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スタジアム好きの自閉症者ですが、何か問題ありますか?

発達障害の一種、高機能自閉症を抱えるエビフライ飯が、スタジアム訪問記を中心につづっていきます。

長良川競技場訪問記・3

 2017年8月11日岐阜・長良川競技場のFC岐阜 vs ファジアーノ岡山。長良川競技場のビジター自由席からの眺めは↓このような感じです。
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 前回行った西京極スタジアムと比べると、観客席に傾斜がついているのでグラウンド全体を見渡しやすく、眺めはまあまあよいでしょう。
 で、この写真では上空がやけに雲行き怪しく見えていますが……その通りです。キックオフ約1時間半前に、それまで晴れ間が見えていた空から雨が落ちてきて、やがてたたきつけるような土砂降りとなりました。
 なんと、先週の京都戦と同じように、またしても試合前に雨に降られてしまいました。でも今回の雨は本当の通り雨で、雷も発生しなかったので、その点は先週よりはわずかにマシでした。
 とはいっても、ここ長良川にはコンコースがなく、後方にある屋根しか雨よけの場所がありません。しかもその屋根も、雨漏りがしてくる有様でした。

 キックオフ時刻が近づくと雨はやみ、雷もならなかったので、今回は予定どおり18:03にキックオフとなりました。試合経過は次のとおり。(試合経過テキスト中敬称略)
  • 前半8分、岡山MFパク・ヒョンジンがゴール決めて先制。岐阜 0-1 岡山
  • 前半アディショナルタイムは3分
  • 前半終了して、岐阜 0-1 岡山
  • 後半23分、岐阜がゴールに入れたがオフサイドの判定でノーゴール
  • 後半39分、岐阜MF庄司がゴール決めて同点に。岐阜 1-1 岡山
  • 後半アディショナルタイムは3分
  • 両者同点のまま試合終了。
 結果は、FC岐阜 1-1 ファジアーノ岡山 でした。

 なんと前回の京都戦に引き続き、またしても後半で同点に追いつかれて1-1での引き分けに終わりました。おまけに京都戦も岐阜戦も、試合前に突然の雨に降られた点までも同じだったときています。何もここまで同じような試合展開にならなくてもいいのに。
 これでファジは13戦連続負けなしではあるものの、2戦連続引き分け。あまりいい状況とはいえません。順位も前節と変わらず8位。一方の岐阜は17位です。
 ↓試合後、ファジの選手たちがサポーターにあいさつ。
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 ↓試合が終わったあとの長良川競技場。
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 試合終了後、私はバスで岐阜駅へ向かうためにバス停へと行きましたが、その途中でメモリアルセンター内に救急車が入ってくるのを見ました。どうやら熱中症で倒れた人が発生したようです。それに続いて消防車も来て、2台目の救急車までも来るという事態になり、その様子を見て私は心配になりました。無事だったでしょうか。

 今回行った長良川競技場、ここはけっこう「おもてなし」の精神でアウェイ客を迎えてくれるところ、そういう印象を受けました。岐阜駅前のバス乗り場で親切に案内を出してくれますし、何より屋台村で豊富な種類の食べ物を提供してくれるときています。そういった意味で、私は岐阜に対して好印象度急上昇です。

 そして、帰りは新幹線の中で天むすと串みそカツをツマミにして酒を飲んだのでした。
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 やはり名古屋近辺まで来たなら、これは味わいたいですからね!

長良川競技場訪問記・2

 長良川競技場にて入場券発売開始を待つ間、私はスタジアム前広場を散策しました。広場にはいろいろな食べ物の屋台が軒を連ね、来客を引き込むこと請け合いの雰囲気が漂っていました。
 FC岐阜は「日本一のスタジアムグルメを目指す!」のスローガンのもと、長良川競技場の前にて実に種類豊富な食べ物を提供しているところです。これらは「屋台村」と呼ばれます。この屋台が軒を連ねるスタジアムグルメの形式は、我が岡山のファジフーズと似ているものがあります。しかし屋台村の屋台の数々もまだ営業開始前。なのでまだ広場を歩いていきます。
 広場内に↓このキャラクターが。
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 これは「ギッフィー」FC岐阜の公式マスコットキャラクターです。実はつい最近まで、FC岐阜には公式マスコットが存在していなかったのです。最近になってこのギッフィーが正式にマスコットとなりました。岐阜だから鵜をモチーフにしたキャラになるかと思いましたが、意外な方向のキャラでしたね。
 今回、長良川競技場には日本赤十字社もやってきて、そこで献血も受け付けていました。そこには↓こういったものも。
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 この骨髄バンク啓発の絵、描いたのは漫画家の大今良時さん。映画化もされた『聲の形』の作者です。大今さんが岐阜県大垣市の出身ということで、ここに出されたのでしょう。そういえば、FC岐阜は『聲の形』とコラボレーションしたこともありましたね(下記参照記事)。

 スタジアム広場を散策している間に、入場券発売開始となりました。ビジター自由席を購入し、いよいよファジフーズ、ではなくて、屋台村の食べ物を攻めていくといたしましょう!
 まずはこちら↓岐阜グランドホテルビーフカレー。
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 岐阜市内の大きなホテル、岐阜グランドホテルのカレーがスタグルで食べられるときています。ルーが濃厚。口に入れた瞬間に少しの甘味を感じ、後からジワッと辛みがやってくるのはおいしいカレーの証です。このカレーには袋入りの福神漬けが添えられます。
 岐阜県といえば飛騨牛。その飛騨牛を使ったグルメも、当然のごとくこの長良川屋台村に存在しています。その飛騨牛グルメ3連発! 飛騨牛コロッケ・飛騨牛ソーセージ・飛騨牛串焼き。
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 コロッケはソースなどつけずにそのまま食べておいしい品。中身のジャガイモの中に飛騨牛の肉が入って、それを噛みしめながらいただきました。
 ソーセージは手作りのもので、かじれば肉のうまみが口中に広がる美味なるもの。
 串焼きもまた、飛騨牛そのものの味を感じ取ることができる代物。ただファジフーズの千屋牛串と比べると、大きさが小さかったのが不満点でしたが、おいしかったので贅沢は言いますまい。
 これら、ビールのツマミにもってこいの品々です。なので当然のごとく屋台村ではビールが販売されています。しかし生ビールが1杯600円。甲子園球場並の価格です。
 お次は↓岡崎まぜめん。
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 愛知県中央部の岡崎市のB級グルメだそうです。台湾まぜそばのように、出されたら混ぜていきます。これは八丁味噌の味がタレの基礎となっていて、これを味わうと「あー、東海地方に来たんやなー」との思いにかられます。名古屋を中心とした東海地方は味噌文化。これを味わえるだけで東海地方へ行った価値があるというものです。
 そして↓焼きアユ。
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 長良川といえば、アユで有名なところです。それゆえこの焼きアユも屋台村で販売されています。しかし私が行ったときには、すでにすべてのアユを焼ききってしまったあとで、買えたのは作り置き。それでもじゅうぶんに味わえました。


 長良川競技場の屋台村。ここは実に種類豊富な食べ物が提供されている空間でした。今回実際に自分の足で出向いて、自分の目で見て、自分の舌で味わって、最高のスタグルを体験できたと感じました。これはファジフーズに匹敵、いやむしろそれを凌駕すると言っても過言ではないかもしれません。
 そういえば『ぐるなび』サイト中で連載されているマンガ『ぺろり!スタグル旅』は、第1回と第2回がそれぞれ岡山と岐阜でした。これはこの両者がスタグルの中でも特に高い評価を得ているゆえ、でしょうね。
 岡山: http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/stagru/3872
 岐阜: http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/stagru/3897

(続く、次で終わり)


(参照記事)
 なおも各方面で取り上げられる『聲の形』 2015-06-17
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-804.html


長良川競技場訪問記・1

 2017年8月11日、私は岐阜県岐阜市にある長良川競技場へと行ってまいりました。長良川競技場はFC岐阜の本拠地。この日ファジアーノ岡山はアウェイで岐阜と対戦。先週の西京極での京都戦に引き続き、2週連続でアウェイ観戦といきました。

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 JR岐阜駅を降りて長良口から出ます。するとペデストリアンデッキには↓この横断幕が。
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 アウェイ客歓迎ムードです。同じ場所には↓こういったのぼりも。
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 今回の目的地、長良川競技場は岐阜メモリアルセンターの中にあります。そこへは駅からバスを使って行くこととなります。バス乗り場へと降りていくと、広場には↓この像が。
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 金色の織田信長像!  これはひときわ目立ちます。
 そしてバス乗り場では↓こういったのぼりが。
 nagaragawa5.jpg

 こういったものまで出すとは、岐阜の「おもてなし」は相当なものですねえ。そしてご親切に、バスでのメモリアルセンターへの行き方も書いてくださっています。
 ここに書かれているとおり、JR岐阜駅前からは10番乗り場から岐阜バス「三田洞線」に乗って「メモリアルセンター前」で下車するか、11番乗り場から岐阜バス市内ループ線に乗って「メモリアルセンター北」で下車します。連絡バスではないので、運賃が210円必要です。同じ岐阜市内にある岐阜競輪場は無料の連絡バスがあるのに、長良川競技場へは有料です。これが公営施設と民間施設との違いなのでしょうかねえ。
 私は11番乗り場からバスに乗りました。バスはJR岐阜駅前を出ると、ほどなくして名鉄岐阜駅前に止まります。かつてはこの名鉄が、岐阜市内で路面電車を走らせていました。名鉄岐阜駅前に電停があったのです。しかしそれも廃止され、今はその形跡さえもありません。
 バスは長良川を越えて、メモリアルセンター北停留所に到着。そこから少し歩けば、岐阜メモリアルセンターの北門。ここでも歓迎ムードです。
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 ここからしばらく歩けば、長良川競技場へたどり着けます。
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 見たところきれいなスタジアムです。ここの正面前には↓この像が。
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 これは高橋尚子さんの像。2000年シドニーオリンピック女子マラソン金メダリスト。そのときの姿をかたどった像がここ長良川競技場前に立っています。そういえば、ファジの本拠地シティライトスタジアムの前にも、バルセロナオリンピック女子マラソン銀メダリストの有森裕子さんの像が立っていますね。なんかここはCスタと雰囲気が似ているように感じられました。
 ↓これが岐阜メモリアルセンター全体の案内図。
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 この図のいちばん左に位置するスタジアムが長良川競技場。ここの右下にあるのは補助陸上競技場です。
 長良川競技場のそばには、野球場の長良川球場があります。ここはたまにNPB中日ドラゴンズが試合を開催しますね。この日長良川球場では、少年野球の大会が開催されていました。
 他にもここには水泳プールや体育館といった体育施設が集まっています。いわばこの岐阜メモリアルセンターという場所は運動公園。長良川競技場はそういった土地の中にあるという点でも、Cスタと似ています。

 私が到着した時刻には、まだ入場券の販売が始まっていませんでした。それまで時間をつぶそうと長良川競技場と長良川球場の間にある芝生広場に行ってみると……
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 笠松競馬がここに来ていました。芝生広場にて、ポニー2頭を連れてきての乗馬体験を実施していたのでした。運搬車でちゃっかりと開催日程を掲示するとは、なかなか宣伝上手ですね。
(続く)

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プロフィール

エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
公営競技・野球・サッカーなどのスタジアムという空間が好きな自分です。
ファジアーノ岡山の本拠地・シティライトスタジアムに時々出没しています。



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