ボートレース三国訪問記・4
2011-07-29
地方のレース場に行きますと、その土地での名物料理に出会えることがあります。それはボートレース三国にもあてはまりました。
BR三国の1号館には「三国売店」と呼ばれる、比較的広い面積がとられたフードコートがあります。いえ、ここはフードコートというよりも「町食堂」といったほうがいい雰囲気です。
その三国売店で売られているメニューのひとつが、↓このソースカツ丼です。

ソースカツ丼はここのみならず、福井の名物料理なのです。以前BR桐生に行ったときにも、そこで「名物」と謳われていたソースカツ丼をいただきましたが、どうやら三国のほうが本家といえそうですね。
ボリュームたっぷりで、これ1杯食べれば腹はじゅうぶん満たされます。味噌汁と漬物もついて、一人前800円。
この値段を目にして、仰天した方もいらっしゃることでしょう。実は、ここBR三国の食べ物飲み物は、異常に高い値段がつけられているのです。何せカレーライスが600円するほどですから。
なお、カツ丼はソースカツだけでなく、従来の卵でとじたものも売られています。しかし値段は変わりなく、800円です。
あと福井は、そばも独特のトッピングがあります。

↑こちらは三国売店内で売られているかけそば(450円)ですが、上になにやら白いものがのっかっています。
これは大根おろしです。福井では「おろしそば」と呼ばれるものがあり、そばの上に大根おろしをのせて食べるのです。従来のおろしそばは冷たいそばですが、かけそばにも同様に大根おろしがのっているのです。
そばは元々消化によい食べ物ですが、大根おろしをいっしょに食べることで、より消化によくなる、ということですね。
ソースカツ丼とおろしそば、私はBR三国でふたつの福井名物をいただいたというわけです。
そして、BR三国のアルコール事情について。
BR三国は、アルコールにとてもおおらかな場です。ビールはもちろんのこと(生・缶の両方あります)、缶チューハイにカップ酒までも売られています。私が今まで見てきたボートレース場の中では、びわこが最もアルコールを数多く販売している場でしたが、三国はそれに匹敵するほどです。これは酒飲みにはたまらない空間だといえるでしょう。
ただ、これらアルコール飲料に関しても、値段は高めに設定されています。ビールは生が500円、缶は400円。チューハイでさえ300円です。
今回、こうしてBR三国へと行きましたが、季節は夏でした。夏だと、他のレース場と雰囲気があまり変わりないのです。
しかし冬は違うと思います。三国は北陸・福井にあるだけに、冬には雪がちらつくこともあります。
できるなら、今度は冬に訪問して、そんな雪がちらつく中でのレースも生で体験してみたいなあ……とも思うのでした。
BR三国の1号館には「三国売店」と呼ばれる、比較的広い面積がとられたフードコートがあります。いえ、ここはフードコートというよりも「町食堂」といったほうがいい雰囲気です。
その三国売店で売られているメニューのひとつが、↓このソースカツ丼です。

ソースカツ丼はここのみならず、福井の名物料理なのです。以前BR桐生に行ったときにも、そこで「名物」と謳われていたソースカツ丼をいただきましたが、どうやら三国のほうが本家といえそうですね。
ボリュームたっぷりで、これ1杯食べれば腹はじゅうぶん満たされます。味噌汁と漬物もついて、一人前800円。
この値段を目にして、仰天した方もいらっしゃることでしょう。実は、ここBR三国の食べ物飲み物は、異常に高い値段がつけられているのです。何せカレーライスが600円するほどですから。
なお、カツ丼はソースカツだけでなく、従来の卵でとじたものも売られています。しかし値段は変わりなく、800円です。
あと福井は、そばも独特のトッピングがあります。

↑こちらは三国売店内で売られているかけそば(450円)ですが、上になにやら白いものがのっかっています。
これは大根おろしです。福井では「おろしそば」と呼ばれるものがあり、そばの上に大根おろしをのせて食べるのです。従来のおろしそばは冷たいそばですが、かけそばにも同様に大根おろしがのっているのです。
そばは元々消化によい食べ物ですが、大根おろしをいっしょに食べることで、より消化によくなる、ということですね。
ソースカツ丼とおろしそば、私はBR三国でふたつの福井名物をいただいたというわけです。
そして、BR三国のアルコール事情について。
BR三国は、アルコールにとてもおおらかな場です。ビールはもちろんのこと(生・缶の両方あります)、缶チューハイにカップ酒までも売られています。私が今まで見てきたボートレース場の中では、びわこが最もアルコールを数多く販売している場でしたが、三国はそれに匹敵するほどです。これは酒飲みにはたまらない空間だといえるでしょう。
ただ、これらアルコール飲料に関しても、値段は高めに設定されています。ビールは生が500円、缶は400円。チューハイでさえ300円です。
今回、こうしてBR三国へと行きましたが、季節は夏でした。夏だと、他のレース場と雰囲気があまり変わりないのです。
しかし冬は違うと思います。三国は北陸・福井にあるだけに、冬には雪がちらつくこともあります。
できるなら、今度は冬に訪問して、そんな雪がちらつく中でのレースも生で体験してみたいなあ……とも思うのでした。
ボートレース三国訪問記・3
2011-07-27
今回私が行ったボートレース三国は、周年記念開催で、かつ夏休みの真っ最中。そんな事情もあってか、客には家族連れが目立ちました。
家族連れとなると、小学生以下のお子さんを連れている方が多く見られるものです。今回はそんなお子さんたち向けのサービスが、ここ三国にありました。小学生以下先着100名にカブトムシのプレゼント。4R開始時に引換券を渡し、9R終了後に引き換えという流れでした。そのため、9R終了後にはカブトムシの入った虫カゴを持ったお子さんたちが多数、見られました。
そういえば私、カブトムシなんてもう何年手に触れていないでしょうか。それと個人的に、カブトムシを飼うならばいきなり成虫を飼うよりも、幼虫の時期から飼っていったほうが、長く飼えるし成長の様子も目にできてよいのではないかと思います。カブトムシの幼虫は飼うのがラクですよ。何せエサが必要ないに等しいです。幼虫自身がもぐっている腐葉土を食べるのですから。
その他にも、イベントはいろいろとおこなわれました。
私が行った日におこなわれたのは、マジシャン「まほうの愛華」さんのショーと、お笑い芸人「ゆってぃ」さんのライブ。ともに1号館にあるイベントホール「オーシャンホール」でおこなわれました。
GI以上のレースとなると、こういったイベントも多数おこなわれるものです。そして、テレビであまり注目されない芸人等のみなさんの活動の場ともなります。いわばボートレース場という空間は、レースだけではない、総合的なエンタテイメントの場であるといえるのではないでしょうか。
ここBR三国のスタンド内を見渡していますと、結構若い人たちが多く来場していることに気がつきました。見るからに20代、大学生や専門生ではないかと思える人たちを多々、見かけたのです。
ここで私は思いました。これは福井県内に、大型の娯楽施設が少ないことに起因しているのではないか、と。
大型娯楽施設が少ないとなると、公営競技場がその代わりとなる流れとなります。さっき書いたように、レースのみならず、芸人もやってくる空間です。生のエンタテイメントを目にできる機会ですので、大型娯楽施設の性格を帯びるものです。
しかし前の記事でも書きましたが、福井県には公営競技場が、ここBR三国と福井競輪のふたつしかありません。競輪はほとんど高齢者の客で占められています。なので、若い人たちは三国のほうに流れていく、と。こういった事情ゆえに、三国には若い客が多く入っているのではないかと思います。
そして調べてみたら、福井工業大学のキャンパスが、BR三国からそう遠くない場所にあることがわかりました。となると、福井工大の学生さんも、少なからずBR三国に来ているかもしれません。
ま、あくまで私の推測にすぎませんがね。
↓福井支部のエース、今垣光太郎選手の全身写真。場内のとある場所に置かれていました。

(続く。次で終わり)
家族連れとなると、小学生以下のお子さんを連れている方が多く見られるものです。今回はそんなお子さんたち向けのサービスが、ここ三国にありました。小学生以下先着100名にカブトムシのプレゼント。4R開始時に引換券を渡し、9R終了後に引き換えという流れでした。そのため、9R終了後にはカブトムシの入った虫カゴを持ったお子さんたちが多数、見られました。
そういえば私、カブトムシなんてもう何年手に触れていないでしょうか。それと個人的に、カブトムシを飼うならばいきなり成虫を飼うよりも、幼虫の時期から飼っていったほうが、長く飼えるし成長の様子も目にできてよいのではないかと思います。カブトムシの幼虫は飼うのがラクですよ。何せエサが必要ないに等しいです。幼虫自身がもぐっている腐葉土を食べるのですから。
その他にも、イベントはいろいろとおこなわれました。
私が行った日におこなわれたのは、マジシャン「まほうの愛華」さんのショーと、お笑い芸人「ゆってぃ」さんのライブ。ともに1号館にあるイベントホール「オーシャンホール」でおこなわれました。
GI以上のレースとなると、こういったイベントも多数おこなわれるものです。そして、テレビであまり注目されない芸人等のみなさんの活動の場ともなります。いわばボートレース場という空間は、レースだけではない、総合的なエンタテイメントの場であるといえるのではないでしょうか。
ここBR三国のスタンド内を見渡していますと、結構若い人たちが多く来場していることに気がつきました。見るからに20代、大学生や専門生ではないかと思える人たちを多々、見かけたのです。
ここで私は思いました。これは福井県内に、大型の娯楽施設が少ないことに起因しているのではないか、と。
大型娯楽施設が少ないとなると、公営競技場がその代わりとなる流れとなります。さっき書いたように、レースのみならず、芸人もやってくる空間です。生のエンタテイメントを目にできる機会ですので、大型娯楽施設の性格を帯びるものです。
しかし前の記事でも書きましたが、福井県には公営競技場が、ここBR三国と福井競輪のふたつしかありません。競輪はほとんど高齢者の客で占められています。なので、若い人たちは三国のほうに流れていく、と。こういった事情ゆえに、三国には若い客が多く入っているのではないかと思います。
そして調べてみたら、福井工業大学のキャンパスが、BR三国からそう遠くない場所にあることがわかりました。となると、福井工大の学生さんも、少なからずBR三国に来ているかもしれません。
ま、あくまで私の推測にすぎませんがね。
↓福井支部のエース、今垣光太郎選手の全身写真。場内のとある場所に置かれていました。

(続く。次で終わり)
ボートレース三国訪問記・2
2011-07-26
ボートレース三国の競走水面は、見たところ標準的な広さだと感じられました。しかしそれよりも、水面で気になることがひとつありました。
ひと目見て、水が異様に汚く見えるのです。まあ競走水面なんぞは、どこへ行っても元々汚いものですが、三国のそれは特に汚いのです。緑色が濃く映る、そんな色合いの水面です。おそらくアオコが大量発生しているものと思われます。
まあ水面についてはこのぐらいにして、今度はその水面のそばに目を向けてみました。
ここ三国は、水面そばには芝生が植えられています。

ま、ところどころハゲている部分はありますが、基本的に三国の水面そばは芝生です。
三国はバックストレッチ側と2M側が、木々で囲まれています。その木々の合間には、民家が見えました。こんな騒音のカタマリのような場所の近くに家を構える人もいるのだなあ、と思わずにはいられませんでした。
それと、1M側には↓こんな壁。防風壁です。

そしてそして、三国の大時計。ここも↓このような仕様でした。

「裏側は1分針しかなく、反時計回りをする」仕様です。
再びスタンド内に戻ります。
1号館の入場ゲート前まで行くと、そこにはインフォメーションがあります。で、その横に「お客様からの声」の一部が張り出されています。
その中で印象が残っているのが、次のような内容。
「なぜ三国は場外発売を本場でやらないのか?」
どうも三国は、場外のみの発売のときは本場で発売をせず、この近くにある外向発売所のみでの発売となるようなのです。SGならば本場で発売をするらしいのですが。
この意見はもっともだと思います。本場のほうが集客もよいでしょうに、なぜにSGに限ってしまうのでしょうか? どのような事情があるのか私にはわかりませんが、改善の必要はあるでしょう。
さらにこの意見につけ加えられていたのは「これでは福井競輪に客を持っていかれてしまう」でした。福井県の公営競技場は、ここBR三国と福井競輪場のふたつだけなのです。共存共栄というと言葉の響きはいいですが、だからといって集客努力をしなくてよいということにはなりません。
真剣に客の声に耳を傾けていないと、共存共栄すらもかなわなくなるかもしれませんよ。
(続く)
ひと目見て、水が異様に汚く見えるのです。まあ競走水面なんぞは、どこへ行っても元々汚いものですが、三国のそれは特に汚いのです。緑色が濃く映る、そんな色合いの水面です。おそらくアオコが大量発生しているものと思われます。
まあ水面についてはこのぐらいにして、今度はその水面のそばに目を向けてみました。
ここ三国は、水面そばには芝生が植えられています。

ま、ところどころハゲている部分はありますが、基本的に三国の水面そばは芝生です。
三国はバックストレッチ側と2M側が、木々で囲まれています。その木々の合間には、民家が見えました。こんな騒音のカタマリのような場所の近くに家を構える人もいるのだなあ、と思わずにはいられませんでした。
それと、1M側には↓こんな壁。防風壁です。

そしてそして、三国の大時計。ここも↓このような仕様でした。

「裏側は1分針しかなく、反時計回りをする」仕様です。
再びスタンド内に戻ります。
1号館の入場ゲート前まで行くと、そこにはインフォメーションがあります。で、その横に「お客様からの声」の一部が張り出されています。
その中で印象が残っているのが、次のような内容。
「なぜ三国は場外発売を本場でやらないのか?」
どうも三国は、場外のみの発売のときは本場で発売をせず、この近くにある外向発売所のみでの発売となるようなのです。SGならば本場で発売をするらしいのですが。
この意見はもっともだと思います。本場のほうが集客もよいでしょうに、なぜにSGに限ってしまうのでしょうか? どのような事情があるのか私にはわかりませんが、改善の必要はあるでしょう。
さらにこの意見につけ加えられていたのは「これでは福井競輪に客を持っていかれてしまう」でした。福井県の公営競技場は、ここBR三国と福井競輪場のふたつだけなのです。共存共栄というと言葉の響きはいいですが、だからといって集客努力をしなくてよいということにはなりません。
真剣に客の声に耳を傾けていないと、共存共栄すらもかなわなくなるかもしれませんよ。
(続く)
ボートレース三国訪問記・1
2011-07-25
2011年7月23日、私は福井県坂井市にあるボートレース三国へと行ってきました。
BR三国に近いJRの駅は、芦原温泉駅。大阪駅から特急『サンダーバード』に乗って2時間強で着きます。ただし、サンダーバードの一部列車は芦原温泉駅に停車しないので、この点は注意が必要です。
私が芦原温泉駅に到着したのは、9時50分ごろ。ここからBR三国までの連絡バスが出ているのですが、何とその1便目の出発時刻は10時30分となっていました。
それまで待てるか!と思いましたので、金はかかりますが、駅からタクシーを使ってBR三国まで行くことにしました。
駅から10分ほどで、BR三国に到着。ここのスタンド建物は1号館と2号館とがあり、↓こちらは1号館の入り口。2号館にももうひとつ、入場ゲートがあります。

ゲートをくぐると、↓カニ坊がお出迎え。児島でお披露目されていたロボットです。

1号館は古くから存在している建物で、ここにはフードコート形式の食堂や売店が入っています。さまざまなイベントがおこなわれる「オーシャンホール」も、この建物内にあります。
2号館は比較的新しい建物で、それだけに内装は1号館よりはるかにキレイです。こちらにも食堂や売店はありますが、1号館のそれよりは小規模です。なお、食堂は1階が『フェニックス』、2階が『ドリーム』という名前です。
しかし、2号館で気になる点がひとつありました。2号館1階の発売機の一部が、コインを100円と500円しか受け付けない、旧式のものだったのです。建物は新しいのに、なぜにここにまだ旧式機が残っているのか?と疑問に思いました。
それと、三国のマークカード。ここはまだ、三国専用のものを使っており、24場共通タイプではありません。よって、「ながし・ボックス」カードの「ながし」も、2点固定でないと受けつけません。
さて、先ほども書きましたように、三国の連絡バスは芦原温泉駅を10時30分に出発します。
私はこれを見て「遅いやろ」と思いました。なぜなら、通常1Rのスタート展示は10時30分ごろに始まるものと思っていたからです。これではスタ展に間に合わないばかりでなく、1R本番開始までギリギリではないか、と思ったのです。
しかし、ここ三国での1Rスタ展開始時刻は、10時45分となっていたのです。ここで気づきました。スタ展時刻を連絡バスの到着に合わせていたのです。やはりその点での配慮はされているものですよね、考えてみれば。
他場よりはやや遅めにレースが始まる三国ですが、それでも締め切り何分か前になると、お知らせが場内に流れるのは同じです。
締め切り3分前になると、お知らせ音が流れます。しかしこの音が「ワワワワワワワ…………」というような、鼓膜を揺れ動かすかのごとき響きのする音でして、強烈に耳に残る不思議な音でした。
こうして文章に書いても、おそらく実際に聞いてみないと想像もつかないことでしょう。しかしとにかく、この音は一度聞くと耳に残る響きがするのです。
(続く)
BR三国に近いJRの駅は、芦原温泉駅。大阪駅から特急『サンダーバード』に乗って2時間強で着きます。ただし、サンダーバードの一部列車は芦原温泉駅に停車しないので、この点は注意が必要です。
私が芦原温泉駅に到着したのは、9時50分ごろ。ここからBR三国までの連絡バスが出ているのですが、何とその1便目の出発時刻は10時30分となっていました。
それまで待てるか!と思いましたので、金はかかりますが、駅からタクシーを使ってBR三国まで行くことにしました。
駅から10分ほどで、BR三国に到着。ここのスタンド建物は1号館と2号館とがあり、↓こちらは1号館の入り口。2号館にももうひとつ、入場ゲートがあります。

ゲートをくぐると、↓カニ坊がお出迎え。児島でお披露目されていたロボットです。

1号館は古くから存在している建物で、ここにはフードコート形式の食堂や売店が入っています。さまざまなイベントがおこなわれる「オーシャンホール」も、この建物内にあります。
2号館は比較的新しい建物で、それだけに内装は1号館よりはるかにキレイです。こちらにも食堂や売店はありますが、1号館のそれよりは小規模です。なお、食堂は1階が『フェニックス』、2階が『ドリーム』という名前です。
しかし、2号館で気になる点がひとつありました。2号館1階の発売機の一部が、コインを100円と500円しか受け付けない、旧式のものだったのです。建物は新しいのに、なぜにここにまだ旧式機が残っているのか?と疑問に思いました。
それと、三国のマークカード。ここはまだ、三国専用のものを使っており、24場共通タイプではありません。よって、「ながし・ボックス」カードの「ながし」も、2点固定でないと受けつけません。
さて、先ほども書きましたように、三国の連絡バスは芦原温泉駅を10時30分に出発します。
私はこれを見て「遅いやろ」と思いました。なぜなら、通常1Rのスタート展示は10時30分ごろに始まるものと思っていたからです。これではスタ展に間に合わないばかりでなく、1R本番開始までギリギリではないか、と思ったのです。
しかし、ここ三国での1Rスタ展開始時刻は、10時45分となっていたのです。ここで気づきました。スタ展時刻を連絡バスの到着に合わせていたのです。やはりその点での配慮はされているものですよね、考えてみれば。
他場よりはやや遅めにレースが始まる三国ですが、それでも締め切り何分か前になると、お知らせが場内に流れるのは同じです。
締め切り3分前になると、お知らせ音が流れます。しかしこの音が「ワワワワワワワ…………」というような、鼓膜を揺れ動かすかのごとき響きのする音でして、強烈に耳に残る不思議な音でした。
こうして文章に書いても、おそらく実際に聞いてみないと想像もつかないことでしょう。しかしとにかく、この音は一度聞くと耳に残る響きがするのです。
(続く)