ボート&オートレース好きの自閉症者ですが、何か?

発達障害の一種、高機能自閉症を抱えるエビフライ飯が、好きなボートレース(旧「競艇」)とオートレースのこと、自身の障害のことを中心につづります。

『変光星』『平行線』が復刊!

 今から18年前および12年前に初版が出版された、ある自閉症者が自身の半生をつづった著書『変光星』と『平行線』。これらが今年7月1日に復刊となりました。出版元は遠見書房です。

(おことわり:
 この『変光星』『平行線』の著者さんのお名前、ここでは出さないことにします。
 以前、私がこの方のお名前をネット上に書いたことで、ある者から「プライバシー晒し!」「危険人物!」と、2ちゃんねるを始めあらゆる掲示板にて叩かれた、という一件があったため、この方のお名前を出すことに関して慎重になっています。ご了承ください)

『変光星』は、1996年に飛鳥新社から初版が発行されました。
 この本はのちに、漫画化された作品がベネッセの育児雑誌にて掲載されたり、大月書店発行の『子どものためのバリアフリーブック―障害を知る本7 自閉症の子どもたち』において「自閉症者本人が書いた本」として紹介されたりしていました。
 しかし飛鳥新社版は絶版。その後花風社が発掘する形で復刊しましたが、こちらも絶版となりました。
 もっとも、花風社版のほうは、発行人個人の嫌悪感情による絶版の色合いが強いです。同書を出版したことを「黒歴史」扱いしていましたし。
 ちなみにその発行人、『変光星』を発掘したプライドがまだあるのか、ご自身のブログにて7月4日に『変光星』に関する記事を書いていましたね。

 また『平行線』は、2002年にブレーン出版から発行されました。しかしこちらも、出版元が消滅したために自動的に絶版となったのです。
 そして私は、これらをその当時に拝読し、同じ障害を持つ者として大いに共感を覚えたものでした。当事者活動に乗り出したのも、これらの本がきっかけといってよいです。もっとも今ではその当事者活動も、事実上休業状態ですが。
 まあとにかく、これら2編が今回復刊となったのです。


『変光星』『平行線』両方とも、内容は格段に重いです。自閉症者が今で言う「定型社会」で、どれだけ必至に生きてきたかが克明につづられており、読んだら相当心にズシリとくるかもしれません。例えるなら、現在『週刊少年マガジン』で連載されているマンガ『聲の形』に匹敵するくらいの重さ・心へのズシリ感でしょうか。
(『聲の形』をご存知ない方、ぜひ一度読んでみてください。場合によっては書店の売り場に「立ち読み版」が吊るされていることもありますよ)
 私はこれら2編ともすでに拝読させていただきました。しかし現在それらを実家に置いたままにしているので、今回またあらためて購入することに決め、さっそくネット注文しました。到着が待ち遠しいです。

『変光星』『平行線』が、これを機にまた広まってくれることを願います。にほんブログ村の「発達障害」「自閉症」カテゴリでも話題になっているといいですねえ。

続・二輪にとってはスリル!大鳴門橋

 以前書いた↓この記事の続きのようなものを書いていきます。

 二輪にとってはスリル!大鳴門橋 2014-01-11
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-693.html

 淡路島と四国とを結んでいる、大鳴門橋。その淡路島側の橋からすぐの場所には、淡路島南PAがあります。
 その淡路島南PA下り線、すなわちこれから大鳴門橋を渡ろうとする場所の出口付近には↓このような標識があるのです。
 awajishima_minami_pa1.jpg

 裏返しになっている標識。これはいったい何なのかと反対側を見てみると↓こうでした。
 awajishima_minami_pa2.jpg

 二輪車通行止めの標識だったのです。なぜにこのようなものがPA出口付近にあるのか? それは大鳴門橋の事情によるものです。
 大鳴門橋は普段から強い風が吹くことが多く、左右が不安定となりやすい二輪車にとっては厳しい環境です。そしてひとたび度を越した強い風が吹いたならば、二輪車通行止めとなってしまう橋であります。
 この標識は、そうした度を越した強い風が吹いて二輪車通行止めとなったときに、クルリと回されます。そうして通行止めを知らせるのです。
 そうなってしまうと、二輪車乗りは淡路島南PAで足止めとなってしまいます。その場合は、通行止め規制が解けるまでPAで待つか、あきらめて引き返すために高速を出るかしなければなりません(淡路島南PAは淡路島南ICと併設)。

 淡路島を走っている最中に大鳴門橋が通行止めになると、上記のような対応をするしかなくなりますが、そうでない場合、すなわちまだ淡路島に入っていないときならば、ある程度の対処ができます。
 まず、大鳴門橋が二輪車通行止めとなるときには、高速道路の電光掲示板にてその旨が表示されるものです。「神戸淡路鳴門道 淡路島南‐鳴門北間 二輪車通行止め」といった具合に。この知らせは周辺の高速にて広域に知らされます。
 まだ淡路島に入っていない時点でこの知らせを目にしたならば、大鳴門橋を避けるルートに変更することを考えられます。もっとも無難なのは、岡山まで進んでそこから瀬戸大橋経由で行くルートでしょう。これだと多少遠回りとはなりますが、確実に四国へ行くことはできます。

 しかしこういった「代替案によって対処する」ということ、私にとっては普段から頭にとどめておかないとできないことです。何せ私は「とっさの判断によって、的確な対処をする」ことが苦手な人間。最初から「このときはこうする、こうなったならああする」といったことを常に考えていなければ、とても的確な対処などできないのです。ここが私の発達障害ゆえの困りどころ。
 なので、私が二輪車で高速を走って四国方面に行く場合には、次のことをあらかじめ頭の中に入れておくようにしています。
  • 電光掲示板をこめめにチェックせよ
  • 特に「淡路島南‐鳴門北間通行止め」の情報は見逃すな
  • 万一大鳴門橋通行止めの場合は、瀬戸大橋に回れ
  • そしてこれらの情報把握は淡路島に入る前に! 入ってからでは遅い
 これらを最初から頭に叩き込んでおけば、大鳴門橋通行止めにも対処ができるというものです。

 
(おまけ)
 kamatama.jpg
 大鳴門橋を渡って行った、香川県にて食べた釜玉うどん。やはりさぬきうどんは、この食べ方がサイコー。

人生に与えられた一つの条件

 イギリスの歌手スーザン・ボイルさんがこのたび、ご自身がアスペルガー症候群であると告白したとのことです。

 時事ドットコム S・ボイルさん、アスペルガー告白=英国の「奇跡の歌姫」
 http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013120800073

 ボイルさんはこう語っています。

「アスペルガーと診断されたからといって私の人生は変わらない。私の人生に与えられた一つの条件にすぎない」

 結局、これに尽きるのですよね。人間、障害があろうがなかろうが、人生において何らかの条件を課されているものなのです。アスペルガー症候群ほか発達障害に関しても、その条件のうちでしかないと私も思います。
 世に多くはびこる「自分は発達障害なんだ! 生きるのが大変なんだ! どうかそこをよくわかってくれ! 頼む!」と、周囲に「可哀想な人アピール」をする発達障害当事者には、このボイルさんの言葉をよーく噛み締めてもらいたいものです。

 かくいう私は、そのアスペルガーに似た高機能自閉症の当事者であります。
 かつて私は、自分が発達障害を持って生まれたことを、一時期ひどく呪ったことがありました。しかし、自分なりに手探りで自分なりの生き方を模索し続けていったことで
「結局自分の人生は、自分でなんとかしていくしかない。今の自分を受け入れたうえで」
 と考えるようになり、今では自分の境遇を呪うことなく、自分に課せられた試練であると覚悟して受け止めるようになりました。まさに上記ボイルさんの言う「人生に与えられた一つの条件」であると。
 前に進んでいくには、この考え方でいくしかないのです。自分の運命をあーだこーだと言っても何も始まりません。


 ところで……
 今回こうしてボイルさんは自身がアスペルガーであると告白したわけですが、これはイギリスが少なからずこういった障害等に対して許容できる世の中であるから、こうしたことができたのだと思います。
 翻って、日本ではどうでしょうか? あまり「欧米ガー」といったことは言いたくありませんが、今の日本が「自分は発達障害」とおおっぴらに告白できる状況かというと、残念ながらそこまで及んでいません。現に、テレビ出演したりメディアで取り上げられたりする有名人が「自分は発達障害」と告白するといったことが、一向にみられません。今の日本では、そんな告白をするのが難しい状況だといえます。

 テレビで当たり前のように見ていたあの俳優が、あのアイドルが、実は発達障害だと告白したり、またそれを見る側が受け入れてくれる。日本でもいずれそんな世の中となることを信じています。

「極端な主張で断定する」傾向が、自閉症スペクトラムにはあるのか?

 自閉症スペクトラム関連のブログを見て回っていると、中には結構「極端でないか?」と思えるような発言を見かけることがあります。

 とある当事者Aさんの発言
「自閉症やアスペの人間に車やバイクの運転なんかさせるな! 走る凶器なのだから。自閉症アスペは道交法の罰則対象にしろ!」

 とある当事者Bさんの発言
「自分は酒が嫌いだ。本来酒は合法麻薬で、あってはならないのだ! なのに自分の姓に『酒』の文字が入っている! これは嫌だから改姓させろ!」

 同じ自閉症スペクトラムの一角に入るこの私ですが、両方の発言とも私にとっては「そこまで断定できるのかよ、おいコラ」と言ってやりたくなる思いです。
 私は普段から、ごくごく普通にバイクの運転をしています。しかも荷物の輸送という仕事として。長距離を高速道路使って走ることもしばしばですよ。この仕事に就いてもう7年が過ぎましたが、今なお事故らしい事故は起こしていません。それでも私は「走る凶器」なのでしょうか?
 そして私は酒が好きです。酒に関しては、確かに依存症やアルハラ等の問題はあるでしょう。だからといって頭ごなしに「合法麻薬、あってはならない」と一方的に決めつけるのはいかがなものかと思います。人の好みはそれぞれなのですから「酒を飲みたい奴は飲めばいい」の考えができないのでしょうか。
 私のような「バイクを普段から運転している当事者」「酒が好きな当事者」だって存在しているのです。それを否定しているこれらの発言、私は少々不愉快に感じられました。


 ……などとつい偉そうに書いてしまいましたが、よくよく考えてみると、この私も上記2名と似たような発言を繰り返していたときがあったのでした。それは↓こちらに見られる発言の数々。

 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-category-9.html

 ここで私はバカアカ教師どもに対して「発達障害児の自己評価を低くさせる、許しがたい存在」との感情をあらわにし、次のような発言を繰り返したのでした。
  • 教え子の脳に贖罪意識を浸食させるアカ教師
  • アカ教師はこどもたちには有害な存在
  • 日章旗を「悪」と教えたがり、日章旗の白地を赤く染め上げたくて仕方がないアカ教師
  • 日本のアカ教師たちは本当に狂っている
  • いまなお教育現場に巣食っているバカなアカ教師ども

 さらにツイッターでは、これよりも過激な発言をしていました。
  • 発達障害児に有害なバカアカ教師どもを一掃しろ!!
  • 私はアカ教師の反日自虐教育に対し、断固異議を唱えていく。たとえ他の当事者から非難されても、これに関しては私の主張を貫き通したい。くたばれバカアカ教師!!
  • バカアカ教師は百害あって一利なし!!
  • 発達障害児に有害なバカアカ教師など、これを機に粛清してやれ!! 特に北海道は、こういったバカアカ教師がのさばる地域だから。
  • バカアカ教師どもが。ホンマこいつら有害な存在でしかないわ。
  • とっととくたばりやがれ、アカ教師ども!! 北海道はそんなアカ教師どもがはびこる、かわいそうな地域やな。
  • 「バカアカ教師集団」と言ってやれ。日教組だけでなく全教も。

 さらにさらに、私はツイッターにて、ある北海道在住の発達障害児をお持ちのフォロアーさんに、次のリプライを送ったこともありました。

「今後貴方のお子さんが、おかしなバカアカ教師に当たらないことを祈ります。バカアカ教師の反日自虐思想は、発達障害児の自尊心を確実に失わせます。貴方がお住まいの地域は、特にバカアカ教師の多いところですので、要警戒ですよ」

 いやははははは。これでは私、上記2名の発言に何やかんやと口出しする資格などありませんねえ。
 この私こそがアカ教師、いやいやここでは「左翼教師」ということにしましょうか、彼らに関することで極端な主張を展開し、断定していたのではありませんか。ホンマに他人のこと偉そうに言えやしません。私の発言はきっと、左翼教師の皆さんはもちろん、彼らを支持する方々をも不愉快に感じさせたことでしょう。すみませんねえ。
 今後は感情的にならずに、左翼教師に対しては穏やかな言葉で批判をしていくことにします。


 まあとにかく、こういったことから、私も含めた自閉症スペクトラム当事者には「極端な主張で断定する」傾向があるのかもしれないと私は思った。今回はそういう話でした。

スポーツとギャンブルの話題に乗ってこない発達障害関連の人たち

 先日、ツイッター上でとあるフォロワーさんがこういったことをつぶやいていました。

「発達障害関連のフォロワーさんたちは、スポーツの話題に関心がないようだ」

 私はこれに即座に反応しました。まったくその通りだと思いましたから。そしてその人に、次のリプライを返しました。

「わかります。私も頻繁にNPBの話題ツイッターでつぶやきますが、発達障害関連のフォロワーさんたち、ついてきませんね。これがギャンブルの話題となると、なおさらです! スポーツとギャンブルは、発達障害クラスタの大部分とは相容れないのでしょうか?」

 これを受け、その人「確かにギャンブルもそうですね」とのご回答。このような「発達障害関連の人たちはスポーツとギャンブルの話についていかない」といった話を少しばかりしたのでした。


 発達障害関連の人たちがスポーツとギャンブルの話題を取り上げることが少ないということ、前々から感じていました。決してまったくいないというわけではありませんが、関心がない人が多数であることは否定できません。

 では、それはなぜなのか。私なりに分析してみました。
 まずスポーツの話題について。発達障害関連、とりわけ当事者は総じて運動が苦手です。生まれつきの身体機能に障害が影響していることもありまして。それゆえ、スポーツに対する関心が薄い、ということがまず考えられます。
 まあこれについては、私のように「やるのがダメだから、せめて見るほうで楽しもう」との方向に考える人もいますが、本当に関心のない人は、見ることさえも関心がないのでしょう。
 また、スポーツの世界によく見られる「支配・被支配の構造」、発達障害関連はこれに嫌悪感を覚える人が多いことも要因であるように思います。上下関係の厳しさが「定型から虐げられる障害者の構図」と重なって、スポーツの世界を拒絶するというパターンではないかと。

 次にギャンブルについて。発達障害関連は基本的にマジメな人が多く、それゆえギャンブルを「悪」と決め付けている人が多いからではないかと推察します。パチンコや違法賭博はともかく、競馬・競輪・ボートレース・オートレースの公営ギャンブルは、公共のための金集めを第一の目的としているのですがね。
 しかし公営ギャンブルすらも「お役所が金を吸い上げている」と解釈する人がいるときています。発達障害関連もこう考える人が多いのでしょう。権威・権力を悪とみなして反発する人が多いですからね、この界隈。


 そうなると、この私なんぞは発達障害関連の中でも少数派に属する、いうなれば「マイノリティ・イン・マイノリティ」ということでしょうか? まあ別にそれでもいいですがね私は。
 ただ、多数派の論理を振りかざして私のような人間を排除するマネはしてほしくないですね。発達障害界隈は、平気でこういったことをする人たちでいっぱいですから、余計にそう思います。

交流の場に顔を出すことも大切

 今日は休日でしたが、勤め先スタッフ間の交流を兼ねたレクリエーションがあり、私はそれに出席しました。
 正直、最初は気が乗りませんでした。今回のレクリエーションは、バスケットボールとバーベキュー。ふたつがセットとなっていて、両方に出席することが条件。普段あまりスポーツなどしない私ゆえ、前半は苦痛な時間を過ごすこととなりそうだと感じていたのです。まあ後半のバーベキューは楽しみだったのですが。

 そんな心境で臨んだバスケ。適当にやって終わるのを待つかと思ってゲームに参加したのですが……なぜなのでしょう。体が勝手に懸命にボールを追ってしまうではありませんか。体を動かして楽しむのも久しぶりということで、そのころの思い出がよみがえってきたのです。こういった遊びでも「負けたくない!」とバカ真剣になっていた、あのころを。
 そして気づきました。実際やってみたら楽しいではないか、と。そして、職場とは違うスタッフの人たちの顔も垣間見ることもでき、これもまた楽しさを増すこととなりました。
 苦痛などとんでもない、前半は「参加してよかった」と心から思えるくらいに、楽しい時間を過ごせました。ま、体力をかなり消耗して体にもムチ打ちましたので、その点は相当キツかったですが。

 バスケの後はバーベキュー。肉も酒類もたくさん。運動をしたあとの食事は、なぜにこんなにもウマく感じられるのでしょう。あいにくこの日は小雨がぱらついていたので、テントの下でのバーベキューとなったのですが、それでも野外で食べる肉のウマさは格別です。
 この席となると、酒が入るためか参加者のテンションも上がってきます。そこで腹を割って話ができるようにもなります。私も普段あまり話をしない人といろいろな話をしたのでした。酒の席はこういうことを気兼ねなくできるのでいいです。
 レクリエーションも終わりに近づいたころ、スタッフのひとりが私にこう言ってきました。
「エビフライ飯は今やうちの社の貴重な戦力。だから今後もこういうレクにどんどん参加してほしいと思う」
 私はうれしさがこみ上げてきました。その人は酒が多く入った状態で、単に勢いで口に出しただけでしょう。それでもいいのです。こういった言葉ひとつでも、私は元気が沸いてきますから。
 そしてやはり酒が多く入った私は思わず「ありがとうございます!」と叫んだのでした。そしてこうも。
「私、昔は役立たずと扱われてばかりでしたので、そう言われると大変うれしく思います!!」
 この私の言葉もまた、勢いから出たものです。それでも自虐的になってしまう私はいったい……

 まあとにかく、予想外に楽しい時間を過ごせたことで、今回は大満足でした。
 やはり、こういった交流の場に顔を出すことも大切ですね。今回参加してそれをとみに感じました。自分の時間を取られたくない、人との接触がわずらわしいと避けてばかりでは、他人と円滑な関係など築けませんからね。

雨の中、大阪~半田間を二輪車で走り抜ける!

 私は二輪車での荷物配送の仕事をしているのですが、先日大阪から愛知県の半田市までの配送の仕事がありました。
 かなりの長距離であるうえ、この日はずっと雨の天気。二輪車にとって雨は大変にやっかいなものです。特にこういった長距離となると、高速道路を走りますのでなおさらです。しかしそんなことは言っていられません。お客様の大事な荷物を後ろのボックスに積み、いざ半田へと向かいます。

 大阪から半田までの高速ルートは、次のとおり。
  • 吹田IC→(名神高速)→草津JCT→(新名神高速)→亀山JCT→(東名阪道)→四日市JCT→(伊勢湾岸道)→大府IC→大府西IC→(知多半島道路)→半田IC
 私はこのルートをしっかりと頭にインプットし、二輪車を走らせたのでした。高速のルートは正確に把握しておかないと、出るインターを間違えたり、ジャンクションで違う道に入ったりしてしまいかねませんから。

 このルートの途中にある新名神高速。これができてから大阪から名古屋方面へ行くのに便利になりました。これができる前は、今回のように半田まで行くには、松原から西名阪道→名阪国道→東名阪道 のルートで行かざるを得なかったのです。
 私は正直、この「名阪道ルート」は走りたくないと思っています。この途中にある名阪国道、これが走っていてとても怖く感じるからです。
 話の筋から外れますが、ここでその名阪国道についての話を。
 名阪国道は無料で通行できる道路です。それゆえ料金が安く済むということで、大型トラックが多数走ります。まずこれが怖いのです。大型車からは二輪車は目につきにくく、またときに邪魔者扱いされて煽られることもあります。二輪車はじゅうぶんに警戒しながら走らなければなりません。
 また、この道の途中には通称「Ωカーブ」と呼ばれる大変急なカーブがあります。ここをスピードを上げて走るのは大変危険です。この地点では事故率が飛びぬけて高くなっています。そういった意味からも怖い道です。
 かつて私は、そんな「恐怖の名阪国道」を走ったことがあります。しかも土砂降りの雨の中で。それでもこのときは、無事に走り抜けました。こんな危険度の高い道を雨が降る中で走りぬいたことで、いくらか自信がついてきた気がしました。でも名阪国道を走るのがイヤなのに変わりはありませんがね。

 話を戻して。
 今回は恐怖の名阪国道を走ることなく、新名神を走ればよいのです。この道なら走りやすく、スピードを上げて走れます。ただこのときは雨でしたので、多少スピードを抑えざるを得ませんでした。
 頭にインプットしたとおり順調に二輪車を走らせ、伊勢湾岸道へとさしかかりました。この伊勢湾岸道、非常に眺めのいいところを走る道でした。
 走っていて湾岸長島ICが近づいてくると、視界にジェットコースターと思しき物体が入りました。もう少し行けば、遊園地のアトラクションの数々が。ここはナガシマスパーランド。伊勢湾岸道から間近に見えるところにあったのでした。ひと目見ただけでしたが(運転中にじっと見るのは危険です!)、ナガシマスパーランドというところは、結構デカい規模の遊園地なのだなと感じました。ちなみにこの日は雨ということで、どのアトラクションも動いていませんでした。
 さらに走らせていくと、三重県から名古屋市へ。伊勢湾岸道は名古屋港付近を通るのですが、ここに3つの斜張橋がかかっています。これらは「名港トリトン」と呼ばれていて、3つの橋はどれも美しい形をしています。こういったものを見られる伊勢湾岸道、すばらしいです。
 ただ、こういった海岸の橋を二輪車で走るのは、かなりスリルがあるのです。全般的に風が強めで、二輪車は横風に煽られることが多いのです。これもまた二輪車乗りにとっては恐怖を感じるものであります。
 また話の筋から外れてしまいますが、私はかつて大鳴門橋を二輪車で走って渡った経験があります。淡路島と四国を結ぶ、あの橋ですね。
 この大鳴門橋、普段から強めの風が吹くために「二輪車転倒注意」の標識が掲げられているのです。ゆえにかなり強い風が吹いたなら、二輪車通行止めとなってしまう。そんな橋なのです。そんな橋を私は二輪車で走り切りました。これによって、海上の高速の橋を渡ることに対しては、いくらか自信がついた気がしたのでした。
 大鳴門橋を二輪車で走った私です。それを思えば、名港トリトンもひるむことなく走れるというものです。ま、さすがにこの雨の天気の中では、スピードを落とさないと怖く感じたのですがね。

 そんなこんなで、私は無事に半田までたどり着き、無事に荷物を届け先に届けたのでした。
 時にはツラいと感じることもあるこの仕事ですが、また時には今回書いたようなすばらしいものを目にできることもあります。なので私、今でもこの仕事を続けています。


 ちまたでは「自閉症スペクトラム当事者は、車の運転には向かない」といった意見が多く聞かれます。また一部では「自閉症スペクトラム当事者に車やバイクの運転をさせるな。『走る凶器』なのだから」などといった、かなり過激かつ極端な意見もあるときています。
 しかし中にはこの私のように、自閉症スペクトラム当事者でありながら二輪車の運転を仕事として、かつそれを継続させている人間だっているのです。今回はそういった例もあるということをアピールする意味も込めて、この記事を書きました。


(余談)
 愛知県半田市には、大昔に競艇場がありました。しかし台風により施設が全壊したことで、そのまま廃止となったのでした。
 現在、半田市はボートレース常滑の第2施行者です。

何だかんだと書かれたことさえ懐かしく感じる

 今日、ちと懐かしく感じられたものを、ネット上にて見ました。↓こちらです。

199 :優しい名無しさん:2011/12/18(日) 11:35:34.25 ID:5cl6JPFh

http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-450.html
この発狂してるエビフライって当事者内では有名人だって聞いたが、バカ丸出しだな。
自分のやってることがどれだけ痛いか理解できてねえのかなこいつは。
いい年してこれじゃアスペの評判悪くしてるだけだろ。全く迷惑千万だなw


200 :優しい名無しさん:2011/12/18(日) 12:01:53.82 ID:7CAM8+Nt

>>199
安心しろ、お前の評判がよくなることも、そいつと無関係に全然ないから


201 :優しい名無しさん:2011/12/18(日) 12:28:18.51 ID:5cl6JPFh

>>200
お前の言うとおりで、俺の評判なんかどうなろうと悪いに決まってるが、
俺たちの後輩(20代以下の若いアスペ)がトバッチリ食らうのはかわいそうだろ。
俺もバカだが、このエビフライみたいにネットで自分のバカを晒したりはしないぞ。


202 :優しい名無しさん:2011/12/18(日) 12:35:32.17 ID:9m8r091R

>>199
ポケモンみたいにバトルしながら経験値を上げてる様子を blogで読めるのは面白い。

http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-255.html
発達障害でもゆっくりながら成長するものです 2010-11-13

がいいね。


203 :優しい名無しさん:2011/12/18(日) 12:47:30.29 ID:5cl6JPFh

>>202
そのバトルは本来18歳までに完了させるべきものであって、
大人になってもジタバタしてたら世間ではアホ呼ばわりされるだけ。
大人になってからのバトルはこっそりやって欲しい。ネットで晒すなどもってのほか。


204 :優しい名無しさん:2011/12/18(日) 12:48:34.55 ID:I0fFdo2K

>>199
その記事の内容じたいはおかしいとは思えない。

ただしプロフィールの写真を見る限り、犯罪者っぽい印象の頭骨だね。
人を挑発する意図が無いなら隠しておいたほうがいいと思う。


205 :優しい名無しさん:2011/12/18(日) 13:01:00.11 ID:9m8r091R

>>203
「本来」が通じる人種なら苦労はしない(笑)
blogはいやなら読まなきゃいいわけで、さらすにはいいメディアだと思う。

定型発達者はわけのわからん情報の氾濫の中におかれると、頭が混乱して
精神が持たないので、ネットじゃなくてTVを見ているほうがお勧め。



206 :優しい名無しさん:2011/12/18(日) 13:07:49.10 ID:5cl6JPFh

>>204
このブログって、タイトルもケンカ売ってるみたいだし、
読む人がどう思うかっていうのが全く欠落してるんだよな。
アスペの痛い面がそのまま丸出しになってる感じ。
だから、「お前のやってることは痛いぞ」っていう指摘は、的を射てると思うよ。
図星だったからこいつも発狂したわけで。
>>205
ブログは「チラシの裏を安価に提供するサービス」だから、ここまで流行ったんだが、
全世界の不特定多数に晒している以上、やはりブロガーには最低限の空気を読むマナーは必要。
エビフライはそれができてないってこと。


207 :優しい名無しさん:2011/12/18(日) 13:26:23.92 ID:9m8r091R

>>206
 マナーかぁ。
 
 深読みしてみると、
 君が一番恐れているのは、空気を読まないアスペ同士がネットでつながってお互いに
 励ましあう社会、従来の枠組みでは管理出来ない社会になることではないのかな。。

 もうエジプトとかではなってるみたいだし、日本でもきっとそうなるよね。


208 :優しい名無しさん:2011/12/18(日) 13:40:38.23 ID:5cl6JPFh

>>207
アスペはどこまで行っても障害者で、欠陥を抱えてるんだから、
その欠陥はアスペどうしでもビシビシ指摘し合って向上を図るべき。
アスペどうしの傷の舐め合いはダメ。
エビフライが勘違いしているのは、
「俺はリアルではいじめられてきたけど、ネット上だったら何をやっても認めて(褒めて)もらえる」
と思っていること。
ネットだって人と人とのコミュなんだから、KYな奴は叩かれて当然。


209 :優しい名無しさん:2011/12/18(日) 14:18:48.15 ID:9m8r091R

>>208
人間誰しも欠陥はある。
先天的精神疾患と先天的ブスはどちらも人にいやな思いをさせる欠陥ではある。
ブスは整形したらましになるが、精神疾患はそこまで科学が行っていない。
残念としかいいようがない。


 これら、2ちゃんねるメンタルヘルス板の「アスペルガー症候群についてマターリ語り合うスレ95」に書き込まれていた内容です。
 ここにて私のことが取りざたされていますが、これは私が↓の記事を書いたことを受けてのものです。

 他人のブログの体裁に口出しする愚かさ 2011-12-15
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-450.html

 概要は
「エビフライ飯がブログに自身のスキンヘッドの写真を掲載していることに、どこぞのアホンダラが文句を言ってきた。エビフライ飯はそれに対して『見たくなければ見るなボケ』と返答。それにコメ主がキレてアホっぷりをさらけ出した」
 というものです。
 やはりというべきか、こんなアホンダラを擁護する者がいたようでして。ID「5cl6JPFh」氏は、私を何がなんでも貶めたい思いに駆られたようで、上記スレにて何だかんだと私のことを悪し様に書き立ててやりたいというのが、よく伝わりました。やはりこいつもアホンダラやな、せせら笑ってやるわいボケが、と当時の私は思ったのでした。

 しかし、こういった書き込みも今では懐かしく感じられたのでした。これを目にした当時はいくらか腹立たしさを感じたものでしたが、今見るとそんな感情は沸いてこないのです。
「ああ、こんなこと書かれたこともあったっけな」
 と、横に流せるようになったのです。
 以前の私ならば、おおいに気になっていたでしょう。時間を経て、上記のような書き込みにどう対処すべきかが、おのずとわかってきたのかもしれません。


 で、話は変わるのですが、上記のように私を「痛いアスペ当事者」と認定する者がいる一方で、私のことを「ニセアスペ」と認定する者もいるようで。

617:優しい名無しさん:2011/05/24(火) 07:43:39.49 ID:V7pI+sBldownup>>616

読んできた。
じぶん当事者で、浅見&エビが大大大っ嫌いな者だが、

ああいう「卑怯なこと」が出来るのが定型さんの強みなんだなあ、と改めて感心した。
いや卑怯というと語弊があるか、じゃこう言い換える。

「正常な社会性に則った、将来を見越した、今もっとも適切な行動」

つまり彼には三つ組が揃ってるということだ
よかったなあエビ、お前アスペじゃなくて、おめでとう!
社会性、コミュ力、想像力が正常に機能する定型脳を持った、競艇好きの愉快なおやじで

もし本物のアスペくんなら、死ぬまで「浅見さん」についてくだろうよ
それどころか「浅見さん」がトンヅラしたたあとでも、
たったひとり「浅見さん」を擁護し続けて、
周囲はもちろん、浅見さん本人にさえ馬鹿扱いされて笑いものにされるんだよ

因みに、
たまにここに来てて、ゴースト臼丼からひどい嫌がらせされてるカリタくんてのがいるだろ、
彼のほうは本物だからさ

もしエビが「俺はアスペだ」と主張するのなら、あんな妙な思わせぶりは止して、
お前が知ってる限りの「浅見さん」の悪事を全部吐けよ、ブログで、さあ今すぐに


 この書き込みを見たときも、同様に書き込み主から相当なアホっぷりを感じ、腹立たしさを覚えました。しかしこれについても、今では懐かしく感じられます。ああ、そういえばどこぞのアホが私を必死に「ニセアスペ認定」したがっていたわなあ……と。

 こうまで考えられるようになったということは、私は精神的にけっこう強くなってきたのかな?と思います。以前の私ならば、こんな書き込み目にしただけで、精神的に相当参っていましたから。
 そして、こういった書き込みを「横に流す」ことができたということ、これは自分自身の成長ともいえます。こんなことを書くと、また上記のような「ニセアスペ認定」されそうですが、気にしません。言いたいヤツには言わせておくとします。

体調不良までも引き起こした、あるできごと

 今月5月は半ばあたりからどうにも体調が悪く感じられ、胃腸の調子もおかしく食欲も減退するという体調不良が続いていました。それはしばらくの間続いたのですが、5月も終わりとなった今ごろ、それらがまるで何もなかったかのように復調しました。
 いったい、この体調不良の原因は何だったのか。自分で考えてみたところ、原因がわかりました。以下にその詳細を、順を追って説明いたします。

 今月の連休明け、勤務先の業務シフトが変更となるとの知らせを受けました。私が入っている業務に携わる人のうちのひとりが辞めるというので、それを受けての変更です。しかし具体的にどのように変更となるのかは、まだ何も決まっていないという状態でした。
 私にとってはこれ、精神的にかなりキツい状況に感じてしまいます。何がキツイのか。それは「先の見通しが立たない」ことがです。
 これまでのシフトで、毎日のリズムをつかんでそれに慣れていたところへ、シフト変更および業務メンバーの変更の話がやってきました。そうなると、また新たなリズムをつかむため、新たなシフト等に対処していかねばなりません。
 それにはこの先どう変更となるのかという、見通しの立った話があるのならばよかったのですが……知らせを受けてから、いっこうにどう変更となるのかが知らされませんでした。これでは対処のしようがありません。そしてそれは、今週の火曜日まで続きました。

 体調不良の原因はこれでした。先の見通しが立たない状態が半月ほども続いて、それで不安な気持ちに陥って、その不安が胃腸を直撃していたのでした。
 幸い5月最終週になって、ようやく新しいシフトも後釜も決まりました。これでやっと対処に入れることとなったためか、一気に安心感が増大。体調も一気に元に戻ったのでした。

 今回の一件で感じたこと。先の見通しの立たない状態が続いただけで、こういった体調不良を引き起こすという点、やはり自分は自閉症の人間なのだなあと。
 急激な変化やこの先どうなるのかがわからない状況は、自閉症者が苦手としているところです。自分もモロにこれに当てはまっていた、今回はそういうお話でした。

忌まわしい思い出は克服できる

 しつこいまでに、先日の飯塚行き関連の話を書きます。

 4月の終わりに私が行った飯塚。実を言いますと……この飯塚に、私は10年前に住んでいたのです。
 新たな勤務先に入るため、当時の私は飯塚まで来たのですが、この勤務先が今風にいうと「ブラック企業」でした。連日朝8時に出勤したなら日付が変わるまで勤務。睡眠もじゅうぶんにとれない状況。加えて勤務先の上司からは、毎日のように言葉の暴力を受け続けていました。
 そんな会社でしたから、1週間ほどで辞めてしまいました。大いなる決意で入社したにもかかわらず、わずかの時間に精神的にも肉体的にもボロボロになって、今後に希望を見出せなくなった状況に陥ってしまいました。
 そんなことがあった関係で、数年前まではそんな忌まわしい思い出のある飯塚へ行くことなど、ありえない状況だったのです。飯塚での思い出が脳に残る状態で、当時の悪夢がよみがえりそうになりましたから。

 では、そんな忌まわしさ残る飯塚へ、なぜ今年は行けたのか。それは現在の職場で仕事が続けられていることが大きいです。
 幸い、現在の職場は比較的恵まれた場で、精神的にも肉体的にも安定した状態を保てる日々を送れています。しかし、ここまで来るのは険しい道のりでした。
 一度味わった忌まわしい思い出と、その際に受けた精神的打撃を抱えながらの、新たな職場での勤務。正直不安だらけでした。そんな中で入った職場。もうあらゆる仕事が手探りで何が何やらわからず、失敗の連続。自信を失い落ち込んだときもありました。
 しかし、そこで私は自分に発破をかけたのです。「ここで降参したら、もうこれから先何もできないぞ!!」と。そして飯塚にいたときのことを思い出したのです。今はツラい時期だろうが、それでも飯塚のときと比べればマシだ。だから乗り越えられるだろう、乗り越えてみせろ!と、私は逃げることなく前に進むことを選択しました。
 そのときの踏ん張りが効いたのか、今では不安もなく仕事をこなせるようになってきました。それに伴って、飯塚でのツラい出来事もいつしか「単なる昔の思い出」として流せるようになったのです。飯塚でのことを考えるのが、だんだんバカバカしく感じられるようになりましたから。昔のことにとらわれるなど時間の無駄、大事なのは今あるこの時間だと感じられるようになりましたから。
 それゆえ今年、私は何の問題もなく飯塚に行けたのです。


 私自身がこういったことを経験していることから、たとえ精神的打撃を受ける忌まわしい思い出を抱えてしまっても、本人の気持ち次第で、それを克服することはできるのではないかと思うのです。
 忌まわしい思い出で精神的にやられた人の気持ちもわからなくはないです。しかしいつまでも、それにとらわれてはならないと思うのです。いずれはどこかで、切り替えをおこなわなければならないでしょう。そうしないと、いつまでたっても前には進めませんから。
 前に進むためには、一度自分に発破をかけてやることを考えると、案外いい方向へ行くものかもしれませんよ。

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