スタジアム好きの自閉症者ですが、何か問題ありますか?

(旧ブログ名:ボート&オート好きの自閉症者ですが、何か?)発達障害の一種、高機能自閉症を抱えるエビフライ飯が、スタジアム訪問記を中心につづっていきます。

2016年の甲子園ぶっ通し観戦デイ!

 2016年8月11日、私は第98回全国高等学校野球選手権大会がおこなわれている、阪神甲子園球場へと行ってまいりました。昨年の春以来の訪問です。
 私が行った8月11日は、今年2016年から祝祭日「山の日」です。私はこの日ぐらいしか行ける日を確保できそうになかったこと、また年に1回は甲子園を訪れたい思いが強いことから、この日に甲子園へと足を運んだ次第です。
 この日は第1試合の開始が9:30。開門は7:45となっていました。私は開門時刻の約40分前に甲子園に到着しましたが、この時点でもうすでに入場券売り場の前には行列が! しかしその規模は、高架道路から阪神電車甲子園駅の中間点あたりまで。このぐらいの規模ならば、どうやら入場はできそうだと思いながら、私は列に並びました。
 1時間近く並んでようやく入場券を手に入れ入場。今回私は、この日の試合をすべてぶっ通しで見るつもりでしたので、バックネット裏の中央特別自由席を購入しました。
 なお、今年から高校野球において甲子園球場およびその周辺の写真をインターネット上に掲載することが禁止となったとのことで、ゆえに今回は写真を掲載していません。あしからず。

 それでは、この日の試合すべてのダイジェストです。この日は3試合でした。


 第1試合 八王子 1-7 日南学園

 序盤は両者とも無得点のまま試合が進みましたが、5回に日南学園が先取点。6回には一挙5点を取るビッグイニング。計13安打の猛攻を見せた日南学園が勝利。


 第2試合 富山第一 1-0 中越

 この試合が、この日の私にとってのベストゲームでした。
 8回まで両者ともに無得点。しかも富山第一はここまでノーヒット(ただし、エラーやフォアボールでの出塁はあり)。つまり9回表に中越が点を取り、中越のピッチャーが9回ウラに相手打線をノーヒットに抑えたならば、彼はノーヒッターゲームを達成できるわけです。
 しかし9回表中越の攻撃は1点も取れず。ならば延長のうえでノーヒッターを達成するのかと、中越ピッチャーに注目が集まります。
 その注目の9回ウラ、中越ピッチャーは1アウトを取りましたが、その次に富山第一はついにセンター前へツーベースヒットを打ち、ノーヒッターを崩しました。さらにそのあと、劇的なサヨナラタイムリーヒットを放ち富山第一の勝利。
 中越ピッチャー、打たれたヒットはたったの2本。しかしその2本で取られた1点で敗れるという、もう無念としかいいようのない敗れ方でした。


 第3試合 嘉手納 10-3 前橋育英

 3回表に嘉手納が先取点。その回のウラで前橋育英が逆転。5回にも1点を取り6回までは前橋育英が2点リード。
 ところが7回表、嘉手納打線が爆発。ヒットにヒットを重ねて、この回なんと大量8点を取って逆転。文字通りのラッキーセブンとなったのでした。


 暑い中での観戦でしたが、やはりこういった高校球児たちの一投一打を生で見るのは、その一生懸命さ・ひたむきさに心ひかれ、大変さわやかな、すがすがしい気分にさせてくれるものです。毎年この季節の甲子園が「観光地」となるのも、その思いを抱きたい人たちが多いからでしょう。
 さて、この次の甲子園訪問は来年になるでしょう。春になるか夏になるかわかりませんが、1年に一度は絶対に行ってやります。

甲子園訪問2015春・後編

 甲子園、ここはやはりいつ来ても心が躍ってくる、そんな気持ちにさせてくれる場所です。グラウンドの芝生と土は「野球の原風景」を思わせてくれます。また、観客たちを見ていても実にさまざまな人たちが観戦にきているものでして、この甲子園という場所が多くの人から愛されていることを、あらためて認識させてくれます。

 そんな心躍る場所・甲子園での楽しみのひとつが、何といっても場内の食べ物! 結局私はこれに行き着いてしまうのですよ、はい。
 今回私が食したのは、次に挙げる4品です。
 ↓まずは定番中の定番、甲子園カレー。
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 これ、私は2杯食べないと物足りません。1杯の量が少なめなので。

 ↓内野にあるケンタッキーフライドチキンにて販売されている「ケンタ丼」
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 甲子園限定の品だというので買ってみましたが……何のことはない、単なる鳥天丼です、これ。ご飯の上には鳥天ぷらの他にシイタケ・サツマイモ・シシトウの天ぷらも乗っています。

 甲子園観戦となると、ビールを飲みながら試合を見るのがまた最高の気分です。ビールには↓ピザがよく合うものです。
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 思い切って2ピースの「ツーベースセット」を食べてしまいました。ミートソースソーセージとイタリアントマト。

 内野には寿司を販売しているところもありまして、そこでは↓この「虎巻き」なるものもあります。
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 この甲子園が阪神タイガースの本拠地であることにちなんでの品。海苔巻き寿司と卵巻き寿司を交互に並べて虎模様にしています。

 いやー、さすがにここまで食べまくると、腹はパンパンになりましたねえ。そのおかげで、この日は夕食をとらなくても平気でした。食いだめしたようなものですね。
 このブログをご覧の皆様も、写真を見ただけで腹いっぱいに感じられたのでは? ボリュームある食べ物ばかりですからね。

 あと、この季節の甲子園観戦となると、春先とはいえ浜風が吹いてきて少し寒く感じられるものです。そんなときには↓このホットワインで温もれます。
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 カップが曇っていることで、ワインが温かいことがおわかりかと思います。ホットワインは観客席で売り子さんたちが販売に回ってきます。

 で、毎度思うことなのですが、甲子園は場内の食べ物飲み物の値段が高い! なので私にとっては、甲子園で好き放題飲み食いすることは、年に数回のぜいたくという位置づけです。
 でも私はこの甲子園という場所が大好きです。冒頭で述べたように、心躍らせる場所ですから。

 さーて、次に甲子園を訪問できるのは、いつになるでしょうか。

甲子園訪問2015春・前編

 春はセンバツから――この謳い文句に吸い寄せられるように、2015年3月22日、私は第87回選抜高校野球がおこなわれている阪神甲子園球場へと行ってまいりました。
 この日は大会2日目。今治西(愛媛)vs桐蔭(和歌山)、静岡(静岡)vs立命館宇治(京都)、木更津総合(千葉)vs岡山理大付(岡山)の3試合がおこなわれたのでした。

 この日、私は午前中に用事があったために、開門から入場することはできませんでした。なので甲子園に到着したのは用事が済んだ後、昼前でした。そのときは第1試合の今治西vs桐蔭が終盤にさしかかっていたころでした。
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 ↑昔みたいに、外壁がツタに包まれるのはいつなのでしょう。
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 私は甲子園へ行ける機会などそうそうないので、思い切って中央特別自由席、すなわちバックネット裏の席を買いました。そしていざ入場と思っているときに、救急車が甲子園の近くまでやってきました。
 どうやら甲子園場内でケガ人か急病人が発生したようです。救急車が停まり、係員が道を開けるよう呼びかけていると、場内からは現在の試合を戦っている選手のひとりが、ストレッチャーに乗せられて運ばれてきたのでした。おそらく試合中のケガだろうと、このときは思いました。こういう事態を生で目にしてしまうと、それだけで心配になってきますよね。
 あとで毎日新聞センバツサイトを見てわかりましたが、この選手は頭部にデッドボールを受けたとのこと。ならば救急車を呼んで当然ですね。

 さっき救急車に担ぎ込まれた選手の無事を祈りつつ、私は入場しました。私の眼前には、変わらぬ甲子園のグラウンドが広がっていたのでした。ああ、今年もこの甲子園のグラウンドを生で目にすることができた、これだけでも私は幸せだ、そんな思いがこみ上げていました。
 私が入場してまもなく、第1試合は終了しました。今治西 11-7 桐蔭。桐蔭は関西の高校であるだけに、観客も多めに入っていたようでした。さらに次の試合も関西勢が登場するとあって、観客の数はさほど変わっていないようでした。

 それから30分ほどで、第2試合・静岡vs立命館宇治プレイボール。立命館宇治は初回に先取点を挙げたものの、その後静岡の猛攻に遭いあっさりと逆転されてしまいました。静岡のピッチャーは立命館宇治打線を4安打に抑える好投を見せ、結果は、静岡 7-1 立命館宇治。またも関西勢敗退です。

 次の第3試合・木更津総合vs岡山理大付。さっきまで甲子園のスタンドの大部分を埋めていた観客は多く引いていったようで、うって変わってスタンドに空席が目立つ状態となりました。まあ関西勢が出場しない試合となると、やはりこうなるのは必然ですよねえ。
 そんなスタンドの状況でありますが、実は私、この試合を目当てにこの日甲子園へと来たようなものなのです。
 私は故郷が岡山であるがゆえ、必然的に岡山理大付を応援してしまいます。そのうえこの岡山理大付といえば、1999年夏の全国大会にて準優勝となった輝かしい功績を残しているところです。その夢よ再びとばかりに岡山理大付に期待をしていたのですが……結果は、木更津総合 8-3 岡山理大付。岡山理大付は残念ながら1回戦敗退でした。
 岡山理大付、2回に先取点を挙げて幸先いいと思ったのもつかの間、3回に木更津総合がホームランを含めた猛打であっさり逆転。前の試合と似たようなパターンとなってしまいました。
 その後岡山理大付は一時は1点差に詰め寄るものの、木更津総合がまた追加点を挙げて5点差まで離されてしまいました。それから岡山理大付はヒットを重ねてランナーを出すものの、それから後の打線がつながらずに残塁続き。結局そのまま木更津総合の勝利となりました。
 岡山理大付、敗れはしましたが、まだ夏があります。今回の敗戦の悔しさをバネに、また夏に甲子園に来てください!

(後編へ続く)


(おまけ)
 ↓JR新大阪駅構内に出ていたお知らせ。
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 JR西日本がこういったお知らせをモニターテレビで放映するということは……
 JR甲子園口駅を甲子園球場の最寄駅と勘違いして、甲子園口駅で「甲子園球場はどこですか?」とたずねてくる客が多いことに、JR西日本がウンザリしているのでしょうね。

2014年もやはり甲子園へ行きました・3

 甲子園歴史館のバックスクリーン裏通路に展示されているものは「まんがと甲子園」だけではありません。他にもいろいろあります。
 まず「阪神タイガース背番号ヒストリー」それぞれの背番号を、どの年代にどの選手がつけたかが、年表形式で紹介されています。この中で背番号「10」をつけたのは後にも先にも、藤村富美男だけ。全背番号の中でもひときわ異彩を放つ背番号です。
 次に「なつかしの選手名板」かつて回転板式だった甲子園のスコアボード。その当時は手書きで、板に白ペンキで選手の名前を書いていたとのこと。この手書きの選手名板の現物が、通路の壁に展示されています。
 あとは「高校野球ユニフォームギャラリー」「高校野球春・夏大会やぐら(第1回からの高校野球全大会の概要の展示)」「甲子園人物録」といったものが、バックスクリーン裏通路にあります。通路も充実した展示です。

 バックスクリーン裏を抜ければ、特別展示のコーナーです。この日の特別展示は「初出場初優勝校」「阿久悠の『甲子園の詩』」でした。
 その隣では、かつての甲子園で使われていた照明灯の電球やアウトカウント表示の電球、選手が実際に使っていたバットのオープン展示などがあります。またここでは、高校野球とタイガースに関するクイズに挑戦できるほか、ドラフト会議の気分を味わえるコーナーもあります。

 ドラフト体験コーナーまで行ったところで、甲子園歴史館をひととおり観たことになります。帰りはさっき行ったバックスクリーン裏の通路展示を再び歩き、出口への階段を下りていきます。
 出口を出たなら、目の前にすぐスタジアムショップが。ここでは甲子園に関するお土産品が販売されています。私はここで、甲子園カレーのレトルトパックを買って、甲子園歴史館をあとにしました。なお、このスタジアムショップは歴史館に入らなくても入店することができます。


 そして……せっかく甲子園まで来たということで、やはり試合を観戦することにしました。
 無料の外野席に、運よく座れる場所を見つけまして、そこでこの日の第3試合、富山商(富山)‐関西(かんぜい・岡山)を、途中からですが観戦です。
 露天の席ということで暑くて汗が吹き出ましたが、それでもやはり、野球の試合を生で観るのは最高です。そして青空の下で野球観戦しながら飲むビールというのは、なぜにこうもウマく感じられるのでしょう!
 で、この試合の結果はどうだったかといいますと……↓ 
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 関西の負けでした。ちなみに関西高校は今年の全出場校中、いちばん最後の登場でした。

 今回は短い時間の甲子園訪問となりましたが、それでも↓これはしっかりといただきました。甲子園カレー。
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 あと↓場内のピザーラで「ソーセージモントレー」も。
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 この次は、余裕のあるときに1日めいっぱい観戦したいですね。以上、2014年の甲子園訪問記でした。


(おまけ)
 甲子園とも高校野球ともまーったく関係ありませんが、甲子園へ向かう電車の中で、↓こういった広告を見かけました。
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 京都学園大学の広告。ここに描かれている女の子は「太秦その」という名前の、京都学園大公式キャラクターだそうです。
 さらに京都学園大は、テレビCMでもこの子を出演させているとのこと。

 京都学園大学15秒テレビCMアニメ版(健康医療学部編)
 https://www.youtube.com/watch?v=iGZAwulxWUo

 大学もこういった手でPRをしていく時代なのですねえ。

2014年もやはり甲子園へ行きました・2

 阪神甲子園球場内にある、甲子園歴史館。その阪神タイガースゾーンでは、タイガースの歴史や選手に関する展示が数多く存在しています。虎党だったら、これはたまらない空間と感じられるかと思います。

 まずお目にかかるのは、タイガースの歴史年表。当時の名選手の写真とともに、タイガースがどの年にどんな戦いを見せていたのかを、追って見せてくれています。
 阪神タイガース、球団創設時は「大阪タイガース」という球団名でした。タイガースの球団歌『六甲おろし』の歌詞は、元々「♪オウ、オウ、オウオウ、大阪タイガース」だったのです。この歌の楽譜も展示されています。
 また、昔はタイガースの二軍が「阪神ジャガーズ」という名前だったということも、ここの展示を見て知りました。

 このゾーンに入ったところでは、ワールド・ベースボール・クラシックに出場したタイガースの選手(鳥谷&能見)の侍ジャパンユニフォームも展示されています。
 その他、タイガース優勝時の監督のユニフォームや、ペナントも展示されています。

 その次に眼前に現れるのは「ヒーロー列伝」タイガースの往年の名選手たちの紹介展示。景浦将に始まって、数々のタイガース名選手たちが登場します。その後私の記憶にはない選手が数人続きました。
 私の記憶に残っている選手だと、藤田平からの始まりとなります。その後山本和行・真弓明信・ランディ=バース・掛布雅之・岡田彰布・和田豊・新庄剛志・金本知憲と続いていきます。
 そして、この「ヒーロー列伝」では、3人の選手が他とは独立した位置に展示されています。その3人とは、藤村富美男・村山実・吉田義男。この3人はタイガースの永久欠番となっている選手たちです(それぞれ、10・11・23)。つまりこの3人はそれだけ偉大であるがゆえ、別格の扱いとなっているということです。

 あと、ここには戦前の「職業野球開催」の告知ポスターが展示されてまして「制服軍人と御子様連れは無料」と書かれていました。軍人はそんな優遇を受けていた時代だったのですか。となると、当時球場には制服を着た軍人が多数、観戦に来ていたのでしょうか?

 阪神タイガースゾーンを出ると、順路はしばらく細い通路となります。この細い通路の部分は、甲子園球場のバックスクリーンの裏なのです。
 細い通路となっていても、ここにもしっかりと展示があります。そのうちのひとつが「まんがと甲子園」甲子園ということで、主に高校野球を描いたマンガ作品の紹介が、ここにあるのです。私が見たときの内訳は、次の通り。
  • ドカベン
  • 野球狂の詩
  • 男どアホウ甲子園
  • 球道くん
  • 大甲子園
  • 巨人の星
  • 新・巨人の星
  • 新約『巨人の星』花形
  • 最強!都立あおい坂高校野球部
  • プレイボール
  • Rookies
  • タッチ
  • ナイン
  • H2
  • ジャストミート
  • ラストイニング
  • ダイヤのA

 ……と、新旧入り混じっての名作ぞろいです。
 私としては個人的に、ここに『県立海空高校野球部員 山下たろーくん』を入れてほしかったですね。この作品、高校野球を描いた作品としては上位に入るクオリティだと思います。

 甲子園歴史館の展示は、まだまだ続きます!

(続く・次で終わり)

2014年もやはり甲子園へ行きました・1

 2014年8月17日、第96回全国高校野球選手権大会開催真っ最中の阪神甲子園球場へと、私は行きました。前回の訪問から1年。やはり1年に1度は甲子園へと行きたい思いがあるので、今年も行った次第です。

 さりげなく「西宮の甲子園」をアピール。
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 今年は甲子園開場90周年!
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 私は入場券を買って銀傘下の席へと行こうと思ったのですが、何せこの日は日曜日かつ盆休みと重なっている日。それだけ客の入りも多いわけでして、銀傘下はすべて売り切れ。外野席なら無料で入れますが、座っていると暑くてとろけそうです。それに外野もおそらくは客でいっぱいとなっているでしょう。なのでここはひとまず試合と試合の間に客が入れ替わるのを待って、それまで涼をとるのを兼ねて、どこか別の場所へと行くことにしました。
 涼をとれる別の場所、この甲子園の場内にあるのです。それは↓ここ!
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 甲子園歴史館。2010年のリニューアル時にお目見えした施設です。私、以前から歴史館の存在は知っていましたが、訪問のたびに行きそびれていたのです。グラウンドの試合のほうを見たい思いに駆られるもので。
 しかし今年はゆっくり観戦できそうもない状況に出くわしたことで「ならば今こそ歴史館に入っちゃろかい」との思いが強まり、ようやく今年になって、歴史館の中に入ることとなりました。

 今年の甲子園訪問記は、この甲子園歴史館を中心に書くこととします。
 なお、これから甲子園歴史館へ行く人の楽しみを奪わないようにしたい思いがありますので、いっさい館内の写真は撮影しておりません。そして今回は、文中の人名をすべて敬称略とさせていただきます。あらかじめご了承ください。


 甲子園歴史館の入場料は、大人600円・こども(4歳~中学生)300円。ただし高校野球開催中は、高校生も300円となります。念のために書いておきますが、甲子園球場入場券では歴史館には入場できません。あくまで歴史館は別料金です。
 入口から館内に入り、目の前の階段を昇ると……まずは「高校野球ゾーン」左手の壁におびただしい数の球が。これは高野連加盟の高校の数だけの球。その数は4,253です。そしてここにはかつての甲子園のヒーローとして君臨した、清原和博および松坂大輔の高校時代のユニフォームの展示もあります。
 順路に沿って進んでいくと、次は高校野球の歴史を証明する数々のモノがズラリと展示されていました。

 高校野球ゾーンの次にあるのは「阪神タイガースゾーン」なのですが、このふたつの間には「甲子園球場メモリアルボックス」というものがあります。ここには銀傘の一部や、かつて甲子園に存在していた「ラッキーゾーン」のフェンス金網の一部などが展示されています。
 また、アメリカンフットボールの甲子園ボウルのコーナーもありました。歴代優勝校一覧や主な出場大学のヘルメットやユニフォームが展示されていました。扱いは小さめでしたが、甲子園ボウルも甲子園の歴史のひとつとみなして展示しています。野球以外の競技だからといって決してないがしろにしない姿勢がうかがえました。

 そして、ここを抜けると、いよいよ阪神タイガースゾーンへと入ります!

(続く)

2013年も敢行! 甲子園ぶっ通し観戦デイ・3

 朝早くから甲子園へと来た私は、朝から甲子園カレーを2杯食しました。これについては↓訪問記1にて書いているとおり。

 2013年も敢行! 甲子園ぶっ通し観戦デイ・1 2013-08-17
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-660.html

 甲子園では朝からビール売りが多数スタンド内を歩き回り「ビールいかがですかー!」の大合唱。昔は缶や瓶に入ったビールを紙コップに移して販売することが多かったですが、今では生ビールのタンクを背負ってコップに注入するのが主流となっていますね。これにより常に冷たいビールを味わえるようになりました。
 さて、ビールを飲むとなると、おのずと何かつまみが欲しくなるものです。ならばやはり↓これでしょう。
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 ジャンボ焼き鳥と豚の串焼きです。このジャンボ焼き鳥も甲子園の名物です。肉と皮が交互に串に刺さっています。ただこちら、焼き鳥は350円豚串300円と、結構な値段です。甲子園の食べ物飲み物は、全体的に値段が高めに設定されているのです。

 ビールのつまみとなると、↓こちらもいいでしょう。
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 甲子園場内に出店しているピザーラの、ミートソースとソーセージのピザです。1ピース売りをしています。このピザは甲子園オリジナルメニューとのこと。

 あと、内野スタンド2F中央には、寿司の販売もあります。↓こちらはそのうちの「盛合わせ」
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 いなり・太巻きとにぎり4貫で800円。やはりたいそうな値段です。これがにぎりのみとなると、1000円を超えます。
 なお、この寿司の店では他にちらしや海鮮丼、親子丼にカツ丼も売られています。


 甲子園という場所、野球の原風景を目にできて、かつ場内の食べ物も豊富にあることから、私にとってはお気に入りの場所です。
 しかし、足を運ぶのは年に1~2回が限度です。その理由は、何よりも場内の食べ物の値段が高いから。年1~2度のぜいたくという意味で行く感覚です。
 さて次に甲子園を訪れるのは、いつになることやら。

2013年も敢行! 甲子園ぶっ通し観戦デイ・2

 第2試合 熊本工 0-4 作新学院
  • 打撃力で明らかに作新のほうが勝っていた。
  • 作新の応援は、チャンスで阪神タイガースのチャンステーマを演奏。
  • また作新は、応援曲で『キャプテン翼』主題歌を演奏。野球なのに。

 第2試合の6回を終えたとき、時刻は正午が近づいてきました。この日は8月15日。戦没者への哀悼の意を込めて、正午に1分間の黙祷をささげます。
 甲子園では観客・選手・役員がそろって起立・脱帽。正午となり球場のサイレンが鳴りました。1分間サイレンが鳴る間、甲子園はしんみりとした空気が覆いました。
 こうして野球が何事もなくおこなえるのは、何よりも平和だから。かつて戦争のために大会が長い間中止となり、甲子園の金網は武器製造の原料にするため、はがされたといいます。野球をすることさえもかなわなかった、そんな時代があったことを忘れてはならない、黙祷の最中に私はそういったことを思いました。
 黙祷が終われば試合再開。結局第2試合は前の試合とは対照的に、作新学院が終始優位に立っての結果となりました。

 第3試合 常総学院 4-1 仙台育英
  • 4回、仙台育英がランナー三塁でライトフライ。犠牲フライになるかと思いきや、常総ライトがホームへ好返球。ホームでタッチアウト。
  • 6回、仙台育英は一塁側カメラマン席に入ったボールを見事に捕球。
  • 仙台育英のチャンステーマはタイガースのチャンステーマ。仙台にはイーグルスがあるのに、なぜ?
  • チャンスに確実に点を取った常総の勝利。一方、仙台育英はチャンスをことごとく生かせなかった。それが痛かった。

 高校野球の常連といってよい両校の対戦となった第3試合。上記のとおり、両校とも魅せてくれるプレイを披露してくれました。どちらもスタンドからは拍手の嵐。特に常総が犠牲フライを阻んだプレイに対しては、拍手と同時にどよめきも沸いていました。

 第4試合 鳴門 6x-5 修徳
  • 修徳の応援はタオル回し。
  • 鳴門が点を取ったとき、応援は阿波おどりを演奏。
  • 試合中、鳴門の選手がヒザに自打球を当てた。かなり痛そうにしていたが、無事復帰できてひと安心。
  • 9回終了でも5-5の同点で、延長戦となる。
  • 試合は10回ウラ、満塁で鳴門がサヨナラタイムリーを放ち決着。両校合わせて23安打の乱打戦を制した。

 日も陰ってきたころに始まった第4試合。この試合がこの日のベストゲームといってよいでしょう。両校点を取りつ取られつのつば競り合い。延長に入り、鳴門が満塁のチャンスを生かしてのサヨナラ勝利でした。
 最後の試合でかなりいいものを見せてもらった気分です。この日1日でホームラン3本出たのを見られましたし、暑い中での観戦でしたが、やはり行ってよかったと心から思うのでした。


 ところで……高校野球の応援といえば、吹奏楽による演奏がつきものです。私も甲子園にて、さまざまな曲が演奏されたのを聞きました。ではこの日どんな曲が演奏されていたか。私の記憶のままに列挙してみました。
  • 宇宙戦艦ヤマト
  • 海のトリトン
  • サウスポー
  • ルパン3世のテーマ
  • 猪木ボンバイエ
  • 必殺仕事人
  • ドラゴンクエスト3戦闘BGM
  • 阪神タイガースチャンステーマ
 まだ他にもあるのですが、思い出しただけでもこれだけありました。どうやら現在はこれらの演奏が主流のようです。
 そしてこの中にある、タイガースのチャンテ。これをチャンスのときに演奏しているところが複数ありまして、また他にもこの曲をチャンテに採用しているところが結構多いようなのです。
 これはやはり、場所が甲子園だからでしょうかねえ。当然のごとく甲子園でのタイガース戦で流れることが多いゆえに「甲子園=タイガースチャンテ」のイメージがおのずと形成されていったのかもしれません。

(続く。次で終わり)

2013年も敢行! 甲子園ぶっ通し観戦デイ・1

 2013年8月15日、私は兵庫県西宮市にある阪神甲子園球場へと行きました。高校野球選手権の試合を4試合ぶっ通しで観戦することが目的です。まあこれは以前もやったのですが、今年もそれを敢行したというわけです。↓以前の甲子園観戦レポはこちらに。

 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-category-40.html

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 今回、第1試合から観戦をするということで、朝早くに起きて出発して、甲子園には7時ごろに到着したのですが……これでも見通しが甘かったです。朝7時をまわったところだというのに、もう入場券を求める客でいっぱい。長い列をつくっていたのでした。朝からたくさんの人でごった返していた甲子園前。世間でよく話題になる「コミケ」もこんな感じなんかなと、ふと思いました。行ったことはありませんが。
 阪神電車甲子園駅から甲子園球場への道中には、お土産の店が数軒。タイガースショップもあります。人が多く訪れて土産物店が立ち並ぶとなると、もはやここ甲子園は観光地といっても差し支えないですね。
 多くの人が集まりはしましたが、それでも入場券を買うことはできました。バックネット裏の券を買って、今日はそこで1日観戦です。

 第1試合開始までまだ時間があるということで、まずは腹ごしらえです。ここ甲子園に来たならば、↓これを食べないわけにはいきません。
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 甲子園カレー! 私は普通のと、チーズをトッピングしたものの2杯を買って食べました。しかもレモンチューハイといっしょに。わはは。甲子園はこんな朝っぱらから、ビールやチューハイなどの酒類を販売しているのです。おおらか過ぎます、甲子園。
 甲子園カレー。なんでもこれは、甲子園が開業した大正の時代からあるメニューといいます。現在はその受け継いだ味がレトルトパックとなってはいますが、だからといって侮ることなかれ。甲子園のカレーは、やはり他の球場よりも味が一段階上に感じるのです。
 カレー2杯を食べている最中に、第1試合が始まりました。ウ~~~~~~~(サイレンの音)

 第1試合 聖光学院 1-2 福井商
  • 先制したのは福井商。1回に1点先取。
  • 5回まで両チームともヒットが少なく、ゆえに点もなかなか入らず。
  • 6回に聖光学院が追いつき同点。
  • その後8回に福井商が1点勝ち越し。結果これが決勝点となる。
  • 両者お互いヒットの少ない息詰まる接戦。これを制したのは福井商。

 のっけから見ごたえのある、まさに1点を取り合う展開となった第1試合。これを見られたことで、朝早く来てよかった!と思う ことしきりでした。
 試合5回終了後には『栄冠は君に輝く』が、試合終了後にはコブクロの『ダイヤモンド』が、場内に流れました(これ以降の試合も同様)。どちらも甲子園の雰囲気に大変よく合った曲です。それが甲子園で流れているとなると、これはもう粋な演出というほかありません。

 その興奮も冷めやらぬうちに、約30分ほどすれば第2試合の始まりです。その前に、ホームベース前に赤じゅうたんが敷かれ、セレモニーがとりおこなわれました。育成功労賞および福嶋一雄さんの野球殿堂入りの表彰です。
 表彰式が終わると、第2試合の始まりです。この日は8月15日ということで、この試合中に「恒例の行事」があったのでした。

(続く)

2012年もまた、甲子園へ行ってしまいました・3

 前試合が雷雨のために2時間もの中断となってしまい、2012年8月18日の第4試合、倉敷商-秋田商はプレイボールが17時45分と、非常に大きくずれ込みました。これはもうナイター確定。しかし私にとっては、野球の試合をナイターで観戦できるということで、また別の楽しみが生じてきたと感じました。

 試合は1回表、倉敷商がいきなり先頭打者ホームラン。シビれました。
 1回ウラに秋田商が1点返して同点となりましたが、その後倉敷商は相手の得点を許さず、自らは要所要所で着実に点を追加していき、結果は5-1で倉敷商の勝利。この試合に勝ったことで、ベスト8進出となりました。お目当ての試合で応援するチームが勝ったことで、私は「今日甲子園に来て、ホンマによかった!!」と思わずにはいられませんでした。
 私はこの試合、ビールを飲みながら観戦していました。成り行きとはいえ、ナイターとなったこの試合。夜空の下で観戦しながらのビールというのは、なぜに格別と感じるものなのでしょうか。これは野球でもボートレースでも変わりないのですよねえ。そのうえこのときは、倉敷商が勝ったことでさらに気分は高揚していました。こんなにいい気分になれたのは久しぶりです。
 しかし倉敷商、この試合に勝ちはしましたが、今日8月21日に、中断試合の当事者となった明徳義塾に負けてしまいました。まあでもここまで勝ち進めたのは、大したものだと思います。


 試合が終わって甲子園をあとにしたところで、私は甲子園付近に店を構えている『甲子園ラーメン』に足を運びました。阪神電車甲子園駅から甲子園球場へと行く道の途中にある店です。
 ↓こちらがその店の看板メニューと謳われている、甲子園ラーメン。
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 スープは醤油ベースで、豆板醤とニンニクがきいており、ピリ辛さがあります。麺は細麺、具はモヤシ・ネギ・チャーシューです。味はまあそこそこウマいほうかな、といったところです。でも辛さが苦手な人にはキツいかなあ……私は平気でしたが。
 ここで販売されているラーメンは、この甲子園ラーメンと塩ラーメンの2種類。辛さが苦手という方は、塩ラーメンを注文したほうが無難ではないかと思います。

 では最後に、個人的なオススメ甲子園土産をひとつ、ご紹介。
 甲子園球場内で販売されている、名物の「甲子園カレー」。これのレトルトパックが土産品として販売されています。↓これ。
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 パッケージには落成当時の甲子園球場の写真が印刷されています。裏面にも甲子園カレーの生い立ちの説明が書かれています。
 この土産用甲子園カレーは、1箱に2パック入っているお得な品。3箱以上購入の場合は、持ち手つきの持ち帰り箱に入れてくれます。


 というわけで、今年もこうして甲子園に行くことができました。ここ、私にとっては年に1~2回のペースで行ったほうがワクワク感があります。

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エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
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