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スタジアム好きの自閉症者ですが、何か問題ありますか?

発達障害の一種、高機能自閉症を抱えるエビフライ飯が、スタジアム訪問記を中心につづっていきます。

岸和田競輪場 第74回高松宮記念杯競輪GI

 2023年6月17日、私は大阪府岸和田市にある岸和田競輪場へと行ってまいりました。この時期に岸和田で開催される競走といえば「宮杯」こと高松宮記念杯。岸和田にとっては1年に1度の大イベントです。
 いつものように、難波から南海電車に乗って春木駅まで行きます。南海難波駅には全国の鉄道ファン少年少女を虜にする「走る鉄人28号」特急ラピートが停車。いつ見ても特徴的で絶好の被写体になる車両です。
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 春木駅に到着し、いざ岸和田競輪場へ。道中では地元所属の古性優作選手の横断幕が。今開催でも優勝が期待されます。
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 高松宮記念杯はいつも梅雨の時期に開催されるので、天気がぐずついていることが多いのですが、今年はこの通り、晴天! 宮杯でこれだけいい天気だったことは、あまりないように思います。
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 岸和田競輪場、昨年まで1階にあった食堂・売店がキッズスペースに変わっていました。これにより、岸和田は1階から常設の食堂・売店が消滅したことになります。常設の食堂・売店は有料席の2階・3階にはありますが、そこへ行くには座席料金を払わなければなりません。
 岸和田の有料席料金は一人席で500円。他場に比べると安い金額です。岸和田は施設が新しくなってから、観客席が有料席主体の構造になっている印象。料金を安くしているのは、観客が有料席に入りやすくするためと思われます。
 それにつられる格好で、今回私も有料席に入って観戦することにしました。有料席のいいところは、ゆったり座れるのとテーブルがあること。このテーブルの上で食べ物飲み物を置いて飲食できるのもいいところです。
 ビールといっしょに、定番ツマミの唐揚げポテトに、今回出張販売に来ていた肉巻きおにぎり。
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 たこ焼きも出張販売に来ていたので、こちらもいただきました。なお岸和田は常設売店でたこ焼きを販売していません。大阪の場なのに!
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 ごく一般的な食べ物なのに、ついつい食べたくなってしまうのがカレーライス。岸和田のカレーはけっこう辛さがあります。
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 ……とまあ、今回は飲み食い主体でのレース観戦でした。こういう楽しみ方もある、ということです。
 なお、今年の宮杯は地元の古性優作選手が見事、優勝しました。


(おまけ)
 岸和田競輪場スタンド内のトイレにあった貼り紙。
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 節水を呼びかけているのはわかりますが、このサインだと「節水のために、水道を使わないでください」になってしまいますよ。

2023年春 平塚旅行 平塚競輪場編・3

 平塚競輪場、ここは場内に食べ物がけっこう豊富にあります。そのいくつかをご紹介していきます。
 まずは湘南しらすピザ。
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 湘南の地にふさわしい、ちょいとシャレた食べ物です。湘南名物しらすの上にネギが散らされ、これらが意外とチーズによく合います。シーフードピザの感覚です。平塚競輪場に来たならば、私はまずこの品をオススメしたいです。
 なお、この湘南しらすピザは注文を受けてから焼き始めるので、出てくるまでに多少時間がかかります。また手づかみで食べることを前提としているためか、おしぼりを2本渡してくれます。

 公営競技場のソウルフードといえば、なんといってもモツ煮込み!ここ平塚でもご多聞に漏れず販売されています。
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 モツ煮込みといっても、店舗によって若干の違いがあるものです。こうして複数の店舗でモツ煮込みを食べてみて、その違いを味わうのも、また楽しいものです。
 さらに、中には↓こういった「モツカレー煮込み」というものもありまして。
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 モツはカレー汁にも合うと、このとき知ったのでした。なお、この汁を白飯にかけた「モツカレーライス」もあります。

 さて、この湘南バンク平塚競輪場、来る客たちがもうとにかくアツい、アツい! 場内でのヤジは日常茶飯事のごとく激しく、場内のスタンドは新しく建て替えらえても、古くからの泥臭い雰囲気は健在のようでした。いわば新・旧の雰囲気が混ざり合う空間。
 レースが進むにつれて実力選手が多数登場することから、ヤジと同時に声援も大きくなっていきました。特に終盤ともなると、観客たちはヒートアップ! こういったアツいファンたちに平塚競輪は支えられているのです。
 平塚競輪場、ここは競輪のファンならば一度は行っておきたい場所、そう言えます。そしてここは平塚市営娯楽施設ともいえます。平塚市の未来はこの平塚競輪が担っていると言っても過言ではないでしょう。

 なお、今回の第77回日本選手権競輪は山口拳矢選手が優勝したのでした。


(おまけ)
 小田原駅に貼られていたポスター。
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 神奈川県内の野球・サッカーチームの選手たちが登場しています。神奈川県、Jリーグのチームがなんと6チームもあるのです。(川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、横浜FC、湘南ベルマーレ、SC相模原、YSCC横浜)

2023年春 平塚旅行 平塚競輪場編・2

 平塚競輪場は400mバンク。走路上にも「SHONAN」の文字が。そんなに「HIRATSUKA」と書きたくないのでしょうか。
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 場内を回って歩いていると↓このようなブースを発見。
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 これはガールズケイリンを題材にしたアニメ「リンカイ!」のPRです。時期はまだ詳細がわかっていませんが、今年中に放映されるとのこと。
 ここに登場している子、名前は平塚ナナ。ここ平塚競輪場をホームとしている選手です。七夕まつりがおこなわれる街だから「ナナ」なのですね。なお、昨年度からガールズの競走車も男子同様に前後輪スポークホイールとなっています。

 日本選手権ほどの大きな競走だと、並行イベントも盛りだくさんです。朝いちばんのイベントは↓こちら。
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 バスケットボールBリーグ、横浜ビー・コルセアーズのチア、B-ROSEのみなさんによるチアパフォーマンス披露です。トッケイセキュリティ平塚総合体育館でもビーコルの試合が開催されるので、この日来た客の中にはB-ROSEのことを知っている方が少なからずいたはずです。ちなみに平塚総合体育館は、レモンガススタジアムと同じく平塚市総合公園内にあります。
 この他おなじみ予想会や、元AKB48の演歌歌手・岩佐美咲さんのライブステージも開催されました。会場には岩佐さんのファンクラブの方々が来て声援を送っていました。公営競技場はこういう客にも支えられている面があります。

 この日、2023年5月4日は競走3日目、最終12Rは「ガールズコレクション」ガールズ選手たちの中から選りすぐられた7名によるレースです。これが実質ガールズ日本選手権といってもよいでしょう。
 ↓こちら、日刊スポーツ2023年5月4日付の紙面の一部。
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 そこにガールズコレクションの予想記事がありまして、そこに知りたくなかった現実が。出場選手のひとり、久米詩選手が「バッチグー!」と言っているのですが、そのあと(ばっちりグッド)と説明が。ああ、バッチグーが今や説明を必要とする言葉と化しているのだなと、時の流れの残酷さを実感したのでした。
 なお、平塚12Rガールズコレクションはそのバッチグー!の当人、久米詩選手が見事制したのでした。

(続く。次で終わり)

2023年春 平塚旅行 平塚競輪場編・1

 2023年5月4日、私は神奈川県平塚市にある平塚競輪場へと行ってまいりました。前日同じ平塚にあるレモンガススタジアム平塚でサッカーを観戦したあと現地で一泊、一夜明けて今度は平塚競輪場です。
 レモスタへは平塚駅の北側から行きますが、平塚競輪場へはそれとは反対に南側から行きます。駅南口には平塚競輪場へのシャトルバスが発着する場所があり、朝8時30分ごろの時点でもうかなりの人がバス待ちの列をつくっていました。
 シャトルバスはありますが、徒歩だと約20分の距離。歩いて行けないことはありません。前日のレモスタへ徒歩で行くのと、さほど変わりありません。なので私は徒歩で行くことにしました。

 着きました平塚競輪場。ここは通称「湘南バンク」です。
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 余談ですが、平塚はどうも「平塚」の名より「湘南」を使いたがる傾向が強いようです。現に地元Jリーグチームは湘南ベルマーレですし、上の写真には湘南バンクとあり「平塚競輪場」と書かれた看板は見当たりませんし。駅前のビルを見渡せば、看板には決まって平塚といっしょに「湘南」の文字もあります。平塚の名前はそんなにダサいのでしょうかねえ?
 それはさておき、この日9時20分ごろ到着した私ですが、その時点で入場口前には長蛇の列。9時30分開門です。
 そして開門。入場口では平塚所属の選手たちがブラックサンダーを配っていました。
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 今回平塚で開催される競走は「GI第77回日本選手権競輪」競輪の中でもビッグレースのひとつに数えられ、平塚では何度も開催されました。平塚は来場者数が多く、競輪界では重要なバンクに数えられます。ゆえにKEIRINグランプリも幾度か開催されています。
 ↓これが平塚メインスタンドの内部。最近建て替えられたのか、非常にきれいです。
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 そして驚くことに、場内のドリンクコーナーには水・お茶とともに、コーヒーがあるのです!
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 コーヒーは冷・温両方があり、もちろん無料で飲めます。ただし、ここのコーヒーはミルク・砂糖入りです。
 またメインスタンド内には無料で利用できる指紋認証式ロッカーがあります。右手中指の指紋を読み取らせて施解錠します。これならカギをなくす恐れも、暗証番号を忘れる恐れもありませんね。

 この日の平塚競輪場、朝から多数の客が詰めかけていました。意外だったのは、若い世代の人たちもけっこう多く来場していたこと。スタンドがきれいになって、入りやすくなったのでしょうか。この手の娯楽施設は「建物の中、とりわけトイレがきれいかどうか」で、客の入りが大きく変わってくるものです。事実平塚はトイレもきれいでした。

 さて、この日最終レースまでどのような時間を過ごせるのか、ワクワクしてきました!

(続く)

豊橋競輪場訪問記・3

 豊橋競輪開場73周年記念・ちぎり賞争奪戦を見に、豊橋まで行った私。私が行った1月28日は寒波の影響でかなり冷え込みました。前日の豊橋は雪がふぶくように降っていたといいますし。そんな寒い中でも、場内では日本酒熱燗が販売されていますので、それを買って飲めば温まります。これはありがたいです。余談ですが、前の記事で登場したちくわ天は日本酒とよく合うのですよね。
 今回豊橋まで行ったのですが、残念ながら的中したレースはなし。特に終盤10R~12Rはどれも堅いと思いきや思惑外れで総外れ。当てられなかったのは悔しいですが、それはそれで思い出として残るものです。

 全レースが終わり、私は行きと同様に豊鉄の電停まで行って路面電車で豊橋駅前へ向かいます。そこで私はもうひとつの目的を果たすのです。その目的とは「豊橋カレーうどんを食べること」
 豊橋カレーうどんについては以前もご紹介いたしましたが、今回再びあらためてここでご紹介です。豊橋カレーうどんは豊橋のご当地グルメで、具にうずら卵をのせ、丼の底にとろろと白飯を入れたカレーうどんです。
 これが豊橋カレーうどん。鉄火丼とのセットを注文しました。
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 この店の豊橋カレーうどんは、うずら卵の他に野菜の天ぷらと小さなトンカツも具でのっています。
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 まずはこのようにうどんを食べていきます。それを食べ終えると……
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 丼の底の白飯をすくって食べていきます。
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 とろろが挟まれているので、とろみもつきます。これはカレーライスというより「カレー雑炊」に近いですね。

 存分に豊橋を楽しんだところで、私は帰路につきました。帰りの新幹線車内で酒とツマミをいただく「新幹線居酒屋」を開くのが私の旅の流儀。今回は手羽先唐揚げをいただきました。
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 そしてデザートはピレーネ! 豊橋駅ビル「カルミア」内にもボンとらやの店があるので、そこで買いました。ブラックサンダー入りとモンブラン。
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 これで思い残すことなく、私は豊橋をあとにしたのでした。

豊橋競輪場訪問記・2

 2023年1月28日、豊橋競輪場。この日ここで開催されるのは「GIII 開場73周年記念 ちぎり賞争奪戦」記念ということで、脇本雄太選手や古性優作選手、松浦悠士選手、守澤太志選手といったS級S班選手も出場します。
 豊橋競輪場、外からみた限りではかなり建物が老朽化している印象。南側にある飲食店が入っている(ただしほとんど閉店)棟は昭和の遺物そのもの。ああここも例によってボロさを売りとするところなのか、と思いましたが、それは中央メインスタンド棟に入ると吹き消されました。中央メインスタンドは新しく改装された建物で、中はきれいな造り。この中央メインスタンド内に中央発売所があり、客はここに多く集まってきます。
 豊橋競輪といえば、少し前まで宣伝絵に昔の映画やテレビ番組のパロディを盛り込むのを売りとしていました。かなりの数が出てきましたが、その中で本場CS視聴者による投票トップ10が↓ここに掲示されていました。
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 どれもこれもクセのあるポスターぞろいです。これらパロディポスターの中で見事1位に輝いたのはこれ。
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「巨人の星」のパロディで「豊競の星」です。なおこのポスターに登場している人たちは、すべて愛知支部の現役競輪選手です。
 7位にはこの「ポニーテールは競輪に向かない」が。
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 元ネタは「ポニーテールはふり向かない」この構図、かなり元ネタに近いものを感じます。ここの人たちも現役競輪選手です。

 今回の豊橋競輪、グレードレース開催ということでイベント目白押し。そのうちのひとつがキッチンカーによる飲食販売。地元豊橋を代表する会社製造の食べ物の出張販売もありました。
 まずはヤマサ。豊橋の特産品、ちくわを製造販売している会社です。
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 出張販売ではちくわの揚げ物の販売がありました。↓こちら、ちくわ天いそべ揚。
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 揚げたてを提供してくれるので、うまさは格別! ちくわのいそべ揚、そういえば小学校の給食によく出ていたなあ、と懐かしい気分に浸りました。
 ↓こちらは、ちくわうずらフライ。
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 ちくわの輪切りの中に、うずらの卵を入れて揚げたもの。豊橋はうずら卵の生産も盛んなのです。いわばこれは「豊橋名物夢の共演」です。

 もうひとつの豊橋代表の会社は、ボンとらや。豊橋市を中心に展開する菓子店です。
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 ここの看板商品はなんといっても「ピレーネ」です。豊橋では知らない人はいないといわれるほど、大きな人気を集めている菓子です。
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 このピレーネ、ふわふわのスポンジケーキの中に生クリームを入れたシンプルなものですが、それがまた絶妙なおいしさを引き出しているのです。なお上の写真の右端にあるのは、同じくボンとらやの商品である「初代寅蔵どらやき」です。
 やはりピレーネは人気商品なのか、15時ごろには完売していました。
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 こういった豊橋の地元グルメを味わえたことで、今回私が豊橋へ行った意義はありました。

(続く。次で終わり)


(おまけ)
 豊橋競輪場の中央メインスタンド1階中央発売所は客が多く集まってくる場所です。それだけに座るイスの数が足りていない現状です。しかしだからといって、通路である階段をイスがわりにするのは、いただけませんねえ。
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豊橋競輪場訪問記・1

 2023年1月28日、私は愛知県豊橋市にある豊橋競輪場へと行ってまいりました。ひさびさに新幹線を使っての遠出です。
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 豊橋駅の新幹線ホームは、他の新幹線駅とは異なるところがあります。それは何かというと「在来線ホームと同じ高さに新幹線ホームがある」ことです。新幹線のホームはほとんどが高架上にあるため在来線より高い位置にありますが(中には上野駅のように地下にあるホームもありますが)、豊橋駅の場合はそうなっていません。豊橋駅で新幹線を下車したら階段を昇って行き、逆に乗るときは階段を下りるのです。
 改札を出たら、コンコースには豊橋競輪場で開催される記念競走の宣伝絵が掲げられていました。
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 この絵をお描きになったのは、豊橋市出身の漫画家・佐野妙さん。佐野さんは現在「まんがライフオリジナル」にて「だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!」を連載されています。このマンガは豊橋のことをこれでもかというほどに詰め込んでいるご当地紹介マンガで、現在単行本が4巻まで出ています。豊橋駅前の書店は案の定この作品を推していて、よくわかる場所に陳列してあります。
 宣伝絵の少女キャラクター、いっそのこと豊橋競輪の新しいマスコットにしてみてはどうでしょう? なお少女が抱えているのは豊橋市のマスコット、トヨッキーです。
 豊橋駅から豊橋競輪場へ行くには連絡バスもありますが、今回私は豊橋市内を走る路面電車、豊橋鉄道東田本線で行くことにしました。
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「市電」と書かれていますが、100%民間企業です。これまで私は豊鉄の電車を見たことは何度かありましたが、実際に乗るのは今回が初めてです。運賃はどこまで乗っても大人180円。
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 ↓これが豊橋の路面電車の路線図。
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 豊橋競輪場は競輪場前電停が最寄りです。豊橋駅前~競輪場前は複線ですが、競輪場前~赤岩口および競輪場前~運動公園前は単線です。
 電車内には、このような広告が。これ、どう見ても正露丸のデザインをパクったものにしか見えません。
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 豊橋市内には交通信号に「黄色の矢印信号」があります。これは路面電車専用の信号で、黄色矢印が点灯したら電車は進めますが、車や歩行者は進めません。これは交通の教則にも載っている項目ですが、市外のドライバーにはこれを知らない人もいるのではないでしょうか。その人たちは黄色矢印を見たら戸惑うかもしれませんね。
 電車は競輪場前電停に到着。ここから北へ5分ほど歩きます。するとたどり着きました。豊橋競輪場。
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 さて、この先にどのような空間が待ち構えているのでしょうか!

(続く)

京都向日町競輪場訪問記・3

 京都向日町競輪場、ここは飲食店舗が半数以上閉店しています。店が少なければ販売されている食べ物もたいしたものがないのは自明の理です。なのでまずは出張販売にきていたケバブの屋台でケバブカレーを購入。
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 豆がゴロゴロと入っているカレー。辛さはひかえめ。上にのっているケバブが最高のうまさでした。
 食べ物がたいしたことないといっても、定番の品はちゃんとあります。まずはどて焼。今では珍しくなった250ml缶の三ツ矢サイダーとともに。
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 ホルモン焼。
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 ホルモンうどん。津山ホルモンうどんのような焼きうどんではありません。
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 このうどんの店、一味唐辛子を↓このようなフタのない器に入れて置いていました。
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 これはいただけません。衛生面の問題があるのですから、せめてフタぐらいしておいてほしいものです。もちろんうどんに唐辛子はかけませんでした。

 最後に、私は向日町で予想紙「競輪ダービー」を初めて買いました。見てみると……
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 大学卒の選手の場合、出身大学が表記されているのです。大卒の競輪選手は今時珍しくありません。予想紙に書くのは何か意味があるのだろうか、と思ってしまいます。
 あと、題字の隣に堂々と「京都府県営」と……
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 京都市や向日市があるのは「京都府県」なのでしょうか?

京都向日町競輪場訪問記・2

 2022年9月24日、京都向日町競輪場。この日ここでおこなわれるのは「開設72周年記念 GIII平安賞」有名選手が多数集まる周年記念競走です。
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 それでは初訪問ということで、京都向日町競輪場の場内探索をするといたしましょう。
 ↓これが京都向日町のバンク。400mです。ここはバンク中央にテニスコートがあるのです。そしてバックストレッチの後方にそびえ立つ建物、これは何かといいますと……
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 向日市役所です! 京都向日町競輪場は向日市役所のすぐ近くにあります。
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 ただし向日市は競輪には関わっておらず、施行者は京都府です。だから「京都」向日町競輪なのです。向日市は開催場所を提供しているだけにすぎません。
 場内の休憩スペースには↓このような赤い布をかけた縁台と赤い番傘が。いかにも京都らしさを演出しています。
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 公営競技場ではおなじみ給茶機。京都という土地柄だからなのか、緑茶が目立ちます。
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 お茶だけではありません。京都向日町にはコーヒースタンドが場内に4ヵ所あり、そこでコーヒーをいただくことができます。ホットもアイスも1杯200円。今時分は秋になったといっても昼間はまだ多少暑さが残ります。なのでアイスコーヒーがよく売れているようでした。
 ここ京都向日町競輪場、わりと広い面積がとられています。しかしその割に、飲食店舗は閉店しているところのほうが目立つ有様です。
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 あらかじめお断りしておきますが、これは昭和の懐かしい写真ではありません。今現在、令和の世に撮影した写真です。京都向日町競輪場は、こういう昭和の雰囲気を色濃く残している場です。こう書くとノスタルジーを感じてしまいがちですが、それはウラを返せば「施設の改修に金をかけられない」ということなのです。
 京都向日町競輪場は数年前に赤字を計上し、これまで何度も廃止の話が出ては消えるの繰り返しがなされました。売上が伸びなければ施設改修に金をかけられるはずがありません。ゆえに放っておかれたまま。昭和の時代にタイムスリップしたような感覚となるのは、決して喜ばしいことではありません。
 そして、場内に栄枯盛衰を見事に表している場所が。
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 桜の木などどこにもありません。切り株が悲しげに残っているだけでした。

(続く。次で終わり)

京都向日町競輪場訪問記・1

 2022年9月24日、私は京都府向日市にある京都向日町競輪場へと行ってまいりました。
 実は当初、この日に浜松オートレース場へ行く予定にしていました。GI共同通信社杯開催ということで。しかし前日に到来した台風の影響で、東海地方は大雨。そのため当日の新幹線は名古屋~三島間が運休となりました。浜松はモロにその間。なので行こうにも行けず、やむなく断念せざるを得なくなりました。
 ならば代替でどこか行くところはないかと探していると、同じ日に京都向日町競輪場で「開設72周年記念 GIII平安賞」が開催されるとの情報が。少しの間思案。向日町ならば京都府で浜松に比べれば時間はかからない、電車でもたどり着ける場所、そして何より、まだ向日町には行ったことがない! 結論。予定変更して京都向日町競輪場へ行くことに決めました。

 思わぬ形での初訪問となった京都向日町競輪場。JR向日町駅から徒歩20分で行けます。
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 駅前から無料連絡バスも出ています。ただし本数は多くありません。なお、阪急電車京都線の東向日駅からも無料連絡バスが出ています。東向日駅はJR向日町駅から競輪場へ歩いていく途中にあります。つまり東向日駅のほうが競輪場に近いということです。
 たどり着きました、京都向日町競輪場。
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 京都向日町競輪のマスコット、ムコリンムッチーです。
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 入場門をくぐって右側に↓こういう手洗い場が!
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 なんと懐かしい雰囲気でしょう! 昭和の時代の小学校の手洗い場は、まさにこのような様相でした。蛇口に石鹸の入った網がつるされている、私の小学校時代もこうでした。昼の給食前になると、手洗い場は手を洗う児童でごった返しました。そして給食後になると、今度は歯みがきをするために手洗い場前は児童でいっぱいになっていました。この手洗い場を見て、そんな昔の光景がよみがえってきました。
 実はこの京都向日町競輪場、これに限らず場内がまさに「昭和の時代」の匂いを感じる雰囲気だったのです!

(続く)

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プロフィール

エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
公営競技・野球・サッカーなどのスタジアムという空間が好きな自分です。
ファジアーノ岡山の本拠地・シティライトスタジアムに時々出没しています。



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