ボートレース戸田訪問記・6(+おまけ)
2011-08-13
ボートレース戸田場内の食べ物を前回の記事にて紹介しましたが、確かにバラエティには富んでいるのです。飲食店の数もわりと多いほうですし。
ですが「これが売りだ!」と呼べる食べ物が、残念ながらないのですね。しいて言うなら、他場ではあまり見ることのない、串差しキュウリがそうでしょうか? ネットや雑誌で、戸田へよく行く人が書く文章を見てみると「キュウリをかじりながら……」といった内容をしばしば目にします。
でもまあ、戸田ではじゅうぶんに食べ物にありつけるといってよいでしょう。
さて、今回私はボートレース戸田まで行ったわけですが、ここは私にとって「この戸田こそ、ボートの聖地だ!」と思わずにはいられなくなりました。今まで書いたことのまとめのようになりますが、次の要素がそう思わせたのです。
東京オリンピックボート競技会場という名前の重み、水面にかかる特徴的な吊り橋、水面際ギリギリにボートが近づくほどド迫力のレース、3連単オッズを映し出す電光掲示板、値段が高く売りになるものはないもののバラエティに富んだ場内の食べ物。
何というか、見る側を楽しませてくれる要素が、ここにはあるのです。
ボートレース戸田。ここは首都圏の隠れた公営娯楽施設です。東京の北、荒川の向こう側に、それはあります。
首都圏には平和島という「東のメッカ」と呼ばれるレース場がありますが、戸田もそう呼ばれるにふさわしい場だと思います。
これだけ最高の気分になれるレース場へ、いつも通うことができる地元の人たちが、正直うらやましいですねえ。
で、ここからは戸田から外れる話題となりますが……
今回せっかく関東まではるばる来たということで、レース終了後このまま帰るのは惜しいと思いました。ではどこかでもうしばらく時間を使おうかと考えて、決めた行先は……秋葉原でした。
戸田公園駅から電車で30分ほど。秋葉原駅に到着し改札を出た時点で、仰天しました。以前行ったとき(もう15年くらい前です)に比べて、駅がめちゃくちゃ広くなっていたからです。
駅の外へ出てみれば、異空間の匂いがしてくる、この秋葉原という場所。15年くらい見なかったうちに、すっかり変貌をなしとげていました。「おでん缶自販機」ですっかり有名になった「チチブデンキ」を見つけ、またひそかに話題となっている「ゴーゴーカレー」も食べることができました。最近の秋葉原では、カレーが新しい名物となっているようなのです。
そんな調子で「異空間」秋葉原を散策していた私ですが、ふと思いました。
もし、ここ秋葉原に場外舟券売場ができたら、いったいどのようになるだろうか?と。
入り口ゲート前では、いわゆる「萌え~」な少女キャラの立ち絵が「ようこそ!」とお出迎え。場内のコンシェルジュは水兵服(舟関連で)。場内のカフェコーナーはメイドカフェで、店員がメイド姿でおもてなし。初心者向けのパンフレットは萌え漫画風。そして、これまで萌えキャラで売り出してきたボートレース徳山のポスターギャラリーが。
……などとくだらない妄想してしまいました。この部分は読み飛ばしてくださって結構です。
秋葉原で、そして東京駅のエキナカで、あわてることなくゆっくりと時間をつぶし、東京駅を出発したのは20時ごろ。帰宅したのは、日付が変わる約30分前でした。
朝3時半に起きて、実に20時間、その日は動き続けたわけです。相当な強行軍での戸田行きでしたが、まあ充実した、充実しきった一日とはなったのでした。
ですが「これが売りだ!」と呼べる食べ物が、残念ながらないのですね。しいて言うなら、他場ではあまり見ることのない、串差しキュウリがそうでしょうか? ネットや雑誌で、戸田へよく行く人が書く文章を見てみると「キュウリをかじりながら……」といった内容をしばしば目にします。
でもまあ、戸田ではじゅうぶんに食べ物にありつけるといってよいでしょう。
さて、今回私はボートレース戸田まで行ったわけですが、ここは私にとって「この戸田こそ、ボートの聖地だ!」と思わずにはいられなくなりました。今まで書いたことのまとめのようになりますが、次の要素がそう思わせたのです。
東京オリンピックボート競技会場という名前の重み、水面にかかる特徴的な吊り橋、水面際ギリギリにボートが近づくほどド迫力のレース、3連単オッズを映し出す電光掲示板、値段が高く売りになるものはないもののバラエティに富んだ場内の食べ物。
何というか、見る側を楽しませてくれる要素が、ここにはあるのです。
ボートレース戸田。ここは首都圏の隠れた公営娯楽施設です。東京の北、荒川の向こう側に、それはあります。
首都圏には平和島という「東のメッカ」と呼ばれるレース場がありますが、戸田もそう呼ばれるにふさわしい場だと思います。
これだけ最高の気分になれるレース場へ、いつも通うことができる地元の人たちが、正直うらやましいですねえ。
で、ここからは戸田から外れる話題となりますが……
今回せっかく関東まではるばる来たということで、レース終了後このまま帰るのは惜しいと思いました。ではどこかでもうしばらく時間を使おうかと考えて、決めた行先は……秋葉原でした。
戸田公園駅から電車で30分ほど。秋葉原駅に到着し改札を出た時点で、仰天しました。以前行ったとき(もう15年くらい前です)に比べて、駅がめちゃくちゃ広くなっていたからです。
駅の外へ出てみれば、異空間の匂いがしてくる、この秋葉原という場所。15年くらい見なかったうちに、すっかり変貌をなしとげていました。「おでん缶自販機」ですっかり有名になった「チチブデンキ」を見つけ、またひそかに話題となっている「ゴーゴーカレー」も食べることができました。最近の秋葉原では、カレーが新しい名物となっているようなのです。
そんな調子で「異空間」秋葉原を散策していた私ですが、ふと思いました。
もし、ここ秋葉原に場外舟券売場ができたら、いったいどのようになるだろうか?と。
入り口ゲート前では、いわゆる「萌え~」な少女キャラの立ち絵が「ようこそ!」とお出迎え。場内のコンシェルジュは水兵服(舟関連で)。場内のカフェコーナーはメイドカフェで、店員がメイド姿でおもてなし。初心者向けのパンフレットは萌え漫画風。そして、これまで萌えキャラで売り出してきたボートレース徳山のポスターギャラリーが。
……などとくだらない妄想してしまいました。この部分は読み飛ばしてくださって結構です。
秋葉原で、そして東京駅のエキナカで、あわてることなくゆっくりと時間をつぶし、東京駅を出発したのは20時ごろ。帰宅したのは、日付が変わる約30分前でした。
朝3時半に起きて、実に20時間、その日は動き続けたわけです。相当な強行軍での戸田行きでしたが、まあ充実した、充実しきった一日とはなったのでした。
ボートレース戸田訪問記・5
2011-08-12
ボートレース戸田場内には、飲食店がけっこう多くあります。次のとおりです。
・1階1M側 マスコット
・2階1M側 ドルフィン
・2階2M側 オアシス
・3階中央 フードコート
・3階中央 ワールドII
このほか、1階2M側には「ブラジル」というコーヒースタンドがあります。コーヒーだからブラジルというのは、あまりに単純かつ短絡的ですね。ま、わかりやすくていいとも言えますが。
ここは1ヶ所だけでなく、場内の数ヶ所にワゴンを出して、コーヒーを出張販売しています。ここのコーヒーは、ホット・アイス問わず1杯200円。やはり夏に飲むならアイスですね。私はミルクひとつだけ入れて、砂糖なしで飲むのが好みです。
2階1M側にある「ドルフィン」では、普通に丼物・麺類・カレーなどの食事類が販売されていますが、それだけではないのです。ここでは食事類のほかに、おむつやバンソウコウ、貼るタイプの冷却シートに、サイン用の色紙までも販売されています。
こういったものが売られているということは、ある程度の需要があるということですかねえ。おむつは赤ちゃん連れの客にはありがたいでしょう。場内でケガをすることだってありますから、そうなるとバンソウコウが必要となります。また、夏には熱中症になる恐れがあることでしょうから、そのときには冷却シートが役に立ちます。サイン用色紙もまあ、選手のサインをもらいたいという人には必要なものなのでしょう。
にしても、こういったものがボートレース場内で売られているのは、異色といえます。
上記飲食店の中の「フードコート」は、6つのブースがあります。ハンバーガー、牛丼、うどん&そば、ラーメン、定食、軽食の6つ。このうちの牛丼は、吉野家です。
このうちの軽食のブースでは、串にささったキュウリが売られていました。これ、以前行った桐生でも目にしたものです。この串刺しキュウリは、関東ではメジャーなのでしょうか? 私は関東でしか、この串刺しキュウリを見たことがないのですが。
それはさておき、私はここにて、ラーメンのブースで「つけ麺」を注文し、食べました。↓こちらがそのつけ麺。650円。

生ビールといっしょにたのんでしまいました。なお左上にあるのは、生ビールを注文した際にサービスでついてくる、柿の種です。
スープは魚介とトンコツを混ぜ合わせたもので、中の具は焼き海苔にメンマ、チャーシューときざみネギ。温かいものと冷たいもの、どちらか好きなほうを選べます。私は温かいほうを注文しました。暑い夏でも、つけ麺なら温かくてもわりあいラクに食べられるものです。
で、このフードコートは、外の光を採るようにガラス窓が張られています。当然そこから外の様子を見ることができるのですが……ここは見渡せど、荒川の土手しか見えません。外の眺めを見ながら食事をしようと考えても、目の前に見えるのは土手の草ばかりです。本当にここの窓は、採光のためだけのものです。
先ほど生ビールの話が出ましたが、BR戸田では生ビールに限って、アルコールが販売されています。ただ、これが1杯600円と高めのお値段。ビールばかりでなく、戸田の食事類は値段が総じて高めです。
この生ビール、フードコートでは専用の販売スペースがあり、そこで受け渡しとなります。他のブースでビールを注文したときには、引換券のようなものを渡され、それを持っていってビールをもらいます。そこでサービスとして、柿の種をくれるのです。
(まだ続く。次で本当に終わり)
・1階1M側 マスコット
・2階1M側 ドルフィン
・2階2M側 オアシス
・3階中央 フードコート
・3階中央 ワールドII
このほか、1階2M側には「ブラジル」というコーヒースタンドがあります。コーヒーだからブラジルというのは、あまりに単純かつ短絡的ですね。ま、わかりやすくていいとも言えますが。
ここは1ヶ所だけでなく、場内の数ヶ所にワゴンを出して、コーヒーを出張販売しています。ここのコーヒーは、ホット・アイス問わず1杯200円。やはり夏に飲むならアイスですね。私はミルクひとつだけ入れて、砂糖なしで飲むのが好みです。
2階1M側にある「ドルフィン」では、普通に丼物・麺類・カレーなどの食事類が販売されていますが、それだけではないのです。ここでは食事類のほかに、おむつやバンソウコウ、貼るタイプの冷却シートに、サイン用の色紙までも販売されています。
こういったものが売られているということは、ある程度の需要があるということですかねえ。おむつは赤ちゃん連れの客にはありがたいでしょう。場内でケガをすることだってありますから、そうなるとバンソウコウが必要となります。また、夏には熱中症になる恐れがあることでしょうから、そのときには冷却シートが役に立ちます。サイン用色紙もまあ、選手のサインをもらいたいという人には必要なものなのでしょう。
にしても、こういったものがボートレース場内で売られているのは、異色といえます。
上記飲食店の中の「フードコート」は、6つのブースがあります。ハンバーガー、牛丼、うどん&そば、ラーメン、定食、軽食の6つ。このうちの牛丼は、吉野家です。
このうちの軽食のブースでは、串にささったキュウリが売られていました。これ、以前行った桐生でも目にしたものです。この串刺しキュウリは、関東ではメジャーなのでしょうか? 私は関東でしか、この串刺しキュウリを見たことがないのですが。
それはさておき、私はここにて、ラーメンのブースで「つけ麺」を注文し、食べました。↓こちらがそのつけ麺。650円。

生ビールといっしょにたのんでしまいました。なお左上にあるのは、生ビールを注文した際にサービスでついてくる、柿の種です。
スープは魚介とトンコツを混ぜ合わせたもので、中の具は焼き海苔にメンマ、チャーシューときざみネギ。温かいものと冷たいもの、どちらか好きなほうを選べます。私は温かいほうを注文しました。暑い夏でも、つけ麺なら温かくてもわりあいラクに食べられるものです。
で、このフードコートは、外の光を採るようにガラス窓が張られています。当然そこから外の様子を見ることができるのですが……ここは見渡せど、荒川の土手しか見えません。外の眺めを見ながら食事をしようと考えても、目の前に見えるのは土手の草ばかりです。本当にここの窓は、採光のためだけのものです。
先ほど生ビールの話が出ましたが、BR戸田では生ビールに限って、アルコールが販売されています。ただ、これが1杯600円と高めのお値段。ビールばかりでなく、戸田の食事類は値段が総じて高めです。
この生ビール、フードコートでは専用の販売スペースがあり、そこで受け渡しとなります。他のブースでビールを注文したときには、引換券のようなものを渡され、それを持っていってビールをもらいます。そこでサービスとして、柿の種をくれるのです。
(まだ続く。次で本当に終わり)
ボートレース戸田訪問記・4
2011-08-11
では、今度はボートレース戸田のスタンド内部に目を向けてみるとします。
BR戸田では、イベントホールが2M側にあります。このイベントホールの部分は、1階から3階まで吹き抜けとなっていまして、2階および3階からでも、ステージの様子を見ることができます。
私が行った日におこなわれていたイベントは、モノマネタレント「ツートン青木」さんのモノマネショー。ツートンさんはここで、ジュディ・オングさんと沢田研二さんのモノマネを披露していました。特にジュディさんのモノマネに関しては、着る衣装をご本人から借りての披露だったとのこと。凝っています。
「復興支援競走」だからといって遠慮せずに、こういった見る側を笑顔にさせるイベントは、どしどしやってもらいたいものですね。
次に、スタンド内の投票所を見てみますと、↓こういった張り紙がありました。

「どこでもはらいおん」……いったい何やこれはと思いましたが、どうやらこれは、関東のレース場および場外発売所の総合払戻サービスのマスコットなのだそうです。
関東地区総合払戻サービスと呼ばれるこのサービスは、桐生・戸田・江戸川・平和島・多摩川の各レース場および、平和島競艇劇場と岡部・栗橋・横浜の各ボートピア、これらで発売された舟券ならば、この9ヶ所すべてで払戻ができるというものです。
うーむ、関東は先を行っていますねえ。残念なことに、近畿地区ではそれほどまでに広範囲の総合払戻サービスはありません。もっとも、住之江と尼崎およびボートピア梅田の相互払戻サービスはあるのですが。
ちなみに、この関東地区総合払戻サービスは、2011年2月から始まりました。え? それは上の張り紙に書かれているって? こりゃまた失礼いたしました。
今回は「東日本復興支援競走」開催ということで、それに関するイベントがありました。
それは「東北物産展」。大震災の被災地となった東北の名物を販売していたのです。特に、福島県の白河市はBR戸田のある戸田市とは友好市なのだそうで、この白河市だけは特別に、産直コーナーが置かれていました。
また、この物産展そばでは、震災被災地の写真展もおこなわれていました。その中で特に目に焼きついたのが「泥まみれになったピカチュウのぬいぐるみ」もう全体が灰色に染まっていて、本体の色など見えやしない状態。おそらく津波をかぶったものかと思われますが、あまりに生生しかったですね。
また、この東北物産展近くでは、移動販売車が来ていました。「横濱カレーパン」「焼き鳥一番」「キャメルンカフェ」の3台。
私はそのうちの「横濱カレーパン」180円を購入しまして、そのあと物産展の青森県ブースにて「青森リンゴジュース ペットボトル入り」200円を購入し、それらをオヤツとしました。
アツアツのカレーパンに、果汁100%のリンゴジュース。この組み合わせはGood!です。カレーはリンゴとけっこう合います。ま、リンゴと蜂蜜を加えたと謳う「バーモントカレー」があるくらいですから、それも当然かもしれません。
あと、リンゴジュースはやはり果汁100%を飲むに限りますね。青森産なので、なおのこと旨く感じられました。これでビタミンCたっぷり。風邪など吹き飛ばしてやれます。
(続く。次で終わり……の予定)
BR戸田では、イベントホールが2M側にあります。このイベントホールの部分は、1階から3階まで吹き抜けとなっていまして、2階および3階からでも、ステージの様子を見ることができます。
私が行った日におこなわれていたイベントは、モノマネタレント「ツートン青木」さんのモノマネショー。ツートンさんはここで、ジュディ・オングさんと沢田研二さんのモノマネを披露していました。特にジュディさんのモノマネに関しては、着る衣装をご本人から借りての披露だったとのこと。凝っています。
「復興支援競走」だからといって遠慮せずに、こういった見る側を笑顔にさせるイベントは、どしどしやってもらいたいものですね。
次に、スタンド内の投票所を見てみますと、↓こういった張り紙がありました。

「どこでもはらいおん」……いったい何やこれはと思いましたが、どうやらこれは、関東のレース場および場外発売所の総合払戻サービスのマスコットなのだそうです。
関東地区総合払戻サービスと呼ばれるこのサービスは、桐生・戸田・江戸川・平和島・多摩川の各レース場および、平和島競艇劇場と岡部・栗橋・横浜の各ボートピア、これらで発売された舟券ならば、この9ヶ所すべてで払戻ができるというものです。
うーむ、関東は先を行っていますねえ。残念なことに、近畿地区ではそれほどまでに広範囲の総合払戻サービスはありません。もっとも、住之江と尼崎およびボートピア梅田の相互払戻サービスはあるのですが。
ちなみに、この関東地区総合払戻サービスは、2011年2月から始まりました。え? それは上の張り紙に書かれているって? こりゃまた失礼いたしました。
今回は「東日本復興支援競走」開催ということで、それに関するイベントがありました。
それは「東北物産展」。大震災の被災地となった東北の名物を販売していたのです。特に、福島県の白河市はBR戸田のある戸田市とは友好市なのだそうで、この白河市だけは特別に、産直コーナーが置かれていました。
また、この物産展そばでは、震災被災地の写真展もおこなわれていました。その中で特に目に焼きついたのが「泥まみれになったピカチュウのぬいぐるみ」もう全体が灰色に染まっていて、本体の色など見えやしない状態。おそらく津波をかぶったものかと思われますが、あまりに生生しかったですね。
また、この東北物産展近くでは、移動販売車が来ていました。「横濱カレーパン」「焼き鳥一番」「キャメルンカフェ」の3台。
私はそのうちの「横濱カレーパン」180円を購入しまして、そのあと物産展の青森県ブースにて「青森リンゴジュース ペットボトル入り」200円を購入し、それらをオヤツとしました。
アツアツのカレーパンに、果汁100%のリンゴジュース。この組み合わせはGood!です。カレーはリンゴとけっこう合います。ま、リンゴと蜂蜜を加えたと謳う「バーモントカレー」があるくらいですから、それも当然かもしれません。
あと、リンゴジュースはやはり果汁100%を飲むに限りますね。青森産なので、なおのこと旨く感じられました。これでビタミンCたっぷり。風邪など吹き飛ばしてやれます。
(続く。次で終わり……の予定)
ボートレース戸田訪問記・3
2011-08-10
ボートレース戸田の競走水面は、ひと目見てわかるくらいに幅が狭いです。前の記事でも書きましたが、ここの水面は元々手漕ぎボートのコースであるがゆえです。
しかし、この幅の狭さが、かえって観戦する側を興奮させてくれるのです。
どういうことかといいますと……幅が狭いということは、それだけボートが間近に見えるということ。よって、激しい競り合いも至近距離で見ることができるということです。
私も実際に、水面そばまで下りてレースを観ましたが、これがもう、今まで行ったレース場の中では最高の迫力でした。水面そばで観ていると、猛スピードで走るボートが自分の目の前で走り、また攻防の展開がはっきりと目に映ります。ここは水面そばでレースを観ないと、実にもったいない場です。
また幅が狭い分、ボートはどうしても水面の際に近いところを行くようになります。ぶつかりはしないかと心配になりもします。しかしまた、こういう点でさらに迫力を増しているという要素もありまして。
それと、BR戸田の水面と陸との仕切りは、金網ではなく透明板でした。↓こちら、前の記事の吊り橋写真ですが、仕切りの板が見えるかと思います。これは透明板なのです。

これによって透過性がよくなっており、レースを観やすくしています。いうなれば、これは野球場に設置されている「砂かぶり席」のような印象を受けます。あ、いえ、ここはボートレース場なので、この場合は「水かぶり席」のほうが正確かもしれません。
その仕切り板をたどっていけば、当然のごとく大時計があるわけでして。
戸田の大時計は↓このような何枚もの透明板に囲まれていました。

そして、近づいて裏面を見てみれば、↓この仕様であることがわかります。

では、今度はバックストレッチ側を見てみることにします。
戸田にも他場と同様に、バックストレッチには大型映像装置と電光掲示板があります。

しかしここの電光掲示板は、他とは違うものがあります。それは3連単のオッズを表示するという点です。↓こちらがそれです。

このように、映像でなく電光表示でオッズが映し出されるのです。
他場では、2連単のオッズならば、電光掲示板で表示するところが多数です。しかし3連単は表示されないか、隣の大型映像装置によって表示されるという場がほとんどです。
しかしこの戸田は、3連単オッズを電光掲示板で表示します。今まで16のボートレース場を訪問してきましたが、このような形態にしている場は、戸田が初めてでした。ひょっとすると、ここだけでしょうか。
大型映像装置には、当然レース中の様子が映し出されます。これもまた、戸田独特の演出があるのです。
レースの模様を映し出していて、最終周のバックストレッチに差しかかると、上位3艇が1艇ずつアップで映し出されます。つまり、もうこれら3艇が上位3着の可能性が高いという状況でのアップ映像です。
そのアップ映像3件に、それぞれ「先頭艇」「2位航走艇」「3位航走艇」とテロップが加えられるのです。これが戸田独特の演出です。
そういえば、ニコニコ動画でボートレース動画を見ていると、ときどきコメントで「先頭艇」「2位航走艇」「3位航走艇」と書き込む輩を見かけます。今回、戸田でその「現物」を目にしまして、「ああ、これのことなんか」と納得したのでした。
(続く)
しかし、この幅の狭さが、かえって観戦する側を興奮させてくれるのです。
どういうことかといいますと……幅が狭いということは、それだけボートが間近に見えるということ。よって、激しい競り合いも至近距離で見ることができるということです。
私も実際に、水面そばまで下りてレースを観ましたが、これがもう、今まで行ったレース場の中では最高の迫力でした。水面そばで観ていると、猛スピードで走るボートが自分の目の前で走り、また攻防の展開がはっきりと目に映ります。ここは水面そばでレースを観ないと、実にもったいない場です。
また幅が狭い分、ボートはどうしても水面の際に近いところを行くようになります。ぶつかりはしないかと心配になりもします。しかしまた、こういう点でさらに迫力を増しているという要素もありまして。
それと、BR戸田の水面と陸との仕切りは、金網ではなく透明板でした。↓こちら、前の記事の吊り橋写真ですが、仕切りの板が見えるかと思います。これは透明板なのです。

これによって透過性がよくなっており、レースを観やすくしています。いうなれば、これは野球場に設置されている「砂かぶり席」のような印象を受けます。あ、いえ、ここはボートレース場なので、この場合は「水かぶり席」のほうが正確かもしれません。
その仕切り板をたどっていけば、当然のごとく大時計があるわけでして。
戸田の大時計は↓このような何枚もの透明板に囲まれていました。

そして、近づいて裏面を見てみれば、↓この仕様であることがわかります。

では、今度はバックストレッチ側を見てみることにします。
戸田にも他場と同様に、バックストレッチには大型映像装置と電光掲示板があります。

しかしここの電光掲示板は、他とは違うものがあります。それは3連単のオッズを表示するという点です。↓こちらがそれです。

このように、映像でなく電光表示でオッズが映し出されるのです。
他場では、2連単のオッズならば、電光掲示板で表示するところが多数です。しかし3連単は表示されないか、隣の大型映像装置によって表示されるという場がほとんどです。
しかしこの戸田は、3連単オッズを電光掲示板で表示します。今まで16のボートレース場を訪問してきましたが、このような形態にしている場は、戸田が初めてでした。ひょっとすると、ここだけでしょうか。
大型映像装置には、当然レース中の様子が映し出されます。これもまた、戸田独特の演出があるのです。
レースの模様を映し出していて、最終周のバックストレッチに差しかかると、上位3艇が1艇ずつアップで映し出されます。つまり、もうこれら3艇が上位3着の可能性が高いという状況でのアップ映像です。
そのアップ映像3件に、それぞれ「先頭艇」「2位航走艇」「3位航走艇」とテロップが加えられるのです。これが戸田独特の演出です。
そういえば、ニコニコ動画でボートレース動画を見ていると、ときどきコメントで「先頭艇」「2位航走艇」「3位航走艇」と書き込む輩を見かけます。今回、戸田でその「現物」を目にしまして、「ああ、これのことなんか」と納得したのでした。
(続く)
ボートレース戸田訪問記・2
2011-08-09
ボートレース戸田の競走水面をまたぐ、戸田公園大橋。この橋の行き着くところは、スタンド3階でした。

橋があるのは1M側(東側)で、こちら側には入場ゲートが3階と1階の2ヶ所あります。1階は橋を渡らずに来場する客が出入りします。
私は橋を渡ってきましたので、3階からの入場です。ここのゲート前では、BR戸田のマスコットキャラクター、ウィンビーがお出迎えです。

ゲートをくぐると、3軒の予想紙売場が見えました。通常、予想紙は場外で売られているものですが、ここでは場内で販売されていたのです。
ここで売られていたのは『ボートレース研究』『競艇ニュース』(注・関西のものとは別物)『ファイティングボートガイド』の3紙。『ファイティングボートガイド』、何かすごくカッコよい名前の予想紙です。全体的にダサい印象のある予想紙の中では、異色といえるのではないでしょうか。
ちなみにこの『ファイティングボートガイド』は、関西ではお目にかかれません。南関東(戸田・江戸川・平和島・多摩川)と浜名湖でのみの販売です。
なお、3階だけでなく、1階のゲートをくぐったところでも、同様に予想紙が販売されています。
入場口は2M側(西側)にもあります。ただし、こちらは1M側とは異なり、ゲートは1階のみです。
こちらでお出迎えするのは、もうひとりのマスコット、ウィンクです。

スタンド1階まで下りて競走水面そばまで行くと、入場前に渡った橋が↓このように見えます。

この橋は写真のような形の吊り橋にせざるを得なかったのです。というのは、ここBR戸田はモーターボートだけでなく、手漕ぎボートのレースもおこなわれる水面だからなのです。BR戸田として使用している部分も手漕ぎボートで使用するため、桁橋ではそれの邪魔をしてしまうというわけです。
橋の向こう側へは、まだ延々と水面が延びていっています。この延々とした水面を使って、手漕ぎボートのレースがおこなわれます。モーターボートのレースは、その水面の端っこを使っているに過ぎないのです。
手漕ぎボートと共用の水面であるがゆえ、その競技および練習のために、水面を開放する必要が出てきます。その場合、モーターボートのレースが終了した後には、BR戸田に設置されているターンマークや消波装置、ポール類等がすべていったん撤去されます。
また、ここはピットが桟橋のような形となっており、スタンド側へと移動される仕組みになっています。手漕ぎボートの競技・練習のときには、このピットも移動して、水面になにも係留物がない状態とされるのです。
このように、BR戸田の水面はモーター・手漕ぎの両ボートが共存している場なのです。
(参考文献:『競艇マクール』2010年8月号)
そもそも、BR戸田が使っている水面は、かつて東京オリンピックでボート競技の会場として使われた場所。由緒ある場所です。その場所で、現在に至るまでモーターボート競技と手漕ぎボート競技が共存し、両者の競走の場として使われてきているのです。
そうなると、この戸田の水面は別の意味で「ボート競技の聖地」といえる場所なのではないか? そんなことをふと、思いました。
そういった側面を持つBR戸田の競走水面。それを実際に見てみて多くの人がいちばんに感じるであろうことがあります。
それは、とにかく「幅が狭い」ことなのです。
(続く)

橋があるのは1M側(東側)で、こちら側には入場ゲートが3階と1階の2ヶ所あります。1階は橋を渡らずに来場する客が出入りします。
私は橋を渡ってきましたので、3階からの入場です。ここのゲート前では、BR戸田のマスコットキャラクター、ウィンビーがお出迎えです。

ゲートをくぐると、3軒の予想紙売場が見えました。通常、予想紙は場外で売られているものですが、ここでは場内で販売されていたのです。
ここで売られていたのは『ボートレース研究』『競艇ニュース』(注・関西のものとは別物)『ファイティングボートガイド』の3紙。『ファイティングボートガイド』、何かすごくカッコよい名前の予想紙です。全体的にダサい印象のある予想紙の中では、異色といえるのではないでしょうか。
ちなみにこの『ファイティングボートガイド』は、関西ではお目にかかれません。南関東(戸田・江戸川・平和島・多摩川)と浜名湖でのみの販売です。
なお、3階だけでなく、1階のゲートをくぐったところでも、同様に予想紙が販売されています。
入場口は2M側(西側)にもあります。ただし、こちらは1M側とは異なり、ゲートは1階のみです。
こちらでお出迎えするのは、もうひとりのマスコット、ウィンクです。

スタンド1階まで下りて競走水面そばまで行くと、入場前に渡った橋が↓このように見えます。

この橋は写真のような形の吊り橋にせざるを得なかったのです。というのは、ここBR戸田はモーターボートだけでなく、手漕ぎボートのレースもおこなわれる水面だからなのです。BR戸田として使用している部分も手漕ぎボートで使用するため、桁橋ではそれの邪魔をしてしまうというわけです。
橋の向こう側へは、まだ延々と水面が延びていっています。この延々とした水面を使って、手漕ぎボートのレースがおこなわれます。モーターボートのレースは、その水面の端っこを使っているに過ぎないのです。
手漕ぎボートと共用の水面であるがゆえ、その競技および練習のために、水面を開放する必要が出てきます。その場合、モーターボートのレースが終了した後には、BR戸田に設置されているターンマークや消波装置、ポール類等がすべていったん撤去されます。
また、ここはピットが桟橋のような形となっており、スタンド側へと移動される仕組みになっています。手漕ぎボートの競技・練習のときには、このピットも移動して、水面になにも係留物がない状態とされるのです。
このように、BR戸田の水面はモーター・手漕ぎの両ボートが共存している場なのです。
(参考文献:『競艇マクール』2010年8月号)
そもそも、BR戸田が使っている水面は、かつて東京オリンピックでボート競技の会場として使われた場所。由緒ある場所です。その場所で、現在に至るまでモーターボート競技と手漕ぎボート競技が共存し、両者の競走の場として使われてきているのです。
そうなると、この戸田の水面は別の意味で「ボート競技の聖地」といえる場所なのではないか? そんなことをふと、思いました。
そういった側面を持つBR戸田の競走水面。それを実際に見てみて多くの人がいちばんに感じるであろうことがあります。
それは、とにかく「幅が狭い」ことなのです。
(続く)
ボートレース戸田訪問記・1
2011-08-08
2011年8月6日、私は埼玉県戸田市にあるボートレース戸田へと行ってまいりました。
本当は今年3月に行く予定にしていました。当初、総理大臣杯が戸田で開催されるということで、それに合わせて現地まで行くつもりにしていたのです。
しかし、開催前に突如起こった、あの大地震。これが影響して、今年の総理杯は中止となりました。
その後、この8月に戸田で「東日本復興支援競走」と題して、総理杯の代替開催がおこなわれることが決定。しかし私は、この時期に戸田へ行こうか行くまいか、迷いがありました。
3月ならばまだ過ごしやすく動きやすい気候なのでよかったのですが、8月ともなると当然、暑いです。私は暑さが大の苦手。そのうえ遠いので、暑さも相まって体力を消耗しやすいかも。こういったことが私の中に引っかかったのです。
まあでも結局、行くことに決めました。今後そうそう行ける場所でもなさそうですし、加えて今年の夏は多く休みをとれそうにない状況だということで、その少ない休みを有効に使ってやろうと考えたのです。
そういうわけで今回訪問したBR戸田でしたが……行ってよかったです! 今年の夏のよい思い出を作ることができました。戸田は私にとって、好きなレース場のひとつに入りました。
では、それほどまで私に思わせた戸田がどのような場所だったか、これからつづっていくとします。
JR埼京線・戸田公園駅。ここがBR戸田の最寄り駅です。なお埼京線に関しては、以前私が↓ここで書きましたので、ご参照までにどうぞ。
(参照記事)
埼京線ってどんな路線だ? 2011-02-10
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-307.html
戸田公園駅の西口には↓このように出走表置き場が。

つまりこれで「BR戸田まで行くには、こっち(西口)から出る」ということがわかるわけです。
西口から駅を出たら、埼京線&新幹線の高架に沿って、北方向へと進みます。するとバスターミナルがあります。↓ごていねいに、こういった案内もありまして。

このバスターミナル、モニターテレビが設置されていました。これにオッズやその日のレース結果が映し出されます。BR戸田行き専用乗り場ゆえです。
で、ここから無料の連絡バスが出て、BR戸田まで行きます。ちなみにこの連絡バス、戸田公園駅からだけでなく、JR川口駅・都営地下鉄三田線の高島平駅・東武東上線の成増駅からも出ています。
連絡バスはBR戸田のバックストレッチ側、つまりスタンドとは反対側に到着します。ではバスを降りた客は、どのようにしてスタンドまで行くのかといいますと、

↑この吊り橋が競走水面をまたいで架かっており、客はここを渡って行くのです。この橋の名前は「戸田公園大橋」です。
橋から競走水面の様子をうかがうと↓このような感じ。これなら橋の上でもレース観戦がじゅうぶんにできますね。

で、橋はBR戸田のスタンドに直結していたのでした。
(続く)
本当は今年3月に行く予定にしていました。当初、総理大臣杯が戸田で開催されるということで、それに合わせて現地まで行くつもりにしていたのです。
しかし、開催前に突如起こった、あの大地震。これが影響して、今年の総理杯は中止となりました。
その後、この8月に戸田で「東日本復興支援競走」と題して、総理杯の代替開催がおこなわれることが決定。しかし私は、この時期に戸田へ行こうか行くまいか、迷いがありました。
3月ならばまだ過ごしやすく動きやすい気候なのでよかったのですが、8月ともなると当然、暑いです。私は暑さが大の苦手。そのうえ遠いので、暑さも相まって体力を消耗しやすいかも。こういったことが私の中に引っかかったのです。
まあでも結局、行くことに決めました。今後そうそう行ける場所でもなさそうですし、加えて今年の夏は多く休みをとれそうにない状況だということで、その少ない休みを有効に使ってやろうと考えたのです。
そういうわけで今回訪問したBR戸田でしたが……行ってよかったです! 今年の夏のよい思い出を作ることができました。戸田は私にとって、好きなレース場のひとつに入りました。
では、それほどまで私に思わせた戸田がどのような場所だったか、これからつづっていくとします。
JR埼京線・戸田公園駅。ここがBR戸田の最寄り駅です。なお埼京線に関しては、以前私が↓ここで書きましたので、ご参照までにどうぞ。
(参照記事)
埼京線ってどんな路線だ? 2011-02-10
http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-307.html
戸田公園駅の西口には↓このように出走表置き場が。

つまりこれで「BR戸田まで行くには、こっち(西口)から出る」ということがわかるわけです。
西口から駅を出たら、埼京線&新幹線の高架に沿って、北方向へと進みます。するとバスターミナルがあります。↓ごていねいに、こういった案内もありまして。

このバスターミナル、モニターテレビが設置されていました。これにオッズやその日のレース結果が映し出されます。BR戸田行き専用乗り場ゆえです。
で、ここから無料の連絡バスが出て、BR戸田まで行きます。ちなみにこの連絡バス、戸田公園駅からだけでなく、JR川口駅・都営地下鉄三田線の高島平駅・東武東上線の成増駅からも出ています。
連絡バスはBR戸田のバックストレッチ側、つまりスタンドとは反対側に到着します。ではバスを降りた客は、どのようにしてスタンドまで行くのかといいますと、

↑この吊り橋が競走水面をまたいで架かっており、客はここを渡って行くのです。この橋の名前は「戸田公園大橋」です。
橋から競走水面の様子をうかがうと↓このような感じ。これなら橋の上でもレース観戦がじゅうぶんにできますね。

で、橋はBR戸田のスタンドに直結していたのでした。
(続く)