ボートレース唐津訪問記・4
2010-12-02
ボートレース唐津の食べ物事情について。
ここは残念ながら、食べ物に関して充実しているとはいえない場です。一応、スタンドの1M側と2M側に食堂はありますが、さほど売りになるようなメニューは見当たりませんでした。
それと何より、フードコートやスナックスタンドといった形態の店がないのです。普通の売店でパン類を売っている程度で、ゆえに手軽に食べられる品も乏しいということです。これはマイナスですね。レース場に来る客は、主にレースを見ることを目的としているのですから、見ながらでも食べられる品があったほうが、断然よいと思うのですが。
そして唐津は、アルコール類がご法度のようで、ビールは一切売られていませんでした。代わりにあるのは、例によってキリンフリー。これを飲むことによってビールを飲んだつもりになろうとしましたが、やはりパチモンとしか感じられませんでした。
まあ唐津の食べ物事情については酷評しましたが、今回のチャレンジカップ開催中に限っては、様々な食べ物の移動販売車がやってきて、数多くの食べ物が売られていました。
そのとき販売されていた品々。
・からつバーガー
・ラーメン
・ピッツァ
・たこ焼
・いか焼(大阪で言うほうの)
・肉巻きおにぎり
・パスタ
・メロンパン
・ポテトチップ
・焼き鳥
これらはすべて各々の販売車を売り場として、1M側スタンド外に出店していました。
私はこのうちの、からつバーガーで売られていた「チャレンジカップバーガー」1個400円を、まずはいただきました。この品、チャレンジカップ開催期間中のみの限定発売です。
↓こちらがチャレンジカップバーガーの包み紙に包まれた状態の外観。

包み紙を開けると、↓中身はこのようなハンバーガーでした(中身を写すため、上のバンズをはがしています)。

肉と卵とチーズと刻みキャベツが挟まれています(チーズはわかりにくいですが、ちゃんと肉の上にのっています)。これに使われている肉は、佐賀牛とさくらポークの合い挽きです。これに特製のソースがかかっています。
ひとかじりすると、卵の柔らか味と肉のうまみが程よくマッチし、それにチーズの風味とピリッと効いたスパイスがアクセントとなって、なかなか深い味わいでした。バンズもちょうどよい焼き加減でしたし、これで1個400円は決して高くはないと思います。
パスタもいただきましたが、これはラーメンのドンブリのような形の容器に入っていました。まあこの程度ならまだ許容できるのですが、その次に渡された食器がハシだったのです。まあ別にパスタをハシで食べても味に変わりはありませんが、やはり雰囲気というものがありますよねえ……せめてパスタなら、フォークにしてほしいと思いました。
まあでも、味はおいしかったです。
それと、肉巻きおにぎりの車で売られていた「飯塚発 昭和伝説ホルモン」なるもの。1杯300円。これは味噌ベースのスープでホルモンを煮込んだものです。これに七味唐辛子をかけて食べるのですが、かなりピリッときて、酒のつまみにはちょうどよいのではないかと思いました。ま、もっともBR唐津にはビールすらありませんが。
飯塚発と銘打っていたことは、飯塚ではホルモンを地元で売りにしているのでしょうか? そういえば、飯塚オートレース場では「伝説のホルモン丼」が名物料理だと聞きましたが。
まあそんな調子で、今回チャレカ限定でやってきた移動販売車の食べ物で、食べる方面では満足できたのでした。
以上、BR唐津の訪問記をお送りいたしました。
さて、この次のSGは賞金王決定戦。開催地は地元の住之江ですので、これは旅打ちとはなりません。
しかしその前に、びわこで近畿地区選手権がおこなわれます。関西に住んでいる私ですが、実はBRびわこにはまだ行ったことがありません。ちょうど地区選という大きなレースがおこなわれるということで、いい機会ですので、今度はこちらに行く予定を立てております。12月11日に。
ここは残念ながら、食べ物に関して充実しているとはいえない場です。一応、スタンドの1M側と2M側に食堂はありますが、さほど売りになるようなメニューは見当たりませんでした。
それと何より、フードコートやスナックスタンドといった形態の店がないのです。普通の売店でパン類を売っている程度で、ゆえに手軽に食べられる品も乏しいということです。これはマイナスですね。レース場に来る客は、主にレースを見ることを目的としているのですから、見ながらでも食べられる品があったほうが、断然よいと思うのですが。
そして唐津は、アルコール類がご法度のようで、ビールは一切売られていませんでした。代わりにあるのは、例によってキリンフリー。これを飲むことによってビールを飲んだつもりになろうとしましたが、やはりパチモンとしか感じられませんでした。
まあ唐津の食べ物事情については酷評しましたが、今回のチャレンジカップ開催中に限っては、様々な食べ物の移動販売車がやってきて、数多くの食べ物が売られていました。
そのとき販売されていた品々。
・からつバーガー
・ラーメン
・ピッツァ
・たこ焼
・いか焼(大阪で言うほうの)
・肉巻きおにぎり
・パスタ
・メロンパン
・ポテトチップ
・焼き鳥
これらはすべて各々の販売車を売り場として、1M側スタンド外に出店していました。
私はこのうちの、からつバーガーで売られていた「チャレンジカップバーガー」1個400円を、まずはいただきました。この品、チャレンジカップ開催期間中のみの限定発売です。
↓こちらがチャレンジカップバーガーの包み紙に包まれた状態の外観。

包み紙を開けると、↓中身はこのようなハンバーガーでした(中身を写すため、上のバンズをはがしています)。

肉と卵とチーズと刻みキャベツが挟まれています(チーズはわかりにくいですが、ちゃんと肉の上にのっています)。これに使われている肉は、佐賀牛とさくらポークの合い挽きです。これに特製のソースがかかっています。
ひとかじりすると、卵の柔らか味と肉のうまみが程よくマッチし、それにチーズの風味とピリッと効いたスパイスがアクセントとなって、なかなか深い味わいでした。バンズもちょうどよい焼き加減でしたし、これで1個400円は決して高くはないと思います。
パスタもいただきましたが、これはラーメンのドンブリのような形の容器に入っていました。まあこの程度ならまだ許容できるのですが、その次に渡された食器がハシだったのです。まあ別にパスタをハシで食べても味に変わりはありませんが、やはり雰囲気というものがありますよねえ……せめてパスタなら、フォークにしてほしいと思いました。
まあでも、味はおいしかったです。
それと、肉巻きおにぎりの車で売られていた「飯塚発 昭和伝説ホルモン」なるもの。1杯300円。これは味噌ベースのスープでホルモンを煮込んだものです。これに七味唐辛子をかけて食べるのですが、かなりピリッときて、酒のつまみにはちょうどよいのではないかと思いました。ま、もっともBR唐津にはビールすらありませんが。
飯塚発と銘打っていたことは、飯塚ではホルモンを地元で売りにしているのでしょうか? そういえば、飯塚オートレース場では「伝説のホルモン丼」が名物料理だと聞きましたが。
まあそんな調子で、今回チャレカ限定でやってきた移動販売車の食べ物で、食べる方面では満足できたのでした。
以上、BR唐津の訪問記をお送りいたしました。
さて、この次のSGは賞金王決定戦。開催地は地元の住之江ですので、これは旅打ちとはなりません。
しかしその前に、びわこで近畿地区選手権がおこなわれます。関西に住んでいる私ですが、実はBRびわこにはまだ行ったことがありません。ちょうど地区選という大きなレースがおこなわれるということで、いい機会ですので、今度はこちらに行く予定を立てております。12月11日に。
ボートレース唐津訪問記・3
2010-12-01
舟券を買う際に必要となるもの、マークカード。私は遠方のレース場に行ったときには、その場のマークカードがどのようなレイアウトとなっているのか、その点も観察しています。
で、唐津のマークカードは↓このようなものでした。

これをひと目見たとき、即在に思いました。これは……今年10月に私が桐生へ行ったときに見たマークカードのレイアウトと、ほぼ同じではないか、と。
唐津でも上のような「1枚で8点買い可能」「2通りの賭け式を一度に買える」タイプのマークカードが採用されていたのです。
ですが、私は今回については、1枚で8点買うことはしませんでした。前に桐生で調子にのって「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」とばかりに8点買いなどをした結果、悲惨な結末を迎えた苦い体験をしていますので。その反省もあって、今回は買い目をできるだけ絞って、あまり多くを買わない作戦でいったのです。
それと自動発売機および払戻機について。
唐津の発売&払戻機は「発売+払戻」か「発売のみ」のどちらかです。「払戻のみ」はありません。
また、この発売&払戻機は、最新の機能が備わっています。モニター画面が通常よりも大きめで、これが画面に直接触れて操作するタッチパネルにもなるのです。例えるなら、銀行のATMに近いものといいましょうか。
どのような場合にタッチパネルとなるのかといいますと……
たとえば、舟券購入時に賭け式をマークし忘れたとします。これだと通常は「賭け式が正しく記入されていません」とアナウンスが流れ、マークカードが返却されます。
しかし、ここ唐津は違うのです。賭け式をマークし忘れても、マークカードは返らないで、画面に「3連単」「2連単」といったタッチボタンが表示され、希望の賭け式を選択するよう促されるのです。そこでタッチボタンを押したら、受け付けてくれて舟券が出ます。
これは非常によいシステムだと思います。記入ミスがあったときでも、こうやってスムーズに購入まで進めるというのは、ありがたいことです。
私もよくマークカード記入時に、賭け式やレース番号、購入金額を記入し忘れることがよくあります。よし買うぞ、と意気込んでいるのに、このようなミスで「もう一度よく見て記入しなおせや!」と言わんばかりにマークカードが返ってきてしまうと、多少出鼻をくじかれた気分になります。唐津のシステムは、そんな心情に配慮したものということでしょうか。
なお、↓これは私が舟券を購入した際の画面。ムダに大きく表示されます。

ちなみに私はこのレース、見事に的中しました! 1→3→2が。
おまけ。
↓スタンドの外にあった、古いボート3艇。

これをこどもの遊具代わりにしているようです。まあ少なくとも、レーサー気分は味わえるでしょう。
それともうひとつ。↓こちら。

画像が悪くて申し訳ありませんが、これは「ミニスカポリス」のオネエさんです。今回のチャレンジカップにて、ラウンドガールをお務めでした。
(続く。次で終わり)
で、唐津のマークカードは↓このようなものでした。

これをひと目見たとき、即在に思いました。これは……今年10月に私が桐生へ行ったときに見たマークカードのレイアウトと、ほぼ同じではないか、と。
唐津でも上のような「1枚で8点買い可能」「2通りの賭け式を一度に買える」タイプのマークカードが採用されていたのです。
ですが、私は今回については、1枚で8点買うことはしませんでした。前に桐生で調子にのって「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」とばかりに8点買いなどをした結果、悲惨な結末を迎えた苦い体験をしていますので。その反省もあって、今回は買い目をできるだけ絞って、あまり多くを買わない作戦でいったのです。
それと自動発売機および払戻機について。
唐津の発売&払戻機は「発売+払戻」か「発売のみ」のどちらかです。「払戻のみ」はありません。
また、この発売&払戻機は、最新の機能が備わっています。モニター画面が通常よりも大きめで、これが画面に直接触れて操作するタッチパネルにもなるのです。例えるなら、銀行のATMに近いものといいましょうか。
どのような場合にタッチパネルとなるのかといいますと……
たとえば、舟券購入時に賭け式をマークし忘れたとします。これだと通常は「賭け式が正しく記入されていません」とアナウンスが流れ、マークカードが返却されます。
しかし、ここ唐津は違うのです。賭け式をマークし忘れても、マークカードは返らないで、画面に「3連単」「2連単」といったタッチボタンが表示され、希望の賭け式を選択するよう促されるのです。そこでタッチボタンを押したら、受け付けてくれて舟券が出ます。
これは非常によいシステムだと思います。記入ミスがあったときでも、こうやってスムーズに購入まで進めるというのは、ありがたいことです。
私もよくマークカード記入時に、賭け式やレース番号、購入金額を記入し忘れることがよくあります。よし買うぞ、と意気込んでいるのに、このようなミスで「もう一度よく見て記入しなおせや!」と言わんばかりにマークカードが返ってきてしまうと、多少出鼻をくじかれた気分になります。唐津のシステムは、そんな心情に配慮したものということでしょうか。
なお、↓これは私が舟券を購入した際の画面。ムダに大きく表示されます。

ちなみに私はこのレース、見事に的中しました! 1→3→2が。
おまけ。
↓スタンドの外にあった、古いボート3艇。

これをこどもの遊具代わりにしているようです。まあ少なくとも、レーサー気分は味わえるでしょう。
それともうひとつ。↓こちら。

画像が悪くて申し訳ありませんが、これは「ミニスカポリス」のオネエさんです。今回のチャレンジカップにて、ラウンドガールをお務めでした。
(続く。次で終わり)
ボートレース唐津訪問記・2
2010-11-30
9時15分が来て、ボートレース唐津の正面ゲートが開きました。すでにこの時間で列ができるほどになっていた客たちは、一気に場内へと入っていきました。
私も入場し、さっそくスタンド内の探索といきました。で、スタンド内をひと目見て、いちばんの感想。
かなり広い!!
↓こちらの写真が、そのスタンド内の様子です。

開門したばかりで、まだ客がほとんど見えない状態を撮影できました。
なおこの写真は、発売窓口を境にして水面側の様子です。陸側もこれと同じくらいの広さです。この広さならば客が多く入っても、余裕がありそうですね。
次に私はスタンドの外へと出ました。当然ながら競走水面が見えるのですが……ここ唐津は、水面がコンクリートのブロックで隔たれていて、ブロックの上には植え込みがあるのです。
↓このようになっています。

水面の水位はブロックの高さより少し低いくらい(つまり地面よりは高い)で、その上に植え込みを植えることで、防護の役目をしているようです。
しかし、このような構造となっているため、水面そばまで近づいて見るということができないのです。
↓この写真は、私が実際に水面そばまで近づいてみたときの視野を写したものですが……

はい、このとおり、植え込みが邪魔になって、水面全体を見渡すことができません。
水面そばで見られないこと、それと屋内スタンドの面積が広かったことから、どうやらここ唐津は、スタンド内での観戦が主となっているレース場のようです。
競走水面のバックストレッチ側には、他場と同様に大型映像装置と電光掲示板があります。唐津のそれは、けっこう凝っている印象を受けました。
まず、↓これが大型映像装置および電光掲示板の全景。左側が大型映像装置となっています。

これの真ん中は、↓このようになっています。

2連単のオッズが表示されています。まあこれは他場でもよく見られるものですので、特に珍しいものでもありません。
しかし、その右側上部をご覧ください。ここには展示タイムが表示されるのですが、その隣には各艇のチルト角度が表示されるのです。展示タイムは対岸の電光掲示板に表示される場もありますが、チルト角度まで表示されるというのは、珍しいのではないでしょうか。もっとも、この日はどの艇もチルト-0.5ばかりで、あまり意味はありませんでしたが。
続いて、↓こちらは電光掲示板の右側。

ここでは確定着順および配当額が表示されます。さらにそれに加えて、風速・波高・水温・気温、そして風向までも表示されます。これを電光掲示板で知らせるのも、また珍しいものです。
ちなみにこの日、2010年11月27日は風速3~5メートルで、風向は常にスタート線から見て向かい風でした。
――と、外の様子をこんな具合にうかがった私ですが、さすがに寒いと感じだしましたので、再びスタンド内に戻りました。そのスタンド内に、私が以前目にしたものと似たものがあったのです――
(続く)
私も入場し、さっそくスタンド内の探索といきました。で、スタンド内をひと目見て、いちばんの感想。
かなり広い!!
↓こちらの写真が、そのスタンド内の様子です。

開門したばかりで、まだ客がほとんど見えない状態を撮影できました。
なおこの写真は、発売窓口を境にして水面側の様子です。陸側もこれと同じくらいの広さです。この広さならば客が多く入っても、余裕がありそうですね。
次に私はスタンドの外へと出ました。当然ながら競走水面が見えるのですが……ここ唐津は、水面がコンクリートのブロックで隔たれていて、ブロックの上には植え込みがあるのです。
↓このようになっています。

水面の水位はブロックの高さより少し低いくらい(つまり地面よりは高い)で、その上に植え込みを植えることで、防護の役目をしているようです。
しかし、このような構造となっているため、水面そばまで近づいて見るということができないのです。
↓この写真は、私が実際に水面そばまで近づいてみたときの視野を写したものですが……

はい、このとおり、植え込みが邪魔になって、水面全体を見渡すことができません。
水面そばで見られないこと、それと屋内スタンドの面積が広かったことから、どうやらここ唐津は、スタンド内での観戦が主となっているレース場のようです。
競走水面のバックストレッチ側には、他場と同様に大型映像装置と電光掲示板があります。唐津のそれは、けっこう凝っている印象を受けました。
まず、↓これが大型映像装置および電光掲示板の全景。左側が大型映像装置となっています。

これの真ん中は、↓このようになっています。

2連単のオッズが表示されています。まあこれは他場でもよく見られるものですので、特に珍しいものでもありません。
しかし、その右側上部をご覧ください。ここには展示タイムが表示されるのですが、その隣には各艇のチルト角度が表示されるのです。展示タイムは対岸の電光掲示板に表示される場もありますが、チルト角度まで表示されるというのは、珍しいのではないでしょうか。もっとも、この日はどの艇もチルト-0.5ばかりで、あまり意味はありませんでしたが。
続いて、↓こちらは電光掲示板の右側。

ここでは確定着順および配当額が表示されます。さらにそれに加えて、風速・波高・水温・気温、そして風向までも表示されます。これを電光掲示板で知らせるのも、また珍しいものです。
ちなみにこの日、2010年11月27日は風速3~5メートルで、風向は常にスタート線から見て向かい風でした。
――と、外の様子をこんな具合にうかがった私ですが、さすがに寒いと感じだしましたので、再びスタンド内に戻りました。そのスタンド内に、私が以前目にしたものと似たものがあったのです――
(続く)
ボートレース唐津訪問記・1
2010-11-29
2010年11月27日、私は佐賀県唐津市にあるボートレース唐津へと行ってまいりました。
今回は、前日の夜に福岡まで乗り込みそこで一泊して、翌朝唐津へと向かう行程をとりました。そのため「ボートレース唐津訪問記」と銘打ちはしましたが、最初は前日の福岡でのことをつづる内容となります。あらかじめご了承ください。
11月26日、この日の仕事を終えて帰宅した私は、そそくさと支度をして新大阪駅へと向かいました。もうこの日は朝から今回の唐津(&福岡)行きのことで頭がいっぱいの状態。ようやくそのときを迎えることができたことで、私の心は小躍りしていました。
19時ごろ、新幹線で新大阪駅を出発し博多駅へ。3時間あまりで博多駅に到着。博多駅は来年3月の九州新幹線全線開業に合わせ、新幹線ホームが新たに1面追加されていました。現在はまだ山陽新幹線のみが発着するということで、従来の2面しか使われていませんが、来年3月には3面とも運用されるのでしょう。
その後博多駅から地下鉄で中洲川端駅まで移動。この駅に近い中洲では、福岡名物の屋台が数多く並ぶのです。
そのうちの1軒に入り、ビールと焼ラーメンを注文。なお福岡の屋台では、生ものを提供することが条例により禁止されています。したがって、ビールも生ビールはなく、すべてビンビールです。
ここで私が注文した「焼ラーメン」というのは、福岡の屋台では名物料理のひとつに数えられます。固めの麺にラーメンのスープがからんだ、固焼きソバのような感覚です。もちろん福岡ですから、スープはトンコツ。ビールのつまみにするには、もってこいの一品でした。
その後中洲から天神へと移動。天神も数多くの屋台が並ぶ場所です。
この天神界隈でおすすめの屋台が『あほたれーの』です。大丸百貨店の前に店を出しています。地元では結構人気の屋台だそうで、私もその評判を小耳にはさみ、とりあえず店名だけは記憶にとどめていました。
23時を回った頃、この『あほたれーの』の前まで来ました。この時間帯で金曜日とあって、どの屋台も客がほぼ満席の状態の中『あほたれーの』に空席ができたのを、私は見逃しませんでした。ここぞとばかりに、私は即座に『あほたれーの』の中へと入ったのでした。
ここで私は「ガーリックチャーハン」をいただいたのですが、これが絶品! ニンニクの味がうまく効いており、食べるとスタミナがつきそうな気になりました。また、これが酒によく合うのです。ちなみに、このとき私が飲んでいたのはイモ焼酎でした。
あと「タコス」もオススメです。ただ、これはチリソースがかなり効いているので、辛いのが苦手な方は注意したほうがよいかと思います。
それともうひとつ耳寄り情報。この『あほたれーの』では、土曜日限定で特製コロッケを販売するとのこと。あいにくこの日は金曜日でしたので、残念ながらありつけませんでした。でも一度食べてみたいなあ……
――と、そんな調子で私は福岡の夜を満喫し、日付が変わったころにネットカフェに入り、そこで朝まで過ごしたのでした。
そして翌朝。わりあい早く目が覚めて、6時30分ごろにはカフェを出ました。その後私が向かった先は、24時間営業のラーメン店。「朝ラーメン」といきました。何せ寒かったもので、少しでも体を温めたいと思ったもので。ま、前夜にひたすら飲み食いしたこともあって、さすがに替え玉はしませんでしたがね。
朝ラーメンで体を温めたら、地下鉄の天神駅へ。なぜ地下鉄に乗るのか? 福岡市営地下鉄は、唐津方面へ向かうJR筑肥線と相互乗り入れをしているからなのです。つまりここから乗って、直接唐津まで行けるわけです。
天神駅を出発したのが、7時30分ごろ。ここからボートレース唐津の最寄り駅、東唐津駅までは1時間強。ちょいと早く出過ぎてしまったかな、現地で相当待たされはしないかな、そんなことを考えました。
しかし、それは杞憂でした。むしろ早く出て好都合でした。
早い時間に乗ったこともあって、行きの電車は客も少なく、余裕で座れました。東唐津駅までゆっくりと座れた状態でいられました。
東唐津駅に着くと、無料の直行バスが出ていました。やはり早い時間のためか、乗客は少なめ。そしてバスはボートレース唐津に到着。

このとき時刻は8時55分ごろ。私は開門時刻が9時30分だろうと思っていましたので、いくらなんでもこれは早く来過ぎだろう、仕方ないがしばらく開門を待つかと、着いたときは思いました。しかし、係員さんがメガホンで次のひと言を……
「本日は9時15分開門です」
何と! あともう20分ほど待てば場内に入れるのです。開門時刻がこんなにも早かったとわかり、安心しました。それであらためて思いました。「早めに出てよかった」と。何事も早め早めの行動は、いい結果をもたらすものです。今回もそれに当てはまっていたといえます。
開門20分前だというのに、私同様早く来た客は結構いました。まあ大部分は指定席やロイヤル席の整理券を手に入れる人たちでしたが。それでも朝早くから見に行く熱心なファンがいるということに変わりはありません。
そして9時15分が来て、いよいよ開門。まだ人気のないスタンド内を見てみると――
(続く)
今回は、前日の夜に福岡まで乗り込みそこで一泊して、翌朝唐津へと向かう行程をとりました。そのため「ボートレース唐津訪問記」と銘打ちはしましたが、最初は前日の福岡でのことをつづる内容となります。あらかじめご了承ください。
11月26日、この日の仕事を終えて帰宅した私は、そそくさと支度をして新大阪駅へと向かいました。もうこの日は朝から今回の唐津(&福岡)行きのことで頭がいっぱいの状態。ようやくそのときを迎えることができたことで、私の心は小躍りしていました。
19時ごろ、新幹線で新大阪駅を出発し博多駅へ。3時間あまりで博多駅に到着。博多駅は来年3月の九州新幹線全線開業に合わせ、新幹線ホームが新たに1面追加されていました。現在はまだ山陽新幹線のみが発着するということで、従来の2面しか使われていませんが、来年3月には3面とも運用されるのでしょう。
その後博多駅から地下鉄で中洲川端駅まで移動。この駅に近い中洲では、福岡名物の屋台が数多く並ぶのです。
そのうちの1軒に入り、ビールと焼ラーメンを注文。なお福岡の屋台では、生ものを提供することが条例により禁止されています。したがって、ビールも生ビールはなく、すべてビンビールです。
ここで私が注文した「焼ラーメン」というのは、福岡の屋台では名物料理のひとつに数えられます。固めの麺にラーメンのスープがからんだ、固焼きソバのような感覚です。もちろん福岡ですから、スープはトンコツ。ビールのつまみにするには、もってこいの一品でした。
その後中洲から天神へと移動。天神も数多くの屋台が並ぶ場所です。
この天神界隈でおすすめの屋台が『あほたれーの』です。大丸百貨店の前に店を出しています。地元では結構人気の屋台だそうで、私もその評判を小耳にはさみ、とりあえず店名だけは記憶にとどめていました。
23時を回った頃、この『あほたれーの』の前まで来ました。この時間帯で金曜日とあって、どの屋台も客がほぼ満席の状態の中『あほたれーの』に空席ができたのを、私は見逃しませんでした。ここぞとばかりに、私は即座に『あほたれーの』の中へと入ったのでした。
ここで私は「ガーリックチャーハン」をいただいたのですが、これが絶品! ニンニクの味がうまく効いており、食べるとスタミナがつきそうな気になりました。また、これが酒によく合うのです。ちなみに、このとき私が飲んでいたのはイモ焼酎でした。
あと「タコス」もオススメです。ただ、これはチリソースがかなり効いているので、辛いのが苦手な方は注意したほうがよいかと思います。
それともうひとつ耳寄り情報。この『あほたれーの』では、土曜日限定で特製コロッケを販売するとのこと。あいにくこの日は金曜日でしたので、残念ながらありつけませんでした。でも一度食べてみたいなあ……
――と、そんな調子で私は福岡の夜を満喫し、日付が変わったころにネットカフェに入り、そこで朝まで過ごしたのでした。
そして翌朝。わりあい早く目が覚めて、6時30分ごろにはカフェを出ました。その後私が向かった先は、24時間営業のラーメン店。「朝ラーメン」といきました。何せ寒かったもので、少しでも体を温めたいと思ったもので。ま、前夜にひたすら飲み食いしたこともあって、さすがに替え玉はしませんでしたがね。
朝ラーメンで体を温めたら、地下鉄の天神駅へ。なぜ地下鉄に乗るのか? 福岡市営地下鉄は、唐津方面へ向かうJR筑肥線と相互乗り入れをしているからなのです。つまりここから乗って、直接唐津まで行けるわけです。
天神駅を出発したのが、7時30分ごろ。ここからボートレース唐津の最寄り駅、東唐津駅までは1時間強。ちょいと早く出過ぎてしまったかな、現地で相当待たされはしないかな、そんなことを考えました。
しかし、それは杞憂でした。むしろ早く出て好都合でした。
早い時間に乗ったこともあって、行きの電車は客も少なく、余裕で座れました。東唐津駅までゆっくりと座れた状態でいられました。
東唐津駅に着くと、無料の直行バスが出ていました。やはり早い時間のためか、乗客は少なめ。そしてバスはボートレース唐津に到着。

このとき時刻は8時55分ごろ。私は開門時刻が9時30分だろうと思っていましたので、いくらなんでもこれは早く来過ぎだろう、仕方ないがしばらく開門を待つかと、着いたときは思いました。しかし、係員さんがメガホンで次のひと言を……
「本日は9時15分開門です」
何と! あともう20分ほど待てば場内に入れるのです。開門時刻がこんなにも早かったとわかり、安心しました。それであらためて思いました。「早めに出てよかった」と。何事も早め早めの行動は、いい結果をもたらすものです。今回もそれに当てはまっていたといえます。
開門20分前だというのに、私同様早く来た客は結構いました。まあ大部分は指定席やロイヤル席の整理券を手に入れる人たちでしたが。それでも朝早くから見に行く熱心なファンがいるということに変わりはありません。
そして9時15分が来て、いよいよ開門。まだ人気のないスタンド内を見てみると――
(続く)