ボート&オートレース好きの自閉症者ですが、何か?

発達障害の一種、高機能自閉症を抱えるエビフライ飯が、好きなボートレース(旧「競艇」)とオートレースのこと、自身の障害のことを中心につづります。

春先の住之江公園をぶらりと散歩

 2017年3月20日、この日私は住之江ボートレース場内のボートパーク住之江へと舟券勝負に行ったのですが、その途中しばらくの間抜け出して、別の場所へと行きました。それは住之江ボート場の近くにある、住之江公園です。
 春分の日のこの日、春の陽気がポカポカと包み込んでいたので、たまには雑然としたギャンブル空間から外に出て、公園という場所をぶらりと歩いて見てみようかと思い、私は住之江公園へと足を運びました。

 まずは大阪護国神社。住之江公園の敷地内にあります。
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 大阪護国神社の境内には、早咲きの桜、ハチスカザクラが咲いていたのでした。
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 ソメイヨシノよりも色が濃い桃色の花弁が境内によく映えていました。このハチスカザクラの木のそばには、戦没者の墓や碑が。あらためて平和への思いが強まります。
 続いては、住之江公園内にある住之江公園野球場。
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 この日も中学生による野球の試合がおこなわれていました。また、野球場の脇ではこの陽気の下、数人の方が将棋を指していました。
 ↓これは、住之江公園内にある「ポタージュ・ガーデン」の説明書き。
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 ポタージュ・ガーデンといっても、ジャガイモだけを育てているわけではないのですね。
 ↓住之江公園内の大池。
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 水のそばという場所は、なぜ知らないうちに心が和んでくるのでしょうか。
 花壇では、今の季節パンジーが多く咲いていました。
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 住之江公園に何十年も植えられていたポプラの木が、このように切り取られ横にされて置かれている場所もあります。
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 このように、住之江ボート場の近くには、心を安らかにしてくれる空間があるのです。住之江ボートでなかなか舟券が当たらずイライラしてきだしたら、いったん退出して住之江公園へと行ってみてはいかがでしょう?

ケガの状況&新作小説のお知らせ

 私が昨年11月に負った左足骨折のケガ、現在はだいぶ回復してきていまして、もう松葉杖を使わず歩いてもよいと医師から言われるぐらいになりました。ただ、それですぐに満足に歩けるというわけではありませんので、もう2週間ほどは無理せずに歩行訓練を重ねていくつもりです。


 話は変わりまして。このたびまた小説を書きました。

 Aqoursキャラチェンジ!
 【『ラブライブ!サンシャイン!!』二次創作ショートショート】

 http://ebinovels2.seesaa.net/article/446157698.html

 短時間でサッと読めてしまうショートショートです。ただ今回も既存作品の二次創作ですので、元作品のネタを知らないと理解しづらい点があることを、あらかじめご了承願います。

ブログ少しだけ再開、新しい自作小説のお知らせ

 新年あけましておめでとうございます。2017年の幕開けです。

 私エビフライ飯、旧年は11月に足を骨折するという受難の年となってしまいましたが……その足も現在だいぶ回復してきていまして、あともう少しで正常な状態に戻りそうという状況です。

 足をケガしたことで自宅療養となり、時間があり余ってしまったので、私はその時間を利用して新たに小説を1本書きました。
 ↓こちらがそれです。

『いざなわれてファジアーノ』
 http://ebinovels2.seesaa.net/article/445352477.html

 岡山を舞台に、ファジアーノ岡山に魅せられた少女の物語をつづりました。
 気が向きましたら、どうぞご覧ください。

左足首骨折・ブログお休みのお知らせ

 私エビフライ飯、2016年11月4日にて、左足首を亀裂骨折するケガを負ってしまいました。↓このとおり、見事にギプスで固定されました。
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 治るまでに4週間~6週間の時間を要します。こんな状態では旅打ちに行くことも、舟券・車券を買いに行くことも、ファジアーノ岡山の応援に行くこともできませんので、それらを主としたネタとしている当ブログは更新頻度が大幅に少なくなります。ま、最近はその更新頻度自体低かったですが。
 何か書きたいものが見つかったならここへ記事を上げますが、向こう約2ヶ月ほどは更新の可能性は低いということは、お知らせしておきます。事実上ブログはお休みします。

 なお、ツイッターのほうでは引き続き何かしらつぶやいていますので、近況はそちらをご覧になりますようお願いします。

 https://twitter.com/ebifuraihan

 http://twilog.org/ebifuraihan


(おまけ)
  足にギプスを巻いたなら、その部分は床に下ろすよりも上に上げておいたほうがよいということで、↓こんな足置きを作りました。
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 何のことはない、ただ古新聞を積み上げてテープで固定しただけの代物ですが……廃物利用ですよ、廃物利用!

『ラブライブ!』の二次創作小説を書きました

 突然ですが、当ブログの左側メニューバーに「自作小説」というのがあることにお気づきでしょうか。ここには私が書いてネットに上げた小説へのリンクを掲載しています。リンク先へと飛べば、小説を読むことができます。
 ここに最初に掲載したのが『風の世界へ進め!』発達障害を抱える少年が主人公の挑戦物語です。これを書いたのはもうかれこれ10年も前になるので、現在とは発達障害の概念やそれへの考え方が多少異なっている部分があります(この作品の副題にある「アスペルガー」の言葉も、現在では使用されない方向にあります)。ですが「10年くらい前はこんな状況だった」ことが記されているということでもありますので、それを頭に置いた上で読んでいただければ幸いです。

 風の世界へ進め!~あるアスペルガー少年の挑戦
 http://ebinovels.seesaa.net/


 そしてこのたび、ひさびさに小説を書いてネットに上げました。既成作品の二次創作ではありますが……
 ↓こちら。

 μ's岡山ステージ
 http://ebinovels2.seesaa.net/

 アニメ『ラブライブ!』に登場するスクールアイドルμ's。彼女たちが岡山で開催されるスクールアイドルイベントに参加するお話です。
 今年、岡山のシティライトスタジアムへ行ったときに、運動公園の入り口でジップアリーナを目にして
「もしここでアイドルのイベントがあったら、どんなものになるだろうか?」
 とふと思い、それがこの作品へとつながりました。
 二次創作ゆえ『ラブライブ!』を知っていることが前提となり、人によってはハードルが高くなってしまいますが、そこはひとつご勘弁を。

 両作品とも、お暇な時にお楽しみください。

『モンスターマザー』著者、“教育評論家”を批判

 以前私は『モンスターマザー  長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い』という本をここにて取り上げました。↓当該記事。

 『モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い』を読んだ(前編) 2016-05-05
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-882.html
 『モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い』を読んだ(後編) 2016-05-07
 http://ebifuraihan.blog40.fc2.com/blog-entry-883.html


 この本の著者、福田ますみ氏がオピニオンサイト『iRONNA』に寄稿していました。

 「金八先生」のいないニッポンの教育現場でいま何が起きているのか 福田ますみ
 http://ironna.jp/article/3283

 この記事の中で福田氏は、ある教育評論家を名乗る女性に対して「真相に迫ろうとしない」と批判の目を向けています。この“教育評論家”、名前は記事中には出ていませんが、記事中に書かれている「教育裁判史上に残る悪判決」の言葉で検索してみたら、簡単に見つけ出せました。↓これです。

 2009/3/7 長野県立丸子実業の高山裕太くん(高1・16)自殺事件。教育裁判史上に残る悪判決!
 http://www.jca.apc.org/praca/takeda/message2009/me090307.html

 プロバイダがJCA-NETであることから、この“教育評論家”がどのようなお方かお察しかと思われます。それはさておき、ここの文章を読んでみると、福田氏が記事中で引用している部分と見事に合致しています。なのでこれは間違いなく、この“教育評論家”が書いたものと確信できます。
 福田氏はこの“教育評論家”を「自分の予断と偏見、想像と思い込みだけで全く見当違いの批判をしている」と批判しています。

 “教育評論家”氏いわく、
「これだけ多くの大人が関わって、見殺しにされるどころか、さらに追いつめられた。本人の訴えにまるで耳を貸さず、死を回避するためのぎりぎりの選択である『家出』も、『不登校』も裕太くんを責める材料にされた」
 しかし『モンスターマザー』では「部内でのいじめなどはなく、家出や不登校は母親の問題行動に起因するもの、それが自殺の引き金となった」といった内容が書かれていました。追いつめていたのは周囲の大人たちではなく、母親であると。
 見たところ“教育評論家”氏は、被害者を装っていた高山母の言い分だけを鵜呑みにして、それをそのままあたかも真実であるかのように書いている印象を受けました。一方でこの事件に対して精力的に動き、あらゆる人からの証言を集めた福田氏の言い分のほうが、信憑性は高いでしょう。

 福田氏は記事の最後で、“教育評論家”武田さち子氏(あ、書いてしまった)が子供を守ると言いながら、バレー部員たちの心を傷つける発言を掲載し続けていることを厳しく指摘しています。
 それは↓この武田氏による裕太君自殺事件データにも表れていますね。

 http://www.jca.apc.org/praca/takeda/number3/051206.htm

 この中で、裕太くんの葬儀にて「2年生部員のなかには、ニタニタ笑うものもいた」などと書かれています。武田氏は実際にそれを見たのでしょうか? これもまた高山母の一方的な証言のみを信じ込んで書いたものとしか思えないのです。
 あと、ここに書かれていることと、『モンスターマザー』に書かれていることとを、いくつか比較しながら列挙していきます。

・部長は「バカヤロー、ふざけんな。さんざん勝手なことしやがって、てめえら」と大声で怒鳴った。

→(『モンスターマザー』の記述)
(高山母)「私に謝ることないの」
(部長)「何を?」
「私だってバレー部保護者会の会費を払っているのに、何も連絡がないのはなぜ」
「好き勝手なことをしているからですよ」
 黒岩(=部長、仮名)がこう言うと、さおり(=高山母、仮名)は絶叫する。
「私は絶対○○(バレー部員の名前)を許さない! やめさせてやる!」
 黒岩は思わず言い返した。
「ふざけるな!」


・2度目に裕太くんが家出をしたとき、母親は写真入りのビラ50枚を作成。裕太くんが東京行きの新幹線に乗ったという情報をつきとめ、1人で東京に行き、上野駅近辺の交番や警察など30件ほどに捜索をお願いした。

→『モンスターマザー』では、このときに高山母は「家出の責任は学校にある!」とわめきたて、学校にビラ作成を要求するなど、かなり攻撃的な態度をとっていた、とある。


・裕太くんが母親のサイフから金を盗んだ。そのことを母親から直接聞いたとバレーボール部員の保護者が話す(事実なし)

→(『モンスターマザー』の記述)
(高山母の言葉)「昨日、弟(次男のこと)のために用意したお金が財布からなくなっていたんで、裕太を疑って問い詰めたんですよ。でも(お金を)取ったことを認めなかったので、家から出ていけと言ってしまったんです」


 武田さち子氏は、今のところ「雑記帳」に福田氏への批判や反論は書いていないようです。そうかといって、バレー部関係者へのお詫びをするといったこともしていないようです。おそらくこれはもうダンマリを決め込むでしょうねえ。自殺事件に関してこれだけたいそうなことを書いてしまっては、もう今更引っ込みがつかないでしょうから。

 いずれにせよ、ますます「人権」を声高に叫ぶ人たちが信用ならなくなりましたね。

『モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い』を読んだ(後編)

『モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い』(福田ますみ氏著・新潮社刊)概要の続きです。
 長野県立丸子実業高校(現・丸子修学館高校)のバレーボール部員だった高山裕太くんが2度の家出をして、その原因を高山母は学校や教師にあるとして執拗に非難を浴びせ、さらにバレー部内でいじめがあると、顧問教師・部員に嫌がらせとも思える執拗な抗議をおこない、そののち裕太くんが自殺。高山母はこれをいじめが原因だと主張し、教師・部員・校長・県に損害賠償を求める訴訟を起こした――というのが、前回書いた内容でした。
 ではその続きです。

 高山母は、それまで自分が学校や教師、部員に対して攻撃的な言葉を吐き続けてきたにもかかわらず、裕太くんが自殺するやいなや、被害者の顔となってマスコミに被害感情をむき出しにして怒り・悲しみを訴える行動に出ました。
「息子は担任教師の言葉のせいで家出し、そのケアをじゅうぶんしなかった。そのうえ校長は息子に登校を強制した。さらにバレー部内で上級生が息子にいじめをした。顧問教師もいじめに加担した」
 これが高山母の主張でした。しかし実際には、家出の件は高山母のまったくの思い込みで、バレー部内のいじめに関しても、いじめと呼べるレベルのものではなかったのです。完全に被害者の顔を作っていました。
 それに乗っかってしまったのが、地元県議会議員、「人権派」を標榜する弁護士、「弱者の味方」と評されるルポライター。彼らは高山母の言葉のみをそのまま信じ込み、「被害者」の高山母を擁護し、最初から学校・教師・行政を悪とみなすイデオロギーむき出しで、高山母の裁判の支援に乗り出しました。
「人権派」弁護士は、高山母の民事訴訟の弁護だけでなく、当時の校長に対して「裕太くんはうつ病であったにもかかわらず、登校を促した。これは殺人罪に相当する」と、刑事告訴までもしました。

 そうして裁判が始まったのですが、その当時に高山母側の支援者によるブログと銘打った↓このブログが開設されました。

 丸子実業高校生 いじめ 自殺事件
 http://blog.livedoor.jp/yutatakayama/

 ここには
「このブログは長野県丸子実業高校一年生、高山裕太君の自殺事件を検証するものです。裕太君のおかあさんなどから情報提供を受け、有志支援者の協力によって運営されています。マスコミ等一般に公開されていない情報も多数掲載しています」
 と説明があります。しかし『モンスターマザー』著者の福田氏によると、このブログは高山母自身が開設・運営しているものだとのことです。
 そして福田氏は同書にこう書いています。
“このブログは、第三者を装い根も葉もない虚偽の情報を多数掲載しているうえに、棺の中の裕太君の死に顔をアップしたり、校長に対する告訴状を、不起訴になったあとも長く掲載し続けたりしていた。”(221ページ)

 このブログに影響されて丸子実業に対する非難を浴びせる人が多数出てきて、教師も部員も世間から攻撃を受け続ける日々が続きました。
 ついに学校側は反撃に乗り出しました。今まで高山母にいいようにやられ続けた自分たちこそ被害者だ、泣き寝入りせずに汚名を返上しようと、高山母を名誉棄損で逆提訴したのでした。
 この逆提訴にも、世間からの非難が浴びせられました。「加害者が被害者を訴えるとは何事か」と。同書150ページには
“しかしこの訴訟に、インターネットなどで、「加害者による逆恨み訴訟」「逆切れ訴訟」などと心ない言葉が投げつけられた。”
 と書かれています。その心ない言葉が書かれたサイトないしブログについては詳しく言及されていませんが、おそらく↓ここであると思われます。

 きょういくブログ
 http://kyouikublog.wpblog.jp/

 このブログに、丸子実業事件に関して学校・教師・部員側が逆提訴した件を取り上げた記事がありました。↓これらです。

 加害者の開き直りでたらめ提訴:長野いじめ自殺事件
 http://kyouikublog.wpblog.jp/280.html

 報道された内容よりもさらに悪質だった:長野いじめ自殺・加害者の逆切れでたらめ訴訟
 http://kyouikublog.wpblog.jp/283.html

 上記記事に「逆切れ訴訟」の言葉が使われていました。さらには
「こいつらはいじめを反省していない、むしろ正当化している」
「バカなでたらめ訴訟」
「でたらめ訴訟を起こす手口の嫌がらせ」
「顧問や主犯格が部内での有力者となっているため、他の中立的な部員や保護者にも圧力をかけている」
 もうまさに、心ない言葉があちこちに散見されます。どうもこの筆者は、加害者とされた者ならば、それがたとえ冤罪の疑いがあったとしても、誹謗中傷しても一向にかまわないとでも考えているようです。

 さて、この裁判の結果はどうだったかといいますと……結論を先に言えば、学校側の勝利でした。これについての詳細は、まず『モンスターマザー』を読んでもらったほうがよいと私は考えましたので、ここでは割愛するとします。
 で、上記「きょういくブログ」は、その裁判の結果をどう評したかといいますと……

 丸子実業高校いじめ自殺事件:自殺した生徒の母親に賠償命令!?
 http://kyouikublog.wpblog.jp/1105.html

 丸子実業高校いじめ自殺事件:「名誉毀損」訴訟の裏側
 http://kyouikublog.wpblog.jp/2203.html

 だとのことです。そして福田ますみ氏に対しては、

 丸子実業高校いじめ自殺事件を「でっちあげ」と攻撃するライター
 http://kyouikublog.wpblog.jp/6153.html
 ↓その記事中より引用。

 文章そのものは当方ではまだ入手していないものの、広告の内容、また筆者名をみるだけで、被害者遺族を攻撃し悪質な中傷を加えるものであろうことは容易に予想がつく。

 問題となっている丸子実業高校のいじめ自殺事件は、「でっちあげ」とはとうてい言えない内容である。


 ……読みもしないで「攻撃」「悪質な中傷」と決めてかかるのですね。もうため息しか出ません。


 ……と、2回にわたって『モンスターマザー』の概要を書いてきましたが……
 この本に登場するモンスターマザーの異常ぶりに悪寒がしてきたのはもちろんですが、それよりも背筋が凍る思いがしたのは、彼女を何の疑いもなく擁護し支援した「人権派」「弱者の味方」と称される人たちです。彼らは学校というものを「権力」だとみなしているため、常に学校を「悪」としか見られず、高山母のような人でも支援に乗り出してしまう。そんな危うさを持っているということが、この本を読んで認識できました。いったい、彼らの守ろうとしている人権とは、どういったものなのか。
 また、この本の読後に私の中で、ひとつの危惧が生じました。それは、
「今後本当にいじめによる自殺が起こっても、遺族が学校に嫌がらせをしていたのが原因ではないか、という見方をされてしまいかねない」
 ということです。被害者側にあらぬ疑いをかけられることにつながりかねない、と。その意味からも、この丸子実業高校の一件は暗い影を落とした、といえそうです。


(追記 2017-01-23)
 上記にて取り上げた「きょういくブログ」どうやら福田氏の著書を読んでいたようです。
 しかしいまだに「被害者(高山母のこと)への中傷が続いている」と書く始末。さらに
「『新潮45』に掲載された福田氏の『丸子実業いじめ自殺事件はでっちあげ』記事は、読んだだけでバカバカしいと思える内容だった。これは単発で終わりスルーされるものと思ったが、まさかの書籍化となり、被害者への中傷がされる形となった」
 とのこと。もう考えが完全に凝り固まってしまっているという印象しか受けません。

『モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い』を読んだ(前編)

 この連休中、私は『モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い』(福田ますみ氏著・新潮社刊)という本を読みました。↓amazonの紹介ページ。

 http://www.amazon.co.jp/dp/4103036737

 この本、2005年に長野県の丸子実業高校(現・丸子修学館高校)で起こった「生徒のいじめ自殺」とされた事件に関するルポルタージュです。なぜ「と“された”」と書いたのか? それはこれからつづっていく同書の概要をご覧になると、おわかりになると思います。ではその『モンスターマザー』の概要を――


 2005年12月6日、当時長野県立丸子実業高校1年の生徒でバレーボール部に所属していた、高山裕太くんが自宅で首をつって自殺する事件が起こりました。マスコミはこぞってこれを「いじめが原因の自殺」と報道。これはいじめ自殺事件と世間では見られていました。
 だが、その裏には「実は加害者は裕太くんの母親(以下高山母」と表記)のほうであり、むしろ生徒・教師らは被害者だった」という、一見すると信じられないような事情が隠れていたというのです。それを克明につづったのがこの『モンスターマザー』です。


 丸子実業高に入学した裕太くんは、2005年5月に突然家出をしました。高山母が、裕太くんに対し金を盗んだと疑って「出ていけ」と怒ったのがきっかけでした。幸い1日後に裕太くんは見つかりました。
 しかし同年8月、裕太くんはまた家出。前日に裕太くんが課題を提出していなかったことで、担任教師から「2学期の評定が1になるよ」といったことを言われたと知った高山母は、これが家出の原因と断定。すると高山母は
「うちの子が自殺したら、担任のせいだ! 学校のせいだ! 先生、生徒みんなで捜せ!」
 と、なぜか学校や教師に対して命令口調。教師たちは懸命に捜索しているにもかかわらず
「担任には学校をやめてほしい。裕太が死んだら担任は責任をとれ!」
 裕太くんは6日ぶりに東京で発見されました。しかし高山母は担任教師に対して「退職しろ!」と言い放つ始末。当時の校長も謝罪文を持って高山母の自宅を訪れるも「私たちを追いつめている、人殺し!」と叫ぶ有様。もう息子の家出の原因はすべて学校・教師にあると言わんばかりの態度。その後裕太くんは不登校に陥りました。
 それから高山母は県教育委員会に脅迫まがいともいえる謝罪要求を、電話・メール・ファックスで大量におこなうのでした。さらに「裕太くんがバレー部内で、彼のしゃがれ声をマネしてからかういじめを受けている」との内容を部員の家や顧問教師宅・学校に送りつけ「裕太くんが不登校となったのは、学校の対応のせいであり、部内のいじめのせいだ」とわめき続けるのでした。

 2005年9月半ばから、高山母は「裕太は部内で先輩からしゃがれ声をからかわれ、ハンガーで殴られるいじめを受けた」と主張、いじめの首謀者とされた生徒の家に執拗に抗議の電話をかけるようになりました。
 しかしその「いじめ」とされたことの内実は、
「当時流行していたコメディアンの持ちネタのマネを部員がしていたのを、顧問教師が裕太くんの声をからかっていると勘違いして注意した」
「上級生がハンガーで裕太くんを殴ったのは事実だが、それは裕太くんのみならず1年生全体におこなったもので、やり方は不適切だったものの、裕太くん個人を攻撃したわけではなかった」
 というものだったというのです。つまり、丸子実業高バレー部内には、最初からいじめといえるようなことは存在していなかった、ということです。裕太くんの不登校の原因は学校ではなく、母親の学校に対する行動が引き起こしていたのです。にもかかわらず、高山母は勝手に「担任が裕太を追い詰めた」「バレー部員が裕太をいじめた」と思い込み、ひたすら学校や教育委員会に対してヒステリックな抗議を続けるのでした。
 しばらくして、裕太くんは再び登校しようとするのですが、その際高山母は学校・教師・バレー部関係者を激しく非難する内容の手紙を作成、これを同級生全員に配らせようとしたといいます。そんなことをしたら、ますます裕太くんは精神的に追い詰められるであろうにもかかわらず。

 そして悲劇は起こりました。裕太くんが自殺したのです。部内でのいじめなどなかったにもかかわらず、「いじめ自殺だ」とのマスコミ報道によって学校は加害者とみなされ、バレー部顧問教師と部員たちは世間からいわれのない非難を浴びることとなってしまいました。
 高山母は「息子が自殺したのはバレー部内のいじめ原因、それを放置した顧問教師や校長、県の責任」として、いじめ加害生徒・教師・校長・県を相手取って損害賠償訴訟を起こしました。その際、高山母は「人権派」「弱者の味方」と称する「援軍」を得て、彼らの後押しのもと裁判に臨むのでした――


 長くなるので、続きはまた後日。

金沢にある、街のはずれのターミナル駅

 先日、また仕事で金沢へと行く機会がありました。今回は行った先の近くで、↓この駅があるのを見つけたのでした。
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 これは北陸鉄道石川線の野町駅。ここが起点、ターミナル駅です。
 この野町駅、写真で見ただけではわからないかもしれませんが、実はこの駅、金沢の中心街から少し離れた場所にあって、そのうえ大通りに面しておらず、細い路地を通らないとたどり着けない場所にあるのです。駅の周囲は住宅地。そこに割って入ったような立地です。ゆえに表からは見つけにくい駅となっています。
 通常、鉄道のターミナル駅といえば大通りに面していることが多く、また中心街にあることが多いものです。しかしここは細い路地の住宅地の中で、街のはずれにあります。全国的に見ても稀有な立地のターミナル駅といえます。
 まあ街のはずれといっても、近くにホテルがありますが。そのホテルのキャッチフレーズは「“孤高のターミナル駅”野町駅近く」でした。
 ↓これが野町駅のホーム。いかにも地方私鉄のターミナル駅の雰囲気を色濃く示しています。
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 ↓野町駅の時刻表。
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 だいたい1時間に2本の割合の運行です。

 近くに繁華街や名所があるわけでもない、普通の住宅地の中。駅からバスが出ているとはいえ、金沢駅まではかなり距離があります。そういう場所にあるターミナル駅、野町駅。一風変わった性格を帯びているこの駅、やはり鉄道ファンの心をつかんで離さないのだろうなあ、そんなことを思いました。

えちぜん鉄道に乗りました

 今日、仕事で福井県へと行きまして、その際に「えちぜん鉄道」に乗りました。
 えちぜん鉄道は福井県内を走る鉄道で、昔は「京福電鉄」という名でした。その京福電鉄の時代だった2000年と2001年に、立て続けに事故を起こしてしまい運行停止となる事態におよび、のちに第三セクター化されて、えちぜん鉄道として再出発したという経緯を持っています。
 ↓これが、えちぜん鉄道福井駅の入り口。
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 私、福井へは何度か行っているのですが、そのときのえち鉄福井駅は地平駅でした。それがいつの間にか、高架駅に変わっていたのです。
 ↓これはえちぜん鉄道の路線図。
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 勝山永平寺線の永平寺口駅。京福電鉄時代は、ここは「東古市駅」という名でした。そしてかつてはここから、永平寺へと向かう路線が伸びていたのです。しかしそれは、前述の事故続発による運行停止のあおりを受けて、えちぜん鉄道に引き継がれても廃止となったのでした。
 ちなみに、この路線図にある三国芦原線のあわら湯のまち駅。ここはボートレース三国の最寄り駅です。最寄りといっても、バスを使う必要があるほど離れていますがね。

 ↓えちぜん鉄道の電車。
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 1両のみのワンマン電車です。基本ワンマンなのですが、福井駅を出た先の福井口駅から「アテンダント」と呼ばれる女性乗務員が乗ってきます。このアテンダントは、無人駅から乗ってきた乗客に乗車券を販売する業務をおこないます。えちぜん鉄道は無人駅が多く存在するのです。
 アテンダントの存在はあるものの、車内放送は録音音声、ドアの開閉は運転士がおこなうなど、あくまでワンマン電車の形態をとっています。
 あと、車内には↓このような表示が。
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 どうやらえちぜん鉄道は、自転車を車内に持ち込んでもよいようです。この表示に書かれているとおり、にぎり棒にはゴムひもが結ばれていました。
 私はとある無人駅で下車しまして、帰りのときには乗車してから車内でアテンダントに「福井まで」と告げて、そこで乗車券を購入しました。こういった鉄道の雰囲気、人と人とのふれあいによる温かみが感じられて、けっこう好きです。


 最後に……JR福井駅から遠方へと行く方に、ちょいと耳寄りな情報をば。
 JR福井駅構内にあるそばの店「おそばだうどんだ越前」では、福井の名物となっている食べ物「ソースカツ丼」が販売されています。実はこのソースカツ丼、持ち帰りで購入することができるのです。「ソースカツ丼、持ち帰りで」と言って注文すれば、持ち帰り容器入りの温かいソースカツ丼を手にできます。550円です。これで特急電車の中でも、温かい状態のソースカツ丼を食べることができるというわけです。
 ↓その持ち帰りソースカツ丼が、こちら。
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 カツは3枚。ただし肉は薄いです。まあ550円では、これもやむなしですかね。


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プロフィール

エビフライ飯

Author:エビフライ飯
大阪府在住。男性。
発達障害の一種、高機能自閉症を抱えるボートレースとオートレースのファン。あと、たまに競輪も。
オートレース大阪ができて、関西にもオートレース熱発生の予感。
大の酒好き。



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風の世界へ進め!
~あるアスペルガー少年の挑戦


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