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スタジアム好きの自閉症者ですが、何か問題ありますか?

発達障害の一種、高機能自閉症を抱えるエビフライ飯が、スタジアム訪問記を中心につづっていきます。

ボートレース宮島訪問記・4

 ボートレース宮島には、食堂が7ヶ所あります。
 スタンド2階には、第1食堂と第2食堂(第3食堂は閉鎖)、3階に第4食堂と第5食堂。あと1階・3階の「カフェヴィッセル」と4階の「カフェレストランドルフィン」この7ヶ所です。「カフェヴィッセル」は1階と3階とに分かれており、3階で受けた注文の品は1階で調理して、エレベーターで上げるようになっています。

 私はこのうち、第1食堂の「アナゴ丼」をいただきました。アナゴ丼のほかに、味噌汁・煮物のおかず・漬物もついて、650円。やはりここも直接代金を店員さんに渡す方式でした。
 味は可もなく不可もなく、といったところでした。
 ちなみに、第1食堂ではテーブルの上にマークカードが置かれていました。こういったところ、細かな配慮がなされています。

 また、スナック系の軽い食べ物は、上記「ヴィッセル」「ドルフィン」のほか、主に1階の売店で販売されています。
 私は大時計そばの売店にて、たこ焼きを買いましたが、ソースがオタフクソースでした。さすが広島です。
 またスタンド1階中央の売店では、品書きの中に「卵かけご飯」がありました。1杯200円だそうで。

 でもまあ、BR宮島の食べ物は平均的で、今いち売りになるものはないな、というのが私の感想です。


 さて、次に「遠征」を予定しているのは、3月に総理杯がおこなわれる戸田です。ひさびさの関東行きとなります。
 電車の時刻を調べてみたところ、どうやら戸田は前日に乗り込まなくても、朝一番の新幹線に乗れば、日帰りも可能のようなのです。
 新幹線で品川まで行き、品川で山手線に乗り換え大崎まで。大崎で埼京線に乗り換えて、戸田公園で下車。そこからバスを使ってボートレース戸田まで。このルートで行くことになります。
 あ、また今からシミュレートしてしまっていますね。

ボートレース宮島訪問記・3

 ボートレース宮島のスタンド1階の大時計付近には「シーフロントエリア」と呼ばれる空間があります。ここは競走水面に近い場所で、レースを間近で見られる臨場感あふれる空間です。
 このシーフロントエリアには、木製のテーブルと椅子も設置されています。ここに座って食事をしながらの観戦もできるというわけです。
 でも、今回のように真冬の寒さが厳しいときには、ここは足が遠のいてしまいます。何せ私が行った日は、気温が最高でも5℃ぐらい。冷たい海風が常に吹いてきて、水面そばでの観戦はキツいものがありました。ここはやはり気候が暖かくなってからのほうが客が集まる場所ですね。

 スタンド2マーク側の端にあるのが、開催期間中様々なイベントがおこなわれるイベントホール。ここは前に書いたように、1階から3階までの吹き抜けの構造となっています。
 これは建物をうまく有効利用していると思います。邪魔にならないようスタンドの端にホールを設け、限られた空間でもできるだけ客を座らせられるように、1階のみならず3階にも席を設けているのです。この設計を考えついた人は、大したものだと思います。
 そんなイベントホールでこの日おこなわれたのは、ボートレース初心者講座と、グラビアアイドルのトークショーでした。
 
 それと、スタンド2マーク寄りの陸側の外には、小さいながらも神社があります。
 この神社は「稲荷大明神」の幟が揚げられていました。いわゆる「おいなりさん」ですね。このおいなりさん、BR宮島内ではひっそりとたたずんでいまして、隠れスポットといえます。私もただ何となくスタンド外に出たことで、初めておいなりさんの存在に気がついたほどですから。
 BR宮島に来た際には、ここで必勝祈願をするのもよいかもしれません。
(続く。次で終わり)


===================================
BR宮島とは関係のない、おまけ

 実はBR宮島に向かう前に、行っていた場所があります。
 それはマツダZoom-Zoomスタジアム広島。プロ野球広島東洋カープの本拠地です。

 マツダスタジアムは広島駅から近いということで、これはいい機会だと考え、一度歩いて行って実物を見てみることにしたのです。
 広島駅から線路沿いに東へ歩いていくこと約10分。目の前に見えました。(写真がぼやけていて、すみません)
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 朝7時ごろのマツダスタジアムです。本当に広島駅から近い場所にあります。
 そして、↓マツダスタジアム近くのローソンは、カープカラーでした。
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ボートレース宮島訪問記・2

 広島駅前から出発して街中をゆっくりと走り、広電西広島駅に着いた電車は、ここから急激に速度を上げます。広電西広島から広電宮島口までの間は、それまでの併用軌道ではなく、専用軌道となるためです。つまりもう他の交通を気にすることなく走れるようになるので、そのぶん速く走れるということです。
 電車は地御前駅を出てしばらくすると、海のそばを走ります。ここまで来ると、もう宮島は近くです。地御前の次は広電阿品駅、その次が宮島競艇場前駅です。ちなみにその先は終点・広電宮島口駅となります。
 ↓これが宮島競艇場前駅。
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 ご覧のように、ホームがぽつんとあるだけの駅です。臨時駅であるため、ここには駅名標がありません。
 この駅の東側、この写真でいうと後ろ側に、ボートレース宮島の入り口があります。本当に駅からすぐのところです。
 ↓こちらは広島駅前方面のホーム入り口。
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 宮島競艇場前駅からもう目の前に見えるぐらいの距離に、広電宮島口駅があります。ですので、広電宮島口駅からでもBR宮島まで余裕で歩いていけます。宮島観光を兼ねてBR宮島に行く場合は、むしろそのほうが好都合ではないかと思います。(宮島行き連絡船の桟橋が広電宮島口駅のすぐ近く)


 さて、ここでお断りしておくことがあります。
 このBR宮島は、場内の撮影が禁止されています。ですので、今回は場内を写真に収めることができませんでした。写真なしの文章ばかりの訪問記となりますが、ご了承ください。

 この日は9時開門。ちょうどそれに合うように到着しました。この日は金曜日ということもあり、客はまばら。それでも熱心な人は朝早くから来るのです。ま、私もそのうちのひとりでしたがね。
 スタンドはまあまあ大きいほうではないかと思いました。観客席は1階が吹きさらしで、3階以上は屋内となっています。間の2階は食堂がある階で、観客席はありません。
 2マーク側となるスタンドの東側には、イベントホールがあります。このホールは1階から3階までの吹き抜けとなっており、座席が1階だけでなく3階にもあります。ちょうど映画館や劇場のような造りです。

 競走水面に目を移すと、瀬戸内海が目の前に広がっています。正面には宮島。その周辺にはカキの養殖イカダが点在しています。さすがカキの本場、広島です。
 BR宮島の競走水面は、それほど広くはとられていません。広さも、ピットから2Mまでの距離も標準的で、スタンダードな水面ではないかと思います。ただ海水ですので、当然干満の差があります。私が行ったときは、時間がたつにつれて潮が満ちていきました。

 BR宮島はその名のとおり、全国的に有名な観光地・宮島を対岸に臨めるレース場です。水面に目をやれば、目の前にはいやが上にも宮島が視界に入っていきます。
 宮島の象徴ともいえる、厳島神社の大鳥居も見ることができます。ただし、これはあくまで「目で見て確認できる」程度にです。正直、BR宮島からでは大鳥居を見た気分にはならないと思います。本格的にご覧になりたいという場合は、やはり宮島行きの船に乗ることをおすすめします。
 その宮島行きの船は、レース中頻繁に宮島口桟橋と宮島との間を行き来していました。やはりここは観光地です。このような有名観光地のそばにある、風光明媚なボートレース場。それがBR宮島です。
(続く)

ボートレース宮島訪問記・1

 2011年1月28日、私は新鋭王座決定戦がおこなわれるボートレース宮島へと行ってまいりました。
 今回は以前の唐津と同様に、前日の夜に現地付近まで乗り込み、翌日現地へと向かう行程をとりました。これについて「広島なら大阪から日帰りで行ける距離だろうに、なぜだ?」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。
 実はこれには深い理由があります。まずひとつ。ご当地名物・広島風お好み焼きを食べたいと考えていたからです。お好み焼きを食べないと広島に来た意味がないということで、前日の夜に食べる時間を作っておきたかったのです。
 ここでまた「当日レースが終了した後に食べに行けばいいではないか」と思われる方がいらっしゃるでしょう。そこでふたつめの理由。今回の宮島行きは、帰路の途中にて私の実家への里帰りを兼ねた旅にしていたからです。そうなるとレース終了後すぐに広島を出ないと、かなり遅くに実家に着くこととなってしまいます。つまりレース終了後にお好み焼きを食べる余裕はないわけです。
 以上の理由から、私は前日の夜に広島へと乗り込んだのでした。

 さて、前日1月27日の夜、広島駅に着くなり、私はさっそく待望のお好み焼きにありつけました。広島風は大阪風と異なり、粉と具を分けて焼くので、具から余分な水分が飛んでいくためか、大阪風に比べて歯ごたえがあります。またこのお好み焼きには欠かせないソース。いちばん有名なのは「オタフク」でしょうか。これがまた絶妙の味わい。甘すぎず辛すぎず、程よい味のソースがお好み焼きのおいしさを引き出してくれます。
 で、そのあと私は尾道ラーメンの店にも足を運び、そこでラーメンも食べました。尾道ラーメンは魚のダシがきいたスープでした。
 ですが、さすがにお好み焼きとラーメンのコンボは胃にズシリときましたね……


 さて、そんな満腹感いっぱいの夜を過ごし、一夜明けて私はいざ、BR宮島へと向かうのでした。
 BR宮島は、その名のとおり日本三景のひとつ、宮島の対岸にあります。鉄道で行く場合、JRなら山陽本線宮島口駅が最寄り駅です。同駅から歩いて行ける距離です。
 それと鉄道で行く場合のルートがもうひとつ。広島市内を走る電車、広島電鉄を使う手があります。
 広島電鉄、通称広電は広島市内を広い範囲で走っている路面電車です。この広電には、広島駅前から広電宮島口まで行く路線があります。つまり広電でもBR宮島の近くまで行くことができるのです。
 さらにさらに、広電の場合はJRと異なり、広電宮島口駅の手前に「宮島競艇場前」駅があります。ここはBR宮島正面入り口のすぐ近く、降りたらすぐの場所。宮島口よりも短距離でBR宮島にたどりつけます。ただし、この宮島競艇場前駅はBR宮島でレース開催時および場外発売時のみ臨時停車する駅で、それ以外は通過します。
 ただ、広電だと時間がかかるという短所があります。何せ街中を走る路面電車です。そんなに速度は出せません。しかし私は、時間もじゅうぶんあるしのんびり行こうかと思い、広電でBR宮島まで行くことにしました。

 ↓広電を走る電車「グリーンムーバーマックス」(前日夜に撮影)
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 これは前日の夜、広島駅前電停にて撮影したものです。こういった最新型の車両が広島市内を走っています。
 ちなみに、私がBR宮島まで行く際に乗ったのは、残念ながらこれではなかったのですよねえ……

 朝7時30分ごろ、3両編成の宮島口行き電車が広島駅前を出発。このままこれにずっと乗っていれば、BR宮島の前まで連れて行ってくれます。
 道路の真ん中をゴトゴトと車体を揺らしながら走る電車。広島は日本一路面電車が発達している都市です。戦前から存在していて、原爆の惨禍を乗り越え、今もなお広範囲に路線を敷いて、市民の足として街中を走っているのです。
 この広電は、原爆ドームの前も通ります。車窓越しでしたが、原爆ドームの姿を目にしました。またその近くには、旧広島市民球場も見えました。この球場、もうすぐ取り壊されるのですよね。

 そうして街中をゴトゴトゆっくりと走っていた電車は、やがて広電西広島駅に到着。ここから宮島方面へは、専用軌道となります。ゆえに、電車の走り方も一変しまして……
(続く)

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エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱える人間。
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