平和島グランプリレポート・4
2014-12-28
今年グランプリが開催されたボートレース平和島。それでは最後に、訪問記恒例の場内グルメレポートといきましょう。
前回の訪問記でも取り上げましたが、平和島へ来たならば、やはりこれは外せない↓もつ煮込み!

平和島でこれを食べずして帰れません。煮込んでいる汁が濃厚で、これがビールのツマミとしても最高のモノです。なお、このもつ煮込みをご飯の上にかけて「もつ煮込み丼」として注文することもできます。
あとスナック系ならば、売店「壱号艇」で販売されている↓つくねがオススメの品です。

私、このつくねをフランクフルトと一緒に注文しました。このフランクフルト、他の場のものよりは大きめです。そしてこれもまた、ビールのツマミにもってこいの品です。
平和島劇場には以前「あじじまん」という食堂があったのですが、これが最近になって改装されて、新たに「レストラン ピースター」となっていました。
私もそこに入ったのですが……メニューが以前とは変わってしまっていたのです。「あじじまん」時代に売りとしていた「チルト3丼」「チルトサンド」は、もう消えていました。まあその起源となった阿波勝哉選手が最近はイマイチですからね……
この「レストラン ピースター」では、ごくごく一般的な麺類・ご飯類・定食だけにとどまったメニューとなっています。でもビールは販売されていますが。私はその中から、この↓「たぬきそば」を食べました。

これだけで550円はちと高い気がします。ちなみに、関西では「たぬき」というのは「油揚げがのったそば」のことを指します。この点が東西で異なっていますので、ご注意を。
今回はグランプリという大レースの開催ということで、それに合わせてフードカーが数台、出張販売に来ていました。
その中には、関西ではわりと有名な「淡路島カレー」のフードカーも来ていたのです。↓これがその淡路島カレー。

これのどこが淡路島なのかって? それはこのカレーにタマネギがふんだんに使われていることからです。タマネギは淡路島の特産品。このカレー1人前に、タマネギ1個分が煮込まれているといわれています。ルーの上には油で揚げたタマネギ。白く見えるものは、キャベツのピクルスです。
この淡路島カレー、最初口にしたときには甘みを感じます。しばらくすると、それは辛味に変わってくるのです。この味の変化も、淡路島カレーの売りとなっています。
実をいうと私、この淡路島カレーの存在は以前から知っていましたが、実際に食べたことはなかったのです。しかし今回、それを味わうことができました。まさか大阪在住の私が、東京の地で淡路島カレーを食べることとなるとは思いませんでしたねえ。
あと、メロンパンの販売もありました。↓夕張メロンパンクリーム入り。

川口オートレース場へ行ったときにも似たようなものを食べましたが、やはり焼きたては最高にうまく感じます。
今回、3年ぶりに平和島へと行きまして、そこで開催のグランプリを体感しました。客が多く入っていて、東京のボートファンには大ウケだったことを、今回の訪問で感じ取りました。
そこで私は思うのです。ならばもう今後グランプリは住之江と平和島、この2場を交互に開催とすればよいのではないのか、と。そうすれば、東西の集客率の大きい場での開催をそれぞれ2年ごとに開催することとなり、結果的に売り上げ増につながるのではないかと思うのですが……いかがでしょうか。
そしてこの記事を書いている現在、ボートレース住之江では賞金女王決定戦(別名クイーンズクライマックス)開催中。今度はこちらに目を向けて、大晦日に今年最後の舟券勝負をやってやる予定です。
(おまけ)
BR平和島場内にて、↓こんなポスターを見つけました。

誰ですか! こんなイタズラ描きをしたのは!
前回の訪問記でも取り上げましたが、平和島へ来たならば、やはりこれは外せない↓もつ煮込み!

平和島でこれを食べずして帰れません。煮込んでいる汁が濃厚で、これがビールのツマミとしても最高のモノです。なお、このもつ煮込みをご飯の上にかけて「もつ煮込み丼」として注文することもできます。
あとスナック系ならば、売店「壱号艇」で販売されている↓つくねがオススメの品です。

私、このつくねをフランクフルトと一緒に注文しました。このフランクフルト、他の場のものよりは大きめです。そしてこれもまた、ビールのツマミにもってこいの品です。
平和島劇場には以前「あじじまん」という食堂があったのですが、これが最近になって改装されて、新たに「レストラン ピースター」となっていました。
私もそこに入ったのですが……メニューが以前とは変わってしまっていたのです。「あじじまん」時代に売りとしていた「チルト3丼」「チルトサンド」は、もう消えていました。まあその起源となった阿波勝哉選手が最近はイマイチですからね……
この「レストラン ピースター」では、ごくごく一般的な麺類・ご飯類・定食だけにとどまったメニューとなっています。でもビールは販売されていますが。私はその中から、この↓「たぬきそば」を食べました。

これだけで550円はちと高い気がします。ちなみに、関西では「たぬき」というのは「油揚げがのったそば」のことを指します。この点が東西で異なっていますので、ご注意を。
今回はグランプリという大レースの開催ということで、それに合わせてフードカーが数台、出張販売に来ていました。
その中には、関西ではわりと有名な「淡路島カレー」のフードカーも来ていたのです。↓これがその淡路島カレー。

これのどこが淡路島なのかって? それはこのカレーにタマネギがふんだんに使われていることからです。タマネギは淡路島の特産品。このカレー1人前に、タマネギ1個分が煮込まれているといわれています。ルーの上には油で揚げたタマネギ。白く見えるものは、キャベツのピクルスです。
この淡路島カレー、最初口にしたときには甘みを感じます。しばらくすると、それは辛味に変わってくるのです。この味の変化も、淡路島カレーの売りとなっています。
実をいうと私、この淡路島カレーの存在は以前から知っていましたが、実際に食べたことはなかったのです。しかし今回、それを味わうことができました。まさか大阪在住の私が、東京の地で淡路島カレーを食べることとなるとは思いませんでしたねえ。
あと、メロンパンの販売もありました。↓夕張メロンパンクリーム入り。

川口オートレース場へ行ったときにも似たようなものを食べましたが、やはり焼きたては最高にうまく感じます。
今回、3年ぶりに平和島へと行きまして、そこで開催のグランプリを体感しました。客が多く入っていて、東京のボートファンには大ウケだったことを、今回の訪問で感じ取りました。
そこで私は思うのです。ならばもう今後グランプリは住之江と平和島、この2場を交互に開催とすればよいのではないのか、と。そうすれば、東西の集客率の大きい場での開催をそれぞれ2年ごとに開催することとなり、結果的に売り上げ増につながるのではないかと思うのですが……いかがでしょうか。
そしてこの記事を書いている現在、ボートレース住之江では賞金女王決定戦(別名クイーンズクライマックス)開催中。今度はこちらに目を向けて、大晦日に今年最後の舟券勝負をやってやる予定です。
(おまけ)
BR平和島場内にて、↓こんなポスターを見つけました。

誰ですか! こんなイタズラ描きをしたのは!
平和島グランプリレポート・3
2014-12-27
2014年12月23日のボートレース平和島、11Rまでが終わり、空は日が陰ってきていよいよ最終レース、グランプリ優勝戦を残すのみとなりました。出場選手は次のとおり。(敬称略)
1白井英治
2井口佳典
3太田和美
4菊地孝平
5石野貴之
6茅原悠紀
白井選手はトライアルでは3走連続で1着という素晴らしい成績をあげて、見事1号艇を手中に収めました。そういうこともあってか、白井選手がもっとも優勝に近いとの声が多数でした。
この日最後の大勝負、私はどの目を買っていくか。まず白井選手は外せませんでした。もう白井選手アタマが有力だろうとしか考えられませんでした。そしてそれに続くと思われるのは、菊地選手。4コースカドからのスタートと想定し、得意の早いスタートを決めればいい線いくのでは、とみました。あと、井口選手と太田選手が絡んできそうな気配。
そういった思いから私が買ったのは、3連単142・143・124・134・412・413。菊地選手が出てくることも予想されたので、菊地選手アタマの2点も加えて、この6点で最後の大勝負に臨むとしました。
レース開始。待機行動では特に目立った動きはなく、枠なりとなりそうな流れでしたが……太田選手は3コースに入ってダッシュを選択しました。攻めの姿勢に入っているのがヒシヒシと伝わってきました。
そしてスタート。運命の1周1M。白井選手が出ようとするところに菊地選手が割って入り、井口選手もやってきた、そんな展開の中で先頭に立ったのは……なんと、大外6コースからスタートした茅原選手でした! 白井・菊地・井口の3選手がゴチャゴチャと争いをしている隙をついて、空いた内側へとすかさず差していく攻めを見せました。
このまさか、まさかの大外からの差しに、観客は悲鳴とも思える大歓声。茅原選手はそのまま後続を寄せつけることなく先頭を維持してゴール。平和島の観客からは割れんばかりの大喝采。舟券の結果など関係なしに、茅原選手の「スゴ技勝利」を祝福するかのように、拍手と歓声が沸きあがっていました。茅原選手はこれがSG初優勝。しかもグランプリでそれをやってのけました。
しばらくするとこのレースの配当発表。結果は6→4→1。2連単でも1万円を超え、3連単に至っては何と5万円台にまで及びました。最後の最後でとんでもない高配当をはじきだしました。その後ウィニングラン。茅原選手、感激の涙を流していたのを確認できました。
レースが終われば表彰式。まずは茅原選手とともに、2着となった菊地選手、3着となった白井選手も登場。3選手にメダルの贈呈です。本来ならば金・銀・銅ですが、このグランプリに限っては、プラチナ・金・銀となります。
メダル贈呈が終わると、菊池・白井両選手は去って、茅原選手個人への表彰へと移りました。まずはグランプリではおなじみ、黄金のヘルメットの贈呈。これぞグランプリ勝者の証! そして賞金1億円の小切手が、府中市長から手渡されました。
イベントステージ前に人がぎっしりと集まっていてステージの様子が見えにくかったですが、茅原選手が黄金のヘルメットをかぶっている姿はしっかりと目にすることができました。
この日、艇界にまた新たなスターが誕生しました。その名は茅原悠紀。まだまだ27歳。ゆくゆくは岡山支部のエースとなり、SG常連となって艇界を引っ張る存在となることでしょう。これからが大いに楽しみです。
(続く。次で終わり)
1白井英治
2井口佳典
3太田和美
4菊地孝平
5石野貴之
6茅原悠紀
白井選手はトライアルでは3走連続で1着という素晴らしい成績をあげて、見事1号艇を手中に収めました。そういうこともあってか、白井選手がもっとも優勝に近いとの声が多数でした。
この日最後の大勝負、私はどの目を買っていくか。まず白井選手は外せませんでした。もう白井選手アタマが有力だろうとしか考えられませんでした。そしてそれに続くと思われるのは、菊地選手。4コースカドからのスタートと想定し、得意の早いスタートを決めればいい線いくのでは、とみました。あと、井口選手と太田選手が絡んできそうな気配。
そういった思いから私が買ったのは、3連単142・143・124・134・412・413。菊地選手が出てくることも予想されたので、菊地選手アタマの2点も加えて、この6点で最後の大勝負に臨むとしました。
レース開始。待機行動では特に目立った動きはなく、枠なりとなりそうな流れでしたが……太田選手は3コースに入ってダッシュを選択しました。攻めの姿勢に入っているのがヒシヒシと伝わってきました。
そしてスタート。運命の1周1M。白井選手が出ようとするところに菊地選手が割って入り、井口選手もやってきた、そんな展開の中で先頭に立ったのは……なんと、大外6コースからスタートした茅原選手でした! 白井・菊地・井口の3選手がゴチャゴチャと争いをしている隙をついて、空いた内側へとすかさず差していく攻めを見せました。
このまさか、まさかの大外からの差しに、観客は悲鳴とも思える大歓声。茅原選手はそのまま後続を寄せつけることなく先頭を維持してゴール。平和島の観客からは割れんばかりの大喝采。舟券の結果など関係なしに、茅原選手の「スゴ技勝利」を祝福するかのように、拍手と歓声が沸きあがっていました。茅原選手はこれがSG初優勝。しかもグランプリでそれをやってのけました。
しばらくするとこのレースの配当発表。結果は6→4→1。2連単でも1万円を超え、3連単に至っては何と5万円台にまで及びました。最後の最後でとんでもない高配当をはじきだしました。その後ウィニングラン。茅原選手、感激の涙を流していたのを確認できました。
レースが終われば表彰式。まずは茅原選手とともに、2着となった菊地選手、3着となった白井選手も登場。3選手にメダルの贈呈です。本来ならば金・銀・銅ですが、このグランプリに限っては、プラチナ・金・銀となります。
メダル贈呈が終わると、菊池・白井両選手は去って、茅原選手個人への表彰へと移りました。まずはグランプリではおなじみ、黄金のヘルメットの贈呈。これぞグランプリ勝者の証! そして賞金1億円の小切手が、府中市長から手渡されました。
イベントステージ前に人がぎっしりと集まっていてステージの様子が見えにくかったですが、茅原選手が黄金のヘルメットをかぶっている姿はしっかりと目にすることができました。
この日、艇界にまた新たなスターが誕生しました。その名は茅原悠紀。まだまだ27歳。ゆくゆくは岡山支部のエースとなり、SG常連となって艇界を引っ張る存在となることでしょう。これからが大いに楽しみです。
(続く。次で終わり)
平和島グランプリレポート・2
2014-12-26
ボートレース平和島でのグランプリ最終日は滞りなくレースが進んでいき、進むごとに来場者の数も増えてきていました。
レース前半の時点でスタンド1階の投票所は人でいっぱい! やはり平和島でひさびさのグランプリ開催とあってか、多くの東京のファンが「この日を待っていた」とばかりに心躍らせながら来場してきたのでしょう。また、私のように遠方からやってきた人も多かったこともあるのでしょう。
後半に入れば、もう投票所内はあふれんばかりの人・人・人! あまりの人混みに、場内を移動することもままならなかったほどです。例えるならば、初詣のときの明治神宮のような光景でしょうか。
これだけたくさんの人が入っているとなると、終盤に控えしメインレース、10Rグランプリ順位決定戦・11Rグランプリシリーズ優勝戦・12Rグランプリ優勝戦の舟券購入のときには、投票所に長い行列ができてヘタをすると締め切りまでに購入できなくなるかもしれない、そう思った私はこれら3レースの前、9R発売中のうちに3レース分まとめて舟券を購入したのでした。これは今回のみならず、グランプリならば毎回こうしたほうがよいと思います。何せグランプリは来場する客の数がハンパなく多いですから。
さてそれではメインレース、10R~12Rがどうだったのか、レポートです。
まずは10Rグランプリ順位決定戦。出場選手は次のとおり。(敬称略、以降同様)
1松井繁
2山崎智也
3吉田拡郎
4池田浩二
5毒島誠
6丸岡正典
本来ならばグランプリ優勝戦に残っていてもおかしくないと思われる、松井選手と池田選手。私はこのふたりが軸とみて、3連単14からの流し、すなわち3連単142・143・145・146を購入しました。
この読みが的中! 1周1Mで松井選手と池田選手がワンツーで飛び出し、そのままそれぞれ1着2着でゴール。3着には毒島選手が入り、結果は1→4→5で見事的中でした。
次は11Rグランプリシリーズ優勝戦。出場選手は次のとおり。
1瓜生正義
2桐生順平
3平田忠則
4平本真之
5篠崎元志
6濱野谷憲吾
シリーズ戦のほうの優勝戦に出ているのが信じられなく思える瓜生選手。どう考えてもこの人がアタマとしか思えませんでした。それに続くのは桐生選手・平本選手、そしてこのレース唯一地元東京の選手である濱野谷選手。このあたりではないかと思いました。
そう思ったうえで購入したのは、3連単124・126・142・146。
さあ11R開始。ピット離れ後に濱野谷選手が動きました。果敢に3コースを取っていったことで、場内の客からどよめきと歓声が沸きあがりました。さすが地元東京の人気選手だけあります。スタート隊形はスロー4・ダッシュ2。
いざスタート。5コースカドの平本選手がまくり体勢に入りました。1周1M、平本選手は瓜生選手を見事に捕らえるかのごとく、まくりを成功させ先頭に。結果は4→1→3。本命の瓜生選手を押しのけ、平本選手がまさかまさかの5カドまくりで優勝しました。あまりに劇的なレースが展開されたことで、場内は歓喜の嵐となっていました。
なおこのレース、3連単の配当は万舟となりました(1万円台)。
シリーズ優勝戦で思わぬ展開を生で見ることとなり、感激が私の心を刺激しだしました。
しかししかし、このあとの12Rが、11R以上に感動と興奮を呼び起こす、まさにドラマといってもよい信じられない展開を見せたのです。
(続く)
レース前半の時点でスタンド1階の投票所は人でいっぱい! やはり平和島でひさびさのグランプリ開催とあってか、多くの東京のファンが「この日を待っていた」とばかりに心躍らせながら来場してきたのでしょう。また、私のように遠方からやってきた人も多かったこともあるのでしょう。
後半に入れば、もう投票所内はあふれんばかりの人・人・人! あまりの人混みに、場内を移動することもままならなかったほどです。例えるならば、初詣のときの明治神宮のような光景でしょうか。
これだけたくさんの人が入っているとなると、終盤に控えしメインレース、10Rグランプリ順位決定戦・11Rグランプリシリーズ優勝戦・12Rグランプリ優勝戦の舟券購入のときには、投票所に長い行列ができてヘタをすると締め切りまでに購入できなくなるかもしれない、そう思った私はこれら3レースの前、9R発売中のうちに3レース分まとめて舟券を購入したのでした。これは今回のみならず、グランプリならば毎回こうしたほうがよいと思います。何せグランプリは来場する客の数がハンパなく多いですから。
さてそれではメインレース、10R~12Rがどうだったのか、レポートです。
まずは10Rグランプリ順位決定戦。出場選手は次のとおり。(敬称略、以降同様)
1松井繁
2山崎智也
3吉田拡郎
4池田浩二
5毒島誠
6丸岡正典
本来ならばグランプリ優勝戦に残っていてもおかしくないと思われる、松井選手と池田選手。私はこのふたりが軸とみて、3連単14からの流し、すなわち3連単142・143・145・146を購入しました。
この読みが的中! 1周1Mで松井選手と池田選手がワンツーで飛び出し、そのままそれぞれ1着2着でゴール。3着には毒島選手が入り、結果は1→4→5で見事的中でした。
次は11Rグランプリシリーズ優勝戦。出場選手は次のとおり。
1瓜生正義
2桐生順平
3平田忠則
4平本真之
5篠崎元志
6濱野谷憲吾
シリーズ戦のほうの優勝戦に出ているのが信じられなく思える瓜生選手。どう考えてもこの人がアタマとしか思えませんでした。それに続くのは桐生選手・平本選手、そしてこのレース唯一地元東京の選手である濱野谷選手。このあたりではないかと思いました。
そう思ったうえで購入したのは、3連単124・126・142・146。
さあ11R開始。ピット離れ後に濱野谷選手が動きました。果敢に3コースを取っていったことで、場内の客からどよめきと歓声が沸きあがりました。さすが地元東京の人気選手だけあります。スタート隊形はスロー4・ダッシュ2。
いざスタート。5コースカドの平本選手がまくり体勢に入りました。1周1M、平本選手は瓜生選手を見事に捕らえるかのごとく、まくりを成功させ先頭に。結果は4→1→3。本命の瓜生選手を押しのけ、平本選手がまさかまさかの5カドまくりで優勝しました。あまりに劇的なレースが展開されたことで、場内は歓喜の嵐となっていました。
なおこのレース、3連単の配当は万舟となりました(1万円台)。
シリーズ優勝戦で思わぬ展開を生で見ることとなり、感激が私の心を刺激しだしました。
しかししかし、このあとの12Rが、11R以上に感動と興奮を呼び起こす、まさにドラマといってもよい信じられない展開を見せたのです。
(続く)
平和島グランプリレポート・1
2014-12-25
2014年12月23日、私はボートレース平和島へと行きました。
BR平和島では、今年賞金王決定戦(別名グランプリ)を開催。実に14年ぶりに平和島での開催となるということで、私は大阪から平和島まで乗り込んでやりました。
新幹線で品川駅まで行き、そこで京浜急行に乗りかえて平和島駅まで。その手前の大森海岸駅からでも、BR平和島までの距離はさほど変わりありません。
しかし大森海岸駅は普通電車のみの停車です。一方平和島駅は急行・特急も停車します。つまり品川駅からだと、大森海岸駅よりも平和島駅で停車する電車のほうが多いということです。なので品川から行くのならば、平和島駅を下車駅に定めておいたほうがよいかと思います。
平和島駅を下車したならば、東口から出て、左に曲がって(北方向へ)行って、その先の「→平和島」の案内標識がある交差点を右に行く……一度行ったら、案外道のりを覚えているものです。平和島駅前では、京急バスがBR平和島への無料連絡バスを運行していましたが、平和島駅からBR平和島までの距離は私なら歩いて行ける距離でしたので、私は歩いていくことにした次第です。
歩いていたら、見えてきました。私にとってはこのBR平和島、3年ぶりの訪問です。

一年の終わりの大レースとあって、9時30分ごろの段階で場内は客でごった返していました。そしてイベントステージ前には人の群がりが。これからシリーズ優勝戦&グランプリ優勝戦の出場選手インタビューがおこなわれるのです。
目の前が人でいっぱいで、インタビューの様子はよく見ることができませんでした。しかし、シリーズ優勝戦出場選手の中では濱野谷憲吾選手登場のときがもっとも歓声があがっていたこと、そしてグランプリ優勝戦出場選手インタビューのときに、菊地孝平選手がファンからもらったスパイダーマンのマスクをかぶってウケを狙っていたこと、このふたつが記憶に残っています。
いつもより早めに1Rの発売開始。私はこのとき、併設の外向発売所「平和島劇場」にいましたので、ここで舟券を購入しました。
1R開始。しかしそのときに流れたファンファーレが、なぜか優勝戦用のものだったのです。おそらく間違えて流してしまったものと思われます。
そして私は、この1Rを見事的中させました。さっそく払い戻そうと、本場内の払戻機に舟券を入れたのですが……「この投票券は、お取り扱いできません」の音声。払い戻せません。
なぜだ!と思い窓口の係員に尋ねたところ、劇場で購入した舟券は劇場でないと受け付けないとのこと。そうでしたそうでした。併設ではあるものの、平和島劇場はまったくの場外の扱いとなっていることを、すっかり忘れていました。理由がわかって安心した私は、再び劇場へと行って、今度は無事に払い戻したのでした。
(続く)
BR平和島では、今年賞金王決定戦(別名グランプリ)を開催。実に14年ぶりに平和島での開催となるということで、私は大阪から平和島まで乗り込んでやりました。
新幹線で品川駅まで行き、そこで京浜急行に乗りかえて平和島駅まで。その手前の大森海岸駅からでも、BR平和島までの距離はさほど変わりありません。
しかし大森海岸駅は普通電車のみの停車です。一方平和島駅は急行・特急も停車します。つまり品川駅からだと、大森海岸駅よりも平和島駅で停車する電車のほうが多いということです。なので品川から行くのならば、平和島駅を下車駅に定めておいたほうがよいかと思います。
平和島駅を下車したならば、東口から出て、左に曲がって(北方向へ)行って、その先の「→平和島」の案内標識がある交差点を右に行く……一度行ったら、案外道のりを覚えているものです。平和島駅前では、京急バスがBR平和島への無料連絡バスを運行していましたが、平和島駅からBR平和島までの距離は私なら歩いて行ける距離でしたので、私は歩いていくことにした次第です。
歩いていたら、見えてきました。私にとってはこのBR平和島、3年ぶりの訪問です。

一年の終わりの大レースとあって、9時30分ごろの段階で場内は客でごった返していました。そしてイベントステージ前には人の群がりが。これからシリーズ優勝戦&グランプリ優勝戦の出場選手インタビューがおこなわれるのです。
目の前が人でいっぱいで、インタビューの様子はよく見ることができませんでした。しかし、シリーズ優勝戦出場選手の中では濱野谷憲吾選手登場のときがもっとも歓声があがっていたこと、そしてグランプリ優勝戦出場選手インタビューのときに、菊地孝平選手がファンからもらったスパイダーマンのマスクをかぶってウケを狙っていたこと、このふたつが記憶に残っています。
いつもより早めに1Rの発売開始。私はこのとき、併設の外向発売所「平和島劇場」にいましたので、ここで舟券を購入しました。
1R開始。しかしそのときに流れたファンファーレが、なぜか優勝戦用のものだったのです。おそらく間違えて流してしまったものと思われます。
そして私は、この1Rを見事的中させました。さっそく払い戻そうと、本場内の払戻機に舟券を入れたのですが……「この投票券は、お取り扱いできません」の音声。払い戻せません。
なぜだ!と思い窓口の係員に尋ねたところ、劇場で購入した舟券は劇場でないと受け付けないとのこと。そうでしたそうでした。併設ではあるものの、平和島劇場はまったくの場外の扱いとなっていることを、すっかり忘れていました。理由がわかって安心した私は、再び劇場へと行って、今度は無事に払い戻したのでした。
(続く)
ボートレース平和島訪問記・6
2011-10-16
ボートレース平和島訪問記の最後は、いつものレース場訪問記のとおり、場内の食べ物についての話です。
BR平和島、場内の食べ物は充実しきっています。品もバラエティに富んでいまして、これは訪問客には満足のいく充実度だといえるでしょう。
まずは↓こちら。平和島では名物と謳われている「牛モツ煮込み」です。

濃厚なタレで牛モツが煮込まれており、これはビールとよく合う品です。煮込みのみだと1杯500円、これをご飯の上にかけて「煮込み丼」にすると、700円です。ちょいと値段は高めですが、これは平和島に来たなら、一度ご賞味なさることをおすすめします。
この煮込みは、スタンド1Fにある「はまかぜ1号店」にて「名物煮込の店」と謳いながら販売されています。なお、煮込みはここだけではなく、同じく1Fの「定食の店本陣」他数か所の店でも食べられます。
次に↓これ。「すいとん」です。

レース場でこういったものが売られているのは珍しいと思います。これが販売されているのは、1Fの「はまかぜ2号店」で、1杯350円。このすいとんの具は、ダンゴ・ダイコン・ニンジン・ゴボウ・小松菜です。
こちらはさっきの煮込みとはうってかわって、ダシ汁が非常に薄味でした。東京なのにまるで関西風のおでんのダシのような味でした。
食べてみると、これが非常に素朴な味わい。ダシの薄さが気になりましたが、そこは七味をかければ調整できるでしょう。また、中に入っているダイコンが大きく角切りになっていて、食べごたえがありました。
この品、食べるとけっこう体が温もります。冬にはちょうどよいですね。
1Fのレストラン「ベイサイド」店頭では「チルト3度」と呼ばれるカツサンドが販売されていました。


カツがパンからはみ出るほど大きい、このチルト3度。カツはやわらかく、食べやすいです。1人前400円。
「ベイサイド」では、この他に店頭で「鉄火巻き」も売られています。鉄火場で賭博をしながら食べるものだったことが由来の鉄火巻き。ゆえにこれは理にかなっています。
スタンドだけではなく、平和島競艇劇場にも食事ができる空間があります。劇場1Fにあるレストラン「あじじまん」です。ここは再入場券がなくても自由に出入りすることができます。
「あじじまん」には、名物メニューがあります。それは「チルト3丼」です。

このチルト3丼、ご飯の上に乗っているのはチャーシューカツ3枚・刻みキャベツ・刻みノリ・ポテトサラダ・スライスキュウリ・トマト。似た名前のチルト3度はトンカツですが、これにはチャーシューのカツが使われています。
この品、とにかくボリューム満点。スタミナがつきます。野菜も一緒に食べられることで、栄養のバランスもよし。これもまた、平和島に来たならお試しあれ。
なお、チルト3丼の価格は通常600円ですが、トーキョーパイレーツのひとり、阿波勝哉選手が平和島のレースに出場するときは、値引きされて500円となります。そもそも「ミスターチルト3度」の阿波選手にちなんだ品ですからね。
さて、今回は「東のメッカ」を訪問したわけですが、率直にいって、住之江よりも平和島のほうがメッカとしての風格は上なのではないか、と感じました。ファンサービスにも結構力を入れているようですし、また場内の食べ物の豊富さは平和島のほうが勝っているように思えます。まあでも私にとって、両者には「普段頻繁に行く場」と「今回初めて行った場」という、大きな違いがあるため、単純に比較はできないのですが。
とにかく、平和島は十分に東のメッカとしての風格のある場でした。ボートファンなら一度は訪れてよい場でしょう。
BR平和島、場内の食べ物は充実しきっています。品もバラエティに富んでいまして、これは訪問客には満足のいく充実度だといえるでしょう。
まずは↓こちら。平和島では名物と謳われている「牛モツ煮込み」です。

濃厚なタレで牛モツが煮込まれており、これはビールとよく合う品です。煮込みのみだと1杯500円、これをご飯の上にかけて「煮込み丼」にすると、700円です。ちょいと値段は高めですが、これは平和島に来たなら、一度ご賞味なさることをおすすめします。
この煮込みは、スタンド1Fにある「はまかぜ1号店」にて「名物煮込の店」と謳いながら販売されています。なお、煮込みはここだけではなく、同じく1Fの「定食の店本陣」他数か所の店でも食べられます。
次に↓これ。「すいとん」です。

レース場でこういったものが売られているのは珍しいと思います。これが販売されているのは、1Fの「はまかぜ2号店」で、1杯350円。このすいとんの具は、ダンゴ・ダイコン・ニンジン・ゴボウ・小松菜です。
こちらはさっきの煮込みとはうってかわって、ダシ汁が非常に薄味でした。東京なのにまるで関西風のおでんのダシのような味でした。
食べてみると、これが非常に素朴な味わい。ダシの薄さが気になりましたが、そこは七味をかければ調整できるでしょう。また、中に入っているダイコンが大きく角切りになっていて、食べごたえがありました。
この品、食べるとけっこう体が温もります。冬にはちょうどよいですね。
1Fのレストラン「ベイサイド」店頭では「チルト3度」と呼ばれるカツサンドが販売されていました。


カツがパンからはみ出るほど大きい、このチルト3度。カツはやわらかく、食べやすいです。1人前400円。
「ベイサイド」では、この他に店頭で「鉄火巻き」も売られています。鉄火場で賭博をしながら食べるものだったことが由来の鉄火巻き。ゆえにこれは理にかなっています。
スタンドだけではなく、平和島競艇劇場にも食事ができる空間があります。劇場1Fにあるレストラン「あじじまん」です。ここは再入場券がなくても自由に出入りすることができます。
「あじじまん」には、名物メニューがあります。それは「チルト3丼」です。

このチルト3丼、ご飯の上に乗っているのはチャーシューカツ3枚・刻みキャベツ・刻みノリ・ポテトサラダ・スライスキュウリ・トマト。似た名前のチルト3度はトンカツですが、これにはチャーシューのカツが使われています。
この品、とにかくボリューム満点。スタミナがつきます。野菜も一緒に食べられることで、栄養のバランスもよし。これもまた、平和島に来たならお試しあれ。
なお、チルト3丼の価格は通常600円ですが、トーキョーパイレーツのひとり、阿波勝哉選手が平和島のレースに出場するときは、値引きされて500円となります。そもそも「ミスターチルト3度」の阿波選手にちなんだ品ですからね。
さて、今回は「東のメッカ」を訪問したわけですが、率直にいって、住之江よりも平和島のほうがメッカとしての風格は上なのではないか、と感じました。ファンサービスにも結構力を入れているようですし、また場内の食べ物の豊富さは平和島のほうが勝っているように思えます。まあでも私にとって、両者には「普段頻繁に行く場」と「今回初めて行った場」という、大きな違いがあるため、単純に比較はできないのですが。
とにかく、平和島は十分に東のメッカとしての風格のある場でした。ボートファンなら一度は訪れてよい場でしょう。
ボートレース平和島訪問記・5
2011-10-14
さて、今度は肝心のレースそのものに焦点を当てていきましょう。
レース時の演出についても、平和島独特のものを感じ取りました。
レースのスタート展示開始時に音楽が流れるのですが、この音楽が今まであらゆるボートレース場で聞いた音楽の中で、抜群にカッコいい音楽なのです! ここでそれを表現できないのが、何とももどかしい限りであります。
もういっそ、総じてダサい印象のある現行ファンファーレよりも、この平和島スタ展時の音楽をファンファーレにすればよいのではないか、そんなことまで思いました。
また、BR平和島の場内アナウンスでは「2」は「に」と読まれます。大部分のレース場が「ふた」と読んでいる中、これは珍しいと思いました。まあでも「に」のほうが呼びやすいといえば呼びやすいですかね。
しばらくの間レースで一喜一憂し、8R開始前になったところで、それまで先延ばしにしていた平和島競艇劇場の内部視察をすることにしました。
ボートレース平和島本場と平和島競艇劇場は、直結しています。本場から入る場合は、まず劇場入場口前にある「再入場券発行機」にて、再入場券をもらいます(無料)。それを入場ゲートに通して、劇場内に入ります。
そして、来たばかりのときには入れなかった、劇場の中央部へ。そこには大画面モニターテレビを2面擁した、吹き抜けの広々とした空間が広がっていました。
フロアにはマークカード記入用の台が数台。発券機もそこにありました。目の前に大画面のモニターテレビがあることで、これが「劇場」の雰囲気を作っているのだな、そう思えました。
この劇場フロアは吹き抜けとなっていますが、実は2階にバルコニーの形で有料席があり、そこはモニターを正面に見る位置に設置されています。ここからですとさらに、より「劇場」の感覚と相成ることでしょう。
この平和島競艇劇場が造られたのは、おそらく普段ナイターレースを楽しめない東京のボートファンのために、せめて気分だけでも味わえる空間を提供できないか、との思いからではないか。私はそんなことを思いました。
それで劇場内のモニターテレビもできるだけ大きいものにして、迫力を持たせることで、臨場感を少しでも引き出させるようにしているような、そんな気がしました。
とにかく、外向発売所でここまでの規模にしているのは、そうないと思います。
なお、平和島競艇劇場は外向発売所ゆえ、発売される舟券はすべて「場外発売」の扱いです。たとえそれが平和島本場でのレースであってもです。
つまり劇場のほうは、本場よりも3分早く発売が締め切られるということです。そのため、平和島の出走表には締め切り時刻が「本場」と「劇場」のふたつ、表記されています。
劇場から本場へと戻るときは、劇場入場時にゲートに通した再入場券を、またゲートに通します。これで券は回収され、再び本場へ戻れるのです。再入場券は、劇場入場時にゲートに通さないと、本場への再入場ができません。
あと、劇場には「あじじまん」というレストランがありまして、ここには名物メニューがあるのですが……これはまた次回、書くことにします。
(続く。次で終わり)
(参照記事)
↓私が以前、平和島競艇劇場について書いた記事。
平和島競艇劇場 2010-01-24
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-120.html
レース時の演出についても、平和島独特のものを感じ取りました。
レースのスタート展示開始時に音楽が流れるのですが、この音楽が今まであらゆるボートレース場で聞いた音楽の中で、抜群にカッコいい音楽なのです! ここでそれを表現できないのが、何とももどかしい限りであります。
もういっそ、総じてダサい印象のある現行ファンファーレよりも、この平和島スタ展時の音楽をファンファーレにすればよいのではないか、そんなことまで思いました。
また、BR平和島の場内アナウンスでは「2」は「に」と読まれます。大部分のレース場が「ふた」と読んでいる中、これは珍しいと思いました。まあでも「に」のほうが呼びやすいといえば呼びやすいですかね。
しばらくの間レースで一喜一憂し、8R開始前になったところで、それまで先延ばしにしていた平和島競艇劇場の内部視察をすることにしました。
ボートレース平和島本場と平和島競艇劇場は、直結しています。本場から入る場合は、まず劇場入場口前にある「再入場券発行機」にて、再入場券をもらいます(無料)。それを入場ゲートに通して、劇場内に入ります。
そして、来たばかりのときには入れなかった、劇場の中央部へ。そこには大画面モニターテレビを2面擁した、吹き抜けの広々とした空間が広がっていました。
フロアにはマークカード記入用の台が数台。発券機もそこにありました。目の前に大画面のモニターテレビがあることで、これが「劇場」の雰囲気を作っているのだな、そう思えました。
この劇場フロアは吹き抜けとなっていますが、実は2階にバルコニーの形で有料席があり、そこはモニターを正面に見る位置に設置されています。ここからですとさらに、より「劇場」の感覚と相成ることでしょう。
この平和島競艇劇場が造られたのは、おそらく普段ナイターレースを楽しめない東京のボートファンのために、せめて気分だけでも味わえる空間を提供できないか、との思いからではないか。私はそんなことを思いました。
それで劇場内のモニターテレビもできるだけ大きいものにして、迫力を持たせることで、臨場感を少しでも引き出させるようにしているような、そんな気がしました。
とにかく、外向発売所でここまでの規模にしているのは、そうないと思います。
なお、平和島競艇劇場は外向発売所ゆえ、発売される舟券はすべて「場外発売」の扱いです。たとえそれが平和島本場でのレースであってもです。
つまり劇場のほうは、本場よりも3分早く発売が締め切られるということです。そのため、平和島の出走表には締め切り時刻が「本場」と「劇場」のふたつ、表記されています。
劇場から本場へと戻るときは、劇場入場時にゲートに通した再入場券を、またゲートに通します。これで券は回収され、再び本場へ戻れるのです。再入場券は、劇場入場時にゲートに通さないと、本場への再入場ができません。
あと、劇場には「あじじまん」というレストランがありまして、ここには名物メニューがあるのですが……これはまた次回、書くことにします。
(続く。次で終わり)
(参照記事)
↓私が以前、平和島競艇劇場について書いた記事。
平和島競艇劇場 2010-01-24
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-120.html
ボートレース平和島訪問記・4
2011-10-13
イベントステージへと上がったお笑いコンビ・ロシアンモンキー。『フォーゼ』ショーに続いて、今度は彼らのステージなのか……と思われましたが、実はそうではありませんでした。
ロシアンモンキーが今回やるのは、この日1Rから12Rまでの公開予想会。それはステージ隣のピースター広場にておこなわれます。ステージに上がったのは、最初の挨拶のために過ぎませんでした。
このボートレース平和島は吉本興業とタッグを組んでおり、日曜日には吉本興業所属のお笑い芸人を招いて、お笑いステージが開催されるのです。これは「平和島deよしもと お笑いライブ」と呼ばれます。
この日は土曜日でしたので、お笑いライブはありませんでしたが、そのかわり吉本興業のボートレース芸人による予想会という形で、吉本のお笑い芸人を登場させました。
ロシアンモンキーが予想会をしている最中でも、隣のイベントステージでは他のイベントがおこなわれました。
『仮面ライダーフォーゼ』の2回目のショー、ファミリークイズ大会、そして女性5人組アイドルユニット「THE ポッシボー」のライブ。これらが盛大におこなわれている最中でも、ロシアンモンキーのふたりは地味に次のレースの予想トークをしていました。
『フォーゼ』のショーの最中では、フォーゼのセリフに合わせるように「ヤッター!!」と叫んでもいました。やはりいくらか隣のイベントを意識していたようですね。
で、そのロシアンモンキー、元々大阪府出身のお笑い芸人でありますゆえ、話す言葉は大阪弁です。もちろん予想会でも、大阪弁丸出しで話していました。私はこれを聞いて、ここは東京のはずなのに東京にいる気がしない、大阪にいるのと変わらないように感じてしまいました。ここは平和島なのに、住之江や尼崎にいるような感覚に陥ったのです。ま、それが悪いというわけではないですが……せっかく平和島まで来たので、もっと「東京らしさ」を感じ取りたかった、という思いはありました。
さて、さきほど書いた「THE ポッシボー」について。
このTHE ポッシボーは、つんく♂さんプロデュースのアイドルで、この日は平和島までライブステージをおこなうためにやって来ました。恥ずかしながら、私はこのTHE ポッシボーの名前を、ここ平和島にて初めて聞きました。ゆえに彼女たちの歌を聞くのも初めてです。
歌はつんく♂さんプロデュースだけあって、かなりの歌唱力でした。歌の内容も、いかにもつんく♂さん制作といったもので、思い切りつんく♂さん色を前面に押し出している、そんな印象のあるユニットでした。
彼女たちのライブのときには、観客席後方で立ち見している客の一部が、いっしょに歌を歌い、また振りつけもいっしょにしているのを目にしました。おそらくこの連中、THE ポッシボーだけを見るために平和島まで来た熱烈ファンだと思われます。まあ、そのような客がいてもよいでしょう。結果的に入場料での収益にはなっていますからね。
しかし、ボートレースファンの中にはこの手の連中に対して「レースを見ない、舟券を買わない奴は、レース場に来るな」などといった考えを持つ人が、少なからず存在しているときます。心が狭いとしか言いようがありません。ここはどんな客であろうと、受け入れるくらいの度量があるべきではないでしょうか。
『フォーゼ』のショーの後、そしてTHE ポッシボーのライブの後、ともに握手会がおこなわれました。
フォーゼと握手をしてうれしそうにするチビっ子たち、ポッシボーの5人と握手をして幸せな気分に浸るファン、なんだかどちらも変わりはしないなー、と感じたのでした。
今回の平和島でおこなわれたイベントの数々を目にして、これは一種の祭りといえる空間ではないか、そう思いました。競走水面上のレースも含めて、老いも若きも男も女もいっしょになって楽しめる空間を形成している、そんな気がしました。
SG級の大レースではイベントが数多くあるものですが、平和島は随分とそれに力を入れているようです。吉本とのタッグは、その象徴といえます。
(続く)
ロシアンモンキーが今回やるのは、この日1Rから12Rまでの公開予想会。それはステージ隣のピースター広場にておこなわれます。ステージに上がったのは、最初の挨拶のために過ぎませんでした。
このボートレース平和島は吉本興業とタッグを組んでおり、日曜日には吉本興業所属のお笑い芸人を招いて、お笑いステージが開催されるのです。これは「平和島deよしもと お笑いライブ」と呼ばれます。
この日は土曜日でしたので、お笑いライブはありませんでしたが、そのかわり吉本興業のボートレース芸人による予想会という形で、吉本のお笑い芸人を登場させました。
ロシアンモンキーが予想会をしている最中でも、隣のイベントステージでは他のイベントがおこなわれました。
『仮面ライダーフォーゼ』の2回目のショー、ファミリークイズ大会、そして女性5人組アイドルユニット「THE ポッシボー」のライブ。これらが盛大におこなわれている最中でも、ロシアンモンキーのふたりは地味に次のレースの予想トークをしていました。
『フォーゼ』のショーの最中では、フォーゼのセリフに合わせるように「ヤッター!!」と叫んでもいました。やはりいくらか隣のイベントを意識していたようですね。
で、そのロシアンモンキー、元々大阪府出身のお笑い芸人でありますゆえ、話す言葉は大阪弁です。もちろん予想会でも、大阪弁丸出しで話していました。私はこれを聞いて、ここは東京のはずなのに東京にいる気がしない、大阪にいるのと変わらないように感じてしまいました。ここは平和島なのに、住之江や尼崎にいるような感覚に陥ったのです。ま、それが悪いというわけではないですが……せっかく平和島まで来たので、もっと「東京らしさ」を感じ取りたかった、という思いはありました。
さて、さきほど書いた「THE ポッシボー」について。
このTHE ポッシボーは、つんく♂さんプロデュースのアイドルで、この日は平和島までライブステージをおこなうためにやって来ました。恥ずかしながら、私はこのTHE ポッシボーの名前を、ここ平和島にて初めて聞きました。ゆえに彼女たちの歌を聞くのも初めてです。
歌はつんく♂さんプロデュースだけあって、かなりの歌唱力でした。歌の内容も、いかにもつんく♂さん制作といったもので、思い切りつんく♂さん色を前面に押し出している、そんな印象のあるユニットでした。
彼女たちのライブのときには、観客席後方で立ち見している客の一部が、いっしょに歌を歌い、また振りつけもいっしょにしているのを目にしました。おそらくこの連中、THE ポッシボーだけを見るために平和島まで来た熱烈ファンだと思われます。まあ、そのような客がいてもよいでしょう。結果的に入場料での収益にはなっていますからね。
しかし、ボートレースファンの中にはこの手の連中に対して「レースを見ない、舟券を買わない奴は、レース場に来るな」などといった考えを持つ人が、少なからず存在しているときます。心が狭いとしか言いようがありません。ここはどんな客であろうと、受け入れるくらいの度量があるべきではないでしょうか。
『フォーゼ』のショーの後、そしてTHE ポッシボーのライブの後、ともに握手会がおこなわれました。
フォーゼと握手をしてうれしそうにするチビっ子たち、ポッシボーの5人と握手をして幸せな気分に浸るファン、なんだかどちらも変わりはしないなー、と感じたのでした。
今回の平和島でおこなわれたイベントの数々を目にして、これは一種の祭りといえる空間ではないか、そう思いました。競走水面上のレースも含めて、老いも若きも男も女もいっしょになって楽しめる空間を形成している、そんな気がしました。
SG級の大レースではイベントが数多くあるものですが、平和島は随分とそれに力を入れているようです。吉本とのタッグは、その象徴といえます。
(続く)
ボートレース平和島訪問記・3
2011-10-12
ボートレース平和島の場内を歩いていて、気づいたこと。それは「ハトが多くやって来る」ことです。スタンドの外はもとより、ときにはスタンド内にまで歩いて入ってきていました。
ハトが多くやって来るということは、フン害などさまざまな弊害があることでしょう。そのためか、場内にはあらゆるところに「鳥にエサを与えないでください」との注意書きがありました。さらに大時計付近には「スリット撮影に影響しますので、鳥にエサを与えないでください」と、より踏み込んだ注意呼びかけが書かれていました。
平和の象徴であるハト。平和島ゆえにやって来るのでしょうか。しかしここでは、平和の象徴も迷惑な存在でしかないようですね。
さらに場内を探索していきますと、入場ゲートから奥へと入っていったところに「ベイプラザ」と呼ばれる空間があります。はい、ここでも「ベイ」の言葉が使われています。これですから「ビースター」と間違えてもおかしくありませんよねえ。
それはさておき。このペイプラザは3階建てで、中には休憩所・女性子どもルーム・グッズ販売所が入っています。そしてここでも舟券購入が可能です。
ベイプラザ1階には、↓このようなものがありました。

ペットボトルで作ったボートです。エコ活動の一環として作られたそうです。
このボートの艇番が6なのは、もしかすると、エコ→緑化→緑→6号艇という連想からでしょうか。
あと、BR平和島は予想紙を場内で販売しています。イベントステージの後方に「ボートレース研究」「競艇ニュース」「ファイティングボートガイド」の売場があります。
これは、私が8月に行ったBR戸田でも同様でしたね。
そうこうしているうち、1R開始約1時間前になって、イベントステージでは『仮面ライダーフォーゼショー』の始まり。ステージ前には、お子さん連れの家族を中心に集まっていました。
BR平和島のイベントステージは、うまい造りになっていると感じました。上がテント屋根となっていまして、晴れた日ならば天から光が差すため、ステージを明るくする効果があります。またイベントをおこなうにふさわしい、ちょうどこのライダーショーをおこなうに適した大きさのステージです。
これが住之江や尼崎だと、こうはいきません。住之江のイベントステージは、はっきりいって小さくてショボいです。せいぜい歌のステージやトークショーをするのが精いっぱいです。それゆえライダーショーのようなキャラクターショーは、2M側芝生広場に特設ステージを設けておこなわれるのです。
尼崎にしてもそうです。野外ステージは大きめで、キャラクターショーができるぐらいですが、いかんせん上が金属製の大屋根。光がひとつも入ってきません。なので尼崎のステージでのイベントは、もっぱら人工光に照らされるのです。
話を戻して。その『フォーゼ』のショー、進行役のオネエさんのハツラツとした話し声での進行と、観覧しているお子さんたちの「ガンバレー!!」といった無邪気な声援とともに、約30分で終わりました。
その後ステージに上がったのは、吉本興業所属のお笑いコンビ、ロシアンモンキーでした。彼らがこれから何をするのか。お笑いライブ? いえ、実はそうではなかったのです。
(続く)
ハトが多くやって来るということは、フン害などさまざまな弊害があることでしょう。そのためか、場内にはあらゆるところに「鳥にエサを与えないでください」との注意書きがありました。さらに大時計付近には「スリット撮影に影響しますので、鳥にエサを与えないでください」と、より踏み込んだ注意呼びかけが書かれていました。
平和の象徴であるハト。平和島ゆえにやって来るのでしょうか。しかしここでは、平和の象徴も迷惑な存在でしかないようですね。
さらに場内を探索していきますと、入場ゲートから奥へと入っていったところに「ベイプラザ」と呼ばれる空間があります。はい、ここでも「ベイ」の言葉が使われています。これですから「ビースター」と間違えてもおかしくありませんよねえ。
それはさておき。このペイプラザは3階建てで、中には休憩所・女性子どもルーム・グッズ販売所が入っています。そしてここでも舟券購入が可能です。
ベイプラザ1階には、↓このようなものがありました。

ペットボトルで作ったボートです。エコ活動の一環として作られたそうです。
このボートの艇番が6なのは、もしかすると、エコ→緑化→緑→6号艇という連想からでしょうか。
あと、BR平和島は予想紙を場内で販売しています。イベントステージの後方に「ボートレース研究」「競艇ニュース」「ファイティングボートガイド」の売場があります。
これは、私が8月に行ったBR戸田でも同様でしたね。
そうこうしているうち、1R開始約1時間前になって、イベントステージでは『仮面ライダーフォーゼショー』の始まり。ステージ前には、お子さん連れの家族を中心に集まっていました。
BR平和島のイベントステージは、うまい造りになっていると感じました。上がテント屋根となっていまして、晴れた日ならば天から光が差すため、ステージを明るくする効果があります。またイベントをおこなうにふさわしい、ちょうどこのライダーショーをおこなうに適した大きさのステージです。
これが住之江や尼崎だと、こうはいきません。住之江のイベントステージは、はっきりいって小さくてショボいです。せいぜい歌のステージやトークショーをするのが精いっぱいです。それゆえライダーショーのようなキャラクターショーは、2M側芝生広場に特設ステージを設けておこなわれるのです。
尼崎にしてもそうです。野外ステージは大きめで、キャラクターショーができるぐらいですが、いかんせん上が金属製の大屋根。光がひとつも入ってきません。なので尼崎のステージでのイベントは、もっぱら人工光に照らされるのです。
話を戻して。その『フォーゼ』のショー、進行役のオネエさんのハツラツとした話し声での進行と、観覧しているお子さんたちの「ガンバレー!!」といった無邪気な声援とともに、約30分で終わりました。
その後ステージに上がったのは、吉本興業所属のお笑いコンビ、ロシアンモンキーでした。彼らがこれから何をするのか。お笑いライブ? いえ、実はそうではなかったのです。
(続く)
ボートレース平和島訪問記・2
2011-10-11
入場ゲートをくぐり、すぐ右手にある「ピースター広場」

私がこれの何に衝撃を受けたかと申しますと……「ピースター」の部分です。
↓こちら、ボートレース平和島のマスコットキャラクター。

「ピースター」というのは、このキャラクターの名前です。
実は私、このキャラクターの名前をこのときまでずっと「ビースター」だと思っていたのでした。
というのは、平和島は東京湾=東京ベイに近いところにあること、また東京支部のスター選手の集まりである「トーキョーベイパイレーツ(現在は『トーキョーパイレーツ』)」を前面に売り出していたことから、その「ベイ(Bay)」の頭文字である「B」から取って「“ビー”スター」だと、勝手に解釈していたのです。
しかし正しくは「ピースター」でした。なので、過去に当ブログで書いた「ビースター」の表記は訂正しました。
正しいマスコットの名前を覚えたところで、競走水面へと向かいました。
見たところ、広さは西のメッカである住之江とほぼ同じくらいでしょうか。ただ、この平和島は海水コースですので、干潮になると、消波装置やポール類にへばりついたフジツボが丸見えになります。ま、これはどこの海水コースでも同じことなのですが。
そして、平和島の水面でいちばんの特徴。↓これです。

ピットの隣に、滝があります。私はテレビ中継を何度か見て、この滝の存在は知っていました。しかし現物を実際に見てみると「これが平和島の滝か」とあらためて思うのです。やはり平和島を象徴するものだわな、と感じてしまうのでした。
BR平和島の大時計は至ってスタンダードな形でした。裏側は表と同じ仕様の目盛り板で、針の動きも表と同じです。
ただ、大時計のそばには↓このような表示板が、大時計を隠すほどにデンと突っ立っていました。

これはレースのスタート判定および確定着順を表示する電光表示板です。実はBR平和島は、バックストレッチ側に大型映像装置はあるのですが、スタートの正常異常や確定着順やオッズを表示する表示板はないのです。そのため、スタート判定と確定着順については上の写真にある、大時計そばの表示板にて表示されるのです。
平和島のレースがテレビで中継されるとき、いつも着順が確定するとこの表示板を映すのは、こういった事情があったからなのかと、このとき私は納得したのでした。
大型映像装置のみがあるバックストレッチ側一帯を見てみると、もう端から端まで、マンション群が立ち並んでいます。こんな騒音のかたまりのような場所の近くにも、住居を構えているときています。1M側に目を向ければ、首都高速が見えます。こういった場所にあるBR平和島、まさに都会の中にあるボートレース場といえる雰囲気です。
まあでも、こんなマンション群が近くに多くある環境下では、絶対ナイターなどできないですねえ。それで、他場のナイターレースを発売する平和島競艇劇場が造られたのでしょう。
(続く)

私がこれの何に衝撃を受けたかと申しますと……「ピースター」の部分です。
↓こちら、ボートレース平和島のマスコットキャラクター。

「ピースター」というのは、このキャラクターの名前です。
実は私、このキャラクターの名前をこのときまでずっと「ビースター」だと思っていたのでした。
というのは、平和島は東京湾=東京ベイに近いところにあること、また東京支部のスター選手の集まりである「トーキョーベイパイレーツ(現在は『トーキョーパイレーツ』)」を前面に売り出していたことから、その「ベイ(Bay)」の頭文字である「B」から取って「“ビー”スター」だと、勝手に解釈していたのです。
しかし正しくは「ピースター」でした。なので、過去に当ブログで書いた「ビースター」の表記は訂正しました。
正しいマスコットの名前を覚えたところで、競走水面へと向かいました。
見たところ、広さは西のメッカである住之江とほぼ同じくらいでしょうか。ただ、この平和島は海水コースですので、干潮になると、消波装置やポール類にへばりついたフジツボが丸見えになります。ま、これはどこの海水コースでも同じことなのですが。
そして、平和島の水面でいちばんの特徴。↓これです。

ピットの隣に、滝があります。私はテレビ中継を何度か見て、この滝の存在は知っていました。しかし現物を実際に見てみると「これが平和島の滝か」とあらためて思うのです。やはり平和島を象徴するものだわな、と感じてしまうのでした。
BR平和島の大時計は至ってスタンダードな形でした。裏側は表と同じ仕様の目盛り板で、針の動きも表と同じです。
ただ、大時計のそばには↓このような表示板が、大時計を隠すほどにデンと突っ立っていました。

これはレースのスタート判定および確定着順を表示する電光表示板です。実はBR平和島は、バックストレッチ側に大型映像装置はあるのですが、スタートの正常異常や確定着順やオッズを表示する表示板はないのです。そのため、スタート判定と確定着順については上の写真にある、大時計そばの表示板にて表示されるのです。
平和島のレースがテレビで中継されるとき、いつも着順が確定するとこの表示板を映すのは、こういった事情があったからなのかと、このとき私は納得したのでした。
大型映像装置のみがあるバックストレッチ側一帯を見てみると、もう端から端まで、マンション群が立ち並んでいます。こんな騒音のかたまりのような場所の近くにも、住居を構えているときています。1M側に目を向ければ、首都高速が見えます。こういった場所にあるBR平和島、まさに都会の中にあるボートレース場といえる雰囲気です。
まあでも、こんなマンション群が近くに多くある環境下では、絶対ナイターなどできないですねえ。それで、他場のナイターレースを発売する平和島競艇劇場が造られたのでしょう。
(続く)
ボートレース平和島訪問記・1
2011-10-10
2011年10月8日、私は第58回全日本選手権がおこなわれた、東京都大田区にあるボートレース平和島へと行ってまいりました。
平和島は西の住之江とは対を成す「東のメッカ」と呼ばれる場です。ゆえに西のメッカを主な勝負の場としている私としては、平和島はぜひ一度行ってみたいとの思いが強くあったのです。それは今回こうして実現しました。
では、その平和島の訪問記をこれからつづっていくとします。
毛品急行……ではなくて、京浜急行の平和島駅東口から出て、北に歩いていきます。その先にある大きな交差点を右に行き、しばらく歩いていると、ボートのモーター音が。この道はBR平和島の競走水面の南側にあるのです。そしてまた交差点が。今度はここを左に行きます。すると……↓このようなアーチがお出迎え。


上の写真ではわかりにくいですが「TOKYO BAY BOAT HEIWAJIMA」と書かれています。ここをくぐると、ボートレース平和島です。

ちなみに、この近くには「BIG FUN平和島」と呼ばれる大型商業施設がありまして、ここにはゲームセンター・映画館・飲食店等が集合しています。ここには安売り店「ドン・キホーテ」も入っており、また天然温泉までもある場所です。
そうなりますと、ここ一帯はBR平和島と併せて、大規模な娯楽地帯を形成しているといえるかもしれません。
この日の開門は9時20分。それまでまだ時間があったので、私は平和島本場の隣にある外向発売所「平和島競艇劇場」へと足を運びました。
↓平和島競艇劇場の南にある入場口。

まるで本当の劇場のようなたたずまいです。提灯にはそれぞれ「平和島競艇劇場」「外向発売所」と書かれています。
あいにくこの時間は、まだここの入場口は開いていませんでした。その場に置かれている案内板によると「東入場口へお回りください」とのこと。では東入場口へ行きましょう。
で、↓こちらがその東入場口。

ここから場内に入ると、朝早くからけっこうな数の客がいました。平和島の他にこの日発売していたのは、モーニングレースの徳山と、ナイターの桐生と住之江でした。これぞ外向発売所の大きな強み。時間帯の異なるレースでも、外向なら発売できます。
ただ、開いているといっても、この時間はまだ発券機が動いているだけで、肝心の「劇場」内にはまだ入れません。入れるのは10時からということなので、私は時を改めて、またここに入ってみることにしました。
そうしているうちに開門。入るとまあ広い! さすがは関東で最も集客数の多いボートレース場です。ゲートをくぐって左側にスタンド、右側にイベントステージが見えます。このイベントステージは野外にありますが、上には常に屋根があるので、雨の日でも安心です。
イベントステージでは、この日いろいろなイベントがおこなわれました。それらはまた後で書きます。
ステージのとなりは広場となっていまして、ここでもまた様々なイベントがおこなわれます。この日はもうすっかりおなじみの
「ていちゃんのエコパーク」と東北応援イベント、そして吉本興業の芸人による予想会でした。
この広場の名前は「ピースター広場」というのですが……私はこれを目にして、ちょっとした衝撃を受けてしまったのでした。
その衝撃というのは……
(続く)
平和島は西の住之江とは対を成す「東のメッカ」と呼ばれる場です。ゆえに西のメッカを主な勝負の場としている私としては、平和島はぜひ一度行ってみたいとの思いが強くあったのです。それは今回こうして実現しました。
では、その平和島の訪問記をこれからつづっていくとします。
毛品急行……ではなくて、京浜急行の平和島駅東口から出て、北に歩いていきます。その先にある大きな交差点を右に行き、しばらく歩いていると、ボートのモーター音が。この道はBR平和島の競走水面の南側にあるのです。そしてまた交差点が。今度はここを左に行きます。すると……↓このようなアーチがお出迎え。


上の写真ではわかりにくいですが「TOKYO BAY BOAT HEIWAJIMA」と書かれています。ここをくぐると、ボートレース平和島です。

ちなみに、この近くには「BIG FUN平和島」と呼ばれる大型商業施設がありまして、ここにはゲームセンター・映画館・飲食店等が集合しています。ここには安売り店「ドン・キホーテ」も入っており、また天然温泉までもある場所です。
そうなりますと、ここ一帯はBR平和島と併せて、大規模な娯楽地帯を形成しているといえるかもしれません。
この日の開門は9時20分。それまでまだ時間があったので、私は平和島本場の隣にある外向発売所「平和島競艇劇場」へと足を運びました。
↓平和島競艇劇場の南にある入場口。

まるで本当の劇場のようなたたずまいです。提灯にはそれぞれ「平和島競艇劇場」「外向発売所」と書かれています。
あいにくこの時間は、まだここの入場口は開いていませんでした。その場に置かれている案内板によると「東入場口へお回りください」とのこと。では東入場口へ行きましょう。
で、↓こちらがその東入場口。

ここから場内に入ると、朝早くからけっこうな数の客がいました。平和島の他にこの日発売していたのは、モーニングレースの徳山と、ナイターの桐生と住之江でした。これぞ外向発売所の大きな強み。時間帯の異なるレースでも、外向なら発売できます。
ただ、開いているといっても、この時間はまだ発券機が動いているだけで、肝心の「劇場」内にはまだ入れません。入れるのは10時からということなので、私は時を改めて、またここに入ってみることにしました。
そうしているうちに開門。入るとまあ広い! さすがは関東で最も集客数の多いボートレース場です。ゲートをくぐって左側にスタンド、右側にイベントステージが見えます。このイベントステージは野外にありますが、上には常に屋根があるので、雨の日でも安心です。
イベントステージでは、この日いろいろなイベントがおこなわれました。それらはまた後で書きます。
ステージのとなりは広場となっていまして、ここでもまた様々なイベントがおこなわれます。この日はもうすっかりおなじみの
「ていちゃんのエコパーク」と東北応援イベント、そして吉本興業の芸人による予想会でした。
この広場の名前は「ピースター広場」というのですが……私はこれを目にして、ちょっとした衝撃を受けてしまったのでした。
その衝撃というのは……
(続く)