終えました。後半第3クォーターでも両者のつばぜり合いは続き、2点差で最終第4クォーターへ。
その第4クォーターで一気に勝負を決めたのは琉球でした。怒涛の得点ラッシュで西宮を突き放していきます。西宮も食らいつきましたが、最後で息切れしてしまったようです。
あと、この試合で琉球の選手がダンクショットを決めたのを見られたのが収穫でした。
・第3試合 大阪エヴェッサ vs 滋賀レイクスターズ
大阪 滋賀
1Q 13 18
2Q 9 24
3Q 22 16
4Q 27 10 .
計 61 68
この試合の開始前に、鈴木大地スポーツ庁長官と大河正明Bリーグチェアマンが、コートに出てあいさつ。大河チェアマンは関西の出身ということで「関西のチームが強くならないと、Bリーグが盛り上がりません」といったことを言っていました。
さて試合のほうは、前半は一方的な展開で滋賀がリード。前半終了時に20点の差をつけました。後半で大阪が怒涛の追い上げを見せましたが、前半の20点差はあまりに大きく、逆転までには至りませんでした。
この結果、決勝へとコマを進めたのは琉球と滋賀。両者は翌日9月3日に決勝を戦い、琉球が勝利。関西アーリーカップ優勝を成し遂げました。琉球=沖縄は関西ではないのですが、大阪の大正はリトルオキナワと呼ばれる地域で沖縄からの移住者が多く、今回琉球キングスの応援に来ていた人の中には大正から来た人もいたでしょうから、まあ関西と関わりがあるということでいいのではないでしょうか。
で、その琉球はチアパフォーマンスがエイサーだったのでした。


今回のアーリーカップでは、出場各チームのチアリーダーがやってきて、それぞれパフォーマンスを見せていたのですが、琉球はこういった他とは違うもので魅せつけていました。
試合開場でこうしたパフォーマンスを見られるのも、バスケ観戦の楽しみのひとつですね。
というわけで、エディオンアリーナ大阪での3試合ぶっ通し観戦を完遂した私であります。
Bリーグ、早くも2シーズン目がもうすぐ始まろうとしています。開幕は9月29日です!
・第1試合 バンビシャス奈良 vs 熊本ヴォルターズ
奈良 熊本
1Q 12 15
2Q 6 15
3Q 21 21
4Q 25 16 .
計 64 67
前半は完全に熊本ペース。後半になって奈良が得点を重ねて追い上げを見せるも、あと一歩及ばず。
ちなみにこの試合は、前日の試合の敗者同士の対戦で、いわば「最下位決定戦」。結果は奈良が最下位ということになりました。
・第2試合 琉球ゴールデンキングス vs 西宮ストークス
琉球 西宮
1Q 22 22
2Q 14 11
3Q 10 11
4Q 28 21 .
計 74 65
この試合が、この日のベストゲームでした。前半は琉球も西宮も両者譲らずの様相をなす接戦で、第1クォーターは同点、前半を3点差で終えました。後半第3クォーターでも両者のつばぜり合いは続き、2点差で最終第4クォーターへ。
その第4クォーターで一気に勝負を決めたのは琉球でした。怒涛の得点ラッシュで西宮を突き放していきます。西宮も食らいつきましたが、最後で息切れしてしまったようです。
あと、この試合で琉球の選手がダンクショットを決めたのを見られたのが収穫でした。
・第3試合 大阪エヴェッサ vs 滋賀レイクスターズ
大阪 滋賀
1Q 13 18
2Q 9 24
3Q 22 16
4Q 27 10 .
計 61 68
この試合の開始前に、鈴木大地スポーツ庁長官と大河正明Bリーグチェアマンが、コートに出てあいさつ。大河チェアマンは関西の出身ということで「関西のチームが強くならないと、Bリーグが盛り上がりません」といったことを言っていました。
さて試合のほうは、前半は一方的な展開で滋賀がリード。前半終了時に20点の差をつけました。後半で大阪が怒涛の追い上げを見せましたが、前半の20点差はあまりに大きく、逆転までには至りませんでした。
この結果、決勝へとコマを進めたのは琉球と滋賀。両者は翌日9月3日に決勝を戦い、琉球が勝利。関西アーリーカップ優勝を成し遂げました。琉球=沖縄は関西ではないのですが、大阪の大正はリトルオキナワと呼ばれる地域で沖縄からの移住者が多く、今回琉球キングスの応援に来ていた人の中には大正から来た人もいたでしょうから、まあ関西と関わりがあるということでいいのではないでしょうか。
で、その琉球はチアパフォーマンスがエイサーだったのでした。


今回のアーリーカップでは、出場各チームのチアリーダーがやってきて、それぞれパフォーマンスを見せていたのですが、琉球はこういった他とは違うもので魅せつけていました。
試合開場でこうしたパフォーマンスを見られるのも、バスケ観戦の楽しみのひとつですね。
というわけで、エディオンアリーナ大阪での3試合ぶっ通し観戦を完遂した私であります。
Bリーグ、早くも2シーズン目がもうすぐ始まろうとしています。開幕は9月29日です!
Bリーグ関西アーリーカップ観戦記atエディオンアリーナ大阪・2
2017-09-04
Bリーグ関西アーリーカップの開催場、エディオンアリーナは場内に入れば↓このような光景。

やはりここは体育館の中でも大きな部類に入るところです。さすが大相撲春場所が開催されるところなだけあります。この写真で見ると、センターサークルあたりがちょうど土俵の位置でしょうか。
実をいいますと、私がここエディオンアリーナに行ったのは初めてではありません。↓8年前に一度行きました。しかも今回と同じくバスケの試合観戦で。
bjリーグ、初観戦! 2009-10-18
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-77.html
このときはまだバスケのトップリーグがNBLとbjリーグに分裂していた時代でした。それが今は統一され、今回アーリーカップが開催されるまでになりました。今、上記記事を読むとなんだか懐かしく感じられます。記事中の「ライジング福岡」は、今では「ライジングゼファーフクオカ」と改称されましたし。
まあそんなわけで、8年の間隔を空けてひさびさにエディオンアリーナを訪れたわけです、はい。
試合開始まで時間があったので、さっそくビールを1杯。

スポーツ観戦で飲むビールは、なぜにこうもウマく感じられるのでしょう。
続いて、入場口前で販売されていた食べ物をいくつかご紹介。結果的に肉系ばかりとなってしまいましたが。
↓トルティーヤドッグ。トウモロコシ粉の平たいパンでソーセージを包んだものです。

↓今やバスケ観戦の定番? 牛カルビ串と牛タン串。

↓「鶴橋直送」と謳った、ミックスホルモン。

いやー、どれも酒のツマミにはもってこいの品です。実際販売されていたのがその類のものばかりでしたが。
しかしバスケのみならず、スタジアムグルメの肉系の割合のなんと多いこと。やはり衛生上火を通す必要があるので、それ故に肉系が多くなるのでしょう。
では、飲み食いの話はこのぐらいにして、次回はいよいよ関西アーリーカップの試合を観戦しての感想をつづっていきます。
(続く。次で終わり)
(おことわりを兼ねたおまけ)
私、このブログで多数の食べ物の写真を上げていますが、最近SNSに食べ物の写真を上げて、その食べ物を食べずに捨てる人が続出しているとニュースで報じられました。
念のために申し上げますが、私は食べ物を写真に収めたら、それらの食べ物を原則すべて残さずに食べています。半分も食べずに捨てるなどという罰当たりなことは一切していないと断言します。このブログ、食べ物関連の記事ではガッツリ系が多いうえ多種にわたる写真を上げていることで、本当に全部食べているか疑われるかもしれないと感じたので、今回念を押しておきました。

やはりここは体育館の中でも大きな部類に入るところです。さすが大相撲春場所が開催されるところなだけあります。この写真で見ると、センターサークルあたりがちょうど土俵の位置でしょうか。
実をいいますと、私がここエディオンアリーナに行ったのは初めてではありません。↓8年前に一度行きました。しかも今回と同じくバスケの試合観戦で。
bjリーグ、初観戦! 2009-10-18
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-77.html
このときはまだバスケのトップリーグがNBLとbjリーグに分裂していた時代でした。それが今は統一され、今回アーリーカップが開催されるまでになりました。今、上記記事を読むとなんだか懐かしく感じられます。記事中の「ライジング福岡」は、今では「ライジングゼファーフクオカ」と改称されましたし。
まあそんなわけで、8年の間隔を空けてひさびさにエディオンアリーナを訪れたわけです、はい。
試合開始まで時間があったので、さっそくビールを1杯。

スポーツ観戦で飲むビールは、なぜにこうもウマく感じられるのでしょう。
続いて、入場口前で販売されていた食べ物をいくつかご紹介。結果的に肉系ばかりとなってしまいましたが。
↓トルティーヤドッグ。トウモロコシ粉の平たいパンでソーセージを包んだものです。

↓今やバスケ観戦の定番? 牛カルビ串と牛タン串。

↓「鶴橋直送」と謳った、ミックスホルモン。

いやー、どれも酒のツマミにはもってこいの品です。実際販売されていたのがその類のものばかりでしたが。
しかしバスケのみならず、スタジアムグルメの肉系の割合のなんと多いこと。やはり衛生上火を通す必要があるので、それ故に肉系が多くなるのでしょう。
では、飲み食いの話はこのぐらいにして、次回はいよいよ関西アーリーカップの試合を観戦しての感想をつづっていきます。
(続く。次で終わり)
(おことわりを兼ねたおまけ)
私、このブログで多数の食べ物の写真を上げていますが、最近SNSに食べ物の写真を上げて、その食べ物を食べずに捨てる人が続出しているとニュースで報じられました。
念のために申し上げますが、私は食べ物を写真に収めたら、それらの食べ物を原則すべて残さずに食べています。半分も食べずに捨てるなどという罰当たりなことは一切していないと断言します。このブログ、食べ物関連の記事ではガッツリ系が多いうえ多種にわたる写真を上げていることで、本当に全部食べているか疑われるかもしれないと感じたので、今回念を押しておきました。
Bリーグ関西アーリーカップ観戦記atエディオンアリーナ大阪・1
2017-09-03
2017年9月2日、私は大阪市中央区難波にあるエディオンアリーナ大阪へと行ってまいりました。「エディオンアリーナってどこや!?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。正式名は大阪府立体育会館、毎年3月に大相撲春場所が開催される場所といえば、おわかりの方も多いでしょう。
では、なぜ唐突にそのエディオンアリーナへと行ったのか? それは9月1日~9月3日に、そこでBリーグ関西アーリーカップが開催されるからなのです。
そのアーリーカップとは何か? プロバスケットボールBリーグが開幕前のプレシーズンとしておこなう、B1B2の垣根を取り払っての地区ごとのトーナメント戦です。地区は東北・関東・東海北陸・関西の4つ。関東・東海北陸・関西は9月1日~9月3日の同時期におこなわれ、東北はそれとは時期をずらして9月8日~9月10日に開催です。そのうちの関西アーリーカップに、今回私は行ったのです。
大阪・難波の街中にあるエディオンアリーナ。

入場口前には↓このように出場チームののぼりが立っていました。ここは大相撲春場所会場ですから、こういったものがよく似合いますね。


ここであらためて、関西アーリーカップ出場チームをご紹介。
10:30ごろに現地到着した私でしたが、当日券発売は11:30からとのこと。それまでの間時間をつぶすために、私は近くにあるブックオフへ立ち寄って、そのあとこれまた近くにあるラーメン店『一風堂』へと足を運びました。その一風堂で↓基本の味、白丸をいただきました。

この写真を見ると量が少ないように見えますが、そんなことはありません。一風堂のドンブリは高さが高い構造となっていて、その高さゆえにスープの位が下がって量が少なく見えているだけです。
エディオンアリーナの周辺には、食べ物を販売する店がけっこうあります。前述の一風堂のほか、うどんの丸亀製麺、豚まんの551蓬莱、福島上等カレー、マクドナルドと多数。食べるものには困らないといってよいでしょう。特に551の豚まんは、エディオンアリーナへ入場する前に買って、入場してから場内で食べることができます。大阪府外からやってきた方には、この大阪名物と言って差し支えない551の豚まんをぜひともおすすめします。
さて、11:30が来て入場券を購入して、入場の列に並び、12:00の開場でエディオンアリーナ場内へと入りました。すると目の前には↓こういった幕が。

これからここで3つの試合がおこなわれます。それらを通しで観戦です! 開場12:00で終了は21:00近くとなります。この日はまさにバスケ漬けの一日とあいなる、そんな予感です!
(続く)
では、なぜ唐突にそのエディオンアリーナへと行ったのか? それは9月1日~9月3日に、そこでBリーグ関西アーリーカップが開催されるからなのです。
そのアーリーカップとは何か? プロバスケットボールBリーグが開幕前のプレシーズンとしておこなう、B1B2の垣根を取り払っての地区ごとのトーナメント戦です。地区は東北・関東・東海北陸・関西の4つ。関東・東海北陸・関西は9月1日~9月3日の同時期におこなわれ、東北はそれとは時期をずらして9月8日~9月10日に開催です。そのうちの関西アーリーカップに、今回私は行ったのです。
大阪・難波の街中にあるエディオンアリーナ。

入場口前には↓このように出場チームののぼりが立っていました。ここは大相撲春場所会場ですから、こういったものがよく似合いますね。


ここであらためて、関西アーリーカップ出場チームをご紹介。
- 滋賀レイクスターズ
- バンビシャス奈良
- 大阪エヴェッサ
- 西宮ストークス
- 熊本ヴォルターズ
- 琉球ゴールデンキングス
10:30ごろに現地到着した私でしたが、当日券発売は11:30からとのこと。それまでの間時間をつぶすために、私は近くにあるブックオフへ立ち寄って、そのあとこれまた近くにあるラーメン店『一風堂』へと足を運びました。その一風堂で↓基本の味、白丸をいただきました。

この写真を見ると量が少ないように見えますが、そんなことはありません。一風堂のドンブリは高さが高い構造となっていて、その高さゆえにスープの位が下がって量が少なく見えているだけです。
エディオンアリーナの周辺には、食べ物を販売する店がけっこうあります。前述の一風堂のほか、うどんの丸亀製麺、豚まんの551蓬莱、福島上等カレー、マクドナルドと多数。食べるものには困らないといってよいでしょう。特に551の豚まんは、エディオンアリーナへ入場する前に買って、入場してから場内で食べることができます。大阪府外からやってきた方には、この大阪名物と言って差し支えない551の豚まんをぜひともおすすめします。
さて、11:30が来て入場券を購入して、入場の列に並び、12:00の開場でエディオンアリーナ場内へと入りました。すると目の前には↓こういった幕が。

これからここで3つの試合がおこなわれます。それらを通しで観戦です! 開場12:00で終了は21:00近くとなります。この日はまさにバスケ漬けの一日とあいなる、そんな予感です!
(続く)
bjリーグ、初観戦!
2009-10-18
今日10月17日、いつもなら舟券勝負といくところですが、今回はお休みしました。そのかわり私は初めて、プロバスケットボールbjリーグの試合を見に行きました。
場所は大阪府立体育会館。大阪ナンバのど真ん中にある競技場です。毎年3月に大相撲春場所が開催されるところといえば、わかる方も多いかと思います。
この日の試合は、大阪エヴェッサvsライジング福岡。エヴェッサは今シーズン初のホームゲームです。
私は16時30分ごろに競技場内に入ったのですが、そのころ早くも試合前の余興がおこなわれていました。
『ミッチーズ・メッサ・エヴェッサ・ブラスバンド』によるライブ演奏、チアリーダー集団『bt』のみなさんによるチアダンス。実は今回、私はこのチアリーダーのパフォーマンスを見たいとも思って、観戦に来たのであります。
場内は実況DJが存在し、その方が場内アナウンスをおこなっていました。試合開始前に出場選手の紹介がありましたが、DJ氏はエヴェッサの選手を紹介するとき、全員ファーストネームで呼んでいました。「ジュン」「ショータ」「ワキ」「リン」といった具合にです。
そしていよいよティップ・オフ。まずエヴェッサがいきなりスリーポイントシュートを決め、これは早くもエヴェッサ優勢かと思いました。しかしライジングもなかなかやってくれます。相手のディフェンスの隙をついて、果敢に攻めていきます。あっという間に逆転され、リードを許した場面もありました。
しかし、そんな状況でも観客のボルテージは高まります。「GO、GO、エヴェッサ!」「大阪エヴェッサ!」声援が場内に響き渡ります。それが熱気となったのでしょうか、秋なのに場内は夏のような暑さを感じました。
私は今回、初めてバスケの試合を生で見たのですが、試合展開が怒涛のごとき目まぐるしさだな、と感じました。まあ点がバカスカ入るわ入る、こちらが点を入れたかと思えば、すぐにあちらが取り返す、3点や4点の点差など、差がないに等しいのです。この点、bjリーグがNPB・Jリーグと競合する際には「強み」になるのではないかと思います。野球やサッカーだと、3点差4点差はもう「点差が大きく開いた」とみなされますからね(野球はそうでもないかな……)。
第1クォーターは一時ライジングがリードするも、終盤でエヴェッサは怒涛の攻めを見せ、一気に逆転し、22-18とエヴェッサのリードで終わりました。
第2クォーター、明らかにライジングが優勢となっていました。38-39と、1点ながらライジングのリードで前半終了。
第3クォーター、今度はエヴェッサが攻めていきます。このクォーターだけで8点リード。合計得点も66-59と差を広げていきました。
そして第4クォーター、リードされたライジングが奮起します。特に終盤で怒涛のシュート連発。追い上げを見せて点差を詰めていきました。しかしそれもあと少し及ばず、試合は89-83でエヴェッサの勝利。両者の得点にあらわれているとおり、大接戦となった試合でした。
では、今回の試合の結果、まとめです。
大阪 福岡
1Q 22 18
2Q 16 21
3Q 28 20
4Q 23 24
計 89 83
これを見ると、いかにこの試合が大接戦だったかがわかります。初めて見たbjの試合で、これだけの熱い展開を見せてくれたことで、私は試合終了後もしばらく興奮が冷めませんでした。
そして今回、見事なスリーポイントシュートやダンクシュートを生で見ることができただけでも、私にとっては大収穫でした。人間はどんなことでも「初めての体験」をすると心がリフレッシュされるものですが、今回もその例に漏れず、自分の心が洗われたような気分で、府立体育会館をあとにしました。
ただ、今回観戦して、ひとつ気になったことがあります。
それは、ライジングがフリースローをするときに、観客が「ワー」と声をあげていたことです。ホームのエヴェッサがフリースローをおこなうときには、逆に場内は静かになっていました。
これはいかがなものかと思います。いくら大阪での試合で、観客のほとんどがエヴェッサを応援しているからといって、敵のフリースローを妨害するような行為が許されるものなのかと、疑問に感じました。私はこのあたりの事情についてはてんで疎いのですが、他の試合会場でもこのような調子なのでしょうか?
少なくとも、いくら敵とはいえ、礼節は守っていただきたいと思います。
なお、今回の記事は「バスケットボールのことをあまりよく知らない」人間が書いたものなので、モロに素人感覚丸出しです。熱烈ブースターの方々には、その点をご考慮していただけると幸いです。
(補足 2017-09-05)
この記事を書いた7年後、NBLとbjリーグに分かれていたリーグは統一し「Bリーグ」となって新たに始動しました。そしてこのときから8年の時を経て、私は再びバスケの試合観戦で大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)を訪れることとなるのでした。
Bリーグ関西アーリーカップ観戦記atエディオンアリーナ大阪・1~3
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-968.html
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-969.html
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-970.html
場所は大阪府立体育会館。大阪ナンバのど真ん中にある競技場です。毎年3月に大相撲春場所が開催されるところといえば、わかる方も多いかと思います。
この日の試合は、大阪エヴェッサvsライジング福岡。エヴェッサは今シーズン初のホームゲームです。
私は16時30分ごろに競技場内に入ったのですが、そのころ早くも試合前の余興がおこなわれていました。
『ミッチーズ・メッサ・エヴェッサ・ブラスバンド』によるライブ演奏、チアリーダー集団『bt』のみなさんによるチアダンス。実は今回、私はこのチアリーダーのパフォーマンスを見たいとも思って、観戦に来たのであります。
場内は実況DJが存在し、その方が場内アナウンスをおこなっていました。試合開始前に出場選手の紹介がありましたが、DJ氏はエヴェッサの選手を紹介するとき、全員ファーストネームで呼んでいました。「ジュン」「ショータ」「ワキ」「リン」といった具合にです。
そしていよいよティップ・オフ。まずエヴェッサがいきなりスリーポイントシュートを決め、これは早くもエヴェッサ優勢かと思いました。しかしライジングもなかなかやってくれます。相手のディフェンスの隙をついて、果敢に攻めていきます。あっという間に逆転され、リードを許した場面もありました。
しかし、そんな状況でも観客のボルテージは高まります。「GO、GO、エヴェッサ!」「大阪エヴェッサ!」声援が場内に響き渡ります。それが熱気となったのでしょうか、秋なのに場内は夏のような暑さを感じました。
私は今回、初めてバスケの試合を生で見たのですが、試合展開が怒涛のごとき目まぐるしさだな、と感じました。まあ点がバカスカ入るわ入る、こちらが点を入れたかと思えば、すぐにあちらが取り返す、3点や4点の点差など、差がないに等しいのです。この点、bjリーグがNPB・Jリーグと競合する際には「強み」になるのではないかと思います。野球やサッカーだと、3点差4点差はもう「点差が大きく開いた」とみなされますからね(野球はそうでもないかな……)。
第1クォーターは一時ライジングがリードするも、終盤でエヴェッサは怒涛の攻めを見せ、一気に逆転し、22-18とエヴェッサのリードで終わりました。
第2クォーター、明らかにライジングが優勢となっていました。38-39と、1点ながらライジングのリードで前半終了。
第3クォーター、今度はエヴェッサが攻めていきます。このクォーターだけで8点リード。合計得点も66-59と差を広げていきました。
そして第4クォーター、リードされたライジングが奮起します。特に終盤で怒涛のシュート連発。追い上げを見せて点差を詰めていきました。しかしそれもあと少し及ばず、試合は89-83でエヴェッサの勝利。両者の得点にあらわれているとおり、大接戦となった試合でした。
では、今回の試合の結果、まとめです。
大阪 福岡
1Q 22 18
2Q 16 21
3Q 28 20
4Q 23 24
計 89 83
これを見ると、いかにこの試合が大接戦だったかがわかります。初めて見たbjの試合で、これだけの熱い展開を見せてくれたことで、私は試合終了後もしばらく興奮が冷めませんでした。
そして今回、見事なスリーポイントシュートやダンクシュートを生で見ることができただけでも、私にとっては大収穫でした。人間はどんなことでも「初めての体験」をすると心がリフレッシュされるものですが、今回もその例に漏れず、自分の心が洗われたような気分で、府立体育会館をあとにしました。
ただ、今回観戦して、ひとつ気になったことがあります。
それは、ライジングがフリースローをするときに、観客が「ワー」と声をあげていたことです。ホームのエヴェッサがフリースローをおこなうときには、逆に場内は静かになっていました。
これはいかがなものかと思います。いくら大阪での試合で、観客のほとんどがエヴェッサを応援しているからといって、敵のフリースローを妨害するような行為が許されるものなのかと、疑問に感じました。私はこのあたりの事情についてはてんで疎いのですが、他の試合会場でもこのような調子なのでしょうか?
少なくとも、いくら敵とはいえ、礼節は守っていただきたいと思います。
なお、今回の記事は「バスケットボールのことをあまりよく知らない」人間が書いたものなので、モロに素人感覚丸出しです。熱烈ブースターの方々には、その点をご考慮していただけると幸いです。
(補足 2017-09-05)
この記事を書いた7年後、NBLとbjリーグに分かれていたリーグは統一し「Bリーグ」となって新たに始動しました。そしてこのときから8年の時を経て、私は再びバスケの試合観戦で大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)を訪れることとなるのでした。
Bリーグ関西アーリーカップ観戦記atエディオンアリーナ大阪・1~3
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