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スタジアム好きの自閉症者ですが、何か問題ありますか?

発達障害の一種、高機能自閉症を抱えるエビフライ飯が、スタジアム訪問記を中心につづっていきます。

富山競輪場訪問記・4

 富山競輪場訪問記、最後に恒例の場内食べ物紹介といきましょう。
 富山競輪場は、食べ物に関してはまあ比較的充実したほうだと思います。ただこれが名物!といったものはないようです。
 駅前入場口をくぐってすぐに目にできるのが「フードコンビニ オールウェイズ」ここではハンバーガー・フランクフルト・たこ焼き・コロッケといった、ファーストフード系の食べ物が販売されています。このほかそば・うどん・カレーライスも販売されています。入場してすぐに何かが食べたいという方は、ここへ行くとよいでしょう。

 第1コーナースタンド下の第3投票所近くには「伽耶琴(かやぐん)」があります。この店はそばに「韓国料理」と書かれたのぼりがあり、それが目印です。ここではカルビ丼・ビビンバ・チヂミ・冷麺といった韓国料理を食べることができるのです。
 ↓その伽耶琴のメニューのひとつ、カルビクッパ。
 toyama_kr8.jpg

 公営レース場でこういう韓国料理を食べられるとは思いませんでした。キムチがのっているので辛さはありますが、口の中が火事になるほどの辛さではなく、マイルドな味わいのクッパです。これは冬だと体があたたまってよいでしょうねえ。特に富山だと、冬は寒さが厳しいでしょうから。

 第3投票所のすぐそばにあるのが「的中おむすび屋」その名のとおり、ここではおむすびを販売しています。富山産コシヒカリ使用とのこと。ここは「おむすび屋」と名乗ってはいますが、そばやうどん、カレーも販売されています。
 ↓私はここで「さけ」「かつおおかか」のおむすびと、味噌汁をいただきました。
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 おむすびは出来たてホカホカが提供されるので、ふんわりとした味わいです。これに味噌汁をつけると「ああ、日本に生まれてよかった」との思いが強くこみ上げてきます。日本古来の食の組み合わせは最強です。
 あと、ここのおむすびに巻く海苔は、注文時に店員さんに申しつければ「とろろ昆布」に替えることもできます。

 次に、これは常設の食堂のメニューではないのですが……今回の富山競輪では、ご当地グルメの販売イベントもありまして、そこには案の定、↓これもありました。富山ブラックラーメン。
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 少しの間雨が止んだときにイベントスペースへと行って、いただくことができました。私、富山まで来たなら富山ブラックを食べてみたいと思っていまして、今回この富山競輪場で販売されていたということで、思いは実現しました。
 この富山ブラック、想像以上に味が濃厚でガツンときました。太目の麺に濃厚スープがからんで、麺も黒くなっていきます。このスープはあまりに濃厚で、さすがに全部は飲み干せませんでしたね。でもまた食べたいと思わせる味なのです。何なのでしょう。これは富山「ブラック」ゆえの、黒魔術の魔力か何かでしょうか?


 今回訪問した富山競輪場、富山県の公営レース場はここだけです。それだけに、今回のような大きな競走が開催されるとなると、公営娯楽施設の色彩を帯びて、お祭りの雰囲気を強く醸し出すのかもしれません。地方だと娯楽施設が少ないでしょうから。
 そんなことを思った、今回の富山競輪場訪問でした。


(おまけ)
 JR富山駅前のディスプレイ広告にて、↓このようなものを目にしました。
 toyama_kr11.jpg

 富山市防犯イメージキャラクターの「神通ゆい」と「風間あおい」だそうで。もう日本全国で、こういった美少女キャラクターで推していく傾向が強まっているようです。



富山競輪場訪問記・3

 富山競輪場で2016年9月16日~19日に開催された競走は「第32回共同通信社杯」GIIのグレードレースです。なんでもここ富山でGIIが開催されるのは実に10年ぶりだというのです。
 それでわかりました。私が行ったときに雨だったにもかかわらず、多くの客が来場していた理由が。今回GII開催ということで有力選手が多数富山へとやってくる、そして今後富山でGII級の競走がいつ開催されるかわからない、そんな思いを抱いて富山競輪場へと赴いた客が多かったからだと推察します。もっとも、9月18日・19日両日はイベントも多数開催されるということで、それを目当てにした客もいたことでしょう。実際、9月18日は『動物戦隊ジュウオウジャー』のショーがおこなわれるということで、お子さん連れの客が目立ちましたし。
 で、これらのイベントなのですが、この日は(しつこいようですが)雨だったことで、私はほとんど拝見せずに終わりました。イベントステージが野外なので、どうしても雨だと足が鈍ってしまうのですよねえ。でもその代わり、バンクでのレースは1Rから12Rまですべて拝見しました。やはり競輪場まで来たならば、肝心のレースを見ないわけにはいきませんから。

 富山競輪場をもう少し探索していると、インフォメーションがありました。ここでは様々な富山競輪グッズが販売されており、そこでは「ライちゃんTシャツ」が販売されていました。このTシャツ、前面にライちゃんの目とクチバシが描かれたもので、車番の色の分だけの9色があります。これがとにかく、着ると目立つデザインなのです。
 で、今回開催の富山では、解説者のヤマコウこと山口幸二さんが予想会のために来場したのですが、そのヤマコウさんもライちゃんTシャツを着て予想をしていたのでした。
 あと、ここ富山競輪場には場内に交番があるのです。ここに警察官を配備しているということは、いったい昔ここでどんな騒ぎが起こったのでしょうか?

 さて、今回競輪場まで来たということで、当然車券も買いました。その結果はこれです。

●2016年9月18日 富山 
 平成28年熊本地震被災地支援競輪 第32回共同通信社杯GII 3日目


 ・的中レース(1Rは購入せず)
  2R 2連単  610円

 ・回収率:27.7%


 ……という結果に終わりました。もうこれについては、これ以上語りたくはありません。


 この日の全レース終了後、帰りの富山ライトレールの電車はギュウギュウ詰めの満員となり、終点の富山駅北までずっと満員のままでの乗車となったのでした。ということは、富山ライトレールは競輪の客にもけっこう支えられている面があるのでしょうねえ。

(続く。次で終わり)


富山競輪場訪問記・2

 2016年9月18日の富山競輪場。この日開催されていたのは「平成28年熊本地震被災地支援競輪 第32回共同通信社杯GII」グレードレースということで有力選手が多数出場しました。この日は開催3日目。4日間日程なので、この日は準決勝がおこなわれました。
 当日の富山は朝から雨。途中何度か止みはしたものの、1日中雨模様という天気。にもかかわらず、場内はけっこう多くの客が詰めかけているようでした。もっとも、この日はグレードレースの日曜日開催ということで、場内イベントが多くおこなわれるので、それが目的の客も多くいたようです。その場内イベントとは、
  • お笑いコンビ・日本エレキテル連合のステージ
  • 『動物戦隊ジュウオウジャー』ショー
  • 大道芸ステージ
  • チアチームのパフォーマンス
  • ご当地グルメ販売
  • こども職業体験コーナー
  • 縁日
 この日だけで、場内イベントスペースではこれだけのイベントがおこなわれるとのこと。やはり公営レース場は「お祭り空間」の一面もあるものです。
 富山競輪場まで来たならば、まずは当然バンクを見ます。富山のバンクは333m。いわゆる「33バンク」です。第3コーナーから第4コーナーにかけてのカーブのカントが、かなり急に見えました。加えてこの日は何度も書くように雨。路面が濡れて、少なからずレースに影響するのは間違いありません。

 場内では、↓このキャラクターの姿を多く目にします。
 toyama_kr5.jpg

 このキャラクターの名前は「ライちゃん」富山競輪場のマスコットキャラクターです。富山県の県鳥、ライチョウをモチーフとしたキャラクターです。だからライちゃん。単純この上ないですが、そこがまたわかりやすくて良くもあります。
 余談ですが、ライチョウは英語で「サンダーバード」ではありません。JR西日本の特急列車にその名前がついていることもあってそう思いがちですが、正しくは「グラウズ(grouse)」なのです。この言葉は、地元のプロバスケットボールBリーグのチーム、富山グラウジーズが使用していますね。
 話をライちゃんに戻します。場内を見て回っていると、↓このようなライちゃんに似たキャラクターを発見しました。
 toyama_kr6.jpg

 これはひょっとして、旧バージョンのライちゃんでしょうか? 現在のものよりも描写が簡素ですね。
 ↓そして場内の案内図では、食堂のアイコンがコック姿のライちゃんとなっているのです。
 toyama_kr7.jpg

 これを目にして、ちょっと笑ってしまいました。

(続く)

富山競輪場訪問記・1

 2016年9月18日、私は富山県富山市にある富山競輪場へと行ってまいりました。この日が連休のさなかで、どこかへ行って1日を目いっぱい使って過ごしたい思いが強まり、その結果選ばれたのが、富山となった次第です。

 大阪から特急サンダーバードで金沢まで行き、そこから富山へは北陸新幹線を使います。これにより大阪~富山間の所要時間が短縮されたのを実感できました。ちなみに、私は今回が初めての北陸新幹線乗車となりました。
 富山駅で下車すると、そこは以前見た光景とは明らかに異なっていて、大きく変貌をとげていました。新幹線開業を機に、富山駅は新しく生まれ変わっていたのです。
 以前の富山駅とはもっとも大きく変わっていた点といえば、南口の路面電車が、駅構内まで乗り入れるようになっていたことです。↓このように。
 toyama_kr1.jpg

 以前私が富山駅で降りたときは、路面電車は駅前広場を隔てたところに停車場がありました。それが駅構内に移動したことで、より利便性が高まったわけです。
 さて、今回私は富山競輪場へと行くわけですが、それには富山ライトレールを使います。ここで注意しておきたいのは「富山ライトレールは上に記した路面電車のことではない」ということです。上記のは富山地方鉄道の路面電車で、こちらは南口。一方、富山ライトレールは反対側の北口に乗り場があるのです。北口まで行けば、ほら見えました。↓こちらが富山ライトレールです。
 toyama_kr2.jpg

 この富山ライトレールは、かつてのJR富山港線が廃止となったのを、一部区間を併用軌道(*)にして再活用した路線です。富山駅北~奥田中学校前間は併用軌道で、あとは専用軌道、全線単線です。
(*併用軌道:道路に敷設された鉄道レール。すなわち、路面電車の形態。)
 富山競輪場は終点・岩瀬浜の手前の停車場、競輪場前のすぐ近くにあります。ここはJR富山港線時代にもあった駅でしたが、その当時は臨時駅の扱いで、競輪開催時のみ停車でした。それが現在では、常時停車する停車場となりました。
 富山駅北から22分ほどで、競輪場前に到着。電車を降りるとすぐに見えます、富山競輪場。
 toyama_kr3.jpg

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 ここは「ドリームスタジアム」の愛称がつけられています。この日はあいにくの雨模様でしたが、客はわりかし多めに来ているようでした。ライトレールの電車から競輪場前で下車した人が多いようでしたし。

(続く)


(追記 2020-03-21)
 2020年2月、富山ライトレールは富山地方鉄道に合併。同年3月21日、富山地方鉄道市内線と旧・富山ライトレールは富山駅構内でつながりました。もう現在では富山競輪場へ行くのに富山駅の北側に歩いて行く必要はなくなりました。

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エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
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